2023年1月31日火曜日

それでも君が07(復刻:加筆修正版)

 今の俺は、彼と彼が与える辱めや焦燥、放置、痛み、愛撫、快感、兪樾なしではやっていけないくらい依存してしまっていた。彼から届くメールが待ち遠しくて、恋する女子中学生みたいに、携帯を取り出してはアプリを起動したり、切り替えたりたりしていた。一度会うと、しばらくは音沙汰がなく、俺を焦らしているのは分かり切っていた。だから、1週間から2週間は全く連絡がない。今までの経験からそれが分かってはいても、もしかしたらとスマホとにらめっこをする。いつもそわそわと落ち着きがなく、同僚や上司から何度となく、最近の様子がおかしいと言われている。

 このままでは仕事に支障をきたしてしまいかねないくらい落ち着きがないのである。だが、分かってはいても自分ではどうしようもなかったのだった。そんな日々が2週間ほどが経ったある日の夕方、待ちに待った彼からのメールが届いた。その内容を怪訝に感じながらも、指定された土曜日の夕方に彼の通う大学へと向かった。

 大学を卒業してかなりの時間が経っているので、久しぶりのキャンパスは新鮮に感じた。土曜日の夕方ということもあってか、学生の姿はまばらだ。メインの通りを抜けて、建ち並ぶ校舎から少し離れると、ソフトボールなら四面は軽く取れそうなグラウンドに出た。グラウンドの周囲には体育館やスタンド付きのプール、武道場に球技場、そして体育会のクラブハウスが建ち並んでいた。

 俺が卒業した大学とは違い、運動系の施設は思った以上に立派だった。グラウンドの奥には、別の競技場があるとのことだったので、俺はクラブハウスの横を通り、さらに奥へと向かう。彼から着るように送られてきたウエアは、あまりに刺激的過ぎて人目が気になって仕方がない。

 それは、素材がポリエステルの真っ白いトライスーツで、ご丁寧に下半身の補強やあて布が切り取られてあるから、薄い化繊の布地を通して、完全に勃起したイチモツがクッキリと浮き上がっている。鍛えられた肉体にピッタリフィットして、筋肉の凹凸をそのまま浮き上がらせる生地だから、ほとんど素っ裸でいるようなものだ。もし、生地の色が肌色だったなら、遠目には素っ裸の男が歩いているように見えただろう。

 艶のある化繊越しに見る肉体は、あるいは全裸でいるよりもエロいかもしれない。女学生と対面しようものなら、「変態」と悲鳴を上げながら走り去るに違いない。警察沙汰になっては、大変なので、指定された場所にたどり着くまで、ゆったりとしたジャージの上だけ羽織って良いことになっていた。

 指定された第2競技場の裏にたどり着いた。ここは、キャンパスでも最端部のようで、鬱蒼と茂る森の向こうは隣の敷地のようだ。休みと言うこともあって、付近に学生の姿はない。俺は、覚悟を決めて、ジャージを脱ぎ、競技前に行うストレッチを始める。伸縮性に富むトライスーツは、俺の筋肉の動きに追随し、ピッタリとフィットしたまま一部の隙もない状態を保つ。身体を前後に曲げる運動をするたびに、勃起した股間を突き出し、濡れたケツを突き出すことになる。もしその様子を誰かが見ていれば、変態がこれ見よがしに運動していると思うだろう。適度な運動で、軽く汗をかき、薄い生地がしっとり濡れて、さらに、エロさが増していく。

 遠くからかけ声とともに、複数の揃った足音が聞こえてきた。集団でランニングを行っているようだった。その声と足音は、少しずつ大きくなるようで、こちらに向かっていることが察せられる。胸の鼓動が激しくなり、喉が渇いて仕方がない。彼の命令だったから、俺は体操を止めることができない。明らかに集団はこちらに向かっているようだ。

 果たして、彼らは日常のランニングコースを走っているだけなのだろうか。それとも、意図してこちらに向かっているのだろうか。顔が上気し、俺の股間は意に反してますます硬度を増す。

「イッチ、ニッ、イチニィサンシィ」

 かけ声とともに、ザクザクと地面を踏みしめる足音が近づいてくる。第2競技場の建物角を曲がった10人程度の集団が、規則正しい隊列を組んで、かけ声とともにやってくる。

「イッチ、ニッ、イチニィサンシィ」

 何事もなかったかのように集団が俺の横を通り過ぎるかに思えた。しかし、一旦通り過ぎた集団の中に、かけ声でない雑音が混じる。少し行きすぎたところで、彼らはUターンして、こちらに戻ってきた。かけ声は止み、ザクザクと地面を踏みならす少し乱れた足音が戻ってくる。

「変態みっけ」

 先頭の屈強な身体をした学生が、いやらしい笑みを顔に貼り付けて俺を舐めるように見た。バラバラと隊列を崩した学生に俺は取り囲まれる。

「こんなところで何してんの?おじさん」

 俺の動きは固まる。おじさんって!そんな年じゃない!と抗議の視線を送るも、まったく相手にされない。

「でかいチンチン勃起させて、エロい格好で何してんの?」

 遠巻きで俺を囲んでいた輪が少し縮まる。

「俺たちを誘ってる?突っ込んで欲しいの?」

 股間を節だった拳で揉みしだきながら、口々に野卑た言葉を投げつけてくる。俺は恐怖を感じはじめ、動きを止める。

「そんな鍛えられた身体してんのに、穴は濡れてる?もしかして」

「犯っちゃおうか?」

「犯っちゃおうぜ。こんなエロい格好で、こんなとこにいるんだから期待してんでしょ」

「若い雄に輪姦されて喜ぶ変態なんでしょ?」

 雄の汗の臭いに噎せそうになるほど、濃厚な空気が俺を包みこみ、思考が停止する。

「とりあえず、部室に持ち帰ろうぜ」

 先頭だった男が、俺の脱いだジャージの上着を拾って、有無を言わせず後ろ手に縛った。筋肉の鎧をまとった男達に囲まれて、俺は抗うことも出来ず自由を奪われる。着いて来いと命令され、彼らに取り囲まれたまま歩き出す。

 部室はそれなりの規模の鉄筋コンクリート製で、10人くらいの人間が入っても十分余裕のある部屋だった。体育会系の学生達らしく、競技用のユニフォームや練習着がベンチなどに散乱し、飲みかけのペットボトルが転がっている。洗っていないユニフォームを放置しているのか、饐えた臭いが部室に充満しており、体温の上がった男達からさらに汗くさい臭いが立ち上っていた。

 俺は部屋の中央に引き出され、跪かされる。ニヤニヤ笑いを顔を貼り付けた男達に取り囲まれ、恐怖に萎縮する。ケツの穴がキュッと締まる思いだったが、股間の勃起は静まってくれない。

 先頭だった男がどこからかハサミを持ち出して、俺のトライスーツの股間とケツの部分に穴を開けた。解放されてブルンと踊り出したイチモツは、竿に血管を浮き立たせ、膨らんだ亀頭はくすんだピンク色に艶やかに光っていた。鈴口の割れ目から透明な粘液が溢れ出し、重力に引かれて床に向かって垂れ落ち、蜘蛛の糸のように鈍く光る。汗をかいて濡れたケツの割れ目から、発情した雌の印を漂わせているのか、男達の目の奥がギラリと光を放つ。

 俺は後ろ手に縛られ、上半身を前掲し、両膝を開いて力を入れなければ倒れ込んでしまいそうな格好で跪いている。情けない格好のまま彼らの足下を見つめるしかなかった。ひとりが一歩前に進み出て、俺の髪の毛を鷲掴みにし、引きずり出した蒸れたイチモツを口に突っ込んできた。小便と汗が混ざった不快な臭いが鼻孔に広がるが、俺は抗うことも出来ず飲み込むしかなかった。

「歯を立てんじゃねぇぞ」

 後頭部を両手で抱えるようにして引き寄せられ、イチモツが喉に侵入する。異物を押し戻そうと、反射的に胃液が逆流して口の端から吹き出す。少し緑がかった白濁の胃液が迸り、床を汚す。しかし、男は意に介せず、口にイチモツを突っ込んだまま腰を前後させて喉を犯す。たちまち鼻水が垂れ、涙が溢れ出して俺の顔はドロドロになる。

「すげぇ締まる。気持ちえぇ~」

 男はガシガシと腰を振り、自分だけの快感を楽しんだ。俺は身体を支えているのがやっとの状態で、冷たい男達の視線に見下ろされ、屈辱と恐怖のあまり抵抗ができない。しかし、俺の股間では、さらに硬度を増したイチモツが俺の意思とは関係なく、重そうに揺れている。精神的には縮み上がっているにも関わらず、俺のM性は更なる仕打ちと刺激を求めてズキズキと疼く。痛みと快楽の信号が混線した神経は、ますます熱を発して駆けめぐり、俺を深みへと落としていく。

 最初の男が、俺の胃液と涎で濡れて、ヌラヌラと妖しく光るイチモツを引きずり出すと、次の男が入ってきて、俺を犯した。もうはき出す胃液もなくなってしまい、空えづきが俺を苦しめる。胃と食道の肉の管が、伸びたり縮んだりして体力だけを奪っていく。男達は涙と鼻水でドロドロになった俺の顔を見下ろし、肉食獣の冷淡な嘲笑を貼り付けて、楽しそうに笑っている。2人めの男もまた、精をはき出す前に次の男にタッチする。楽しみながら俺を徹底的にいたぶり、快楽を追求するつもりのようだ。喉を食い破られ、内臓を食いちぎられて、バラバラにされるような絶望的な気分に落とされていく。

 俺はどこまで落ちれば良いのだろうか?

それでも君が06(復刻:加筆修正版)

 しばらく、彼のイチモツをしゃぶっていると、彼は俺の顎にそっと指を沿わせて押した。俺はしゃぶるのを止めて、彼を見上げる。彼は屹立したイチモツをジーンズの中に押し込むと、俺の耳元で囁いた。

「部屋に帰るからスラックス履けよ」

 慌てて下着を付け、スラックスを履く。鞄を持って準備を整えた。彼は外の気配に気を配っている。小便をしていた人が手を洗って出ていくのを感じる。気配が途切れたのを確かめ、彼はそっと扉を開けた。誰もいないようだ。彼の目配せに従って、個室を出た。少し間を開けて、彼に続いた。

 彼が部屋の鍵を開けるのももどかしい。彼に続いて靴脱ぎに身体を滑り込ませ、ドアを閉めた。振り向くと目の前に彼の顔があった。彼の手が俺の首の後ろに回され、引き寄せられた。唇が重なり、甘く切ない舌が差し込まれる。俺は甘美な快感に打ち震え、舌を吸った。

 以前のように荒々しく扱われると思ったが、彼の所作は優しい。年上の俺が、かなり年下の彼に優しく扱われて、女のように小刻みに身体を震わせる。キスをしながら彼はジーンズを下ろし、靴下を脱ぎ、唇を離した瞬間にTシャツを引き抜いた。素っ裸の彼を前にして、慌てて俺も服を脱いだ。

 雄々しいまでに屹立する彼のイチモツを捧げ持ち、俺は跪く。臍に届く程に天を突くイチモツを引き寄せ、ピンク色に艶やかに光る亀頭を口に含む。エラの裏を唇で刺激し、舌先で鈴口を舐める。吸い込む様に口中の粘膜で包み込み、ゆっくりと喉の奥まで呑み込む。喉チンコを通過するときに嘔吐感が込み上げて来るが、ぐっと押さえ込んで更に奥へと呑み込む。上目遣いに彼の表情を伺うと、眉間に皺を寄せて気持ちよさそうだ。

 奥まで突っ込むと気道が塞がれて呼吸ができないのだが、極限まで我慢して、奉仕を続ける。彼が喜んでくれている。そう感じるだけで俺は興奮して果ててしまいそうだった。女房を抱いても得られない満足感が、ぞくぞくと背筋を這い昇る。窒息しそうになって彼のイチモツを吐き出した。

 彼は俺の頭を優しく撫で、「シャワー浴びてくれば?」と微笑んだ。俺は頷き、脱ぎ散らかしたスーツを集めて、脱衣所に向かった。

 ケツの準備も整え、バスタオルで身体を拭うと、彼が腰掛けるベッドに向かった。四つん這いになって彼の股間に顔を埋める。

「良い眺めだぜ。見ろよ。この物欲しそうなマンコ。濡れて、ひくついて、俺を誘ってる。姿見があることが分かってても躊躇なくマンコ晒して俺のをしゃぶってるリーマン兄貴が卑猥だ。こんなマッチョなのにマンコ疼いて仕方なかったんだろ?」

 俺の後ろには大きな姿見が立てかけてある。ケツの奥まで晒して、彼のイチモツを再び呑み込む。先走りは少し苦いのだが、どんな密よりも甘く感じてしまう。歯を立てないよう気づかいながら、口を窄めて粘膜全体でイチモツを包み込み、刺激を与える。止めどなく溢れる先走りが彼の興奮を表しているようで嬉しい。

 彼は俺にしゃぶらせておいて、ローションを手に取り後ろに塗り拡げていく。プクリと膨らんでいるはずの襞に沿ってローションを塗り込み、指を滑り込ませた。抵抗する括約筋を押しのけ、指が入ってくる。肉襞にローションを塗り拡げ、さらに侵入してくる。濡れきってマンコになってしまった俺の穴は、それだけで感じてしまい鼻から吐息がもれる。

「マンコがピンク色で綺麗だ。濡れて、熟れて、吸い付いてくる。ここが、気持ちいいんだろ?俺には逆らわないことにしたんだ?年下の男に命令されるままに股開くことにしたんだ?欲しくて、欲しくて仕方なかったんだよな?」

 奥まで突っ込まれた指の腹が、俺の敏感な場所を探して這い回る。ヒットした瞬間、俺の脊髄に痛みにも似た快感が走る。思わず彼の指を追いかけてケツを振ってしまった。彼の言葉責めは、俺を怯ませるどころか、さらに興奮させた。年下の男に虐められて、俺は喜んでいる。股間のモノを屹立させ、マンコを濡らして、股を開く淫乱野郎に堕ちてしまっているのだ。でも、そのことが恥ずかしくて、恥ずかしすぎて真っ赤に頬を染めてしまっているはずだが、彼の命令には逆らえない。

 彼は指を抜き、俺の口からイチモツを抜き出すと、俺に回れ右をさせた。床に伏せ、ケツを高く突きだした淫乱マンコ野郎の卑猥な格好が鏡に映っていた。当然のことだけれど、こんな恥ずかしい格好を人前でしたことはない。

 彼は俺の穴を確かめるように顔を近づけ、そして舌先で蕾を舐めた。

「はぅ。。。」

 彼が俺のケツを舐めてくれるなんて思ってもみなかった。それだけで感動してしまって、快感のボルテージが上がる。

「ほら、自分で拡げて見せろよ」

 俺は言われる儘に、両手で尻タブを開き、マンコを晒す。内側の柔らかい粘膜に舌先で刺激を与えられると、俺の身体は勝手に小刻みに震えた。

「とろとろじゃん。チンポから先走り垂らしてさ。ほんと淫乱な雌猫だよなぁ」

 彼は呆れたように呟くが、なぜか嬉しそうだ。

「自分の姿を鏡で見てみ?エロい顔してさ」

「あっ。。。」

 彼の舌先で刺激されるたびに電流が体内を駆けめぐり、マンコの奥は熱を持ってトロリと溶け出す。

「いい顔するよなぁ。すげぇそそる。俺の言うことだったら何でもするよな?」

 俺は必死で首を縦に振る。

「言ってみ。言わなきゃ分かんないじゃん」

「はい。何でもします。抱いてくれるなら何でもします。だから。。。」

「ん?もう我慢できないの?」

「はい。。。マンコから溢れ出しそうで。。。」

「ほんと。こんなガタイして、良いチンポぶら下げててさ。ドMのマンコ野郎だし」

 彼は呆れて苦笑する。

「でも、淫乱で自分に正直な奴は好きだよ」

 彼はいきり勃ったイチモツの根元を握り、先を穴に宛う。そして、ゆっくりとローションを塗り拡げるように、穴の回りを滑らせる。早く突っ込んで欲しくて、俺は尻タブを押し広げる。狙いを定めると彼の大きな亀頭が肉襞を掻き分けて押し入ってくる。開ききっていない穴は、メリメリと音がしそうで、弛んでいない筋肉を押し広げて侵入してくる。それは、かなりの圧迫感で、マンコがイチモツで一杯になる感覚は幸福以外のなにものでもなかった。

 多少の痛みなど、この至福感の前には無意味だった。犯すように荒々しく突っ込まれるのも興奮ものだが、こういう風に優しく抱かれるのも感じてしまう。本当に俺の心は女になってしまったように感じた。女々しいという意味ではないつもりだ。雄として、だが、雄に犯される快感。

 根元まで埋没されると、イチモツの先が俺の胃を突き上げている。彼はゆるゆると腰を振り、俺の敏感な部分を集中的に刺激する。入れられたばかりだと言うのに、すぐに零してしまいそうで怖い。もっと、もっとこの快感を楽しんでいたいのに。

 内臓の形が分かる程に、彼のイチモツは存在感があるのだが、粘膜と突き入れられた凶器が一体となって溶けていく。こうやって何時間でもひとつになっていたかった。何度でも彼の精を受けて、孕んでしまいたかった。鏡の中の、溶けきってイッてしまった目の男が俺を見つめる。その男は、“とことん堕ちるところまで堕ちてしまえよ”と語りかけてくる。

 上から叩きつけるように凶器を内臓に打ち込まれて、俺はドロドロと溶けて、形を維持することができない。彼との間の境界が曖昧になって、彼の中に溶け込んでいく。内臓が零れだし、俺のギンギンに勃起した触覚から白濁した粘液となって溢れる。それは留まることを知らず、延々とこぼれ落ち、俺は抜け殻になっていく。感覚はマンコだけにしか残っていなくて、ただ抉られる快感だけが俺を満たす。ただの水風船のようになってしまった俺は、彼の腰振りに合わせてタプタプと波打つ。唯一接触している部分だけが、熱く痺れて、まるでマンコと脊髄だけになってしまったようだ。

 どうして、こんなに感じるのだろう。彼の凶器が愛おしくて、永遠に犯され続けていたいと思う。鏡の中の男がニヤリと笑う。少し離れて中に浮かんだ男も笑っていた。

2023年1月30日月曜日

それでも君が05(復刻:加筆修正版)

 あの刺激的な出来事があってから、2週間経っても連絡がなかった。彼とはメルアドも携帯番号も交換していたから、こちらから連絡しようと思えばできる。実際、翌週末にメールを入れてみたが、なしのつぶてだった。彼に突っ込まれ、翻弄された記憶がよぎると、ケツがジンジンと疼き、先走りで下着を濡らすほどに勃起した。

 まさか、女房がいる家でアナニーもできず悶々とした日々を過ごしたあと、鬱憤を晴らすように女房を抱いた。いつもと違う激しさに女房は訝しげだったが、文句を言うでもなかった。だが、女房を抱き、射精しても前ほどの満足感は得られず、翌日には悶々とした状態に戻る。何度、携帯を確認してもメールは届いてなくて、会社帰りにあの駅前から彼に電話した。

 コール音ばかりが虚しく響き、出る気配はない。いっそのこと彼の部屋に行ってみようかと悩んでもみたが、さすがにそこまではできなかった。そんなある日の昼過ぎ頃に彼からのメールが届いた。胸のポケットでバイブが振動したとき、即座にチェックすると彼からのメールだったのだ。挨拶も前置きもなく、ただ彼の命令だけが送られてきた。

「今日の午後7時に、〇〇駅ビルの2F西側トイレで待ってろ。奥から2番目の個室で。2度続けてノックして、しばらく置いて3度ノックするから、開けろよ。Yシャツにネクタイ締めたまま、下半身は裸でな。」

 すぐに彼にメールを返したが、それきり音沙汰はなかった。メールを読んだ瞬間に条件反射のごとく完全勃起して、スラックスの前がきつくなる。やっと会える。そう思うと、午後の仕事は集中できず、遅々として時計の針は進まない。彼に会えると考えるだけで、感じてしまい、勃起は一向に収まらなかった。

 同僚達に気づかれるのではないかと気が気でないのだが、どうにも収まらないのだった。頭に血が上り、上気した状態が続き、鼻血が出てきそうな勢いだった。定刻に仕事を終わらせると、後かたづけもそこそこに会社を後にした。怪訝そうな同僚の目を余所に、俺はいそいそと駅に向かった。

 電車の中で走り出したい思いを我慢しながらつり革に掴まり、揺れに耐える。注意深い人が俺のスラックスの前を見たら、勃起しているのが明らかなくらい突っ張っている。それとなく上着で見えないように隠し、素知らぬ風を決め込むが、ケツはジュンジュンと疼き、先走りが滲み続ける。時計を見ると、約束の7時10分前だった。

 ホームに吐き出される勢いで、我先に階段を上り、改札を出て、指定されたトイレに駆け込む。個室はどれも開いていて、指定通りの奥から2番目を確保できた。ホッとした瞬間に汗が噴き出してくる。時間まで余裕がない。俺は鞄を物置に置いて、スラックスと下着を脱いだ。Yシャツにネクタイ。そして靴下に革靴。下半身はむき出しで、それも完全勃起状態。誰かに見られれば、明らかに変態だと罵られそうな格好だ。

 トイレを出入りする気配に注意を向ける。既に約束の7時は過ぎたはずだ。時計を確認すると10分だった。小便器の前に何人かが立っている気配がある。誰もいない瞬間をねらって彼は入ってくるのだろう。待ちきれず、目眩がしそうだった。最後のひとりが小便を終わらせ、手を洗って出ていく。彼がやってくる。そう考えると震えがきそうなくらい興奮した。先走りの粘液が糸を引いて床に零れる。

 時計を確認した。7時20分だった。しかし、彼がやってくる様子はない。この駅にはもうひとつトイレがあった。西と東を間違えたか?と俺は必死に記憶を廻らせた。いや間違っていないはずだ。違う駅を指定されたのか?慌ててメールを確認する。しかし、場所も時間も間違ってはいない。焦りを感じながら、俺は間抜けな格好で彼を待つしかなかった。30分を過ぎた頃、バイブが振動した。彼からのメールだ。今の格好をシャメで送れと。俺は絶望感に襲われながら、彼の命令に従うしかなかった。己の間抜けな格好を自分でシャメにおさめ、送った。しばらくして、彼からコールがあった。声を殺して出る。

「情けねぇ格好だな。オイ」

「・・・・・はい。」

「そんなに俺が欲しいか?」

「はい。お願いします。下さい。前みたいに滅茶苦茶に犯して下さい」

 俺は恥も外聞もなく彼に縋る。今は欲望が勝っていた。2週間お預けを食らわされた狂おしいほどの欲情が体中を駆けめぐり、情けないなどと感じている暇もなかった。

「そっか。じゃぁさ。そのままの格好で個室から出て、鏡の前でシャメ撮って送ってこい。そうしたら褒美やるよ」

 俺は絶句した。いくらなんでも無茶過ぎる。しかし、彼は命令を伝えると、一方的に通話を切った。彼のことだ。コールバックしても無視されるだろう。俺は選択を迫られていた。もし、こんな格好で通路に出て、誰かに見られたら。言い訳のしようのない変態的な格好で、もし、知ってる人に目撃されたら。もし、駅員がたまたまやって来て、そのまま警察に突き出されたら。もし、掃除のおばさんが入ってきて、悲鳴を上げたら。最悪の想像は無限に広がっていく。

 しかし、彼のことだ。俺が命令に従わなければ、2度目はないだろうことが想像に難くなかった。それでもなお、俺の不詳の息子は勢いをなくすどころか、ますます猛り狂って、天を突き上げ、涎を垂れ流し続けていた。そう。俺は興奮している。彼に目覚めさせられた強いM気がドクドクと内蔵を突き上げ、ケツを濡らしていた。

 耳を澄ませた。外に人の気配はない。ドアを半開きにして確認した。誰もいない。しかし、最後の一歩が踏み出せない。踏ん切りが付かない。時間が刻々と過ぎていく。このラッシュ時に、誰もいない瞬間は、そう長く続くとは思えなかった。俺は儘よという思いで、ドアを抜け出し、鏡の前に急いだ。間抜けな格好の男が、携帯を握りしめて目の前に立っていた。屹立した股間はYシャツの間から頭を出して、ヌラヌラと妖しく濡れていた。鏡に向けて携帯を突き出す。己の情けない格好をシャメにおさめる。

 そして、鏡にケツを向けて、奥を晒すように足を拡げ、身体を捻ってシャメに撮った。トイレの出入口で人の気配がした。俺は、慌てて個室に戻り、鍵を閉めた。心臓が喉からせり出しそうなくらい鼓動を打つ。呼吸は浅く、喉が渇き、全身から汗が噴き出した。間一髪で人が入ってきた。

 ノックが2度響く。心臓が止まりそうになった。小さな音だったはずだが、そのノックは、俺の耳の横でドラをならされたくらいの衝撃があった。しばらくして、再び3度のノック。恐る恐る鍵を開けた。隙間から滑り込むように彼が入ってきた。俺は思わず涙ぐみ、縋るように彼を見つめた。彼は無言で俺を一瞥し、携帯を取り上げてシャメを確認した。彼は自分の携帯にシャメを赤外線送信し、俺の携帯から画像を消去する。そして携帯を俺に返した。

 おもむろに彼はジッパーを下げ、既に立派に育ったイチモツを突きだした。俺は彼の前にしゃがみ、神々しいまでの彼のイチモツを口に含んだ。細く涙が目尻をこぼれ落ちる。果たして、それは歓喜の涙だったのか、それとも。。。

 彼は俺が必死に奉仕するのを見下ろしているだけだった。

2023年1月26日木曜日

それでも君が04(復刻:加筆修正版)

 改めて振り返ると、あまりに強烈な体験だった。普段どおり仕事帰りに最寄り駅に降り立つと、駅前ベンチに、いかにも怠そうに彼が座っていた。ベンチに浅く腰掛け、だらしなく脚を投げ出して梅雨空を見上げているようだった。広場の反対側から彼の姿が目に入り、遠目に伺うと、その格好を見る限り、近くの大学生のようだ。クラブの練習で疲れたのか、彼は何をするでもなく、陽に焼けた筋肉質の身体を投げ出していて、残照に肉体が映え、俺には印象的に写った。

 なぜだか分からないが、俺は引き寄せられるように、彼が座っているベンチの方に向かった。そして隣のベンチに腰掛け、それとなく彼の様子を窺った。きりっと鼻筋が通り、眉の濃いルックスは、その鍛え上げられた体躯と併せて、精悍な感じがした。

 それは本能と言うものだろうか。言葉では表現できない何かを感じ取り、彼が同類であると思ったのだろうか。Yシャツの中で乳首が勃ち、下半身が充実していくのを感じた。彼にハメられているところを想像してしまい、思わずケツが疼いた。

 就職してすぐに、上司の勧めで器量好しと誉れ高い娘さんと結婚した。妻と幸せな家庭を築きながら、一方で満たされない何かを感じ続けていた。俺は女性とも男性とも両方いける口だから、夜の生活が苦痛だという訳ではない。しかし、既に自覚していたもう一方の欲望は、押さえ込もうとすればするほど沸々と発酵し、ガスを溜め込んで、ともすれば腐ったような悪臭を放っていた。そんな発情期の雌ネコのような欲求を持て余している状態で、彼に出会った。

 いつの間に移動したのか、俺が座っているベンチの横に立ち、どうでもよさそうに、ふて腐れた佇まいで、「1万でどう?」と呟いた。完全に読まれていたことにショックを受けて 、とっさに返す言葉もなかった。彼はずけずけと直截な物言いをした。こんなガキにと腹を立て、この場所を後にしようと立ち上がった俺だったが、投げつけられる言葉に俺は反応することができず立ちつくす。

 言いたいことを言って、彼はさっさと歩き出した。妻のことや子どものこと、会社の上司のこと、誰かに見られてるかもしれないという恐れ、色々なことが脳裏を駆けめぐる。しかし、彼の持つ有無を言わせない吸引力に引きずられ、俺は彼の後を追った。今まで経験したことのない刺激に翻弄されながら、彼の言いなりに堕ちていった。

 素のままの俺の欲望を無理矢理引きずり出す彼の手腕は、年だとかそんなこととは関係なく手慣れたもので、そして途方もない快感を俺に刻み込んだ。身体の自由を奪われ、焦らすだけ焦らして、彼は俺を犯した。まさしく犯すという感じで、情け容赦なく凶暴なマラを俺に突っ込み続けた。

 前半の丁寧な、あまりに執拗な愛撫に俺の我慢は限界を超えていた。内部に溜め込まれたマッタリとした快感が溢れ出し、彼のいきり勃ったマラを受け入れたくて、激しく犯すように突っ込んで欲しくて、狂いそうだった。だから、目の前に差し出されたマラを銜えられなかったとき、俺は恥や外聞も捨て、ただひたすらしゃぶりたくて仕方なかった。

 呼吸することもままならない状態で、口を犯されても、喉の奥までマラを突っ込まれて嘔吐で涙と胃液にまみれて、普通だったら怒り出してるかもしれない状況でも俺の下半身はギンギンに勃起して、先走りを垂れ流すほど興奮していたのだった。永遠と思われる苦痛から解放され、貪るように空気を求めた。後ろ手に縛られたままだったから、ドロドロになった顔を拭うことすらできず、でもまたすぐに喉を犯して欲しかった。

 多少のM気があることは自分でも知っていたが、彼が指摘するように、こんなにも自分がドMだということには気づかなかった。遙か年下の彼に物のように扱われて、情けなくて、そして苦しくて、それでも彼のマラを突っ込んで欲しかった。今や俺は否定しない。俺は彼に翻弄されて喜んでいるのだ。容赦なくレイプされるように、物のように扱われて興奮しているのだ。己の溶けきった表情を鏡越しに確認し、俺は目覚めた。内臓にくさびを打ち込まれて震えるほど感じた。ぶざまにケツを突きだし、恥ずかしい格好で穴を曝して、彼の凶器のようなマラを突っ込んで貰うのを焦れた。胃を突き上げられ、内臓をかき混ぜられ、襞にマラを擦りつけられて、敏感な部分を執拗に刺激された。鈍痛に似た快感が込み上げてきて、玉は収縮して精液を押し出そうとするが、根元できつく縛られていたからそれも叶わない。

 それに溢れ出しそうになる一歩手前で、彼は的確に刺激を逸らす。そのままトコロテンしそうになる快感の塊が力を失うと、また刺激を始めるということを繰り返す。押し寄せる波に翻弄され、突き上げてくる快感に震えながらも、発射することは叶わない。出口のない快感は積もり積もって頭が真っ白になり、凶暴な刺激となって全神経を駆け巡った。まるで全身がマンコになったような感覚で、内蔵の粘膜が彼の堅いマラにまとわりつき、絡みついているのを感じる。痛みにも似た快感の塊が下腹部で膨張して、太股の痙攣を止められない。次の瞬間、俺は射精をしたと感じた。

 しかし、実際にザーメンが吹き出した訳ではなく、射精の快感だけが延々と繰り返された。俺の目は何も見ておらず、俺の耳は何も聞いていない。ただ、爆発的な連続する快感が、激流の中の木っ端のように俺を翻弄し、時間感覚すら失って永遠の快楽の中で俺は溺れた。もはや犯されている内臓の感覚すら不確かで、下腹部から脳天に突き抜ける快感が俺の脊髄の神経を揺さぶり続け、全身の筋肉が緊張して、小刻みな震えは止まらなかった。

 気が付いたとき、俺はベッドでぐったりと横たわるだけで脱力し、指すら動かすのが億劫だった。今どこにいるかも分からない酩酊状態の中で、少しずつ引きつつある快感の残滓に心地よく浸っていた。可笑しそうに悪戯っぽい笑みを浮かべながら彼は、片肘枕で俺を見つめている。指の腹で乳首を撫でられるだけで、快感の余韻はぶり返し、マンコが濡れる。女のそれのようにたっぷりと蜜を滴らせて、溢れ出しそうだった。既に戒めは解かれていたが、全身に力が入らず、俺は彼にされるがままだ。濡れたマンコの膨らみに指を這わせると、熱く充血しきったそこは、泡だってすらいた。

「感じただろ?」

 彼は先程までの激しさからは程遠く、優しく、とてつもなく優しく俺に口づけした。言葉を返すことすら難しく、潤んだ瞳で彼を見つめながら頷いた。

「凄かったぜ。あんた」

 何がだろうと疑問に思う。

「壊れたかと思った。俺のチンポを食いちぎりそうな勢いで締めて、全身の痙攣が止まらないんだもん。白目剥いて、涎垂らして、訳の分からない叫び声あげてさ。ビデオでも撮っておくんだった」

 そういって、彼は笑った。

「こんなに感じたの始めてだ。ほんと壊れるかと思った」

 俺はやっとのことで答えたが、声は掠れて囁きになった。

「女房が同じ様な状態になったことは何回かあるけど、男もなるなんて。。。」

 彼はもう一度、優しく口づけして、ニヤリと口角を上げると続けた。

「これで、もう引き返せないな。あんたは立派な性奴隷だな」

「あぁ。そんな感じ」

 俺も素直に答えた。

「これほどドMで、マンコ野郎だとは思わなかった」

 自嘲の笑いを浮かべながら彼を見つめた。彼は嬉しそうだ。

「俺。イッたんだっけ?」

「いや。子種は零してない。女と同じ意味だとイッたんだろうけど。いかしてやろうか?」

「ん。。。なんかもう少しこの余韻を楽しんでいたい。まだ完全に熱い塊が抜けきってない感じがする。快感の残滓ての?残ってて、すごい幸せな気分」

 だが、時計を見ると、既に10時で帰宅しないとならない。身体が怠くて仕方なかったが、俺はシャワーを浴び、彼と連絡先を交換してから、駅前まで戻ってきた。ともすれば、脱力して、道ばたに座り込みそうになる身体にムチを打ち、帰宅の徒に付く。

 何の連絡もせず、これほど遅く帰ったことがないから、女房が訝しんでいるかもしれない。だが、まだ火照った体を持て余し気味で、今帰ると普通に接する自信がない。気を許せば、中にぶちまけられた粘液が零れ出しそうで、必死の思いでケツを締めた。本当に、俺はもう引き返せないんだと感じた。彼が何を望んだとしても、俺はそれを拒むことができずに受け入れるだろう。それも喜々として。

2023年1月24日火曜日

それでも君が03(復刻:加筆修正版)

 兄貴をひっくり返すと、真っ赤な綿ロープを取りだし、後ろ手に軽く縛った。そして、竿と玉の根元で細ヒモを使ってきつく縛った。それでなくてもギンギンの兄貴のマラは、はち切れんばかりに怒張し、赤黒く変色する。パンパンに膨れた亀頭は、破裂寸前の風船のようだ。触れるか触れないかの微妙なタッチで、兄貴の脇から脇腹にかけて指を這わせる。兄貴は小刻みに震えて、鼻に掛かった甘い声で鳴く。小降りの乳首が明らかに勃起している。舌先で転がしたり、前歯で甘噛みしたり、吸いながら舌先で刺激したりを繰り返す。そのたびに、兄貴は仰け反って、嗚咽を漏らした。かなり感度が良くて、弄んでいても飽きない。

 根元を締め付けられながらも、鈴口にはぷっくりと粘液が玉になり、今にもこぼれ落ちそうだった。怒張したマラは限界まで血管が浮き立ち、のたうち回って、グロテスクでさえある。中指を兄貴の口元に持っていくと、即座に吸い付き、舌を絡めて舐め上げる。たっぷりと唾液を塗した中指を、兄貴の後ろに持っていく。早く欲しいと、ぷくりと膨らんだ蕾に、兄貴の唾液を塗りつけながら、焦らすように中心を突く。兄貴は口を半開きにして、目をトロンとしてさせていた。もう一度中指を口に突っ込む。早く突っ込んで欲しくて、兄貴は必死に指を舐める。垂れ落ちるくらい唾を塗した指を、再び蕾に当て、ゆるゆると襞を撫でる。

「なぁ。。。頼むよ。。。焦らさないでくれ。。。」

 兄貴の懇願を無視し、ことさら丁寧に襞の間に唾液を塗り込んでいく。指を誘うように、蕾はひくひくと収縮を繰り返し、濡れた粘膜を曝す。開いた蕾の粘膜を指の腹で優しく愛撫する。兄貴は口の端から涎を零さんばかりの溶けた顔をして、愛撫に意識を集中させている。縛り上げられたマラは限界まで膨らみ、天を突いて打ち震える。粘膜に傷を付けないように細心の注意を払いながら、爪で軽く撫でてやる。強烈な快感に、兄貴は弓なりに仰け反って悶える。

「あぁすげぇ。。。こんなに感じるなんて。。。俺。。。」

「ガキに弄られて女みたいに感じやがって。変態」

「こんなの始めてだよ。。。」

「いつもは雄ぶって、大人ぶってるからだろ?雌犬のくせによ」

「・・・」

「穴撫でられただけで、こんなに感じてんだから、ここはマンコだろ?」

「あぁ。。。」

「どんなに鍛えて、筋肉の鎧を纏っててもマンコから汁垂らしてんじゃなぁ」

「やめて。。。くれ。。。虐めないでくれ。。。」

「は?虐められて喜んでるんだろ?感じまくってんだろ?本当に止めて欲しいのかよ?」

「あっぁ。。。」

「どうなんだ?やめようか?」

「やめ。。。ないで。。。」

「素直になれよな。お前は、雌犬なんだからよ。どんなに雄ぶってもマンコ野郎なんだよ。それも虐められて喜ぶドMのな」

「はぃ。。。ドMの雌犬です。。。俺はマンコ野郎です。。。」

「欲しいんだろ?」

「はい。。。たまんねぇよ。。。もう。。。」

「何が欲しいんだ?何を突っ込まれたいんだ?」

「チンポ。。。俺のマンコに硬くてでかいチンポを。。。」

「ふん。素直になってきたじゃねぇか。。。」

 俺は指にオイルをたっぷり塗すと、兄貴の穴に侵入する。指先を小刻みに動かしながら粘膜を刺激する。内側の熱い粘膜が、俺の指を痛いほどに締め付けながらも奥へと誘う。ぷくりと膨らんだ丘を指でノックする。体勢を入れ替え、兄貴の顔面に下腹部を突き出すと、後ろ手に縛られたままの不自由な格好で、必死に俺のマラを銜えようとする。兄貴がくわえ込めないように、わざとマラを動かして焦らしてやる。兄貴は口を大きく開け、舌を付きだし、必死な形相で俺の亀頭を追いかける。

 その間も後ろへの刺激を繰り返した。穴は二本目の指をくわえ込み、締め付けながらヒクヒクと収縮を繰り返した。艶々と光る亀頭を兄貴の口に突っ込む。兄貴は一心に吸い付き、エラの裏を舌でなぞり、奥までくわえ込んで喉の粘膜で締め付ける。俺は兄貴のしたいようにさせてやりながら、ゆるゆると腰を振り兄貴の口を犯す。デカマラを根元まで呑み込むと、兄貴の腹が収縮し、口の端から胃液が零れる。胃酸が鼻に逆流し、喉を焼いて辛いはずだが、俺のマラを吐き出そうとはしない。目尻から涙を零しながら、それでも必死に呑み込もうとする。指が痛いほど締め付けられた。俺は一旦指を引き抜くと、マラも口から引き抜いた。

 兄貴が俺のマラを追って頭をもたげる。首の後ろに枕を入れ、頭を仰け反るようにさせると、兄貴の上に馬乗りになり、マラを口に突っ込む。ゆっくりと喉の奥まで達し、下腹部が唇に突くまで押し込む。気道が塞がり呼吸ができないはずだ。嘔吐感で胃がでんぐり返り、胃液が口の端から吹きこぼれる。イマラチオ。兄貴の喉をマンコのように扱って腰を振る。兄貴は涙と鼻水と胃液でドロドロになりながら、それでも抵抗せず必死に喉を絞めている。もちろん兄貴のマラはビンビンで、透明な粘液が溢れ出している。

 これだけを見ても、相当のMであることが分かる。虐め甲斐があるというものだ。顔が上気して赤くなってきた。限界に近づいてきたようだ。俺は一旦マラを抜き、兄貴に呼吸を促す。ぜぇぜぇと荒い呼吸を繰り返し、空気を貪る兄貴を上から見下ろす。呼吸が落ち着いたところで、再び突っ込んだ。ケツを犯すように容赦なく腰を振る。後ろ手に縛られたままだから、嫌だとしても抵抗はできない。しかし、実際は喜んでいるのだ。それはマラがギンギンに勃起していることで分かる。根元を細ヒモで縛られているからだけではないのだ。とろりと溶けた妖しい目を見ても、それは十分理解できた。身体を捻り、マンコに指を突っ込んだ。こちらも中は熱くトロリと溶けて、発情状態である。

 口からマラを引き抜き、兄貴をひっくり返す。壁に立てかけた大きな姿見が見える位置に調整した。ケツを引き寄せ、突き出させる。後ろ手に縛られ、ケツを突きだし、穴を露出させた格好で、鏡越しに俺を見つめる。期待に上気した表情がエロい。先走りでドロドロの俺のマラを兄貴のとろけたマンコに宛った。熱い粘膜を擦り上げながら、ゆっくりと挿入する。

 締め付けは痛いほどだったが、抵抗はせず、俺の太いマラを呑み込んでしまった。19cm近くある俺のマラが埋没すると、兄貴の胃を突き上げる格好になる。慣れてない奴だと痛がって、腰を振れないほどなのだ。しかし、兄貴は慶びに打ち震え、粘膜をドロドロに解かして俺を受け入れた。俺のマラの形と兄貴の内臓の形がぴったりフィットする。大きなストロークで腰を振ると、兄貴は雄泣きして快感を貪る。溢れ出しそうになっても根元をきつく縛ってあるからなかなか果てることはできない。射精の快感ではなく、雌と同じマンコの快感だけで何度も気をイカせるのだ。

 ドライオーガズムスを体験したら、こいつは二度と戻ってはこれない。女を抱いても二度と満足感を得られなくなるかもしれない。兄貴の表情を鏡で確かめながら、一番感じる部分を探り当てる。そして、徹底的に責め、吹きこぼれる寸前でそれを外す。イキたくてもイケない状態を繰り返すうちに、快感が積み重なり、女のように白目を剥いて痙攣を始めるのだ。既に意識的には追いつめていたから、肉体的な刺激を適度に与えればなんなく落ちるだろう。兄貴は、白目を剥きつつ、涎を垂らさんばかりのエロい顔をして、瞳は何も写していないようだった。意味不明のうめき声を零しながら、太股が痙攣を始めている。俺は執拗に兄貴の感じる部分を責め立てた。

2023年1月23日月曜日

それでも君が02(復刻:加筆修正版)

「もっと見やすいように四つん這いになれよ」

 兄貴は膝を折り、リビングの床に跪く。ケツタブを拡げた格好はそのままで。身体を支えるために、胸と頬を床に付ける。

「こんな情けない格好で、マンコ弄られて感じてやがる。マジ変態だな?おまえ」

「・・・・・」

「返事は?嫌なら止めてもいいよ?」

「気持ちいいです」

「ふん。そこの鏡に映ってる自分の姿見てみろよ。情けねぇ」

「はい。。。」

「ガキの俺に素っ裸に剥かれて、マンコ拡げてよ。もっと弄って欲しいんだろ?」

「はい。。。」

「まだまだ突っ込んでやらないからな。俺を満足させたら太ってぇのやるよ」

「はい。。。」

 もっと気分を出させるために、一旦脱衣所に行き、タオルを持ってきた。四つ折りにして、兄貴に目隠しをする。何をされるか分からない恐怖が、Mの快感に換わる。リビングの小引き出しに仕舞ってあったものを取り出して、袋を破った。先を舐めて湿らせ、兄貴の股の間にしゃがむ。そして、尖った先端を突っ込み、一気に内容液を注ぎ込む。兄貴がビクリと反応するが、時既に遅しだ。もうすぐ強烈な便意が催してくるはずだ。だが、簡単には許さない。さぁこれからが調教の始まりだ。

 いきなりだが、直腸に冷たい液体が入ってきて、それが何なのか、想像が付いたはずだ。兄貴の下腹部を鷲掴みにしてこねくり回し、グリセリンを腸の奥へ送り込む。鍛えられている弾力のある腹筋を揉みしだくのは心地よかった。ゴロゴロと強烈な音が漏れはじめ、浣腸液が大腸に効いているのが分かる。容赦なく襲ってくる便意に下半身をもぞもぞと捻り耐えていた。

「トイレに。。。」

「まだまだ。。。我慢しろ。綺麗にしないとな」

 少しすると、兄貴の全身に脂汗が浮き出してきた。強烈な便意に耐えているのだ。腰を艶めかしく振り、太腿が小刻みに震え始める。

「頼む。。。限界だ。トイレに。。。」

「頼む?」

「お願いします。トイレに。。。トイレに行かせて下さい。。。」

「いいだろぅ」

 表情を見る限り限界に達しているようだった。兄貴の腕を取り、抱えるようにして立たせる。兄貴は、本当に限界まで我慢したようで、太股をきつく締め、ほとんど内股状態でチマチマと歩く。少しでも油断するととんでもない粗相をしてしまうところまで来ているようだった。目隠しはそのままにして、誘導していく。

 もう少しの所で目隠しを外し、背中をトンと押す。兄貴はよろけるように、そこへ踏みだして固まった。俺はすばやく窓を閉めて、鍵を掛けた。兄貴は引きつった顔で俺を振り返り、ガラス戸にへばりついて懇願を始めた。

「何を。。。頼む。。。お願いだ。。。もう限界なんだ。。。お願いします。お願いだから。。。」

 しゃがみ込んだ兄貴は下腹部を押さえて悶絶しながら、必死に言葉を紡ぎ出していたが、その前に限界を超えたようで、勢いよく水便をまき散らした。

「あぁ~あ。やっちゃった」

 俺はリビングで仁王立ちになり、ベランダで汚物をまき散らす兄貴を眺めていた。兄貴は目に涙を一杯ため屈辱に耐えていた。しかし、その表情はどこか緩みきり、開放感に浸っているようでもあった。俺は、ベランダに出るガラス戸を開けて外に出ると、洗濯機に繋いだホースを引き抜き、勢いよく水を浴びせかけた。全身に浮いた脂汗が流されていく。勢いよく迸る水が汚物を排水溝に流していった。ずぶぬれになった兄貴は、敵意の籠もった目で俺を睨んだ。

 俺は兄貴の顔の位置までしゃがみ、そして、優しく唇を合わせた。首の後ろに両手を廻し、引こうとする顔を強引に引き寄せ、キスをした。最初は硬かった唇がわずかに緩む。舌を差し込み、兄貴のそれに絡めた。兄貴はおずおずと応えた。目尻から細い雫が流れ落ちる。浴びせた水か。。。それとも涙か。。。

 兄貴の下腹部は既に勢いを取り戻し、ギンギンに育っていた。たっぷりキスをしてから、俺は準備しておいたバスタオルを手渡す。

「シャワー浴びておいでよ」

 兄貴はこっくりと頷くと、バスルームに消えていった。シャワーの音が響く。兄貴と入れ替わりに俺もシャワーを浴び、汗を流した。バスタオルで身体を拭きながらベッドルームに行くと、兄貴はベッドに腰掛けていた。

「綺麗にした?」

 兄貴は無言で頷く。

「じゃ。寝て」

 引き締まった太股に両手を廻し、腰を引き寄せてケツを浮かせる。兄貴の手を誘導して、両膝を抱える格好にする。尻タブをそっと拡げて、奥の蕾に舌で触れると、太股の筋肉が痙攣した。兄貴は顔を横に捻って、恥ずかしさに耐える。

「我慢しなくて良いよ。本当の自分に返って、思いっきり啼きなよ」

 俺が優しく囁くと、兄貴は頷き返した。太股の裏を両手で支えて、間に膝を差し込む。目の前にさらけ出された蕾の周りだけ、うっすらと毛が生えていて卑猥だった。ぷっくりと盛り上がった蕾を舐め上げる。舌の先を尖らせて、軽くつつくように周囲を責める。羞恥に真っ赤になった頬を歪ませながらも、甘い吐息を漏らす。いつもは、社会人として家庭人として、必死に男を演じているに違いない。

 蕾が弛み、土手の部分が大きく膨らんでいく。綺麗に揃った襞に沿って、舌を使った。

「あっ。。。あぅぁ。。。」

 完全に勃起したマラの割れ目から、透明な粘液が玉となって滲み出し溢れていた。細く糸を引いた粘液は、兄貴の鳩尾の辺りに落ち、さらに首の方に垂れ落ちていく。止めどなく溢れる粘液で、兄貴の厚い胸が光っている。弛み始めた蕾の中心に、舌の先を差し入れる。

「はぅ。。。感じる。。。」

 ぶるぶると震え始めた太股を両手で押さえ込むようにして兄貴は耐えた。

「素直に感じなよ。もっと。気持ちよくしてやるから。ほら力抜いて」

 唾を蕾に送り込み、潤みを与え、さらに侵入した。舌先を小刻みに動かして、襞の内側に刺激を与えると、兄貴はすすり泣きはじめた。そうだ。もっと素直になって、無理矢理に自分の深くに押し込めていた感情を解き放つと良い。ここで指を突っ込んで、膨らみきった敏感な部分に刺激を与えたら一発で漏らすことになるだろう。しかし、それでは面白くない。

 もっと徹底的に快感を与えて、自分を騙すことなど決してできない、雌の本性をあぶり出すのだ。後戻りができない所まで追い込んで、そして突き放す。とことん落とすところまで落としてやる。年上のリーマンを落とす快感に背中がぞくぞくする。それまでは感じさせてやる。とろけるような快感を、その見事な身体に刻み込んでやる。しかし、俺の方こそ、その快感で、手を触れることなく果てそうになっているのだが。

 止めどなく溢れ出す粘液が、竿を伝って股間を濡らしている。ヒクヒクと天を突いて、早く突っ込みたいのを我慢している俺のマラは、はち切れそうなほどに怒張していた。

2023年1月20日金曜日

それでも君が01(復刻:加筆修正版)

 兄貴が付いてきているのを確かめながら、ゆっくりと歩いた。俺が住んでいるマンションは、駅から徒歩10分くらいのところにあって、戸建て住宅と高層マンションが入り乱れた住宅地だった。消防署の前を通って、小さな公園を過ぎる。兄貴は覚悟を決めたようで、10mほど離れて俺の後ろを付いてくる。玄関のオートロックを解除すると、ピピピと電子音がして、自動ドアが開いた。兄貴は自動ドアが再び閉まるギリギリのタイミングでドアを潜った。俺は兄貴に笑いかけて、エレベーターホールへと向かう。夕方だったが、ホールには誰もいなかった。

 エレベーターに乗り込むと、少し躊躇した後で兄貴も乗り込んできた。本来ならここでケツでも鷲掴みにして、耳元で言葉責めをしてやりたいところだが、セキュリティのITVが動いているから止めておく。7階で下り、右に折れて外廊下を進んだ一番奥の部屋が俺の部屋だった。鍵を差し込み、ドアを開け、先に入る。

「どうぞ」

 兄貴に一声掛けると、小さく会釈して玄関に入ってきた。ドアを閉め、鍵を掛ける。ガチャリとサムターンが回って、ドアがロックされる。兄貴をドアに押しつけて、いきなり唇を奪った。一瞬、唇を硬く引き結んだが、舌をねじ込み、無理矢理開かせる。舌を突っ込むと、兄貴は戸惑いながらも舌を絡めてくる。俺は思いっきり吸ってやった。鼻が当たらないように顔を斜めに傾け、舌を吸う。同時に兄貴のケツに手を回して、痛いくらいケツタブを鷲掴みにする。強引な俺の責めに兄貴は表情を歪めたが、逃げようとはしなかった。股間に当たる兄貴のそれは、既にガチガチで、タイトなスラックスを突き破りそうな勢いだ。

 俺は兄貴から離れ、さっさと廊下を進み、リビングダイニングに入った。兄貴は面食らって、しばらく俺の後ろ姿を眺めていたが、靴を脱ぎ俺の後に続いた。

「シャワー浴びてこい。ケツも綺麗に洗えよ」

 命令口調である。いきなり年下の初対面の男に偉そうに命令された訳だから、少しムッとしたようだったが、鞄を置き、バスルームへと向かおうとする。

「見ててやるから、そこで全部脱げ」

 少し考えたけれど、覚悟を決めたようだ。Yシャツのボタンを外し始める。スラックスから裾を抜き、袖のボタンを外してYシャツを脱ぐ。やはり、下着を着ていなかったから、素肌が露出する。真っ黒に日焼けした見事な上体だ。乳首の下で胸筋はシャープに切れ上がり、厚みも十分ある。僧坊筋が大きく膨らみ、首はほとんど顔の幅ほどある。腕を曲げると上腕二頭筋がもっこりと膨らみ、腕を伸ばすと三頭筋が浮き出す。かなり鍛え込んでいるようだった。

 腕に浮き出した濃い緑を帯びた血管が艶めかしくエロい。まるで勃起した男性器のようだ。逆三角形の上体から、引き締まった腰の括れに向かって、適度な筋肉が流れていて、腹筋は見事に割れている。腹斜筋があまり膨らんでいないからスタイルが綺麗に見える。スラックスのベルトを外し、脚を抜く。下着はボクサーブリーフのローライズだ。辛うじてマラが隠れる程度の薄いタイプで、縫工筋がローライズに消えてエロい。

 ソファに座って足を組み、兄貴が一枚一枚脱いでいく様を眺める。俺の視線を感じながら兄貴はゆっくりと脱いでいった。前の膨らみは尋常じゃない。かなり立派なものを持っているようだった。靴下を脱ぎ、後はローライズだけになって、兄貴は仁王立ちになる。今さらながら恥ずかしそうに顔を歪めた。俺は無言で顎を振った。兄貴は、両手でローライズの生地を摘み、一気に足下まで引き下ろした。ギンギンに育った太々しいマラが、勢い余って腹を打つ。

「元気いいじゃん」

 太さは5cmくらいあるだろうか。人差し指と親指で輪っかを作っても届かないかもしれない。長さもかなりあって17~18cmはあるだろうか。少し腹に向かって反っていて、亀頭はでかくエラが張って綺麗な形をしている。

 亀頭も竿も淫水焼けして黒光りしており、竿の周りには幾筋もの血管が浮いていた。2つの玉はでかく、だらりと垂れ下がって、右側が少し下のようだ。これだけ立派だと、濃い陰毛の中に屹立したマラを見て、女は目を見張って喜ぶに違いない。まぁ女だけに限らないだろうけれど。

 俺が無言で裸体を眺めていると、兄貴は身の置き所がないようで、慌ててバスルームに逃げ込もうとする。

「待てよ。脚拡げてそっち向いて立ってみろ」

 びくりと反応するが、俺の命令に従う。

「両手でケツタブ拡げて、おまえのマンコ見せてみろ」

「なっ。。。」

「早くしろ!」

 俺は有無を言わせず命令する。兄貴は両方のケツタブに掌を沿わせ、ケツを握りしめたまま固まる。俺が無言でいると、渋々俺の命令に従った。

「もっと拡げろ。見えないだろうが。マンコにぶっといモノ突っ込まれて、いつもヒィヒィ啼いてんだろ?」

 俺はわざと卑猥な物言いをする。身体をくの字に折ってケツを突きだし、奥の蕾までさらけ出す。奥さんも見たことがない情けない格好だろう。

「犯られまくってるのか?形は綺麗だがマンコも黒いじゃないか」

「いや。。。そんなには。。。」

「いまさら何言ってやがる。マンコ野郎が。。。マラから我慢汁、垂れ流して糸引いてるくせに」

 実際、透明な粘液が亀頭の割れ目から溢れ出し、糸を引いて床を濡らしていた。

「その汚ねぇマンコに俺のデカマラ突っ込んで、ガンガン犯られてぇんだろ?」

「・・・・・」

「返事は?」

「はい。。。」

 蚊の鳴くようなか細い声でやっとのことで答える。

「はい、じゃ分からねぇだろうがよ!どうされてぇんだ?」

 俺は言葉責めで追い込んでいく。

「突っ込んで。。。下さい。。。」

 俺は無言でいる。兄貴はその意図を汲んだようだ。苦しそうに何度も息を吐きながらやっとの思いで答える。

「俺の汚いマンコに。。。兄貴のデカマラを。。。突っ込んで。。。犯りまくって下さい。。。ヒィヒィ啼かせて。。。下さい。。。」

 会社では、たぶん出来る社員なのだろう。後輩や部下には、時に厳しく、時に優しく、頼れる男として慕われているに違いない。しかし、一皮剥けば、淫乱なビッチで、遙か年下の男の前でケツの穴を曝して、卑猥な言葉を吐くのだ。真っ赤に上気して、目を潤ませながら、男に犯して欲しいとねだるのだ。

「やっぱ、あんた変態だったな。。。すげぇ興奮してんだろ?今。こんな風に年下の男に虐められ、ビッチなマンコ野郎として扱われたかったんだろ?」

「はい。。。なんか俺。。。すごい興奮してて、こんなの始めてなんだけど、堪んねぇ。。。俺。。。」

「それがおまえの本性さ。おまえはバイなんかじゃねぇ。。。隠しようもねぇ変態だ。男のくせにマンコ持ってて、チンポ欲しくて仕方ない変態野郎さ。。。年下の男に、マンコ扱いされて興奮する変態野郎なんだよ」

「はい。。。俺は。。。変態マンコ野郎。。。です」

「もっと拡げて、お前のマンコの中、見せてみろ」

 今度は迷わなかった。兄貴は、両方の人差し指と中指を割れ目に食い込ませ、引っ張って見せた。綺麗な形はしていたが、若干、黒く焼けた肛門がめくれ上がって、内側の粘膜を曝した。粘膜は綺麗なピンク色で、ヌラヌラと淫靡に濡れて見えた。俺はソファを降り、バッグの中にあった水彩ペンを取り出した。腰を引こうとする兄貴に叱責を浴びせる。

「逃げてんじゃねぇよ。おまえの汚いマンコを見てやるってんだ。もっと拡げて、突き出してみろ」

 細くて丸みのあるキャップを舐め、唾を少し付けて潤いを与える。そして、反転したピンク色の粘膜を微妙なタッチで撫でる。

「あっあぁっぁぅぁ。。。」

 兄貴は膝をガクガクと小刻みに震わせ、刺激に耐えた。

「あっはぅ。。。あっあっぁぁぁ」

 俺はネチネチとした責めで、徐々に兄貴をいたぶる。もうこいつは引き返せない。

それでも君が00(復刻:加筆修正版)

 駅前広場の木陰に設置されたベンチに浅く腰掛けて、だらしなく両足を投げ出していた。梅雨明けの粘り着くような風が、重い湿気を帯びて鬱陶しく、短パンの脚は粒の汗が浮いている。練習帰りの気怠い身体をベンチに預けて、俺は見るとはなしに行き交う人々を眺めていた。買い物帰りの主婦、うらびれたアーケードの入口で立ち話をしている老人、蒸し暑いにも関わらずきっちりとネクタイを締めたサラリーマン、自転車のペダルを必死に漕いで汗だくになっている小学生などなど。特に俺のことを意識しているだろう人はいない。

 ビニール製のスポーツバッグを横に置いて、短パンから伸びる真っ黒に日に焼けた脚を、タンクトップから血管の浮いた無毛の腕をダラリと放り出して、頭を背もたれに凭せ掛けていた。練習着である薄い生地の短パンとタンクトップは、大学のロゴが入ったものだ。化繊の薄い生地は、ボリュームたっぷりの股間に汗で張り付いて、良く見れば下に履いたケツ割れが透けて見えるはず。青く鈍く光るタンクトップが上半身にへばりついて、シャープな胸筋と腹筋を浮き上がらせる。両方の小さめの乳首が、ぷっくりとシルエットを作り、その気のある人なら艶めかしく見えることだろう。ただ、広場を行き交う人々は、ちらりと俺を見たとしても、さほど気にとめる風でもなかった。

 向こう正面の駅のコンコースを出てきたYシャツ姿のサラリーマンが、遠くの俺に視線を向けるのを感じた。ダラリと身体を投げ出してベンチに座っているが、何気なく人々の視線を観察しているのだ。だから、遠くにいても俺に視線を固定したサラリーマンを見逃さなかった。目は口ほどに物を言う。瞳の、強い視線は、人が思う以上に多くのことを物語るものだ。冷静に観察さえしていれば、その視線が持つ意味を理解できる。

 30代前半くらいのクールビズ姿のサラリーマンは、オーソドックスな黒い革鞄を提げ、ゆっくりと歩き始めた。気づかれないように、何気なさを装いながらも俺の姿を視界に入れたまま観察しているようだった。ぬめるような粘ついた視線が俺の身体を舐めるのを感じた。物理的な接触に近い、彼の強い視線が俺の肉体表面を這う。舐め回された肉体の部分の産毛が逆立つようで、俺は確信した。

 少し離れたベンチにサラリーマンが腰掛ける。鞄から扇子を取りだし、なま暖かい空気をかき混ぜ、暑さを凌ぐ演技をしている。駅前広場のキス&ライドには、迎えの車が多かったが、エアコンの効いた車内から出ることもなく待ち人が帰ってくるのを待って停車している。少しアールの付いた車道に沿ってベンチが配置されているから、普通に座ったままで斜め方向のサラリーマンを観察できた。あれでも視線を隠しているつもりなんだろうか。周りの人々を気に掛けながらも、彼は粘るような視線を俺の股間や腹の辺りに彷徨わせている。

 Yシャツの下には下着を附けていないようだった。上から2つ3つ外したボタンの隙間から良く日に焼けた素肌が覗いている。少し離れたここから見ても、鍛えられた逆三角形の上半身がYシャツの生地を突き破りそうに張っているのが分かる。最近、良く見かけるタイトなスラックスは、はち切れそうな太股を包んで窮屈そうだ。黒に近い濃紺の生地に薄いブルーのピンストライプが入っていて、皺ひとつないから奥さんがいるのかもしれない。格好を見る限りでは、それなりの企業に勤めるサラリーマンのようだった。

 さりげなく掌を太股に置き、膨らんだ股間をカモフラージュしているが、隠しようもない。俺はサービスするつもりで、タンクトップを捲り上げて、腹の辺りを掻く仕草をしてやる。彼は、それを見逃さず、隠しようのないギラギラした視線で、俺の腹筋を見ている。次は、片脚をベンチに乗せてやる。サイドが深く切れ込んだ短パンから、ケツ割れが覗けるはずだ。彼からなら俺のスベスベした引き締まったケツが見えるかもしれない。

 投げやりな視線を彼とは違う方向に向けていたが、目の端で彼を捉えていた。ゆっくりと喉仏が上下に動くのを感じた。まるで、ゴクリと唾を飲み込んだ音が聞こえてきそうだ。唐突に、ベンチから立ち上がり、バッグを持って彼の座っている方に歩き出した。彼は慌てて俺から視線を外す。ゆっくりと彼に近づき、ベンチのすぐ横に立った。そして、彼とは違う方向を見ながら囁いた。

「1万でどう?」

 豆鉄砲を食らった鳩のように、彼は一瞬目を丸くしたが、俺が何を言っているのか分からないといった風を装った。

「今さら隠しても無理だし。俺の身体に興味あるんでしょ?1万で好きにしていいよ」

「・・・・・」

 彼は逡巡しているようだった。

「お兄さんは突っ込みたい方?それとも。。。」

 彼は俯き加減に視線を逸らせたが、憤慨して立ち上がる訳でもなくベンチに座っている。ただ、居心地はすごく悪そうだ。しかし、1万で身体を売ると提案している青年が本気なのかどうか考えあぐねているようだ。もし、自分が同意した瞬間に逮捕でもされたらなどと、くだらないことを考えているに違いない。

「分かると思うけど、俺は大学生。未成年じゃないし。。。意味分かるよね?」

 彼の逡巡が手に取るように分かる。俺は未成年じゃない。だから、淫行・買春条例違反には当たらない。それに俺は明らかに男だ。だから、売春防止法にも違反しない。こいつは本気で言ってるのか?そう考えているに違いない。笑ってしまう。俺はサービスで、既に膨らんだ股間を彼に向けた。

「触って見たくない?若い男が好きなんでしょ?」

「・・・・・」

「それなりにデカイよ。もちろん硬いし。突っ込んで欲しいんでしょ?」

「君!」

「何をいまさら誤魔化そうとしてんの。。。」

「いいじゃん。しようよ。気持ちよくしてあげるよ。俺H上手いんだぜ」

 彼の吐息が聞こえそうだ。

「独り暮らし?それとも奥さんいるの?」

 左手の薬指はチェック済みだ。それでも俺は追い打ちを掛ける。S気のある俺は年上の男をいたぶるのが楽しくて仕方ない。

「なんなら2人一緒でもいいけど。奥さんの前で犯したげようか?」

 彼は目を丸くして頬を染めた。

「こんな男らしい筋肉質な旦那がさ、年下の男にケツ犯されてアンアン啼いてるとこ奥さんに見せたげなよ」

 限界が来たようだ。彼は、憤慨して立ち上がった。敵意の籠もった目で俺を見据えた。

「隠しても無駄だし。あんた男の格好してるけど、マンコ持ってるでしょ?それにドMだ」

 彼が怯む。図星のようだった。

「俺の部屋に行こ!俺は独り暮らしだから遠慮はいらないよ」

 俺は踵を返し、振り返らずにすたすたと歩き出した。彼はまだ迷っているようだったが、俺が振り向きもせず遠ざかっていくのを見て慌てたようだ。ここで逃したら、こんな美味しいチャンスは当分ないかもしれない。ほとんどノンケに見える、しなやかな身体をした雄を食える。いや、遙か年下の男に突っ込んでもらえる。それも自分の嗜好にあった雄だ。彼は戸惑いながらも距離を取りながら俺の後を付いてきた。

 俺には彼の行動が十分予測することができた。マンションへの道すがら、俺はどうやってこの人を虐めてやろうか考えていた。一度、寝れば相手を虜にする自信はある。ケツ割れの中で、勃起した股間が擦れて歩きにくい。彼以上に俺は興奮していた。

2023年1月18日水曜日

真昼の情事02(復刻:加筆修正版)

 克也は、完全勃起状態のデカマラを俺の口元に突き出してきた。欲しくて欲しくて堪らず、もう我慢できなかったので、克也のモノにしゃぶりついた。

「美味いか?兄貴」

 克也は俺の頭を撫でながらやさしく囁く。俺は口にマラを含んだまま頷いた。硬いマラに舌を這わせ、チュバチュバと音をさせながらデカマラを吸う。喉の奥まで呑み込むつもりで、頭を前後させた。上目遣いに見ると、克也はうれしそうに微笑んでいた。たぶん、とろんとした目で克也を眺めているのだと思う。我ながら淫乱だと呆れつつェラを続ける。さぞや美味そうに頬張っていたんだろう。

「透。ケツマンコ犯して欲しいか?」

 俺は奴のマラを口から放し、オウム返しにお願いした。

「俺のモロ感のケツマンコをこのデカマラでズボズボ犯しまくってくれ。足腰立たないくらいケツ犯しまくって、克也のマラの味が忘れられないように。。。朝まで何度でもいいから、種付けしてくれ。頼むよ」

「朝までって真っ昼間だよ今」

 克也が苦笑いする。

「いいよ。何発も種付けしてやるよ。やっと願いがかなったんだからさ。兄貴のそそるケツに惚れて毎日のようにプールに通ってたんだぜからさ」

「うれしいよ。もう暴れないから、自由にしてくれないか?」

「ああ。分かった」

 克也はそう云うと戒めを解いてくれた。

「まずはどんな体位がいい?」

「バックからかな?」

「よし。四つん這いになれ」

 俺は、もう恥ずかしさいなんて言ってる余裕がなくて、頭を床に付け、ケツを高く突き出した。

「掘って欲しいんだったら、自分でケツたぶ拡げてみろ」

 俺は云われたままにそうする。

「すげぇ綺麗な眺めだ」

 そういうと克也は舌先でチロチロとケツマンコの周りを舐める。

「あぁ。すげぇ。全身がケツマンコになったみたいだ。それだけでもいきそうな気分だ」

「こんなことぐらいで、イッたら許さないからな」

「興奮しまくりだけど、流石に大丈夫だよ。こんなにきつく根本を縛られてるんだから。。。」

「もっと感じてみせろ。ケツマンコ拡げて、奥まで晒せ」

 奥の恥ずかしい穴まで見えるように、ケツたぶを押し広げ、マンコをひくつかせる。克也はわざとケツマンコを避けて舌先を這わせているようだ。

「あぁぁ。堪んねぇよ。焦らさないでくれよ」

「焦らすから気持ちいいんだろ。もっとひくつかせてみろ」

 俺はモノの根本に力を入れたり、抜いたりしながらケツをひくつかせる。

「凄げぇなぁ。卑猥な景色だ」

 奴は指先を全身に這わせながら、俺の欲情を刺激する。

「頼むよ。お願いだよ。早く突っ込んでくれよぉ」

「だぁーめ。まだ」

 克也はこちらを見ながら舌をべろべろする。

「そうやって舐めてくれよぉ」

「やだ」

「お願いだよ。我慢できないよ。もう」

「それじゃ。俺が突っ込みたくなるように挑発してみろよ。これ以上ないっていう卑猥な格好してみろ」

 俺は仰向きになり片足を抱えると、両手で中が見えるくらい穴を押し広げる。舌なめずりしながら指先でケツマンコの内側の粘膜を慰めた。ケツマンコから淫液があふれ出そうな気分だ。

「エロいなぁ。兄貴は。そんなことされると俺も我慢できない」

 克也は荒々しく俺のケツたぶを拡げると、いきなりケツマンコに舌を突っ込んだ。ぺろぺろと舌を振るわせ、そして、舌をすぼませて出し入れした。

「あぁ。いい。。。凄ぇ。。。」

「よし。今突っ込んでやるからな」

 デカマラにローションを塗ると入り口にあてがう。そして、そのまま突っ込まずに尻の割れ目に沿ってゆっくりと擦りつける。この感じがたまらなく好きだった。濡れた亀頭がケツの割れ目を行き来する。そして、根本を握ると入ってきた。ゆっくり粘膜の感触を楽しむように突っ込んでくる。

「おぉぉ。入ってくるぅ。すげぇ。でかい。固い。俺。。。犯されてる。。。」

「ああ。年下の男にマンコ犯されてんだぜ。兄貴。いい声で鳴けよ」

 そういうとゆっくりピストン運動を始めた。言葉では表現できない快感が背骨を駆け抜けてゆく。だんだんと腰を激しく前後させ、硬いマラが俺の粘膜を擦る。俺も腰をくねらせ、応えた。とめどなく先走りの液が溢れ、糸を引いて垂れ落ちる。克也のデカマラが直腸にぶち当たり、胃を突き上げる。俺はケツマンコを必死で締めた。

「すげぇ気持ちいいぜ。もっと締めろ」

 克也は激しく腰を使いながら器用に右手で乳首をつまむ。左手は俺の唇に。俺は奴の指をねぶりまわす。口の中に突っ込まれた指は俺の舌を追いかけまわす。そして俺の唾でベトベトになった指でケツマンコの周りを撫でた。

「ひぃ」

 さらに克也はその指をケツマンコに挿入しようとする。それでなくてもデカマラで一杯なのに。

「無理だよ。そんな。。。」

「無理なもんか。ガバガバにしてやる」

 実際、指を突っ込んできたので、腰を引いて逃げようとするが、肩を抑え込んで、指を挿入してくる。

「あぁ。本当に入ってくる。すげぇ。こんなの初めてだよぉ」

「まだ入れるぞ」

 三本目が挿入された。

「もう無理だよ。ダメだって。。。」

「ダメじゃないってんだよ」

「だってそれ以上突っ込んだらトコロテンしそうだよ」

「それはまずい。早く言え」

 そう言うが早いか克也は指を引き抜いた。

「おら締めろ。透。ゆるんじまったじゃねぇか」

 自分で広げておいて、無茶をいう。俺は下腹部に力を入れてケツマンコを締めようと頑張った。

「そうだ。いい締まりだ。そのまま立ち上がってみろ」

 マラが抜けないように注意しながらゆっくりと立ち上がる。奴は俺を抱えて、洗面所の方へ向った。片足を洗面所にあげさせると、ケツマンコが鏡に映るようにしながら、横からゆっくりと出し入れする。

「ほら。お望み通り、変態な格好で犯してやるぜ」

「あぁ。気持ちいい。もっと。もっと犯して」

 克也がすごい勢いでピストン運動を繰り返す。なんとも卑猥な腰使い。俺も興奮全開だった。二匹の雄が交尾に励む。ムカつくような男の体臭が洗面所に充満した。

 いきなり克也はマラを抜くと奥の部屋に行ってしまった。俺はあっけにとられながら放心状態で戻ってくるのを待っていると、克也はrushを片手に戻ってきた。ティッシュにrushを染み込ませると俺に手渡す。そして自分でもティッシュを口に含んだ。

「あぁ。たまんねぇ。早く突っ込んでくれ」

「もう一回さっきみたいに俺を挑発してみろ」

 俺はケツマンコをおっ拡げ、泡立っているだろう穴をヒクヒクさせて克也を誘った。

「卑猥な格好しやがって。マジ変態だな。兄貴は」

 そこには片足を洗面台にあげて、ケツマンコを両手で拡げ、ピンク色の粘膜を晒している卑猥な雄がいた。

「俺は淫乱なケツマンコ野郎です。年下の男にケツ犯されて喜んでる淫乱雌ネコ野郎ですって言ってみろ」

 俺はその通りを繰り返す。

「つくづく淫乱だな。兄貴。ここまでとは思わなかったぜ。たまんねぇよ。俺の方が忘れられなくなりそうだ」

「俺はもう克也の虜だよ。いつでもやりたくなったら呼んでくれ。いつでも飛んでくる。もっと虐められたい。もう俺は克也の性の奴隷だよ」

「本当に可愛いよな。いつでも可愛がってやるよ。ほらケツだせ」

 洗面台に腰掛け、両脚を持ち上げケツを突きだした。克也はデカマラを再び突っ込んでくる。

「パンパンパン」

「すげぇぞ。すげぇぞ」

「あぁ。もっと犯してくれぇ」

「ジュプジュプジュプ」

「はぁはぁはぁ」

「ビチャビチャビチャ」

「もうだめだ。克也。いってもいいか?」

「あぁ。俺もいきそうだ。一緒にいこうぜ」

「はぁぁ」

「おぉぉぉぉ」

「いくぞいくぞいくぞ。透。いくぞぉ」

「あぁ。俺もいくいくいく」

「おおおおおお」

「ああああああ」

 克也はデカマラを奥まで突っ込むとビクビクと痙攣した。と同時にきつく縛られたはずの俺のマラから白い液体がドロドロと噴き出す。本当にトコロテンでいってしまった。克也はまだ痙攣を続けている。白濁の液も信じられない程の量を吐き出しているようで、律動が止まらない。

「ふぅ。」

 二人同時に深く息を吐いた。

「すげぇ」

と克也。

「すごかったぁ」

と俺。

 克也の唇が俺の唇にやさしく重ねられる。心地よい余韻の中で舌を絡ませた。二人の身体は汗とスペルマでベトベトだ。克也が奥の部屋から戻ってくると火のついたタバコを俺の口に移す。

「こんなセックス初めてだよ」

 克也がつぶやく。

「俺も」

「ふぅ~」

 また二人同時にタバコの煙を吐き出した。互いに微笑みを交わす。

「どうしよう。これから他の奴とセックスできないかもなぁ」

「だったら、俺とすればいいじゃん」

 今度は俺がいたずらっぽく舌を出す。

「そだね」

「でも、今度プールで会ったらどうしよう」

「何が?」

「だって、競パンの中でギンギンになったら恥ずかしいじゃん」

「あはは。見せつけてやればいいんじゃない?」

「えっ?」

「そうしたらもう一人いい男が釣れるかもしれないよ」

「あはは。見せ餌か俺のマラは?」

「だってネコだから使わないで見せるだけでしょ?」

「言ってくれるよねぇ」

「使わない割にはでかいけど」

「あはは」

 二人はどちらからともなく唇を求めた。今頃になってうるさいほどの蝉時雨に気づく。

「あぁ。まだ1時なんだ」


2023年1月17日火曜日

真昼の情事01(復刻:加筆修正版)

 今日も朝から太陽の日差しが強烈だった。どこの樹木に付いているかも分からない大量のセミが、ワンワンとエコーが掛かったように鳴きちらし、さらに暑さを増している。

「ああ。鬱陶しい。シャツがじっとりと肌にへばりつく」

 あまりに鬱陶しいので、軽く低温シャワーを浴びてスッキリしてから、プールセットをデイバッグに詰め込んだ。駐輪場の奥から、自転車を引きずりだして、通い慣れたプールへ向かう。湿度の高い生暖かい風がまとわりつき、朝の9時だというのに不快指数100%って感じだった。プールのある建物裏の駐輪場に自転車を停め、表の受付に回ると、すっかり顔馴染みになった女性に声をかけた。

「こんにちは。今日も暑いですね」

「こんにちは。早いのね」

「暑苦しくってね。朝早くから目が覚めちゃってさ」

「たっぷり泳いでスッキリしてらっしゃい」

「サンキュ」

 年間パスだから手続きは不要で、そのままロッカーに向かって、さっさと着替えたらプールサイドへ出てゆく。時間が早いので、プールも空いている。俺はストレッチなど軽い準備運動を済ませると水の中に滑り込んだ。

 200mほど軽く流してからプールを見渡すと、対面斜め方向から、こっちを眺めている若い奴がいるのに気づく。怪訝に思って少し眺めていると、向こうが目をそらした。気にしないことにして、しばらく泳いで顔を上げると、奴がまた俺を見ているように思えた。自意識過剰かなと思いながらも、もしかしてなんて考えてみる。

 プールの水は比較的冷たく、泳いでいるだけで先程までの暑苦しさがウソのように心地よい。お魚になった私って感じだ。この気持ちよさが堪らないのでプールに通うわけだ。2kmも泳ぐと水から上がり、プールサイドに横たわって甲羅干しする。ここはセミオープンタイプのプールだから、夏場は天井や壁がオープンになって屋外プールと同じ状態になる。

 太陽の熱線が降り注いでいて、肌を焼く心地よさを感じながら、ついウトウトしてしまった。気づくと人の視線を感じたので、辺りを見回すと案の定、奴が俺の方を見つめていた。今度は視線をそらそうとしない。

 なかなかいい身体をしていたし、顔も可愛いので、好みの部類だ。だが、あいにく俺はネコなのだ。年下にケツを掘ってくれって云うのも恥ずかしいし、少し考えてしまう。俺は意味深な視線を奴に送る。こちらに向かってくるの奴を視野の隅で確認しながら、ロッカーに引き上げた。

 バスタオルをロッカーから取り出し、シャワールームはまだ誰も使っていないことを確認すると、一番奥のブースに入った。バスタオルを仕切壁に引っ掛けると蛇口をおもいっきりひねる。冷たい水が火照った身体に心地よかった。気配を感じたので、振り向くと、すぐ後ろに奴が立っていた。素っ裸で、それもマラを押っ勃てていた。

 一瞬、どきりとしたが、奴の視線と俺の視線がねっとりと絡む。奴は足下からゆっくりと舐めるように俺を眺め、値踏みしているようだった。奴のマラは既にビンビンで、浮き出た血管がいやに生々しく感じる。美味そうなデカマラを目の前にして、俺のモノも反応を始める。奴は一歩距離を詰め、俺の後ろに回り込んで、尻の谷間にマラをあてがった。そして、右手で俺のモノを鷲掴みにすると耳元でささやいた。

「ケツ貸せよ。兄貴」

 年下だからなんて戸惑う必要もなかった。ヤツはタチなのだ。年上をヤルのが好きなタチのようだったから、ケツを上下させてマラに擦り付けてやる。ここしばらくHなかった俺は、興奮が高まってくるのを感じながら静かに頷いた。

「ああ。犯ってくれよ」

 奴は俺の身体をくるりと回すと両手で肩を押さえながら低い声でつぶやく。

「しゃぶれ」

 俺は仁王立ちしている年下男の前にしゃがみ、シャワーに打たれながら臨戦態勢のデカマラを口に含んだ。太さがあるから、歯をあてないように舌を這わすのがやっとだ。奴は俺の頭を両手で押さえると、いきなり腰を突きだした。巨大なマラが喉の奥に突き立てられて、嘔吐反射に襲われるが、必死に我慢した。

「可愛いな。おまえ」

 俺は吐き気を我慢しながら、上目遣いで奴を見上げた。奴はお茶目にウィンクを返してくる。そして、またもいきなりマラを引っこ抜くと、さっさと隣のブースでシャワーを浴びてシャワールームを後にする。俺は呆気にとられながら急いでシャワーを済ませた。バスタオルを腰に巻き、半勃ち状態のモノをごまかしつつ、ロッカールームへ向かった。誰もいなかったのが幸いだ。

 奴はもう既に着替えを終わらせ、隅のベンチに座って、こちらを待っていた。俺は背中に奴の視線を感じながら、急いで着替えを済ませると、その様子を見ていた奴はロッカールームを出ていった。俺も少し距離をあけながら奴に続く。

 受付の女性との挨拶もそこそこに建物をでると、俺が追いかけてくるのを待って、ゆったりと少し先を歩いていた。角を曲がったところで奴が立ち止まったので、横に並ぶと再び歩きながら初めて微笑んだ。

「俺、克也っていいます。23歳です」

「あっ俺は透です。29」

「さっきはすみませんでした。無理やりで。大丈夫でしたか?」

「いや。大丈夫だよ。それよりなんか興奮したよ。」

「そうなんだ。やっぱりMっ気あるんだぁ」

「そういう訳じゃないけど。。。」

「でも、なんかピンとくるものがあったんすよねぇ」

「えっ?」

「透さんが俺に組み敷かれて鳴いてるイメージが突然浮かんだんだっていうか」

「あはは」

 俺は照れて、笑ってごまかした。

「年上の人にこんなこといって失礼かもしれないですけど、透さんって可愛いよね」

「へ?」

 俺は言葉を失う。我ながら情けないことに6つも年下の奴に押されっぱなしだ。

「これから俺ん家に来ないですか?俺の突っ込んでひぃひぃ鳴かしたいんですけど」

「願ってもないかも。。。」

「よし決まり。そこに車止めてるから乗ってよ」

「分かった」

 克也はなれた手つきでイグニッションをひねると、駐車場から車を滑り出させた。今どき珍しいMT車だ。しばらく走ると、とあるマンションの1F駐車場に車を止めた。

「俺、こっちの人を部屋に入れるの初めてなんです。ヤリ部屋で済ませること多いから」

「そうなんだ。光栄だな」

 そんなことを話しながら、エレベーターを降りて克也に続いて部屋に入る。

「どうぞ。遠慮なく」

「おじゃまします」

「今日は透さんを思いっきり感じさせてやるから俺にリードさせてくれない?」

 少し話し方がフランクになっていく。克也は窓のカーテンをひきながら振り向きざまにそういうと、いたずらっぽく微笑んだ。

「えっ?構わないけど。どうせ俺バリバリのネコだし」

「やったね!」

 克也は嬉しそうに笑った。

「一度やってみたかったことがあるんだ」

「ふーん」

「さぁ。早く全部服脱いじゃってよ」

「えぇ。俺だけ?」

「今俺の言うとおりにするって約束したばっかじゃん」

「あぁ。そうだったな。はい、言うとおりにします」

 俺は短パンとTシャツ、ビキニのパンツを脱ぎ捨てると全裸になった。当然、モノはビンビン状態だった。

「なんだかだ云ってギンギンじゃないの。すけべ」

「ははは。。。」

 俺は少し照れる。奴は椅子を持ち出すと俺に座るように促す。俺は促されるままに腰掛けると、克也はリビングの戸棚から手錠を取り出し、後ろ手状態で椅子に固定した。

「何するんだよ。いきなり」

 少しムッとして克也を睨みつけたが、普通に無視して両脚もロープで椅子に固定しようとする。足を少し上げて抵抗しようとするが怒られた。

「いまさら抵抗してどうすんのさ。経験したことないくらい感じさせてやるから大人しくしろって」

 初めての体験だったから、怖いような、興奮するような複雑な気分だ。

「何も取って食おうってんじゃないんだからさ。プレイとして楽しもうよ。痛いのとか、俺も興味ないし。たぶん、自分でも気づいてないかもしれないけどMっ気あると思うよ」

「そうかな。。。」

「時間の問題でチンポから涙流しながら俺にこう云うに決まってる。頼むから俺のケツマンコに克也のデカマラ突っ込んでくれって」

 克也は、そんな俺を楽しそうに眺めながら鼻もとにrushを近づける。俺は首をひねり、少し抵抗する。

「ふん。可愛くないねぇ」

 克也はティッシュにrushを染み込ませると口を無理矢理あけさせてそれを突っ込む。そして、そのまま顎を掴んで鼻をつまんだ。仕方なく口で息をすると、rushの刺激が肺に入ってくる。同時に心臓がドクドクと脈を打ち、頭がクラっとした。目がとろんとするのを確認すると、rushの小瓶を鼻に近づけ、片方の鼻孔を塞いだ。今度は抵抗せずにrushを思いっきり嗅いだ。こうなれば覚悟するしかなかった。

 克也は俺の様子を見て満足すると服を脱ぎ始めた。全裸になった奴はゆっくりと自分のデカマラを扱き、俺に見せつけてくる。俺のモノは頭をもたげ、臨戦態勢になってゆく。よしよしと頷きながら、デカマラを自分の腹に打ち付けて硬さを誇った。

「これが欲しいんだろ。兄貴」

「・・・・・」

「正直になれよな。プレイは楽しまなきゃ。今更本性を隠しても仕方ないよ?」

「・・・・・」

「rushが足りない?」

 克也がrushを鼻にあてがったので、二度、深呼吸すると、全身の血が駆け巡っているように感じる。勢いで、奴のマラをしゃぶろうと口を近づけた。

「おっと。危ないなぁ。そう簡単にはしゃぶらせてもらえないんだよ」

 俺は恨めしげに克也を見上げた。

「可愛くないないねぇ。欲しいなら欲しいって言ってみな」

「しっしゃぶらせてくれよ」

 俺は敗北感を感じながら呟いた。今更、年上振ってみても無意味なのだ。

「あぁん。聞こえねぇなぁ」

 克也が調子づく。

「しゃぶらせて下さい。お願いします」

「そうそう。だんだん素直になってきたじゃん。でもだめ!もっと焦らしてからだね」

 克也はいたずら小僧のように舌をぺろっと出した。

「rushならやるよ」

 rushを染み込ませたティッシュを口にねじ込んでくる。俺は深く息を吸い込みながらクラクラする頭をゆっくり振った。そして、ケツが疼き出すのを感じる。

「あぁ。たまんねぇよぉ。なんとかしてくれよぉ」

「まだまだ」

 克也は俺の目の前に立ち、これ見よがしにデカマラを扱いた。そして、細紐を持ち出して、俺のギンギンのモノの根本をきつく縛った。俺のモノはさらにその容積を増し、あっという間に赤紫色に膨張した。満足そうに頷きながら、克也は両手で触るか触らないかの距離感を保ち、乳首、脇腹、太股と、なで回す仕草を始めた。

「はぁぁ。たまんねぇ。頼むよ。なんでもいうとおりにするからさ、デカマラしゃぶらせてくれよ」

 こうなったらプライドなどいってられない。盛りのついた一匹の雄である。

「ふふん。感じでてきたね。もうちょいだな。これからどうして欲しい?ん?盛りのついた雌ネコ野郎!俺のマラをしゃぶりたいの?シャワールームみたいに喉の奥に突っ込んで欲しい?あんときの透の目はいってたぜ。あれで俺は確信したんだ。透がMっ気のある雌ネコ野郎だってさ。プールでちょくちょく遭遇してから、やりたいと思ってたんだ。前から透のこと目で犯してたんだぜ。何度も。気づかなかった?俺の視線」

 俺はよだれを垂らさんばかりに、舌なめずりして奴を誘惑する。

「ご褒美はまだだよ。兄貴。俺をもっと満足させてからだ。プールサイドで兄貴を眺めながらこうなるのを想像してたんだ。いいケツしやがって。あそこで押し倒して犯してやろうかって妄想するくらい。さすがにそれは出来なかったけどさ。俺の視線を無視してきた罰だからな。これは。ほら、これが欲しいんだろ」

 そう云いながら奴はデカマラの根本を握るとぷるぷる振った。

「すまない。知らなかったんだよ。本当に。だから、しゃぶらせてくれよ」

「デカマラをしゃぶらせて下さい。俺の上下のマンコを好きに使って下さい。お願いします。だろ!」

「・・・・・」

「ちゃんとお願いできないとご褒美はないだよ?」

「わかった。いや。わかりました。克也さん。お願いですから、その立派なデカマラを俺の口マンコに突っ込んで下さい」

「そそ」

 克也は楽しそうに笑った。

「その調子だよ。次行ってみようか。ケツマンコ感じるんだろ。兄貴。こんな年下の奴にケツ掘られたいんだろ。ん?じゃぁ。どう云うの?」

「俺の淫乱なケツマンコに克也さんのデカマラを突っ込んで、思う存分犯して下さい。お願いします」

「よくできました」

 俺のモノは先程から痛いほど膨らみ、細紐で縛られながらも透明な先走りを流し続けている。気がつけば俺のモノはベトベトで、糸を引いた先走りは足下に水たまりをつくっていた。

「本性が出てきたね。足下に水たまりつくって置きながら、今更ぶっても仕方ねぇやな。 どんな格好で犯られたいんだ?」

「どんな格好でもいいです。ケツマンコに突っ込んでくれれば」

「そんなことないだろ。どうやって犯られるのが感じるんだ?」

「鏡に映しながら立ったままで、後ろからガンガン犯して下さい」

「ふんふん。淫乱だな。やっぱり。後でやってやるよ。その格好でさ」

「お願いします。もう我慢できません。しゃぶらせて下さい」

 鼻息荒くお願いするしかなかった。さすがに克也のマラからも透明な液体が糸を引いていた。

「そろそろいいか。俺も我慢の限界だし。ほら褒美をやるよ」

退屈な日々(復刻:加筆修正版)

 今日も一日が終わろうとしている。良くないと分かっちゃいるが、食っちゃ寝、食っちゃ寝の単調な毎日が過ぎていく。俺にとっては、ただ単調に日々を生きることが仕事みたいなものだ。

 朝起きて顔を洗う、軽く食事をしてゴロゴロ。目が覚めてきたら室内で軽い運動をする。ちょっと変わったルームランナーがあるので軽く汗を流すのだが、室内だもんで移りゆく季節を楽しめる訳でもなく、ジョギング中に会った顔見知りのランナーと会話する楽しみもない味気ない単なる運動だ。

 運動の後は汗を拭いて、日向ぼっこなどを楽しむ。俺は酒もタバコもやらないから、ミネラルウォーターを乾いた喉に流し込む。食事は質素なもので充分だし、手の込んだものを食いたいとも思わない。ただ、ひとつ問題があるとすれば性処理だ。若い健康な男子なので、性欲だけは、如何ともし難いものがあるのだ。そんなある日、俺の部屋に突然の侵入者が現れた。

「なんだ?おまえは」

「こんにちは。今日、こちらのアパートに越してきたものなんですけど」

「ふーん。あっそ。まぁ上がれよ。俺も暇だし」

「いいですか?おじゃましまーす」

 若者らしい図々しさで部屋に上がり込み、日当たりの良い窓辺にちょこんと座った。座布団などといった気の利いたものはない。

「ミネラルウォーターしかねぇけど、勝手に飲んでくれ」

 俺はそう言って、ミネラルをヤツに指し示す。窓の外は、蝉時雨がうるさいくらい鳴いている茹だるような暑さのはずだ。目の前に座った若者は、幼い顔に似合わず、身体はそこそこで、筋肉が適度についている。

「何か運動でもしてるのかい?」

「運動ってほどのこともないんですけ、ジョギングとウェイトトレーニングを」

「ふーん。前に住んでいたところは広かったのか?」

「そうですね。ここのアパートよりは広かったですね。それに、もう少し設備も整っていたし」

「そっか。ここのオーナーは若いから、あんまり気が利かないんだよな」

「そうみたいですね」

 たわいない会話を続けながら、俺はヤツの身体を舐めるように眺めた。若い身体は艶やかで、綺麗なナリをしている。思わずゴクリと喉を鳴らしてしまった。俺自身も少し変化していた。ヤツは、俺の視線の意味を理解したようで、頬を染めてうつむいてしまった。モジモジと居心地が悪そうだ。俺は意を決して、ヤツを後ろから抱きしめ首筋に息を吐きかけた。多感な少年の色気を残すヤツは、吐息を漏らす。

「はぅ」

 色っぽい溜息にたまらなくなり、首筋に舌を這わせ、耳たぶを軽く囓った。

「あん。ダメです。そこ弱いんです」

「ええやろ?すげぇ溜まっててな。我慢できそうにないねん。俺。久しぶりなんや。気持ちよくしてやるから。ええやろ?」

 両脇から差し込んだ手で乳首を刺激する。

「あん」

 ヤツは身体をよじりながら甘い声を出す。

「ほら。身体はいやがってないやないか」

 下腹部に手を回すと、なんだかだ言いながら既に大きくなっいたので、優しく包み込んだ。

「はぅ」

「どうや?気持ちええやろ?こんなん初めてか?」

 手のひらで亀頭をこねくり回し、棹を擦り上げて、耳元で囁く。

「うん。。。でも、なんか気持ちいいです」

 ヤツは顔を真っ赤にしながらも刺激的な非日常に、抵抗できなくなっていく。俺は前にまわり、ヤツのモノを口に含んだ。多少しょっぱい気はするが、若い性の青い臭いが鼻をくすぐる。勃起したモノの周りにある毛が頬にサワサワとくすぐったい。

「あぁ。気持ちいいよぉ」

 歯を立てないように注意しながら、舌と上顎でモノを刺激する。カリのまわりに舌を絡ませ、ちろちろと舐め上げる。太股の内側に手を這わせるとヤツは仰け反って、身体を震わせた。脚を持ち上げ、玉の辺りも責めてやる。

「はぅ。あん」

 そして、少しずつ下の方へ舌を移動させた。菊門のまわりは、毛ひとつなく、きれいなピンク色をしている。太股を高く上げ、ケツを突き出させると、周辺から中心に向かって、ちろちろと小刻みに震わせながら舌先を使った。その度に、ヤツはビクビクと身体が反応させる。舌先をすぼめ、菊門にやさしく突き入れ、口内にためた唾を少しずつ送り込んでは、十分な湿り気を与えた。

「なぁ。ええやろ?突っ込んでも」

「えっ?でも、僕。。。」

「ここまで来たら、もう止まらへん」

「こういうのって知ってるけど、初めてなんです」

「痛ないようにやるからな。気持ちよぉしたる。」

 ヤツは決心したように小さく頷いた。四つんばいにさせてケツを高く上げさせると、俺のマラを菊門にあてがった。ヤツはピクンと反応する。充分に湿り気を与えた菊門にマラの先が埋もれていく。

「痛くないか?」

「うん。大丈夫みたい」

 ちょっと力を入れて、もう少し入れてみる。

「どうや?」

「うん。ちょっときついみたいだけど、大丈夫かな」

 そうして、時間をかけてゆっくりと挿入した。

「全部入ったぞ。どうや?」

「少し痛いかな。。。しばらく動かないでこのままでいて下さい」

 俺は、腰を動かさないようにしながら、元気がなくなってしまったヤツのモノを扱いた。

「うーん。なんか変な気持ち」

「どんな風にや?」

「気持ちいいかも。。。しれない。。。みたいな。。。もう動いても大丈夫です」

 ヤツのモノは、少し元気を取り戻し、ピクピクと手の中で反応していた。俺はゆっくり腰を引き、優しく突き出す動きを繰り返した。

「はん。あん。いいかも。あん」

 初めての割には感度がいい。ヤツは自らケツを振って、俺の突きに応え始める。首をねじ曲げて唇を突き出してきたので、優しくキスをした。ヤツの柔らかい唇が重なり、ぬめるような舌が絡んできて、互いに吸いあった。舌を絡めながら腰を前後させる。

「はん。あん」

 鼻息も荒く、俺の腰使いに応えてくる。下腹部に手を回すとモノはギンギンに育っていた。先走りが糸を引き、興奮していることを確認すると、ピストン運動のスピードを上げてみる。ヤツは床に頬を付け、ケツを突き出して気持ちいいと鳴いた。

「なんかすごい。一人でするのとは全然違うよぉ」

「Hは初めてか?」

「うん。初めて。すごい気持ちいい」

 処女を奪ったという事実に興奮を覚えながら腰を振った。

「俺も気持ちええで。絡みつくみたいや」

「あん。恥ずかしい。ダメだよ、そんなに扱いたらいっちゃいそうだよ」

「いけよ。いきたい時にいくんが気持ちええやろ?」

「あん。お尻ってすごく気持ちいいんだぁ。ほんといきそう。。。」

 ヤツは激しく腰を振り、ケツとモノの両方で快感を楽しんでいる。俺も一緒にいこうと、激しく腰を降った。クチュクチュといやらしいが可愛らしい音をさせ、ケツの襞が絡みつく。

「いくよ。いっていい?」

「ああ。俺もイク。中にイッてええか?」

「あぁぁ。イクイク。きてきて。」

 俺は下腹部に精神を集中して、激しい注挿を繰り返す。ヤツは自分でモノを扱き上げ、最後の瞬間を迎えようとしていた。

「イクイク!」

「俺もイクぞ!」

 二人は同時に叫んだ。ヤツは大量の子種を床にまき散らし、俺はヤツの中に思いっきりぶちまけた。

「はぁはぁはぁ」

 ヤツが床に突っ伏し、俺はその上に倒れ込み、肩で息をする。ヤツのケツはまだビクビクと痙攣しているようだ。俺のマラはケツの中でまだ硬さを失っていない。

「どうやった?」

「すごいかも。初めてなのに感じちゃった」

 ヤツは頬を染めてキスをねだる。俺は優しく唇を重ねた。唇を合わせながら、腰をゆっくりグラインドさせ、ケツの中をこねくり回してやった。

「あん。また、勃ってきちゃうよ」

「俺も勃ったままなんや。抜かずの2発といくか?」

「何かやらしい。。。」

 舌と舌を絡め、マラとケツの襞を絡めて快楽を貪る。当分は、病みつきになりそうだ。クチュクチュと卑猥な音が、また部屋に響き始める。

***

「ねぇ。兄ちゃん。これ見てぇ。赤ちゃん生まないように雄もらってきたのに、うちのハムスター雄同士で交尾してるよぉ」

2023年1月16日月曜日

年上の人<番外編>(復刻:加筆修正版)

「アキラ。。。今日も遅くなるのか?」

 俺は、仕事から自宅に戻って、スーツも脱がずに電話していた。

「あぁ。たぶん、遅くなるよ。会えないから、適当に飯食っといてよ」

「分かった。なんか最近、ほとんど会えないんだな。。。」

「仕方ないだろ?ゼミとか、他のバイトとか忙しいんだよ」

 アキラは俺の不満を十分感じ取っているようだったが、そっけなく通話を切った。なぜだか最近、アキラは理由を付けて、俺と会う時間を取っていないのだ。当然、アキラが会社に来るときは会うし、たまに時間を見て抱いてくれることもあるんだけど、バイトが終わるや否やアキラは速攻で会社を後にすることの方が多い。俺と食事をしたり、部屋に来てHをしたりといった今までは普通にしていた時間を取ってくれなくなっていた。

 俺は欲求不満に陥り、さらにアキラが浮気をしているのではないかと不安になる。俺のそんな不安には目もくれず、さっさと行ってしまう。

「なぁ。明日の日曜日は何してる?」

「ん?明日は別のバイトあるよ。。。」

「そんなバイトばっかり。。。俺のこと。。。」

 会話が湿り始めるとアキラは先手を打って、話を切り上げに掛かる。

「じゃ。月曜日に会社で」

 アキラは有無を言わせず通話を切った。


 金曜日、アキラがバイトを上がる頃、声をかける。

「なぁ。いいだろう。。。。今日は一緒に帰ろうよ。。。」

 あまり拗ねさせるのも得策じゃない、そんな表情が読める。アキラは携帯を操作して、こちらを見上げ、笑顔を作った。俺は、そんなことだけでハイになる。

 居酒屋に入り、ビールを少し飲んだだけにも関わらず、酔が回ってきて、ついアキラの身体を触ってしまう。自分で考えている以上に、欲求不満が積もっているのだ。潤んだ瞳でアキラを覗き込み、ケツが疼いて、熱をもって、発情している自分の肉体を持て余した。

 アキラは、人気のない帰り道で、俺を抱き寄せ、ディープキスしてくれた。それだけのことで、腰砕けになり、しゃがみ込んでしまいそうだった。全身から骨を抜いてしまったようにふにゃふにゃになって、顔とケツが熱くてしかたなかった。

「アキラ。。。」

 本当はもっと言いたいことがある。でも、それ以上、アキラに言うのが怖かった。アキラが怒り出すかもしれない、俺のことなんてもう飽きたんだって言葉にされるのが怖い。アキラは、何も言ってくれなかった。

 その夜、アキラは俺を抱いてくれた。もう勘弁してくれと息絶え絶えに泣きを入れるほどに、激しく抱いてくれた。

 そうこうしたもやもやした日々を送り始めてから3ヶ月が経ったある金曜日の夜、アキラが一緒に帰ろうと誘ってきた。俺は嫌な予感がして落ち着かない。

「今日は俺が奢るよ。ここ予約してあるんだ」

 アキラに誘導されるままに、高級で有名なイタメシ料理店に入り、窓際のテーブルに案内された。若干、気まずい空気を感じながらも、向かい合わせに座った。

「ここ。。。高いんじゃない?」

 そんな空気が居た堪れなくなって、分かり切ったことを口に出す。喋り続けてないとアキラは、俺が聞きたくない言葉を切り出すかもしれないと思ったからだ。

「はい。これ」

 アキラが小さな包みをテーブルの真中に置いて、微笑んだ。

「ん?」

「誕生日、おめでとう。大代の30歳だね!」

「うん。。。ありがとう。。。」

 アキラが差し出したプレゼントの包みに見入る。

「ねっ。早く開けてみて」

 促されて、俺は頷き返し、リボンを外し、包み紙を丁寧に開けた。中から、シックな茶色の箱が出てくる。蓋を開けると、バックスキン調のケースが入っていた。どきどき心臓が鳴る。慎重にケースを開くと。

「アキラ。。。これって。。。」

「うん。春前に一緒に買い物行ったとき見てたでしょ?たぶん、欲しいんだろうなって」

「でもこれ。。。」

「俺だってバイトの梯子すれば、なんとか稼げるよ」

「でも。。。40万以上するもの。。。学生のアキラからもらえないよ。。。」

「何言ってんの。ユウジの喜ぶ顔が見たくて、ただそれだけのために頑張ったんだ。ユウジと一緒にいる時間も削ってバイトしたんだよ。。。」

「嬉しい。。。」

 安心した途端、今までずっと溜め込んでいた不安が涙になってこぼれ落ちた。

「あっばか!こんなとこで大の大人が泣くなよ!」

「だって、俺。。。このためにバイトの梯子してるなんて知らなくて。。。アキラは俺のこともう飽きたんだって。。。これ以上、アキラを縛っちゃいけないんだって。。。俺。。。俺。。。」

「馬鹿だなぁユウジは。俺が飽きるわけないじゃん。嫌いになるわけないじゃん」

「うん。。。うん。。。」

「ほら。。。もう泣くなよ。。。お店中が興味津々だよ?」

「あぁ。。。」

 俺は泣き笑いしながら、ナプキンで盛大に鼻をかんだ。

「オイ!」

「あはは。。。」

「ほら。腕、貸してみろっ。。。」

 アキラは、俺の腕に、銀色に光る腕時計を巻いてくれた。嬉しくて、やっと安心できて、普通に笑うことができた。アキラの照れた顔がとても可愛い。頼りない男かもしれないけど、これからもよろしく。心のなかで、そっと呟く。

 フロア係の若い女性がシャンパングラスを持って、テーブルの横に立った。テーブルの上に、繊細な泡が立ち上っているグラスを2つ置き、にっこりと笑んだ。

「あちらのお客様から、こちらのお客様におすそ分けだそうです。メッセージも頂いております」

 彼女が指し示したテーブルには、それなりに高齢のご夫婦と思われる方が食事をされているようで、テーブルにはシャンパンボトルがあった。お二人はそれぞれグラスを持ち、こちらに向けて、グラスを少し上げる。

 メッセージカードには、『私達もとても幸せな気分を分けて頂きました。お礼にシャンパンのおすそ分けを。末永くお幸せに』と記されていた。俺たちも、グラスを手に取り、軽く会釈を返しながら、ご夫婦に乾杯の仕草をする。

 芳醇なぶどうの香りが鼻に抜け、微炭酸が喉を滑り落ちて、心も身体もとても温かくなる。さざなみのように、小さな拍手がお店に広がってゆく。こんな素敵な気分にさせてもらえるなんて、俺は幸せ者だ。ありがとうアキラ。そう唇の動きだけで、アキラに伝えると、彼はこれ以上ない優しい微笑みを返してくれた。


年上の人09(復刻:加筆修正版)

 タツヤは、必死に穴を締めて抵抗を試みるが、どんなに頑張ってみてもオイルにまみれた指の侵入は拒めない。粘膜を傷つけないように気を付けながら、慎重に探る。熱い肉が俺の指を締め付けた。

「止めろよ!止めてくれよ。先輩」

 怯みそうになる俺をアキラが睨み付けてきて、無言で作業の続行を促す。タツヤは足をばたつかせようとするが、その度にアキラが極めるのか顔を歪めて大人しくなった。ただ、虚しくケツを締め、股を締めて俺の侵入を阻止しようと躍起になっていた。

 少しでも感じさせてやろうと、目の前でぶらぶらする柔らかなチンポを口に含んだ。タツヤの顔が奇妙に歪む。痛みと快感がない交ぜになった表情だ。俺は指を進めながら、上あごに亀頭を擦り付け、裏を舌で愛撫した。ゆっくりと頭を振り、粘膜で締め付ける。気がチンポに向かったみたいで、タツヤの締め付けが少し緩んだので、隙を狙って一気に指を突っ込んだ。慌ててケツを締めるが時既に遅しだ。俺の中指は完全に埋没した。指一本だというのに痛いくらい締まった。初めてというのは本当らしい。

 中で指をクリクリと動かし、まぶしたオイルを腸壁に塗り拡げるように指を使った。2本目を挿入する。かなりの抵抗を示すが強引に突っ込んだ。タツヤの顔が歪む。

「痛てぇよ。先輩、止めてくれよぉ」

「前はユウジのケツを掘りまくっただろ?だったら今度は貸してやれよ」

 アキラがタツヤの耳元で囁いている。口と指を器用に動かしてタツヤのケツを拡げにかかる。締め付けようとする括約筋を広げながら、なんとか3本目の指も入れることに成功した。これくらい拡げれば、もう大丈夫だろう。俺はアキラに視線を送った。アキラが頷く。腕を締め上げているアキラと俺が立ち位置を交換する。アキラは、ケツの割れ目にチンポを宛てがい覚悟を迫る。

「初めては、俺が頂くぜ。ユウジを好きにしていいのは、俺だけなんだ。お前じゃない。たまたま、3Pに参加させてもらったからって、俺のユウジを脅して自由にしようなんて、俺が許さない。全部、お前が増長した結果だからな。多少は痛い目にあって反省するんだな」

「止めろ。頼むから止めてくれ。俺が悪かった。。。」

「今さら遅い」

 アキラの勃起したチンポが、アキラの割れ目に突っ込まれる。タツヤの腰をしっかりホールドし、逃げられないように調整しながら、少しずつ腰を沈めていく。先端が入るとタツヤも諦めたようだった。さらに腰を突き出し、奥深くまで侵入を果たした。穴が馴染むのをアキラは待っているようだ。なんだかだ言いながらタツヤが痛くないように気遣っているのだ。

 アキラは、突っ込んだまま俺からタツヤの腕を取ると、バックの態勢に持っていき、腰の後ろで両手首をホールドした。タツヤはきつく目を瞑っていた。ここまで来ればもう逃れようもなかった。急がず焦らず、アキラはゆっくりと進め、タツヤが観念したところで、アキラはタツヤの手を解放した。

 タチのタツヤが、年下のアキラに、無理矢理突っ込まれ、征服されている。屈辱に歪むタツヤの顔が俺をも睨みつけた。アキラはピストン運動をする前に、腰をグラインドさせ、内蔵を抉る。タツヤのチンポは力を失っていた。俺は四つん這いになったタツヤの下に潜り込み、チンポをくわえた。俺のギンギンに勃起したチンポをタツヤの前に突き出す。

 諦めたのか、舌で刺激を与え続けるとタツヤのマラは、少しずつ硬くなりはじめた。アキラがタツヤの頭を押さえ、俺の下腹部に押しつけた。観念したタツヤは、俺のチンポを口に含んだ。俺とタツヤが69をして、アキラがタツヤのケツを犯す。気持ち良いとまではいかないのだろうが、タツヤのチンポが萎縮することはなかった。

 アキラは俺達の上下が逆さまになるよう体位を変更するよう促す。タツヤが四つん這いになった俺の下になり、今度はアキラが俺のケツに突っ込んだ。拡がっていない俺のケツにアキラは強引に突っ込んできた。あまりの痛さにタツヤのマラに歯を立てそうになった。しかし、俺は我慢してタツヤのチンポをしゃぶった。

 ガツンガツンと激しくチンポを打ち込んでくるアキラ。俺はタツヤのチンポをしゃぶり、ケツを犯されながらタツヤのケツに指を突っ込んだ。タツヤはケツの位置をずらし、指を避けようとするが逃さなかった。アキラにチンポを突っ込まれたケツはそれなりに緩んでいた。

 そこで、タツヤの位置を換えさせ、俺の前で四つん這いにさせる。タツヤの腰を引き、俺のチンポをタツヤのケツに挿入した。3連結した時点で俺はタツヤの口を吸った。そして、首をねじ曲げアキラの口を吸う。舌を絡めアキラの唾を飲み込んだ。タツヤが俺達のキスを見ている。再びタツヤにキスをした。俺の唾を送り込むとタツヤは素直に呑み込んだ。俺達はひとつになって腰を動かす。

「どうだ?タツヤ」

「うーん」

 タツヤが考える素振りをする。

「良くはないけど、何か変な気分」

 俺はもう一度タツヤとキスした。アキラの突きが激しくなる。その余勢で俺の腰使いも激しくなる。タツヤは少し辛そうだったので、タツヤのチンポを擦り上げ、痛みを散らしてやる。汗が噴き出し、それぞれの身体の間でクチュクチュといやらしい音がした。俺は前後から責められ爆発しそうになる。

「アキラ、イッちまうよ」

 アキラは平然と答えた。

「イケよ。タツヤの中にぶっ放せよ」

 俺の腰を持って激しく突き上げる。ケツに叩き込まれるチンポの刺激と、タツヤに締め付けられる肉の感覚で爆発の衝動が一気に来る。

「タツヤ、イクぞ。ぶっ放すぞ」

 俺はタツヤの腰を抱えて腰を振った。

「イク。イク。イッちまう」

 汗が噴き出し、タツヤの背中に滴り落ちた。タツヤがケツをさらに締める。その瞬間、俺はタツヤの中に爆発させた。俺の激しい腰使い、そして、ドクドクと子種を送り出すチンポの律動をタツヤは感じているようだった。全身の力が抜け、タツヤの身体に体重を預けると、タツヤは吐息を漏らした。

「ああ。何となく分かる気がする。種付けされる快感ってヤツが。先輩のマラが膨らみ、子種が送り出される感覚が分かる。ケツがなんか熱い。。。」

 アキラは俺を引き剥がし、タツヤのケツにチンポをねじ込んだ。そして、タツヤの口を吸った。

「今度は俺が種付けしてやるぜ。たっぷりな」

 タツヤのチンポはギンギンに勃っていた。

「ユウジの気持ちが少しは分かった?」

 アキラは腰を振る。タツヤは、それに応える余裕が生まれていた。俺はタツヤの下に潜り込み、チンポをくわえた。俺が頭を振らなくても、勢いでタツヤのチンポは出し入れされる。アキラのピストン運動が激しさをまし、腰をまわしながら、リズミカルに振る。タツヤの内蔵を抉り、腸壁にマラを擦り付けるように、アキラは腰を振った。俺の吐き出した子種が白い泡となって溢れてきて、太腿を伝い滴り落ちた。

「俺、俺。。。イッちまう。。。」

 タツヤが切羽詰まってくる

「イケ!ぶっ放せ。俺もぶっ放すぞ」

 タツヤのチンポが膨らみ、俺の口の中で爆ぜた。

「うっ。締まる。ケツが締まるぜ。イクぞ!」

 アキラもタツヤの中に子種を爆発させたようだった。3人はしばらく身体を重ねたまま動けなかった。タツヤの亀頭を舌で舐めてやると、

「くすぐったいよ。。。アキラのマラが俺の中でヒクヒクしてる。。。」

 吐息とともにタツヤが漏らした。これでおあいこだ。明日からタツヤの目を真っ直ぐ見つめられるようになるだろう。ただ、3人の関係はどうなるんだろう。時たまこうして俺とタツヤが犯られるんだろうな。それもいいか。アキラに征服されて俺は満足なんだし、タツヤもその快感を覚えて行くのかな。寂しいような、嬉しいような複雑な感覚だ。シャワーを浴びて、缶ビールで乾杯した。アキラは既に回復していて、悪戯っぽい笑顔を2人に送ってきた。

 ふと見るとタツヤのチンポも容積を増し始めていた。俺はタツヤの前に蹲り、マラを口に含み、ケツを突き出した。


2023年1月15日日曜日

年上の人08(復刻:加筆修正版)

 先週末の夜に、会社であんなことがあってから、俺はタツヤの顔をまともに見ることができない。学生で、アルバイトであるアキラに命令されて、跪き年下のチンポをしゃぶる姿、四つん這いになってケツを犯られるまくる姿、上下の口を同時に責められ、悶える姿なんかをさらしたのだ。

 アキラの前では、俺は雄ではなく雌になる。会社の誰にも見せたことがない、淫乱な雌犬になる。チンポを突っ込まれて嬲られることに快感をおぼえ、年下のガキの前にひれ伏す。また、それが興奮するのだ。しかし、昼間の俺は違う。社会人として、責任と自覚をもって雄の顔を演じて仕事をしていた。

 だが、後輩の前であんな痴態をさらしたのだから、どんな顔をしてタツヤと会えば良いのか俺には分からなかった。タツヤの視線を避け、合いそうになると目を伏せて逃げる。俺の行動を目で追っているタツヤを感じる。昼間とは全く違う夜の顔を持った俺を、一種、不思議な生き物を見るような感覚で観察しているに違いない。昨日の夜、俺の耳元でアキラが囁いた言葉がリフレインする。

/犯っちまおうぜ/犯っちまおうぜ/犯っちまおうぜ/犯っちまおうぜ/

 このままの状態ではタツヤと目を合わせることができない。後ろめたさを感じながらも、俺は決心した。

 仕事が終わり、帰り支度をすませるとタツヤが何気に近づいてくる。

「先輩、今夜一杯どうですか?」

 片手で杯を空ける振りをしながら、タツヤが微笑みかける。しかし、目は笑っていない。有無を言わせぬ強い光を発していた。

「ああ。いいぜ」

 俺は目線を外して答えた。タツヤはいつもと違う余裕を見せながら、俺を従えるようにして会社を出る。

「とりあえず居酒屋でも行きましょうか?」

「ああ。そうだな」

「その後は、どこでします?」

「ん?」

「やだな。Hに決まってるでしょ。今夜、ケツ貸して下さいよ」

 タツヤの目が光った。俺をジッと見つめる。

「あんなガキより俺の方が上手いと思うけどな」

「・・・・・」

「何なら今から即、ヤリますか?うん。そうしよう。どうしよう。ラブホテルでも行きますか?」

 タツヤは歩道を歩きながら独り言をこぼす。俺の弱みを握って強気に出ているものの、俺に対する遠慮からか、ワルは徹することができないらしい。

「俺の部屋に行くか?」

「え?いいんすか?嬉しいな」

 タツヤの顔から迷いが消えた。俺が乗り気だと見たのだろう。

 俺の部屋はいつも綺麗に片づいている。男の一人暮らしとはとても思えないくらい。実は、アキラが偶に来て、一通りの掃除をしてくれるのだ。あいつ、ああ見えて綺麗好きで、H以外の時は人格が全く別物なんだ。洗濯、料理、掃除、何でもそつなくこなしてしまう。俺はまるで、マメな奥さんをもらったようなものだ。しかし、夜の立場は逆転する。アキラが亭主関白な旦那で、俺が。。。

 タツヤが身体を拭きながらシャワーから出てきた。冷蔵庫から取り出した冷えた缶ビールを手渡してやる。プルトップを開けて、喉を鳴らしてビールを煽る。のど元の雫がツツっと滑り落ちた。

「プハッ。美味ぇ~」

 俺もシャワーを浴びることにした。丁寧に身体を洗い、ケツも洗った。俺がシャワーを出ると、タツヤはリビングのソファでビールを飲んでいた。ソファの後ろに立つと、タツヤが振り返る。

「えっ?何で?君。。。」

 タツヤは目を見張り、言葉を失う。なぜなら俺の横には裸のアキラが立っていたのだから。

「今日も3Pっすか?」

 余裕がある態度を演じながら、やっとのことで、皮肉を込めて言った。

「そう。3P。でも前と役回りは違うけどね」

 アキラが楽しそうに答えた。

「どう言うことだよ」

 タツヤがちょっとムキになってアキラに絡む。

「今日、輪姦されるのはあんたってことさ」

「何言ってやがる。俺はバリタチだ」

「だから面白いんじゃん」

 アキラが素早くタツヤの後ろを取り、腕をねじ上げた。

「俺ってさ。これでも合気道の師範級だから」

 あっという間に関節を決め、タツヤの動きを封じる。

「俺が本当の気持ちいいセックスを教えてやるよ。それとも強姦されたいか?」

 先程までギンギンに勃起していたタツヤのマラが力を失う。

「痛ぇよ。放せよ」

 関節を完全にキメられているタツヤは身動きができない。

「動くと折れるよ。ユウジ何してるんだ。しゃぶってやれよ」

 俺は呆然と2人を見つめていた。強い光を発しているアキラの目に射すくめられて俺はタツヤの前に跪いた。

「安心しな。これ以上の手荒なマネはしねぇから。ただし、あんたが素直にケツを指し出せばの話だがな。どうする?初めてでも気持ちよくしてやるぜ。俺って上手いからさ。それとも強姦されたい?」

 タツヤの顔が引きつっている。アキラに促されて俺はタツヤのチンポを口に含んだが、完全に力を失い、ふにゃふにゃだった。

「俺達と楽しもうよ。この間みたいに。ケツの快感まで覚えられるんだ。腹決めろよ。それとも、ユウジみたいな淫乱野郎にはなりたくねぇってか?」

 アキラは楽しそうに笑った。アキラの前では、彼が年下で学生であることを忘れてしまう。蛇に睨まれた蛙のように俺は従順に振る舞ってしまう。アキラがタツヤの耳に舌を這わせる。いきり勃ったマラをアキラのケツに擦り付けていた。

「いいだろ?楽しもうよ」

 先程とは打って変わって少年のような笑顔でタツヤをのぞき見た。徐々にではあるがタツヤの緊張した筋肉が弛緩していく。心なしかマラも容積を増したようだ。アキラが俺にオイルを手渡す。俺はオイルを手に取り、タツヤのケツに指を滑り込ませた。タツヤはケツを締め、俺の指を拒んだが、たっぷりオイルを塗った俺の指は、容赦なく触れられたこともないであろうタツヤの秘口を割る。もう少しだ。タツヤは必死に抵抗するが2人掛かりで責められては限界があった。俺の指が侵入したとき、タツヤがビクリと身体を震わせた。

年上の人07(復刻:加筆修正版)

「どうして欲しいんだ?ユウジ」

 無心に後輩のチンポをしゃぶるユウジに問いかける。ユウジは答えない。

「突っ込んで欲しくないのか?」

 ユウジがしゃぶるのを止めた。そして、俺を少し睨み付けるようにした。

「いらないんだな?」

 ユウジは悲しそうな顔をして、ケツを俺のチンポに押しつけ、呑み込もうとする。俺は腰を引いて意地悪をしてやった。

「どうして欲しいんだ?言わねぇとなしだ」

 俺は再度尋ねる。

「俺の。。。」

 だが、なかなか言葉にならないようだった。後輩の前では恥ずかしくて口に出せないと言うことか。2人のときは平気で口にしてるくせに。ただ、恨めしそうに俺を眺める。

「今さら恥ずかしいのか?後輩の前では本性を見せられないのか?」

「・・・・・」

「そんな格好をして俺のチンポをしゃぶり、後輩のチンポもしゃぶっておきながら、いつも俺に言ってる変態極まりない卑猥なことを言えないの?」

「・・・・・」

「どうなんだ?」

 俺はユウジのケツに指を突っ込み、手荒にこねくり回した。ユウジの身体が震える。快感、羞恥、欲望、常識、誇り、そして、倒錯。逃げようとするユウジを引き寄せ、突っ込んだ指を小刻みに振るわせる。ユウジの身体に電流が走る。快楽に勝てず、息が激しくなり始める。

「どうなんだ?ユウジ。欲しくないのか?後輩の前で本性を出して見せろよ」

 チンポはギンギンに勃起している。このシチュエーションを嫌がっているだけではないのだ。俺の指を銜えたケツが収縮し、きつく締め付ける。ケツが濡れ始めている。熱いケツの粘膜が俺の指を捉え、絡みつくように包み込む。

「はぁはぁ。アキラ。。。」

 俺は無言で指を使うだけだ。タツヤは呆然と2人のやり取りを眺めていた。俺達2人の関係を信じられない面持ちで眺めている。しかし、タツヤの中心は痛いほどに勃起し、透明な先走りが竿を伝って流れ落ちていた。

「欲しいよ」

「何が?」

「アキラのマラが欲しい」

「どうして欲しいんだ?」

「突っ込んでくれよ。俺のケツに。。。」

「ケツ?マンコだろ?雄の振りした雌のマンコ。突っ込むだけでいいのか?」

「突っ込んで滅茶苦茶にしてくれよ。いつものように俺のマンコを激しく犯して欲しい」

 ユウジの口から恥ずかしい言葉があふれ出だした。ケツを刺激され、我慢の限界を超えたようだ。

「タツヤのチンポはどうする?」

「・・・・・」

「どうするんだ?」

「口に欲しい。アキラの後で突っ込んで欲しい。。。」

「どうする?タツヤ。先輩がこう言ってるぜ」

「たまんねぇな。すげぇや。先輩、口出せよ。俺のチンポを突っ込んでやるからさ」

 俺はタツヤに頷き、ユウジの髪の毛を鷲掴みにして口を突き出させた。タツヤはユウジの頭を両手で抱え、チンポをねじ込む。それを確認して、俺は指の代わりにチンポを突っ込んだ。チンポを銜えたユウジの喉からうなり声が漏れた。俺は腰をグラインドしユウジの中をかき混ぜる。腸の壁にマラを擦り付け、わざとグチョグチョと卑猥な音をたててやった。タツヤが上から結合部を覗き込んできたので、見せつけるように抜き差しした。タツヤも腰を振り、ユウジの喉を犯す。前後からチンポを突っ込まれ、2人の年下の男に犯され、ユウジの興奮は最高潮に達する。筋肉が収縮し、汗が吹き出した。

 完璧な雄の身体をしたユウジが2人の男に犯され、どんどん雌化してゆく。自ら腰を振り、頭を振って俺たちのチンポに奉仕することで、得る快楽。

 激しく腰を振り、ユウジのケツを犯しながら俺は立ち上がった。腰を引き上げ、脚を大きく拡げさせる。タツヤも立ち上がった。タツヤの太腿に両手をついて、股間に顔を埋め続ける。可愛いヤツだ。パンパンと音が響くほどにケツを犯すと、ユウジの身体がゆらぎ、その度にタツヤのチンポが喉の奥を責める。タツヤに目配せすると、意を察して頷く。

 俺がチンポを引きずり出すと、タツヤもチンポを抜いた。ユウジも心得たもので、身体を入れ替えタツヤにケツを向けた。タツヤの濡れたチンポがユウジのケツに呑み込まれていく。

「すげぇ。気持ちいい。絡みつく」

「はぅ。あぁぁぁ」

 ユウジの喉から快楽の嗚咽が漏れる。

「先輩のケツに突っ込んでるなんて信じられないよ。たまんねぇよ。先輩」

 ユウジのケツの感触を味わい、タツヤの顔は歓喜にゆがんだ。ユウジは俺のマラをまさぐり、くわえようとする。俺はやりたいようにさせてやった。タツヤが激しく腰を使い始める。すげぇすげぇと意味のない言葉を繰り返す。吹き出した汗がユウジの背中にポタポタと落ちた。

「感じるか?」

 ユウジの目を覗き込んで俺は囁いた。潤んだ瞳が俺を見つめる。チンポを引きずり出して、ユウジの舌に俺の舌を絡めた。舌を吸い、恍惚の表情を浮かべる。タツヤが切羽詰まった声で訴えてきた。

「俺、俺。。。」

 あまりに刺激的なセックスに、タツヤが絶頂を迎えようとしているようだった。

「たまんねぇよ。爆発しちまう」

「イケよ」

 俺は冷静に答えた。ズコズコとケツの奥までマラを打ち込み最後の快感を味わっている。そして、チンポを引きずり出し、数度擦り上げると、白濁の液をユウジの背中に撒き散らした。肩で息をしながら、タツヤはその場にしゃがみ込んだ。

「種付けしてくれよ。アキラ。俺もイキそうなんだ」

 俺はユウジの後ろに回った。タツヤに見せつけるようにユウジのケツを犯す。俺のチンポがユウジのケツに出し入れされるのを見ている。今、イッたばかりであるにも関わらず、タツヤは食い入るようにそれを見つめた。

「ダメだよ。アキラ。イッちまうよ。漏れるよ。。。」

「イケよ」

 俺はマラを突っ込み、かき回し、滅茶苦茶に腰を振る。

「あぁぁぁぁ」

 雄叫びとともに、ユウジのチンポからザーメンがこぼれ落ちた。

「俺もイクぞ。種付けするぞ。おまえは俺のものだ!」

 がんがん腰を振り、ユウジのケツに打ち付けて、中にぶちまけた。ユウジの身体がビクビクと痙攣し、濡れて緩んだ穴から俺のザーメンが伝い落ちた。俺のチンポは、まだびくびくと天を突いて震えている。

 こちらの様子を伺っているユウジの目をまっすぐ見つめると、態勢を入れ替えて俺の前に跪き、どろどろのチンポを口に含んだ。タツヤは、驚いたみたいで、その光景を呆然と眺めていた。

「可愛いぜ。ユウジ」

 ユウジの顔を両手で優しく包み込み、唇を重ねた。

2023年1月14日土曜日

年上の人06(復刻:加筆修正版)

 性癖がぴったりな俺達は、自然と付き合い始めることになった。ピチピチの体育学生である俺の性欲は無限で、ところ構わず欲情した。通勤途中に電車の中で催すのは当然のこととして、わざわざ早起きして通勤するユウジを痴漢した。ユウジもユウジで、なんだかだ言ってスリルを味わっているようだった。

 そのまま、駅のトイレで一発抜くこともよくあった。個室に引きずり込んで、俺のチンポをしゃぶらせると、既に欲情しているユウジは、マンズリしながら俺のマラをしゃぶった。Yシャツをたくし上げ、狭い個室でケツを犯す。声を出さないようにユウジは自分の腕に歯を立てる。一発種付けしてスッキリした後は仕事だ。しかし、それでも足りなくて、バイトがある日の昼休みに会社のトイレで突っ込んだこともある。

 一番興奮したのは、昼休みに屋上で嵌めた時だ。真っ昼間の屋上で突っ込んだのだ。高層ビルの屋上とはいえ、周りから全く見えない訳じゃない。それに、誰かが上がってくるかもしれないのだ。それでも、エレベーター塔の裏でユウジにしゃぶらせた。当然、ケツを突き出させてバコバコ嵌めてやった。鼻にかかった声でユウジが鳴く。チンポをギンギンに勃起させ、先走りを垂れ流しながらケツを振って喜ぶ。卑猥この上ない格好で、盛の付いた俺たちはスリルと快感を味わった。

 深夜の誰もいない会社で盛るのは当たり前のことだし、休みの時は車を出して遠出をする。ユウジが運転しているときは、ファスナーを降ろして、チンポを引きずり出して、扱き、股の間から手を突っ込んでケツを弄くる。

 俺が運転しているときは、ジーンズからチンポを出してしゃぶらせる。人気のない港湾地区などでユウジを俺の上に座らせ、下から突き上げた。ボンネットの上に上半身を載せて後ろから犯りまくる。夜の公園で素っ裸になって盛り合ったこともある。色んな場所で、色んな格好でお互いの身体を貪り合った。求め合った。

 俺は、ユウジが真面目モードから堕天する瞬間が好きで、いつも次はどうやって犯してやろうかなんて考えていた。そんなとき、俺は気付いてしまった。ユウジの後輩社員でタツヤってのがいる。当然、俺よりは年上なんだけど、ユウジに劣らず可愛いヤツなんだ。身体もそこそこだし、なかなかのイケメンだ。ユウジとタツヤと3人で昼食をしての帰り、レジで料金を払うとき、タツヤの財布の中に有名な発展場の会員証が入っているのをのぞき見た。それ以来、俺はタツヤを参戦させて3Pする計画を練った。

 タチかネコかまでは分からないが、タチだったら2人でユウジを輪姦すだけだし、ネコなら俺が2人のケツを犯すだけのことだ。それとなくユウジに言って、3人で残業するように持っていく。ユウジは平和なもので、俺が企んでいることなんて気が付いていない。

 その日、俺は思いっきり悩殺的なファッションできめていた。半ケツに近い短パンに、白いタンクトップ。ほとんど紐みたいなタンクトップから露出した俺の身体。日焼けしたスジ筋の身体を、素知らぬふりをしながらタツヤが盗み見る。痛いほどの視線を俺は全身で感じていた。ユウジはそんなことも気が付いていない。本当に平和なヤツだ。

 タツヤの前で、俺はケツを突き出すようにして落としたペンを拾ったり、大股を拡げて椅子に座ってみたり、あらゆることをして挑発する。喉仏が上下して、生唾を呑み込んでいるのが分かる。目が血走って涎を垂らしそうな物欲しそうな顔をしている。タツヤの視線は、俺の股間よりケツを追いかけている。この分だと、まず間違いなくタチだな。俺は確信した。

 さて、後はタイミングだ。俺は、ユウジに囁いてトイレに誘う。まず、俺が先にトイレに向かう。しばらくして、ユウジが追いかけてきた。

「アキラ、まずいよ。三矢がいるからさ」

「いいって。さっさとしゃぶれよ」

 俺はジーンズのホックを外し、マラを引きずり出した。既に臨戦態勢でギンギン状態だ。ユウジは戸惑っていたが、生きの良い餌を前にして我慢できる筈がない。俺の前に跪き美味そうにチンポをしゃぶり始めた。チンポを喉の奥深くまで呑み込み、頭を上下させる。チュバチュバと卑猥な音がトイレに響いた。なんだかんだ言って、スケベなくせに。俺は苦笑いしてしまう。足音を忍ばせて廊下をやってくるヤツがいる。ユウジは気が付いていない。餌に食いついてきた獲物の気配を感じ、俺はほくそ笑んでいた。トイレの入り口から目だけでタツヤが覗く。

 俺は手洗いの鏡を背にしゃぶらせていたから、入り口が背中側のユウジは気付かない。俺は知らんぷりをして、ユウジの頭を抱え腰を振った。タツヤは驚きつつも俺達の行為を食い入るように見つめている。俺がタツヤと視線を合わせると、タツヤは慌てて顔を引っ込めようとしたが、顎をしゃくって参戦するよう促す。

 タツヤはスラックスの前からギンギンのチンポを引きずり出し、俺達に近づいてきた。さすがに、ユウジも気付いたようで、顔を上げようとするが、俺は構わず喉を犯した。ユウジの髪の毛を鷲掴みにして引き剥がすと、タツヤの股間に押しつけてやった。俺はタツヤの乳首をまさぐり、首筋に舌を這わす。強引な俺に戸惑っているタツヤだったが、ユウジも覚悟を決めてタツヤのチンポをしゃぶり始めれば大胆になる。俺の舌を吸い、ユウジの喉を犯し始めた。Yシャツのボタンを外し、手を突っ込んで直接乳首をいたぶる。チンポと乳首への同時攻撃にタツヤは息が乱れてくる。俺はタツヤの耳元で囁いた。

「場所変えようぜ」

 俺達は、喫煙室のソファへと場所を変えた。

「ユウジ、素っ裸になれ!」

 後輩の手前、男振ろうとするユウジを睨み付け、有無を言わせず、命令に従わせる。その様子を見ていたタツヤが目を丸くしている。

「あんた、タチか?」

 タツヤは俺の気迫に押されて頷く。

「よかったな。ユウジ。今日は2人で輪姦してやるぜ」

 俺はユウジを引き寄せ、顔を股間に押しつける。ソファに腰掛けた俺のチンポをしゃぶるには四つん這いになるしかない。鍛え上げた身体を惜しげもなくさらし、屈辱的な格好で俺のチンポをしゃぶる。タツヤに目で合図をした。意味を解したタツヤはユウジのケツに顔を埋める。舌を突きだしユウジのケツマンを舐めた。ユウジの身体がびくりと反応した。だが、俺のチンポを頬張っていては鳴くこともできない。俺はユウジの乳首に容赦なく爪を立てた。身体を捩り、痛みに悶絶する。

 ケツタブを押し広げ、タツヤは先輩のケツマンの味を楽しんでいた。ユウジの頭を上げ、舌を絡める。とろけそうな目で俺を見つめ、何かを訴える。

「欲しいのか?」

 ユウジが目で返事をした。

「なら、今度は後輩のマラをしゃぶってやれよ」

 ユウジは身体を入れ替え、タツヤのチンポを口に含む。俺はチンポに唾を塗り、ユウジのケツマンにあてがった。

2023年1月13日金曜日

年上の人05(復刻:加筆修正版)

 彼の唾でヌラヌラとぬめるチンポをケツの穴にあてがった。両手で乳首を摘み、硬くなったそれをコリコリといたぶる。入り口辺りを突きながら、耳元で囁いた。

「名前は?」

「・・・・・」

「突っ込んで欲しいんだろ?」

「ユ・ウ・・・ジ」

 彼はとぎれとぎれに答えた。

「ユウジ。欲しいか?」

 ユウジは無言で頷いた。

「それじゃ分からないだろ。欲しいのか?」

「欲しい。。。」

 ユウジは消え入りそうな声で答える。

「何が?」

「チンポが。。。」

 しばらくの間をおいて、やっとのことで答えた。

「どこに?」

 俺は執拗に言葉でユウジを虐める。

「俺の。。。」

「俺の?」

「ケ。。。ケツ。。。ケツマンに。。。」

 ケツマンコの周りを俺のマラが突き続ける。

「ちゃんとおねだりしてみろよ。」

「・・・・・」

「欲しいんだろ?」

 ユウジはゆっくりと頷き、躊躇した後にやっとのことで答える。

「俺のケツマンにマラを突っ込んでくれ」

「下さいだろうが」

「突っ込んで下さい」

 俺は乳首に爪を立てた。ユウジが仰け反る。そして、マラに指を添え、ゆっくりと突き入れた。熱いユウジの粘膜が俺のマラを呑み込む。指だけでトコロテンしてしまうほどモロ感のケツマンコは、適度な締まりで、湿り気を帯びた襞がまとわりつく絶品だった。俺は慌ててマラの付け根に力を入れる。

「はぅ」

 たまらず、ユウジが溜息を漏らす。指で拡げてやる必要もなく、すんなりとマラを呑み込んでいく。かといってガバガバな訳ではないかった。吸い付くように粘膜が俺を覆い尽くす。ゆっくりと腰を静め、根本まで埋没させた。

「全部入ったぜ。どうだ?」

「あぁぁ。すげぇ。充実感で一杯っす。俺の淫乱なケツマンコが硬いチンポで一杯っす。硬てぇ。太てぇ。」

 ユウジは譫言のように卑猥な言葉を迸らせた。

「そんなにマラが好きなのか?淫乱野郎!」

「はい。たまんねぇ。犯られてる。俺。。。年下の雄に犯されてる」

 ユウジが本領を発揮し始めた。雄の言葉を連発しながらも、犯され陵辱される喜びを滲ませる。

「そうさ。おまえは今年下の俺に嵌められてるんだぜ。淫乱な格好しやがって。会社でこんな格好で嵌められて恥ずかしくねぇのか?」

「恥ずかしいっす。すげぇ恥ずかしい」

 チンポを奥まで突っ込んだまま、円を描くように腰を振る。ユウジもそれに応えて腰を振った。

「俺は雌犬です。年下にチンポ突っ込まれてケツ振って喜んでる淫乱マンコの雌犬ですって言って見ろ」

 少し躊躇った後、ユウジは繰り返した。

「俺は雌犬です。年下にチンポ突っ込まれてケツ振って喜んでる淫乱マンコの雌犬です。感じる。ケツマンコが。。。気持ちよすぎる。。。」

 俺はユウジの腰を両手で持って、激しく腰を振り始める。クチュクチュと湿った卑猥な音が事務所に響いた。

「おら!もっと感じろ。俺のチンポでケツマンコを犯されて悶えてみろ!」

「あぁぁぁ。すげぇ。マジたまんねぇ」

「鳴け!もっと鳴け。気分出して鳴いてみろ!」

「はぅぅ。あぁぁ。いいっす。いいっすよぉ」

 腰を鷲掴みにして、トップスピードでケツを犯す。ユウジのギンギンに勃起したマラが机を打ち、ビタビタと鳴った。

「いいケツだぜ。ユウジ」

 それに応えてユウジがチンポを締め付ける。

「おおぉぉ。締まるぜ」

 俺は前に手をまわし、マラを扱き上げた。

「ダメっすよ。イッちまう」

 俺は慌てて手を離した。両手で胸を揉み、抱き起こした。ユウジが首をねじって俺を見つめる。俺は唇を重ねた。舌をねじ込み、ユウジの舌と絡める。ユウジの片足を抱え上げ、横からマラを打ち込んだ。唇をふさがれて声が出せないユウジは、舌を絡めながら喉で呻いた。極限まで勃起したチンポから先走りが止め処なく流れていた。足下に絡まっていたスラックスを抜き取り、机の上に腰掛けさせる。両脚を肩に担いで、ケツを犯す。机の上のものがバラバラと床に舞った。俺は狂ったようにマラを打ち込み続ける。

「あぁぁぁぁ。たまんねぇ。すげぇ。。。」

 自分の両脚を抱えて、ユウジは仰け反る。割れた腹筋が先走りで濡れ、さらに俺を興奮させる。ユウジの大胸筋を鷲掴みにして責め立てた。

「もうダメっす。トコロテンする。。。」

「待て。もう少しで俺もイク」

 必死に我慢しようとするが、我慢できずにイッてしまうからトコロテンなのだ。フィニッシュは近い。俺はチンポに神経を集中して、同時に発射しようと努力する。むずむずとした快感が玉から下腹部へと移動する。下腹部にマグマが溜まり、入り口へ向けて移動を始めた。

「イクぜ。俺もイクぜ」

 ジュクジュク濡れたケツマンコにチンポを打ち込み、内臓をかき混ぜる。

「あぁぁぁ。イクイクイク!」

 ユウジが叫ぶと同時に、ザーメンが迸った。ドロドロと胸から腹にかけてザーメンが溢れ出す。ケツの収縮が俺のマラを締め付ける。その瞬間、俺はユウジの中に白濁の液を撒き散らした。ビクビクと俺のケツが痙攣していた。何度となく大量の雄汁を吐き出した。ガックリとユウジが崩れ落ちる。俺もユウジの上に重なり、荒い息を繰り返す。ユウジがキスを求めてきたので、優しく唇を重ねた。

「最高のマンコだな。ユウジ」

「君こそ。最高のチンポだよ」

 再び唇を重ねる。

「ところで、名前も聞いてなかったけど。。。」

「ああ。俺はアキラ」

「アキラ。。。すげぇ良かった」

 俺はキスで応えた。

「俺の女になるか?」

 ユウジは少し戸惑いを見せる。

「女か。。。」

「チンポ突っ込まれて感じてるんだから女だろ?ただし、Hの時だけな」

「ああ。分かった。アキラの女にしてくれ」

 入れたままのチンポが元気を取り戻し、硬さを増す。それに気が付いたユウジが俺の下半身を眺めている。

「もう。回復したのか?」

「ああ。ユウジがあんまり可愛いもんでな」

 ぬけぬけと俺は言ってやった。

「よせよ」

 ユウジが照れ笑いする。俺が再び腰を動かし始めると、ユウジは俺の首に両手をまわし、ケツを締め、受け入れ態勢を整える。

「ユウジもかなりの好き者だな」

「俺はアキラの女なんだろ?なら当然だろ」

 俺達は舌を吸いあった。充実感が2人を包み込む。激しい愛の営みが再び始まる。

年上の人04(復刻:加筆修正版)

「君は何を言ってるんだ!」

 彼は突然立ち上がり、俺を睨み付けた。力強く握りしめた両の拳が戦慄いている。

「チンポおっ勃てて言っても説得力ないんじゃないの?」

 彼の顔に一瞬戸惑いが走った。俺は平然と視線を返す。ずぼしか?

「素直になりなよ。どんなに男ぶってみても本性は雌なんだろ?ケツマンコにチンポ突っ込まれたくて仕方ないんじゃねぇのか?」

「無礼な!大体、君はいったいなんなんだ」

「これ覚えてる?」

 俺は彼の眼前に右手の中指を突きだし、クリクリと動かして見せた。彼の頬が朱に染まる。

「あれは。。。」

「あんたはこの指だけでイッちまったんだろ?それも朝の満員電車の中でさ。正直言って見ろよ。感じたんだろ?」

「・・・・・」

 俺から視線を逸らし俯いてしまった。

「あの後、どうしたんだ?ベトベトだった筈だぜ。トイレに駆け込んで、濡れたビキニを捨ててから、ノーパンで会社行ったんだろ?」

「・・・・・」

 あの日の翌朝も俺は同じ時間にプラットフォームにいた。ただし、彼のすぐ後ろではなく遠く離れていたが。そして、じっくりと観察していた。いつものように単行本を持ってはいたが、彼は落ち着かない様子で、周囲に視線を彷徨わせていた。最初は、前日のことがあったので警戒しているんだと思っていた。だが、結局、俺は姿を見せない。電車に乗り込む前の彼の表情はがっかりしたものに映った。そして、俺は翌日も同様に様子を伺った。その様子を注意深く観察して、俺を捜しているんだということを確信したのだ。

 俺は無言でジーンズのホックを外し、ギンギンに勃起したチンポを引きずり出した。血管が浮き出た俺のチンポは、窮屈な場所から解放された喜びを発散させるかのようにビクビクと震えた。ピンク色の艶やかな亀頭が蛍光灯を反射して妖しく光る。鈴口からは透明な先走りが溢れ出し、玉をつくっていた。彼の目が一瞬光る。

「しゃぶっていいんだぜ。欲しいんだろ?」

 彼は無言だ。両の拳を強く握りしめている。

「素直になれよ。エリートサラリーマンが跪いて学生のチンポなんかしゃぶれるかってか?大好物なんだろ?跪けよ。俺の前に跪いて俺のチンポをしゃぶれよ」

 俺は冷静な声でささやきかける。彼の中の葛藤が手に取るように想像できた。欲望とプライドとの間のジレンマ。スラックスの前が膨らんでいる。明らかに欲情しているのだ。しかし、年下、それも学生のマラを跪いてしゃぶるなんて、エリートサラリーマンとしてのプライドが許さない。それもここは社内なのだ。俺は誘うようにマラをビクビクさせてやった。彼の太腿が震え始める。あまりに強く握りしめた拳は赤く鬱血していた。

「年齢の上下なんて関係ねぇだろうが。あんたは雌なんだよ。雄にマンコ弄くられてよがる雌なんだよ。チンポぶち込まれたくてマンコ濡れてんだろ?素直になれって」

 俺は彼に近づき、彼の肩を押し下げた。肩に力を入れて抵抗しようとしたが、もう一押しすると彼は俺の前に跪いた。目の前の俺のチンポを眺めているが躊躇している。彼の喉が鳴った。

「俺、ケツ掘るのすげぇ上手いぜ。たっぷり喉を味わったらぶち込んでやるよ。ほら。しゃぶれよ」

 右手をおずおずと差し伸べ、俺の太腿を握る。左手は強く握りしめたままだ。ゆっくりと前傾になり、チンポに顔を近づける。躊躇いながら舌を出し、亀頭の裏の辺りに触れる。欲望がプライドを凌駕した。堰を切ったように押さえ込んでいた欲望があふれ出す。左手でチンポの根本を包み、愛おしそうにしゃぶり始めた。

「美味いか?」

 俺は冷然と問いかけた。彼は俺の亀頭を口に含んだところで、上目使いに俺を見た。そして、ゆっくりと頷いた。そんな彼が可愛くもあり、柔らかな彼の髪に指を絡ませ、頷き返した。俺はとても満足していた。優しく彼の頭を撫でてやる。彼は唾をすすり上げ、チュバチュバと盛大な音を響かせながらチンポをしゃぶった。スラックスにYシャツ、ネクタイ姿のエリートサラリーマンが、俺の前に跪いてチンポをしゃぶっている。舌を這わし、口を窄めて頭を振る。亀頭から根本まで呑み込み、頭を上下させる。大量に溢れ出す唾をすすり上げ、口角に泡を滲ませて若いチンポを貪り食らう。こうなることを夢見ていたに違いない。ケツを疼かせ、待っていたに違いない。今は躊躇いの欠片もない。欲しかったものを手に入れた喜びに打ち震えながら、必死に奉仕を続ける。感じる穴にぶち込んでもらうために。次の一言をかけてもらうために。焦らすのはこれくらいでいいだろう。髪に絡ませていた指を止め、俺は囁いた。

「ケツ出せよ。ぶち込んでやるから」

 彼の動きが止まる。上目使いに俺の目を覗き込む。そして、ゆっくりと俺のマラを吐き出すと、立ち上がり、ベルトのバックルに手をかけた。スラックスのボタンを外し、ファスナーを下ろすと手を離した。スラックスが足下にストンと落ちた。机の方を向いてケツを突きだし、意を決したようにビキニをずり下げる。膝の辺りで止まっていたビキニを、俺は足で引き落とした。思っていた通りの鍛え抜かれた身体だ。むだ肉の欠片もなくパンパンに張った筋肉が流れるような造形美を見せていた。体毛がほとんどない綺麗な肌をしており、Yシャツをめくり上げると、真っ黒に日焼けした身体の一部、ケツの小さな三角形だけが真っ白で卑猥この上ない。今からこれが頂けるのかと思うと俺は突っ込む前から爆発しそうだった。

年上の人03(復刻:加筆修正版)

 大学の学生生協の掲示板に俺は目を走らせていた。アルバイトの募集が掲示されていメモをひとつ引きちぎり、斡旋の依頼をする。職員に連絡先と担当を確認してもらって、スマホにメモする。アルバイト先は、和泉商事株式会社で、連絡先は総務課の満山さんという。生協を出て、すぐに電話をして面接の日時を確認すると、明日の午後1時に和泉商事大阪支店で面接してくれるということだった。

 時給もさほど高くないし、決して条件が良い訳ではなかったが、俺にはある期待があった。和泉商事でアルバイトすることで、その可能性が上がるあるかもしれない。

 翌日、指定の時間に満山さんを訪ねると、受付のおねえさんが連絡確認してくれて、打ち合わせスペースに案内されるようだ。

「こちらへどうぞ」

 ストレートの黒髪が長く、上品な感じの受付のおねえさんが先に立って歩き、俺は後に従った。身体のラインがはっきりと分かるツーピースの制服を来たおねえさんは、なかなかセクシーだった。眺めるとはなしに左右にプリプリと動くヒップを眺めながら歩く。オフィス家具で仕切られた小さなブースに通された。

「しばらくお待ち下さい」

 魅力的な微笑みを残して彼女は去った。しばらくするとドタバタと騒がしい物音とともに満山さんらしい男性が現れた。

「やぁ。お待たせ。初めまして。満山です」

 社内は空調が効いているのにも関わらず、額に浮かんだ汗を忙しなく拭う。芸工大だったっけ?

「はい。沢渡です」

 俺がお辞儀するのを待って、脇に抱えた書類を俺の前に指しだし、「こことここに必要項目を書き込んでもらえるかな?」とボールペンで書き込み場所をチェックしてくれた。

 俺がサインをしている間、満山さんは暑い暑いを連発しながら、扇子をパタパタさせている。Yシャツが身体にぺったりと張り付き、部分的に湿っているところがあって、下着を付けないからよけいに不快なんじゃないの?なんて思いながら記入事項を書き終える。顔を上げるとYシャツを透して肥満した身体が目に入ったので、「こっちが暑くなるよ。ほんとに」と心のなかで呟く。しかし、そんな内心をおくびにも出さず、書類を返した。

「ふんふん。週に4日は来られると。コンピューターの扱いは大丈夫かな?」

「はい。大体のソフトは使えます」

「タイピングの速度は?少し見せてもらっていいかな?」

 最近の芸工大性を舐めるなよ。こう見えてもタイピングはブラインドタッチだ。原稿用紙1枚分の文章を打ち込むのに5分とかからない。ワープロ、表計算、プレゼン、画像処理にイラストソフト、なんでもござれだ。

 場所を変えて、事務スペースのPCの前に案内された。手渡された書類をブラインドタッチで打ち込んでいく。書類の体裁を整え、アウトプットするまでの時間はきっかり10分。A4、1枚の書類を処理する時間としては十分だろう。横で見ていた満山さんが目を丸くしている。

「すごいねぇ。社員以上じゃん。もうけもうけ」

 短期雇用契約書に捺印すると、満足気に頷いた。

「じゃぁ。明日から来てもらえるかな?」


 翌日から出社したが、意外と事務所は狭かった。大阪支店はこのビルのワンフロアだけとのことだった。俺は事務所内をざっと見渡し、目標物を確認する。目標が座っているエリアは企画課だった。ほう。なかなかのエリートじゃん。俺は1人ほくそ笑んでいた。

 俺がアルバイトする部署は、企画課の隣の事業1課だった。彼はまだ、俺に気が付いていない。まさか、こんなところで会うなんて思ってもいないだろう。こう簡単にことが運ぶとは考えていなかったが、背広の社章をチェックしていた俺の勝利だね。PCの前に陣取り、書類の山を打ち込んでいく。ひっきりなしに電話がなり、多くの人が右往左往する事務所で、与えられた作業をこなしながらチャンスを待つ。

 だが、チャンスは以外と早く訪れた。アルバイトを始めた翌日の終業時間まぎわに残業を依頼されたので、快くOKした。終業のチャイムが鳴ると社員の数は3分の1に減り、奥の方では照明を落とした部署もある。俺がいる事業1課と隣の企画課は忙しそうで、まだ多くの人が働いていた。それでも時間が遅くなると1人減り、2人減り、残るは5人程度となった。その中に彼も含まれている。彼が俺の方に近づいてくる。俺の管理責任者と話をした後、書類を持って俺の横に立った。

「悪いけどこれも頼めるかな?」

 彼が俺に話しかけてくる。

「はい」

 俺は彼を見上げながら微笑みかけた。微笑み返そうとした彼の表情が硬くなる。

「君は。。。」

 俺はニコニコしながら彼を見つめた。管理責任を彼に託した俺の管理者が先程帰宅した。結局、最後に残ったのは俺と彼だけ。既に23時を回っている。俺は打ち上がった書類を手に彼の後ろに立った。そして、書類を机の上に置くと、後ろから、彼の乳首の辺りに指を這わせる。俺が後ろに立っているだけで身を固くしていた彼がビクンとする。Yシャツ越しに乳首を摘み、彼の首筋にキスした。

「犯ってやるからケツだせよ」

 俺は耳元で静かに囁いた。

年上の人02(復刻:加筆修正版)

 「ビンゴ」

 俺は思わず小躍りしたいほど嬉しかった。昨日のことがあったからあの人は時間をずらすだろうと踏んでいたのだ。サラリーマンである以上遅くすることはできないはずなので、30分早起きしてホームの端で彼がやってくるのを待っていた。

 彼は昨日より15分早く駅にあらわれ、いつもの車両のいつもの扉の列に並んだ。視線を彷徨わせるその人に見つからないように斜め後ろをキープした。ここまで来ると我ながら病気かもしれないと思う。しかし、強引に尻を撫で、股間をを鷲掴みにしたときの彼の羞恥に赤らんだ顔が、俺を悶絶させるほどそそったのだ。早く、押し倒して突っ込んでやりたいものだと思う。どんな顔で応えるのだろう。どんな声で鳴くのだろう。それを想像しただけで俺の股間は切羽詰まってくる。今日も顔を赤らめ俯くだけなのだろうか。それとも。。。

 電車が轟音とともにホームに滑り込んでくる。圧縮された風がホームを駆け抜けて行く。溜息にも似た音を漏らしながら扉が開き、押し出されてくる人混みを避け、どさくさに紛れて彼の後ろをキープした。後ろから押されるままに彼を反対側のドア際に押し込んだ。今日もベストポジションだった。ドアが閉まり、電車が加速するのにあわせて彼に密着し、尻を鷲掴みにした。ギョッとした様子で彼が振り向いた。俺は彼の目を真っ直ぐに見つめて、にっこり微笑みかけた。さわやかな笑顔を演出できたはずだ。もちろん、その間も鷲掴みにした尻を揉んでやることは忘れない。

 強引に両手を使って尻たぶを拡げた後、上着をめくって、隙間から右手を滑り込ませた。我ながら大胆過ぎると思うが、興奮しきっていたから、ブレーキが効かなかった。必要以上に身体が密着した状態で、電車の揺れに翻弄される乗客は、倒れないように踏ん張るのに必死で他人の様子を伺う余裕はないようだった。加速減速で掛かるGに、つり革を強く握って、または、両脚を踏ん張って身体を支えるのに精一杯だ。

 彼は抵抗しようとするが、15分早い電車は身体を入れ替えることも無理なくらい混雑していた。それを良いことに俺は下着の隙間に指を滑り込ませる。やはりビキニだった。この年代の一般的な男はトランクスが多いはずだが、ビキニを履いているとなるとますます怪しい。その気があるかもしれないことに気を良くして、強引に指を突っ込んで、先に進む。ジットリと汗ばんだ感じの肌が艶めかしい。彼は尻タブを締めて、それ以上の侵入を拒絶しようとするが、そうはさせない。左手で尻たぶを押し広げ、同時に右手の指で奥をまさぐる。

 その瞬間、彼は電流が走ったように身体をビクンと震わせた。感度がいいようだ。中指を小刻みに動かし、クリクリと刺激を与えてやると、顔が上気するだけでなく、おどおどと視線を彷徨わせる瞳がドアのガラス越しに潤んで見えた。あと一息のようだ。

 指先で繊細な粘膜を捉えた。傷つけないように注意しながら指先を動かすと、息が上がり始め、目が虚ろになってくる。指を奥へと進めようとするが、かなりの締まりだった。というか、こんな状況で安安と受け入れるヤリマン野郎では興が削がれるだろうけれど。少し入った粘膜は指に吸い付くようなしっとりとした感じだ。

 しかし、彼は最後の抵抗をするように指を押し出そうときつく締めた。その抵抗をあざ笑うかのように、指をさらに突き入れると、彼の顔はほとんど泣きそうなものに変わっていた。眉間に皺を寄せ、きつく目を瞑っている。汗が一滴、こめかみを伝い落ちる。周りの目を意識しながら彼の耳元に暖かい息を吹きかけてやる。その瞬間、彼の身体から緊張が解け、全身が弛緩するのを感じた。

 俺は確信していた。どんなに男ぶっていても、この人は雌だということを。

 俺の指は既に根本まで達していて、雌の敏感な部分を探していた。そしてついに見つける。暖かい襞に守られるように、こんもりとしたツルツルの丘を指先で感じた。指の腹で押してやると弾力を持った丘が、内部に秘められた部分を守るように押し返してくる。執拗に敏感な丘を責めていると、彼の膝が震え出した。切羽詰まった目が何かを訴えかけてくる。漏れそうなのだろう。それも面白いな。満員電車の中で、ケツを弄くられてトコロテン。イク瞬間は、どんな顔をするのだろう。俺は意地悪くニィッと笑みを返す。濡れた瞳が俺に許しを乞うてくる。

“頼むからそれだけは勘弁してくれ。お願いだ”

 出勤前にビキニを白いザーメンで濡らすは勘弁か?もしかしたらスラックスまで染みるかもな。何より強烈な臭いをどうするよ?あの臭いだけは誤魔化しようがないぜ?俺の指は止まらない。焦らすように。しかし、限界一歩手前で指を止める。彼はホッとしたような顔をした。

 こちら側の扉が開くのは次の駅だ。そこで、彼も下車する。今日は逃がさない。すでにケツの穴に指を突っ込み、あんたの生殺与奪は俺が握っている。再び指を動かし始める。クリクリと執拗に敏感な丘を責める。彼は腰が砕けそうになるのを必死で踏ん張っている。太腿に走る痙攣が小刻みになってゆく。もう少しもう少しだ。タイミングを計り、電車がホームに滑り込む前の瞬間を見計らって、ラストスパートした。指を滅茶苦茶に動かし丘を責め立てた。痙攣が全身に及び、切なげな潤んだ瞳が見開かれる。穴が規則的な律動で収縮を繰り返した。やった。イキやがった。満員電車の中でケツを弄ばれてトコロテンしやがった。淫乱ケツマン野郎じゃねぇか。こいつ。

 扉が開くと同時に、彼は逃げるように走り出した。羞恥に赤らんだ顔は今にも泣きそうだった。年上の男を嬲る快感に俺は打ち震えていた。少し空いた車内で、何食わぬ顔をしながら右手の中指を見つめる。第二関節から先がネットリと濡れて光っていた。指を鼻先に持っていって臭いを確かめる。ほとんど無臭。しかし、ほんのりと男の臭いが残っていた。俺は無意識のうちに指をしゃぶっていた。

年上の人01(復刻:加筆修正版)

 その日の俺は、朝からそわそわしていた。昨日、気になる人と出会ったからだ。同じ時間の電車に乗るべく、人で一杯の改札機を通る。昨日の人がいないか、周囲に溢れている群衆に目を配る。階段を降りていくと、同じ車両の列を目で追ったが、その人はいなかった。

 違う時間の電車に乗ったのだろうか。それとも、毎日、乗る車両を決めているわけではないのだろうか。がっかりしていると、目の前を昨日の人が通り過ぎ、同じ車両の同じ扉の列に並んだ。『よし!』心のなかでガッツポーズを極める。それだけのことで、俺の股間は硬度を増した。

 素知らぬ風を装い男の後ろに並んだ。今日は、グレーのスーツだ。少し濃いめのグレーのシャツに黒っぽいネクタイ、コーディネイトもバッチリだねって感じだ。昨日と同じように単行本を取り出し、読み始めた。人で一杯のホームにいても、俺にとっては2人だけの空間のように感じる。周りの景色が背景と化し、ストップモーションがかかった。俺の視界の中では、その人だけが唯一動く存在で、厚い胸が膨らみ、ゆっくり呼吸している様子さへ感じとれる気がした。彼の目が単行本の文字を追い、そしてページをめくる。

 電車がホームに滑り込んできた。開いたドアに我先と流れ込む人混みを往なし、彼の後ろをキープした。彼は、反対側のドアの隅に立ち、こちらに背中を向けた。この駅からしばらくは、こちらのドアが開かない。チャンス到来だ。俺は確実に彼の後ろをキープし、後ろからなだれ込んでくる人に押された風を装って、身体を密着させた。ちょうど手の位置が彼の尻の割れ目に当たる。

 彼は、そのことを気にする素振りもなかった。電車が発車するときのGを利用して、尻に手の甲を強く押しつける。想像した通り、鍛えられた尻だった。弾力のある筋肉質な尻で、Gに抗って踏ん張ったときには、硬く引き締まった。汗をかいているのか少し湿った感じが何とも言えず興奮した。電車の振動に身を任せ、彼の尻をさすってみた。我ながら、いきなり大胆である。ザラッとした薄い布越しに彼の感触を楽しんむ。

 彼の反応を注意深く探るが、何喰わぬ顔で単行本を読んでいるようだった。俺の心臓がバクバクと早鐘を打つ。頭と股間に熱い血が流れ込んで、顔が上気していたかもしれない。汗が一滴、額を流れ落ちた。彼の反応がなかったから、さらに、大胆な行動に出ることにした。手の平で尻を触ろうと手を反転させ、左側の尻たぶに密着させる。さすがに、彼は反応したので、俺は慌てて手の平の力を抜いた。

 単行本から目を上げようとして思いとどまったみたいだ。しかし、俺の理性は既に抑えが効かず、危険な行為に踏み出そうとしていた。手の平を尻の割れ目に押し込み、上下にさする。身体の位置をずらし、周りの人間に気付かれないように調整した。彼は明らかに反応した。おや?では済まない行為だから当然だろう。しかし、彼は身体の位置を換えるわけでもなく、俺の手を払うでもなく、単行本から視線を外し、俯いただけだった。

 いける。これなら思う存分痴漢ができると踏んだ。ごつい体つきに似合わず、彼はシャイな性格のようだ。尻の感触を存分に楽しみながら、彼の顔を覗き込んでみた。彼は視線を忙しなく動かしていた。顔は明らかに真っ赤になっている。調子に乗って、尻たぶを思いっきり掴んでやると、尻に力が入り、硬度が増した。

 すげぇ。硬てぇ。こんな尻に俺のチンポを突っ込んで犯してやりたいと思う。一体、どんな顔で鳴くのだろうか。想像するだけで、俺の興奮は最高潮に達した。ジーンズの中のチンポは完全に勃起しており、湿り気さえ帯びている。このままいけば、ビキニの前がベトベトになるのに時間は掛からないだろう。

 彼が降りる駅までは、まだかなりある。俺はさらに先に進むことにした。スラックスを押し上げ、ケツの割れ目に指を突っ込む。彼が尻に力を入れて指を阻もうと抵抗するが、俺は脚を踏ん張り、強引に指を突き立てた。彼は小刻みに振るえながら、俺の仕打ちに耐えていた。顔は上気し、もはや単行本を読む余裕などないようだ。

 大騒ぎをするつもりがないことに勇気を得て、反応を楽しみながら指をクリクリと動かしてやる。さすがに身体をずらし、逃れようとしたけれど、もしかしたら、その気があるってことかな?だとしたら、これ以上の幸運はないが。

 俺の動かす指先に反応して彼は身体を振るわせた。快感とも嫌悪感とも言えない複雑な表情で彼は悶絶しているように見えた。電車の激しい揺れで指が外れてしまった瞬間、彼は身体を入れ替えて、こちらを向いた。俺の顔をまじまじと眺め、驚いた表情を見せる。男に痴漢を働く犯人がこんな若い男だとは思わなかったのだろう。俺は、ニンマリと笑ってみせた。

 彼は俺を睨み付け、何かを言いたそうだったが声には出さなかった。しかし、怒っているのは確かで、目がそれを物語っていた。俺は電車の揺れを利用して再び身体を密着させ、今度は股間に手の平を宛がおうとすると、俺の手を払いのけようと抵抗した。だが、俺はもっと強引に彼の股間をを鷲掴みにする。彼は必死に手を振り解こうとするが、負けずに思いっきり握ってやった。彼は顔を引きつらせる。柔らかいままだったが、重量感のある立派な股間であることは分かった。

 優しく揉んでやると、少し容積を増したように感じた。もしかしたら本当に、その気があるのかもしれない。俺はファスナーを下ろしにかかる。その時、電車がホームに到着し、俺達が立っている側のドアが開き、彼は逃げるように走り去った。

 これからが良いところだったのに、とても残念な気分になった。

年上の人00(復刻:加筆修正版)

 雨が降りそうな鬱陶しい日が続き、屋外の気温は日に日に上昇する。湿気を帯びた空気が淀み、何もしなくても汗が噴き出てくる。こんな日の通学は最悪だ。一コマ目の講義に出るためには満員電車に乗らなければならない。隣と肌が触れ合う状態まで詰め込まれてしまえば、クーラーをかけてもほとんど意味がない。厚化粧のおばさん、香水を浴びるようにふった若い女、禿げ親父の体臭、ニンニク臭い口臭、狭い隙間で新聞を拡げる親父、シャカシャカうるさいウォークマン野郎に、携帯メールを必死で打つ女子高校生。はっきり言ってうんざりだ。

 そんな俺にとって唯一の楽しみは、若い男のケツにそれとなく手の甲を押しつけること。特に痴漢的な行為に走る訳でもないんだけど、鞄を持つ手がなにげに当たるんだから仕方がない。ムチムチしたケツやコリコリした筋肉質なケツ、スラックスやジーンズの上から伝わる感触が、俺を興奮させる。タイプの男のケツに触れた日は、一日ご機嫌だ。だから、ホームで順番を待つときも好みの男が並んでいる列を選ぶ。短髪でさわやかな感じの若い男や日に焼けて筋肉質そうなヤツだったらモロタイプなので狙いを付ける。

 車両に乗り込むときは、後ろから押された風を装って狙いを付けた男に身体を密着させる。満員電車なのだから仕方がないってね。今日はどうかな。。。

 おっモロタイプの人がいるじゃん。ラッキーな一日になりそうな予感がする。俺はその人が並んでいる列に付き、それとなくチェックを入れる。短髪で日に焼けてて男臭い感じ。紺のスーツをビシッと極め、ピンストライプのYシャツとベージュの無地のネクタイが似合っている。身長は俺より少し高い。178cmってところかな。体重は80kgぐらいだろうな。スーツを着ていても胸板が厚いのが分かる。清潔そうな感じで、涼しげな目元がセクシーだ。当然、俺がジッと見ているのも気付かず、単行本の文字を忙しく追いかけていた。

 スーツの上着がほとんどケツのラインを隠しているが、むっちり張り付いたスラックスのケツは美味そうだ。今日はこの人のケツを楽しませて頂くことにする。けたたましいブレーキの音を軋ませて、電車がホームに滑り込んでくる。開いたドアからたくさんの人を吐き出し、再びたくさんの人を呑み込み始める。俺はその人の後ろをキープしながら車内の奥、連結器のドア近くまで追い込む。男は慣れた様子で、鞄を吊り棚に載せ、片手でつり革を持ち、もう片方の手で単行本を開いた。あんまり良い位置をキープできなかった。今日は軽く触れる程度が精々だろう。何せ前に壁や人がいないのだから、身体を強く押しつける訳にはいかないのだ。

 手の甲で軽くタッチしてケツの感触を楽しむに留めた。思った通りヒップアップした形の良いケツの感触が伝わってきた。若いリーマンはこちらの意図を感じる風でもなく、何の反応も示さなかった。

 この時間のこの電車にいつも乗るのだろうか?明日は1コマ目の講義はないけれど、この車両のこのドア付近でこの人を待ってみようと決心した。

2023年1月12日木曜日

雨のち曇り時々晴れ10

「あぁあん。。あぁ。。。あにきぃ。。。凄いよ。。。硬いよ。。。太いよぉ。。。当たる。。。当たる。。。気が変になりそうな。。。くらい。。。気持ち。。。いいぃぃぃいぃ」

 ほとんど完璧といって差し支えない綺麗な男が、俺のチンポでイキ狂っている。引き締まった腰を両手で鷲掴みにして引き寄せながら、奥まで突っ込んだ。

「あぁあっあぁ。。。だめだよ。。。漏れちまう。。。」

 責め過ぎると、トコロテンしてしまいそうなんだろう。俺は彼との初めてをもっと楽しみたかったし、忘れられない快感を肉体に刻み込みたかったから、動きを止めた。漏らしてしまっては大変だ。彼の中に入ったまま、なるべく刺激しないように覆いかぶさる。

「そんなに、良いのか?こんなに感じる奴は久しぶりだ」

「ケツイキするの初めてです。こんなに強烈なものだと思ってなかった」

「もっと感じさせてやるよ。俺のことを思い浮かべただけで、ケツが疼いて、Gスポットがズキズキするくらいな」

「うん。兄貴のこと忘れられない身体にしてください」

「可愛いな。おまえ」

 唇を突き出すと首を捻って重ねてきて、俺の舌を思いっきり吸った。彼の熱い粘膜を探るように舌を絡め、唾液を呑んだ。突っ込んだままのチンポの根本に力を入れて、ピクリと動かしてやると、ビクリと反応して、さらに強く舌を吸った。

 ピクピク何度も動かしていると再びケツイキが始まった。俺の腕の中で小さく丸まって、強烈な筋肉の収縮と快楽に震えた。

「あぁっぁあぁ。。。また。。。また。。。いぃいぃいぃぃよぉぉ」

 少し動かすだけで、悲鳴を上げ、過激に反応する玩具のようだ。ケツイキはかなりの体力を消耗すると聞いたことがある。あまり、続け過ぎると身体に悪いかもしれない。概ね30分が限界だそうな。彼は体力もあることだし、あと20分くらいは責めても大丈夫だろうか。

 俺はいつでも発射できるくらい興奮状態が続いているから、彼を十分楽しませた後にイクことにしよう。腰を引き寄せ、奥まで突っ込む。と同時に彼は痙攣しながら悲鳴を上げる。少し休憩して様子を見る。そして、また腰を動かしてケツイキさせる。そんな無限ループを繰り返した。

「兄貴。。。もう。。。無理。。。限界。。。かも。。。」

「分かった。俺もイキたくて、イキたくて仕方ない。おまえの中にぶちまけたい」

「下さい。。。兄貴の子種を俺に」

 言い終わるのを待たず、トップスピードで腰を振った。彼は、すかさずケツイキ状態に陥ったが、有無を言わせず腰を振り、奥を責めた。もう正しくガツガツ、ガンガンといった腰使い。

「上がってきた。出そうだ。。。イキそう。イクイクイク」

「俺も。。。無理。。。もう無理。。。壊れる。。。兄貴ぃ」

 最後の突きをガン!ガン!ガン!と打ち込む。彼は全身を痙攣させながら、痛いほど締めてきた。たぶん、同時に射精しているのだ。覆いかぶさって全体重を彼に預けると、さすがの彼も耐えきれず突っ伏した。動きを止めても子種を送り出す律動が続いている。想像以上の興奮で、大量の子種が吐き出されているのだろう。トロトロになった彼の内臓は、それを絞り取ろうとするように俺に纏わり付いた。

 互いにゼィゼィと荒い息を繰り返し、ただ、重なっていた。彼の熱く濡れた肌が心地よかった。心臓の早い鼓動が肉に伝わっていく、そして伝わってくる。

「最高に気持ちよかった。こんな激しいセックスは初めてだ」

「俺も最高に感じました。もう兄貴じゃないと無理かも」

 普段は凛とした空気を纏って、人を寄せ付けない雰囲気を持っている彼だったが、これほどまでに人懐っこい笑顔をみせるのだと知る。これから、時間を掛けて、もっと彼のことを知りたい。

「付き合ってくれないか?俺と」

「俺で良ければ、お願いします」

 彼の中に入ったままのチンポは、萎えていない。寝バックの状態で腰を動かすと彼は驚いた顔で俺を見た。

「え?硬いままですか?」

「抜かずの2発目いいか?」

 彼の返事はなかったが、形の良い尻を俺に密着させるように突き出してくる。俺はそのままの態勢で腰を振り始めた。


2023年1月11日水曜日

雨のち曇り時々晴れ09

 舌先で蕾を丁寧に舐めながら、乳首や脇腹、太腿の内側など性感帯らしい場所を責め続ける。皮膚がほんのりピンク色に染まり、体温が若干上がったように感じる。愛撫に応じて綺麗な筋肉が収縮し、汗がにじみ出て肌が潤いを帯びる。本当に綺麗な肉体だ。こんなにも美しい男が俺の愛撫で悶ていることに、至上の喜びを感じた。

 感じる瞬間は筋肉が収縮するのだが、その後、リラックスして弛緩する。少しずつ、俺の愛撫にも慣れて、俺を受け入れるべく準備が整いつつあるようだった。たっぷりと濡らした中指を彼の中に侵入させる。柔らかく熱く纏わりついてくる彼の粘膜が愛おしい。繊細な粘膜を傷つけないよう細心の注意を払いながら奥へと進む。ぷっくりと膨らんだGスポットを探り出し、優しく指の腹で刺激する。彼は動きを止め、自分の奥深くから伝わってくる緩やかな刺激に集中しているようだった。乳首を指の先端で転がし、舌先で玉の裏を舐めながら、彼の奥を指先で責める。それらの快感が脊髄を駆け上り、脳内で渾然となって、サイケデリックなスパークを放つのだ。彼の最も感じる性感帯を同時に延々と責め続けていると太腿が小刻みに震えだした。彼の息使いが徐々に荒くなり、唐突に腹筋が収縮した。彼は、その場で身体を小さく折りたたむように痙攣した。

「んぁ。。。あぁ。。。あぅあぁ。。。」

 指だけでケツイキするとは、敏感な体質のようだ。しばらく、指の動きを止め、痙攣が収まるのを待つ。突然の収縮から解放された彼は、ゼィゼイと肩で息をしている。再び、指先を少しだけ動かすと再びスイッチが入った。

「ひぃ。。。あぅあっぁぁあぅあぁぁ。。。」

 まるでこむら返りと射精の快感を同時に味わっているような反応だった。

「だめです。。。良すぎる。。。変になりそう。。。」

「気持ちいいのか?どこが、そんなに気持ちいいんだ?」

 俺の責めで喘いでいる彼が可愛くて、つい虐めたくなってしまう。

「奥の方が。。。こんなの初めて。。。で」

「奥ってなんの?ここか?」

「あっぁぅ。。。そこ。。。そこで。。。す。。。だめ」

「何がだめなもんか。こんなに感じてるのに止めていいのかい?」

「嫌。。。やめないでください。。。もっと感じたい」

「こんなに格好いい男が、ケツマンコが感じまくるなんて知らなかったぞ」

「そんな。。。ひどいよ。。。感じさせたのは。。。ひぃぃ」

 生意気なことを言う奴には、しゃべらせてやらない。指先ひとつで彼は悶え苦しんだ。

「あっぁあっぁぁぁ。。。もっと。。。欲しい。。。兄貴が欲しい。。。」

 俺の我慢も限界だった。ゴムを被せて、ローションをたっぷり塗りたくり、指を抜くと同時に挿入した。

「ああああぁああぁぁあぁぁああああぁあ」

 彼は、ほとんど悲鳴のように鳴いた。硬い竿が敏感な場所を直撃したようだ。既にトロトロに出来上がってしまっている彼は、ちょっとした刺激で痙攣し、快楽の海で翻弄されているようだった。


2023年1月10日火曜日

M性03

 暴発の予感が静まってゆく。こうなると亀頭の感度が若干落ち、持久力が格段に上がる。続けようと思えば1時間でも可能なはずだ。だが、ケツマンコならいざしらず、イマラを1時間も続けたら、しばらく話せない程に喉をヤラれてしまうに違いない。雄が十分にM性を味わった辺りで切り上げてやろうと思う。

 まずは、激しく喉を犯して、このドMを満足させてやる。頭を両手でホールドし、腰を激しく振る。普通の奴なら、5分と保たず、泣きが入る。俺の太腿を両手で必死に押し返して、逃れようとする。無茶苦茶するなと怒り出す奴だっている。己が望んだにも関わらずだ。

 だが、この雄は違った。ガンガンと表現して差し支えない腰振りに耐え、いや、喜んでいるのだ。もしかしたら、興奮が最高潮に達して、勝手に漏らすかもしれないくらいだ。感度が若干劣るといっても、高速ピストンは凄く気持ちよかった。遠慮しながら腰を振るのではなく、ガンガン犯しているからこその快感である。

『グゥグッグゥグググ。。。』

 くぐもった音で鳴き続けている。さすがに、限界に近いのだろう。そろそろフィニッシュしてやろう。腰使いを緩くして雄に休息を与える。雄は俺の意図を察しただろうか。ホッとしたような安堵がなんとなく伝わってきた。

「そろそろ流し込むぞ」

 雄は了解したという意味を込めて、顎を少し引いた。

「頑張った褒美だ。俺の濃い子種を余さず全部飲み込め」

 再び、顎を引く。

 ゆったりとした腰使いを徐々に早め、再び喉をガンガン犯す。激しく腰を振って、性処理道具の肉の穴を穿つ。こうして欲しかったんだろ?泣いて許しを請うても許されない肉便器扱いされたかったんだろ?存分に犯してやる。最後まで零さず飲み込めよ。

 たぶん、この覚悟が極まった雄でもマジ泣きしているに違いない。だが、この辛さも雄にとっては興奮モノで、行為が終わって少し落ち着いた後で、今されたことを脳内で再現しながら独り抜くのだ。オラオラ辛いか?情けないか?腹立たしいか?痛いか?だが、それらもおまえにとっては、快感なんだろ?オラオラ。最後まで犯してやる。

「あぁ。。。すげぇ。。。マジ気持ちいいぜ。おまえの性処理喉マンコ。種が溢れそうだ。。。マジ気持ちいい。マジ最高だ。イクぜ。。。イクぜ。。。イクイクイク!!」

 ほとんど痙攣のような腰振りで雄の中に子種を撒き散らす。最後の一滴まで流し込む。深い吐息を吐き出して、少し硬度が落ちたチンポを抜き出そうとした。驚いたことに、雄は俺の尻を抱き寄せて、舌と粘膜で亀頭を絞り、さらに残りの子種を搾り取った。そして、全てを綺麗に舐め取ってから、名残惜しそうにチンポを放した。

 音にならない大きな吐息が漏れる。暗闇に慣れてきた目で雄の顔をマジマジと眺めた。最初はタオルで目隠しをしていたが、激しくイマラするうちに解けたようだ。想像した通り、涙と鼻水でぐっしょりと濡れた面をしていたが、とても満足そうだ。もちろん、雄のチンポはこれ以上ないくらいギンギンに勃起していた。

「あり。。。がと。。うご。。。ざいま。。。した」

 声帯を擦られすぎて、しゃがれてしまった途切れ途切れの声で礼を言う。

「どうだ?満足したか?」

「は。。い。。。ここ。。まで、はげ。。し。。く、おかし。。。て。。くれる。。。とは、きた。。い。。して。。。ません。。。でしたか。。。ら」

「そうか。おまえ、可愛い奴だな」

 犬顔のドMが嬉しそうに笑む。萎えたチンポを下着に仕舞い込み、乱れたスーツを整えた。とてもスッキリした。非常によく躾けられた性処理用の犬だった。慎重にドアを開け、外を伺う。廊下には誰もいなかった。

 廊下の明かりに映し出された性処理犬を改めて見聞する。短髪に刈り込んだ髪、鍛え上げた筋肉質な肉体、黒く焼けた肌、そして、ギンギンに勃起したチンポとぐちょぐちょに濡れた目鼻口のエロい格好で床に座り込んだまま、ニッコリと笑った。声をださず、口の動きだけで『ア・リ・ガ・ト・ウ』と言った。

 背後でバタンとドアが閉まる音を聞きながら、俺は誰もいない廊下を静かに歩く。とても満たされた気分だった。

M性02

 唇や口腔、喉の粘膜を総動員して俺のチンポを慰める様子が可愛い。本当にこれが好きなんだと伝わってきた。両手は腰の後ろで組まれていて、何をされても抵抗しないという意思表示だろうか。粘膜だけで俺を射精に導くつもりのようだ。

 当然、変態な雄の身体やチンポに触れて興奮するSタチもいるだろうが、触れてもくれず、愛撫もしてくれない、単なる肉で出来たオナホールとして扱われることに興奮を覚えるのだと想像する。だからこそのドMなのだ。SMとは主として精神的なもので、通常、快楽とは程遠い痛みや拘束、羞恥などを快感と倒錯する行為であって、肌同士の接触は二次的な快楽でしかない。それが十分に想像できるから、乳首を摘んだり、チンポを足蹴にするなど、中途半端な接触は敢えてしなかった。

 頭をユルユルと前後させて、俺を奥まで呑み込もうとする。だが、俺のチンポは、それなりにデカイので、唇が俺の下腹部に達するまで呑み込むと一定の嘔吐反射がくる。腹部が急激に収縮し、辛そうな嘔吐反射を無理やり抑え込んでいる。だが、その苦しみは雄にとってのご褒美なのだ。その証拠が雄のギンギンに勃起したチンポで、シルエットだけでも反返ってヒクヒク打ち震えているのが分かる。

 15分くらい楽しませた後、雄の頭に両手を回し、覚悟する僅かな時間を与える。自ら調整しているイマラとは、全く異なる強制的なイマラの始まりだ。ぬるい嘔吐反射では到底済まない。奉仕しようと粘膜で俺を包み込み、絡めて刺激を与えようとするのとは別の準備がいる。喉を開き、全てを受け入れること、己を解放する必要があるのだ。

 後頭部に回した手の平を引き寄せ、ゆっくりと腰を突き出してチンポを押し込んでゆく。雄は抵抗することなく受け入れ、俺を呑み込んでゆく。最初は優しく、ゆっくりと喉を犯す。奥まで達すると若干の嘔吐反射が起こるが激しくはない。慣れない奴にこれをすると胃液が逆流して口の端から吹き出す事態になるのだが、そんな不調法をする奴ではなかった。

 何度か出し入れしていると嘔吐反射も治まってきた。では、第二段階に入ろう。チンポを一旦、抜き出して、ベッドから枕を持ってくる。身体の位置を入れ替えて、雄の背中がドアに密着するように誘導する。頭とドアの間に枕を差し込む。これで、強引なイマラをされても逃げ道はない。雄は慣れているのか、俺の意図を察し、逆らうことなくされるままになっている。する側から言えば、雄をベッドに仰向けに寝させ、頭だけをベッドから落として喉を晒す態勢が楽で良い。だが、ドア前で目隠し正座して待機するドMの性癖を忖度してやる。単にしゃぶりたいだけなら、そこまで拘らないのだが、この雄はドMなのだ。楽しませてやりたい。

 そう。SMは、S役とM役の信頼関係の上に成り立つ。互いに安心して相手に任せることが出来なければ成立しない行為なのだ。俺たちは、初めての顔合わせだが、慣れたSとMの間では、阿吽の呼吸が成立する場合もあって、今回の出会いは数少ないそういった巡り合いに違いない。

 再度、雄のクチマンにチンポを埋めてゆく。枕を噛ましてあるから、角度が付いて突っ込みやすい。奥までゆっくり突っ込んだ後、さらに奥まで押し込む。苦しそうに雄の喉が鳴る。だが、その苦しみは俺が果てるまで続くのだ。さて、雄はギブするだろうか。

 ドアがガタガタ鳴るほどに、腰を激しく使い、雄の喉を犯す。暗くてよく分からないが、涙と鼻水が勝手に溢れているだろう。だが、逆流した胃液を口から吹き出させると俺のスラックスが汚れることになる。雄は必死で喉を開き、俺を全て受け入れることで、胃液が吹き出すのを辛うじて耐えている。

 シルエットで分かっていた。雄のチンポはギンギンに勃起したままで、一向に萎える様子を見せない。ここまで、激しくイマラされても雄は興奮状態なのだ。あまつさえ、俺の尻に両手を添えて、もっと激しく犯してくれと催促するくらい。大したドMだ。

 俺は雄の期待に応えるべく、激しく腰を使い続ける。喉の粘膜に亀頭が擦れて、とても気持ちいい。筋肉質な大柄の雄を性処理便所として一方的に使う快感。ドア一枚向こう側には、ちゃんとした社会があり、正装した男女が普通に行き交っている。そんな薄い壁一枚内側で、こんな変態的な行為を行い、2人の雄が互いに快楽を貪り合っている。そんな精神的な興奮が俺の快感を底上げして、通常なら1時間でも腰を振っていられるはずなのに、15分ほど激しく腰を使っただけで玉が上がってくる。何度も腰を振って得られる快感が積み上げられ、溜まってゆく。あと5分も激しく腰を振れば、暴発するに違いない。

「このまま激しく突き続ければ5分もすれば発射する。どっちが良い?出して欲しいか?それとも、もっと長く犯されたいか?早くイッて欲しければ一度、もっと犯して欲しければ二度、俺の尻を叩け」

 たぶん、この雄ならそうだろうと思っていた。合図は二度。もっともっと俺を犯してくださいだ。勘弁してくださいと泣きが入ろうと犯してくださいというのが、こいつの願いなのだ。俺はチンポを雄の喉奥に突っ込んだまま動きを止めた。出口を求めて噴出しようとしていた子種が鎮静するのを待つ。

 良いだろう。もっと楽しもうじゃないか。


2023年1月7日土曜日

M性01

 先日、とあるBBSで興奮を覚えるシチュの投稿を見た。そこから、妄想が膨らんだので、ちょいと書いてみる。


 仕事は定時で終わったが、このまま帰宅するにはムラムラし過ぎていて、一発抜かないことには落ち着かない。面倒なやり取り抜きで、さくっと性処理できる淫乱男を探すことにする。自動販売機の置いてある休憩スペースで、とあるBBSをチェックしているとドンピシャな掲示を見つけた。

『俺は短髪犬顔の筋肉質175/80/35ドM。駅近ホテルに滞在中。ドアすぐの床に全裸目隠し正座待機するんで、ファスナー降ろしてチンポ引っ張り出してクチマンに突っ込んで性処理やり捨てにしてください』

 さっそく、匿メールを送った。

『177#85#35P18のスーツリーマン。マッチョ。太マラ。駅近ホテルなら、近くにいるから10分程で行ける。エロい投稿が気に入った。溜まった種処理に使いたい。イマラも問題ないんだよな?』

 即座に返信がある。

『○○ホテル○○号室です。ぜひ、俺の淫乱な性処理クチマン使ってください。もちろん遠慮なくイマラしてください』

 なかなか極ってる奴だ。

『ホテルに到着したら念のためメールするから、ドア開けたまま待機しとけ』

『了解』

 簡単なメールのやり取りで互いの目的を達する。殊勝な奴だ。

 駅近のフロントスルーなホテルだ。10分程度で到着し、ロビーから到着した旨をメールで送る。状況OKの簡潔な返信があったので、エレベーターで指定階に向かう。顔や人格、もちろん個人情報を全く知らない相手に、有無を言わせずチンポを突っ込むシチュエーションが興奮を呼ぶ。少し上気していた。心臓の鼓動も若干早い。

 エレベーターを降り、フロアの案内で、指定された部屋番号の方向を確認して歩き出す。革靴が絨毯を踏む静かな足音、スーツの生地が微かに擦れる音が、静まり返った廊下に響く。スラックスの中は既に臨戦態勢だった。

 指定された部屋の前に立つ。ドアはノッチが噛まされた状態で開放されている。ドアの向こうには、全裸で目隠し状態の正座した雄が、チンポを完全勃起させた興奮状態で、今から行われる卑猥な行為に期待を膨らませているはずだ。ドアを押して部屋へと入る。想像通りの雄がそこに正座していた。

 短く刈り揃えた頭、タオルで目隠ししてるため顔は確認できない。太い首と盛り上がった胸筋、腹筋も若干だが浮いている。黒く日焼けした胴は太く肉厚で、正座した太腿も存在感がある。そして、俺と大差ないデカマラが完全勃起して、透明な汁を先端の割れ目に湛えている。これから展開される行為を想像してか、呼吸が早い。部屋は暗かったが、廊下の明かりで、そこまでを確認した後、後ろ手でドアを閉める。

 雄の前に仁王立ちになり、ファスナーを降ろし、勃起したチンポを引っ張り出す。性処理道具は全裸で正座。使う俺は、公衆トイレで用を足す構えだ。この屈辱的なまでの対比が互いの興奮を誘う。もちろん、無言だ。亀頭を雄の口元に持っていくと慣れた様子で俺を含む。足元灯が点いていたから、全くの暗闇ではなく、シルエットは確認できる。

 雄はさも美味そうに俺をしゃぶった。気が済むまで雄の好きにさせてやることにした。熱く感じる粘膜が俺を包み込み、ねっとりと絡みつき、刺激を与える。18cmあるデカマラを自ら呑み込んで、喉で奉仕し始めた。かなりの上級者のようだ。同じようなシチュエーションの雄を何度も使ったことがあるけれど、投稿している過激な内容に比べて、自己申告するほど上手くない奴が多い。だが、こいつは、かなり上手かった。

2023年1月5日木曜日

雨のち曇り時々晴れ08

 小振りな乳輪に存在感のある乳首が勃起していた。舌先で転がすと彼の喉が鳴った。指先でもう片方の乳首を摘み、優しく弄りながら、舌先で執拗に刺激した。甘さを帯びた鼻息が荒くなってゆく。かなり感度が良いようだった。

 そうだったら良いなと思ってはいたが、確信はなかった。視線や仕草、喋り方、ジムでの彼の振る舞いは、全てにおいてノンケそのもので、アプリにも引っかからない。ルックスと体格、筋肉の付き方や醸し出している雰囲気が俺のド直球ド真ん中なのだが、手出しは危険だと思った。ただ、彼への思いは、いくら隠そうと努力しても熱い視線に現れていただろうし、彼が裸になる瞬間に、度々そばに居るようタイミングを図っていたのも不自然に感じられたかもしれない。結果として、彼の助け舟のお陰でお近づきになることを許され、今日のこの時に繋がったのだけれど。

 全裸に剥いてベッドに移動することも考えたが、愛撫が止まらない。長い間、夢見てきた彼との接触なのだ。俺の愛撫で彼が悶え、小刻みに身体を震わせているこの瞬間を途絶えさせたくなかった。大画面の中で、彼とよく似た男っぽい細マッチョが同じように身悶え、鼻にかかった甘い鳴き声を上げている。脇腹から尻へ指先を触れるか触れないかの微妙なタッチで滑らせる。スエット生地越しに、締まった尻の筋肉を味わう。彼は仰け反って、両脚で俺の腰を締め上げる。そのまま膝を立て、挟んだままの腰を上げて尻を浮かさせる。割れ目の当たりまで指先が届くと彼はガクガク震えた。

 目をきつく瞑った顔の前に近づき、唇を軽く重ねた。憂いを帯びた瞳が揺れる。唇が微かに開き、俺の侵入を許す。柔らかで熱い唇の間をこじ開けて濡れた舌を差し込む。奥に進むと、臆病な小動物がそうするように舌先を触れてさせてくる。互いに舌を絡めた。互いの粘液が交換される。両の手で小振りな彼の尻を握りしめ、完全に臨戦態勢の下腹部を彼に密着させた。

「あ。。。あぁ。。。ぁ。。。」

 俺はジーンズをズリ下げ、彼のスエットを剥いて、直接、勃起を尻の割れ目に差し込んだ。彼の目が見開かれ、恐怖と期待が入り混じった瞳で俺を見つめ返す。ディープキスを交わしながら先端で彼の急所を探る。このまま突っ込みたい衝動に駆られるが、我慢した。

「あぁ。。。凄い硬いものが。。。」

 互いに興奮は最高潮にある。再び彼をひっくり返し、尻を高く突き出す格好をさせる。尻を割り、綺麗な形の蕾に触れる。舌先に粘液を溜め、蕾を潤した。期待に震えるそこに侵入するべく、舌を使った。