2015年9月30日水曜日

視線が快感6



「早くしろよ。変態!」
「見られたいんだろ?あぁん?その変態な格好をよぉ」
「そんな格好で公園をうろついてんだからよ。見て欲しいんだよな?」
「だったら見てやんよ。オナニーしろよ」
「さっさとしろ変態!それとも3人じゃ足りねぇのか?」
「もっと人呼んでやろうか?それとも警察行くか?」
3方向から嘲る声を浴びせられる。
「そんな格好で外を歩きながら恥ずかしいのか?」
「じゃぁこうしてやんよ。ほら」
最初は何をされたのか分からなかった。
急に目の前が暗くなり視界が塞がれたからだ。
サッカーユニを反転させて頭を覆われたのだった。
逆に首から下は素っ裸状態。
「さっさとしろ!ってんだよ!」
後ろからケツを蹴られた。
俺は仕方なくチンポを握る。
「おっヤリやがる。やっぱ変態は違うねぇ」
さらし者状態で俺はチンポを扱く。
息が上がっている。究極の興奮状態だった。
頭に血が上って何も考えられない。
不安と恐怖とそして興奮が内部から俺を突き上げていた。
「信じらんねぇ。人前でオナ扱くか?普通」
「それも外だし。変態丸出しじゃん」
「キモ。ホモだぜ。ホモ。ぜってぇホモだぜ」
先走りが大量に溢れてくる。
これ以上ないくらい硬く勃起し、破裂しそうだった。
はぁはぁはぁはぁはぁ。。。
チンポを扱き続ける。
「おら、気分だして扱けよ」
またケツを蹴られる。
乳首を摘み、「あぁすげぇ。。。気持ちいい」そう呟きながら扱く。
そして、フィニッシュは唐突にやってきた。
塊が下腹部に集まりだし、ギュッと玉が縮んだように感じた瞬間、音がしそうな勢いでザーメンが迸った。
「ひぃ汚ねぇ。何しやがんだ!」
「出しやがった。マジで発射しやがったぜ」
「やーい。変態!変態!変態!」
そう囃し立てながら3人の男は、走っていく。
俺は呆然と夜の闇の中に突っ立っていた。
萎んだチンポと同時に、急激に気力が萎えてゆく。
突然、恐怖に駆られて、見境なく走り、部屋に戻った。
心臓がばくばく早鐘を打っている。
三和土に座り込み、息を整えた。
安心と同時に、今味わった屈辱と興奮を、反芻した。
やはり、露出はやめれそうにない。。。

視線が快感5



変態は加速する。欲望はインフレになる。
以前は十分満足できた行為が、慣れとともに物足りなくなる。
もっと。。。もっと。。。もっと。。。
ささやかな行為が快感に感じられるうちに歯止めが利けばよいのだけど、どんどんエスカレートしてゆくのが常だ。
露出による快感もハードなものを求めるようになっていた。
だからといって、社会的な生活を放棄するきもないので、常識と欲望のせめぎ合いが起こるのだ。

一見は普通のスポーツウェア。
薄手の丈の長いサッカーユニを羽織る。
下は何も履かない。
下着か?って。違う。短パンも下着も付けないんだ。
裾がちょうど股を隠すくらいギリギリの感じなんだけど。
少し風に吹かれれば捲れてケツも股間も丸見えになる。
だから、走るのも早足も無理。
いつ見えても可笑しくない感じが快感で、もうギンギンだった。
そのままだとさすがに勃起がばれるから、腰ゴムで腹に密着させてる。
横からみると違和感あるよね。やっぱ。
もうドキドキだから、暗い園路を選んで散歩する。
そんな時、20歳そこそこの3人組が近づいてきた。
興味津々て感じで、ニヤニヤ笑いながら俺を眺めてる。
ばれてる。。。かも。
すれ違うと思った刹那、ひとりに裾を捲られた。
「やっぱな。変態だろ。おまえ」
3人に囲まれた。
「なんだよ。その格好。変態丸出しじゃん」
「下着もなしかよ。その上、チンポぎんぎんじゃん」
逃げようとしたが、三方を囲まれ圧力を掛けてくる。
「そんな格好で夜の散歩か?見られて興奮するんだろ?変態兄貴」
「見ててやっからよ。そこで千ズリ扱いてみろよ」
頭の中が真っ白になった。。。

視線が快感4



着衣系の露出にはいくつかのパターンがあった。
最もお気に入りは薄い化繊のアンダーアーマーなのだけど、その次はやはり陸上競技ユニバージョンかな。
もちろん普通のユニも格好いいのだけど、ギリギリの露出度なやつがお気に入りだ。
色はやはり白。生地はナイロン。上は襟ぐりの極端に深いもので、わき腹から胸まで露出したタイプだ。
それに臍が見えるくらい丈はショート。
エアロビのウェアのようなものだ。
パンツはサイドのスリットが深く、下に履いたサポーターが丸見えになる。
本当はサポーターなしでジョギングしたいのだけど、無茶苦茶ショートだから横からこんにちはしてしまうのだ。
さすがに、モロをぶらぶらさせて走るのは問題があるので、粗いメッシュのスーパービキニタイプのサポーターを下に履く。
勃起してしまうと全く役に立たないのだけれど。

このタイプのときは、夜に走ることにしてる。
同じような露出系の奴が多い時間。
ひとっ走りして、汗をかいたらストレッチだ。
広い園路のベンチを使ってストレッチする。
足をベンチの背もたれに掛けて、ぐっと股を割る。
小さいパンツが捲れ上がって、サポーターが露出する。
網目のサポーターに押し込んだ玉や竿がむっちりとはみ出す。
それらしい趣味の奴が意味深な視線を送ってくる。
中には、ストレッチしている俺の横までやってきて、話しかけながら玉を撫でようとする奴すらいる。
だが、俺は露出が趣味なだけで、夜の公園で発展する気はない。
見せ付けるだけ、見せ付けたら、さっさとジョギングに戻るのだ。
筋肉を虐めながら、夜の風を受けながら走るのは気持ちよい。
小さな布切れだけで局部を隠して、見えそうで見えないチラリズム。
汗が化繊に染みて、肌が透けて見える。
ケツの部分は汗に光って、小さなサポーターが丸見えだ。
勃起してしまうから、サポーターの先端から亀が顔を出す。
化繊に敏感な亀頭が擦れて、走りながら俺は発射する。
あぁ変態だ。俺。すげぇ。変態だ。。。

視線が快感3



1時間もウォーキングすると全身びっしょり汗をかいて、アンダーアーマーのエロさもマックスだった。
いい感じに日も暮れ、残照が残っている状態だった。
ウォーキングの後は芝生広場に陣取って、みっちりストレッチをこなす。
暖かい時期だから、多くの人がジョギングやウォーキング、ストレッチや筋力トレーニングに勤しんでいる。
園路近くの芝生に場所を取り、まずは立位体前屈だ。
ウェアがケツの割れ目に食い込むを感じながら、しっとりと濡れた体をゆっくりと伸ばす。
園路を走っている人々の痛いほどの視線を感じる。
鍛えられ引き締まったケツから脚への美しいラインに筋肉が浮かび上がっているはずだ。
ぱっと見には素っ裸でストレッチをしているように見えるかもしれない。
あまりに体のラインが露わだからだ。
縮もうとする脚と背中などの筋肉や腱を力まずに伸ばしきる。
次はブリッジだ。
足を肩幅に開き、ゆっくりと背後に反り、地面に両手を付いて腹部を突き出す。
もちろん股間は園路の方向を向いている。
ほとんどむき出しのペニスがクッキリと浮き上がり、濃い茂みが影を作っていることだろう。
足と手の間隔を縮め、勃起したペニスの形を誇張するように突き出す。
あぁ。先走りが滲み出す。
汗とすけべ汁が溶け合って、化繊のウェアを汚してゆく。
点り始めた園路灯の光に曝されて、エロいシルエットが芝生に落ちた。
もっこりと弓を作ったペニスが親亀の上の小亀のようだ。
力を抜いて仰向けに寝た。
深呼吸を繰り返し、弛緩する。
次は肘倒立だ。
手の平から肘にかけて地面に密着させ、つま先に力を入れ徐々に持ち上げてゆく。
完全に直立して、少し背後に反る感じ。
こうすることで、股間が強調できる。
足の先から血が降りてきて上気してくるのを我慢する。
下腹部に力を入れ、ピクピクと動かしてみる。
そのたびに薄い化繊の生地が生き物のように跳ねる。
あぁダメだ。イッてしまいそうだ。
ギュッと肛門に力を入れた。
前立腺が収縮するのを感じる。
イク。。。イッちまう。。。
園路をゆく人々の視線を感じながら、大量のザーメンを吐き出した。
腹や胸を覆うアンダーアーマーが、じっとりとザーメンを吸い、滲み出してくる。
俺はその場に倒れこみ、脱力した。

視線が快感2



走るのではなく、大またで早足に歩く感じ。
15分もウォーキングしていると全身から汗が噴き出して、それでなくても透過性の高いナイロン生地は半透明になる。
特に汗のかき易い背中からケツの割れ目だったり、脇や下腹部は見る間に透過して地肌が浮き出る。
こうなったら、もう半分以上裸で歩いているようなものだ。
だが、裸とは違うのだ。
薄い化繊を通してクッキリと浮き上がる筋肉、黒い茂み、そして勃起したペニス。。。
夕焼けに空が燃える頃だからギリギリ許される露出行為。
これがもっと明るい時間帯だったり、暗闇だったりすると、変態がうろついていると通報されてしまう。
まぁ今だってその危険性はあるのだけど。
このギリギリ感が堪らない。
変態を見る好奇心の視線を浴びて、俺は興奮する。
もうそれだけで射精してしまいそうなくらい。
すれ違うのは一瞬のことだし、夕闇迫る時間だから、見間違いか?まさかね?なんて見逃してくれる。
今も興味津々で俺の身体をチラ見していく若い男とすれ違う。
たぶん、振り向いて俺の格好を確かめているはずだ。
何の違和感もなく、ただウォーキングしている風を装う。
アンダーアーマーがケツに食い込んでいる様子を見て、「変態だこいつ」そう思っているに違いない。
あぁぞくぞくする。
化繊に擦れて勃起が更に硬くなる。
思わず射精してしまいそうだ。

大体において身体を鍛えている奴はM気があって、ナルシストだ。
己の鍛え上げられた肉体を鏡に写して越に浸る。
身体のラインが良く分かるぴったりフィットの服装を好む。
みんな露出狂で、ナルシストで、変態だ。
その強弱があるだけ。
俺は強度のナルシストで、露出狂で、変態なだけ。
あぁまた、前から来た親爺が目を丸くしている。変態を見る目で俺を見る。
もっと、見てくれ。もっと変態を見る目で俺を嬲ってくれ。
その視線が俺の快感中枢を駆け巡り、ぞくぞくさせてくれるのだから。
あぁ堪んねぇ。

視線が快感1



夕刻のまだ日が暮れきらない時間に部屋を出た。
近くの運動公園でウォーキングするためだ。
公園はとても大きくて、陸上競技場や野球場、体育館があって、広々とした芝生広場や樹木の生い茂った森もある。
車両の乗り入れが規制された園路も縦横無尽にあるから、トレーニングにもってこいなのだ。
部屋から徒歩10分の場所にあるから行きたいときにいつでも行ける。
平日休日を問わず、早朝から夜遅くまで多くの人で賑わう。
夕刻から夜に掛けては、家族連れや小さい子供の割合が減って、年齢層がぐっと上がる。

今日の俺の服装は、白いナイロン製のアンダーアーマーだ。
ロングタイプだから手首から先と首から上だけしか露出がないのだけれど、ほとんど肌が透けて見えるほど生地が薄いものを選んだので、身体にぴったり張り付いたウェアは筋肉の流れを如実に現している。
もちろん下着は身に着けておらず、わざわざ裏地をカットしている股間部分は陰毛の黒い影とペニスの形をもクッキリと浮き上がらせる。
伸縮性の優れた素材でできたウェアは、全身にフィットして、乳首から腹筋の形や尻の割れ目もはっきりと示す。
姿見に全身を写して見ると、その姿は全裸よりもずっとエロい。
はっきり言ってエロい。
変態丸出しの格好と言っても過言じゃないだろう。
こんな格好でウォーキングし、芝生広場でストレッチ運動をする。
俺の姿を見て、人は目を丸くする。
前からやってきた奴は、最初びっくりした表情で俺を見て、そして視線のやり場に困って目をそらす。
通り過ぎたところで二度見する奴もいる。
尻の形も露わな俺の全身を珍しいもののように眺めることになるのだ。
その視線に俺はぞくぞくとした興奮を覚え、勃起してしまう。
さぁ。今日も頑張ってトレーニングだ。

2015年9月14日月曜日

海の家のアルバイト9



明け方前に部屋に戻って、軽く眠った。朝早くから起きて、海の家の準備に入る。朝食から海の家の準備の間も俺は彼らと会話を一切していない。彼らも俺には干渉してこず、黙々と作業をこなすのみ。昨夜の寝不足もあって動きが少し緩慢ではあったが、とりあえずの作業はこなした。海の家のオーナーは、元気がない俺を気遣ってくれたが、曖昧な返事を返すに留めた。

真昼の日射がきつく、なんどか座り込みそうになったが、なんとか耐えた。日が沈みかけ、仕舞いに入ると、サクサク作業を終わらせ、ひとりで部屋に戻った。そして、ひとりで風呂を浴び、ひとりで夕食を済ませた。彼らと一緒に部屋にいるのは苦痛だったので、夕食後は散歩に出かけた。アルバイトを切り上げて帰ろうかとも思った。しかし、悩んだ末、それだけは我慢することにした。

夜も更けて民宿も寝静まったころ、部屋に戻って、布団に入った。彼らは先に寝ていて、イビキすらかいている。昨日の疲れもあって、俺はすぐに寝入った。

熟睡が破られ、夜中に目が覚めた。悪夢の再来だった。俺は素っ裸で両脚を持ち上げられ、今まさに後と前にチンポを突っ込まれそうになっていた。抗おうにも両腕にはクチに突っ込もうとしている奴の膝が乗っており、両脚は後に突っ込もうとしている奴の肩に掛かっていた。そして、昨日と同じように既に何かを盛られた感覚があった。全身が汗でびっしょりで、腹の奥が重く、そして、昨日のようにケツの中が熱かった。俺の見開かれた目を覗き込むようにしながら、クチにチンポを突っ込み、そして囁いた。

「昨日も良かっただろ?これから、毎日楽しもうぜ。どうせ犯られるんだから、感じないと損だろ?」
俺の目は絶望のあまりブラックアウトした。スイッチが切れたように、全身から力が抜けた。そして、それを感じ取った2人は静かに腰を振り、俺を犯し始めた。心は嫌がっているのに、身体は求めている。そんな分裂した状態がまた続いた。眦から涙が零れる。でも、それは単に絶望からだけじゃないかもしれない。実際、俺は感じていた。犯されて、輪姦されて、確かに感じていたのだ。もう遅い。俺は彼らの罠に落ちたんだ。毎日、こうやって彼らのオモチャとして輪姦される運命にあるのだ。そして、最後は、俺もそれを喜びと感じてしまうのだろう。そんな予感があった。もう後戻りは無理なのだ。彼らの腰使いに合わせて、俺の舌や腰が動きを合わせ始める。

クチを犯している奴がニヤリと笑った。
落ちたな。そう確信する笑みだった。