2023年3月10日金曜日

誘蛾灯06(復刻:加筆修正版)

 屋台で知り合った九州男児と熱い夜を過ごし、別れた後、いつもの皮ツナギを着込み、愛車に跨った。九州自動車から鳥栖で大分自動車道に進み、別府で降りる。埃っぽい国道沿いを走り続けていたので、汗と埃が染みついて身体が重いとまで感じる。

 別府、湯布院は、大分県の山間に位置する湯治場だ。もっと鄙びた温泉の街をイメージしていたのに、まるで心斎橋のアメリカ村か何かのような賑わいぶりに面食らった。年寄りだけではない。若いカップルや女の子の団体、家族連れなど、色々な組み合わせの人々が通りを歩き、土産物屋の前に人集りを作る。大きな看板が出た駐車場にバイクを止め、公衆浴場を探した。

 番台のおじさんに、珍しい生き物を見るような目で眺められて、苦笑い。この暑いのに皮のツナギを来て、公衆浴場に来る奴は珍しいに違いない。バスタオルや石けん、シャンプーなどを頼み、入湯料と一緒に料金を払う。昼前のこの時間帯は、人が少なかった。

 汗を吸ってジットリと重くなったツナギを脱ぎ捨て、身軽になった。タオルと石けんを持ってガラス戸を開けた。黒く黴びた衝立の向こうに、大きな岩組の湯船が見える。お湯は少し紫がかった乳白色で強い臭いはなかった。一通り当たりを見回してみると、さすがに若い奴は少なく、それなりに鄙びた人が多い。

 向こうの方に露天風呂があるようだった。そちらへと足を向けると、あまり大きくはないがやはり岩で組まれた湯船があった。先客がひとりだけ濁った湯船に浸かっている。いわゆる血の池地獄系統の温泉もあるようだ。露天風呂からの眺めは良く、谷間に流れる清流が見下ろせた。濃い緑をバックに湯気がたなびき幽玄でさえある。しゃらしゃらと清流の水の流れとひんやりとした緑の風が心地よい。

 桶に湯を汲み頭から、何度もかぶる。汗と埃と共に、疲れも一緒に流されていく心地だ。

「ふぅ」

 思わず吐息が漏れた。岩に腰掛け風景を楽しむ。湯船に浸かっていた男が俺の方を見上げた。視線を留めないように気を遣っているようだが、一瞬目が光り、俺の身体を値踏みしたのを敏感に感じ取った。肩から胸の厚い筋肉、締まった腹筋、太い二の腕、そして、股間にぶら下がった太々しい自慢のマラ。男はほんの一瞬だが俺を視姦した。

 その瞳をまっすぐに見つめると、視線を逸らし、何食わぬ顔をしてみせた男だが、俺がまっすぐ見つめたままであることに気が付くと、俺の視線を正面から受けて見つめ返してきた。2人の男の視線が絡む。今度は遠慮のない男の視線が俺の身体を視姦する。

 座ったままケツで躙り寄る感じで俺の横に付いた。男は指先を濁った湯船の中で動かし、俺の足の指先をなぞった。親指と人差し指の間の奥まで指を絡ませ愛撫した。俺の足を湯の中で持ち上げ、自分の太股の上に乗せると、丁寧にマッサージを始める。

 それは、前戯に近い執拗なマッサージで、指の先が艶めかしく俺の足の肌に吸い付くようだった。男は愛撫を続けながら勝手に吐息を漏らす。

「なんか。。。すげぇ卑猥っすね。兄貴の足の指を触ってるだけで、興奮マックスっす。ジュンジュンに濡れちまう」

 男はうっとりとした目で俺を見上げた。俺のマラは反応することもなく、平然と岩の上に腰掛け、景色を眺めるだけだ。男は完全に勃起した己のマラで俺の足の裏をつついた。少し力を込めて勃起したマラを踏みつけてやる。男は喘ぎ、悶え、吐息を漏らした。

「欲しいんだろ?しゃぶれよ」

「ここでっすか?まずくないすか?」

「俺の背中でおまえは見えないよ。誰か来たら知らせてやるから、素知らぬ振りで湯船に浸かってればいいだろう」

 男は頷き、湯船の中で向きを変え、俺に相対した。男の両肩に太股を乗せ、男を湯船に座らせ顔を股間に埋めさせる。男は俺のマラを美味そうに頬張った。クチュクチュと口を動かして俺を吸い、舌で亀頭を舐め上げる。長時間、湯船に浸かったままの男の顔には汗が浮かび、上気して真っ赤になってくる。それでも男は俺のマラを口に含んだまま放そうとはしなかった。少しずつ力を増し始めた俺のマラをしっかりと捉え、粘膜を総動員して奉仕しようとする。どうして世の中には、こうもM気のある男が多いのだろうか。他人に虐げられ、精神的にも肉体的にも傷つけられて喜ぶのだから理解に苦しむというものだ。

 俺が何をしてやるでもなく、男は俺のマラを銜えて、強引に奉仕させられて興奮している。公衆浴場の湯船の中でなければ、すぐにでも四つん這いになり、ケツを突き出して、突っ込んで欲しいと懇願するに違いない。

「美味いか?」

 俺が尋ねると、男は上目遣いで俺を見上げ、小さく頷いた。完全に勃起したマラを喉の奥までくわえ込んでいるため返事はできない。男の手が忙しなく動き、湯の表にゆらゆらと波がたっている。湯にのぼせただけではないのだろう、男の鼻息は荒く、顔は真っ赤だった。時々、えづき、苦しそうな顔をするが、男は必死の形相で奉仕し続ける。


 突然、露天風呂に表れた兄貴は、それはもう俺の理想とする外見を持っていた。短く刈り上げた髪、眉が濃く、しっかりと鼻筋が通り、薄い唇、切れ長の目が精悍な顔を形成しており、いなせな板さんて感じだ。その上、肩幅は広く、肩の筋肉、二の腕、胸の筋肉がボリューム感たっぷりに盛り上がっている。ボディビルなんかで鍛え上げたというよりは、現場作業で鋼の肉体を手に入れたように感じる。シャープでいて、弾力性があるのだ。腹筋は締まり、見事に割れていた。腰から太股の筋肉は厚く、すらりと伸びた脚が逞しかった。

 一瞬の視線でそこまでをチェックすると素知らぬ風を装った。しかし、兄貴の鋭い眼差しが俺を捉え、凝視していた。真っ直ぐ俺を見つめている。凶暴な虎に真っ正面から見つめられたように、俺はすくみ上がってしまった。恐る恐る視線を返し、兄貴を見つめ返した。表情はそのままに、視線がふと笑った様な気がした。頬の筋肉も眉毛も唇も何一つ動いていないのだが、表情ではなく視線が柔らかくなったのだ。殺気が消えたとでも言えばよいだろうか。

 俺は兄貴に、媚びを含んだ笑顔を返した。吸い寄せられるように兄貴の足下に座り、兄貴を見上げた。下から見上げる兄貴は、また格別に雄臭い。圧倒されるほど、雄の色香を放っている。俺は跪き、額ずき、兄貴に奉仕させてくれと、隷属の誓いを立てたくなる。想像しただけで、快感がケツの穴から背筋を伝って脳天に突き抜けた。

 ズキン!とケツが疼く。濡れて、メスの顔になってしまう。俺は湯船に浸けられた兄貴の足の指に俺の指を絡めた。

 卑猥だ。

 何も知らない一般の人間が湯を浴び、疲れを落としているその場所で、俺は性的な行為をしている。兄貴の足の指に俺の手の指を絡める行為が、これほどまでに性的な興奮を呼ぶとは知らなかった。筋肉隆々の兄貴の横に跪き、誰に知られるでもなく絡める指は、正しく愛撫といって良かった。長時間、湯船に浸かっていた上に、これほど興奮するシチュエーションに遭遇して俺はのぼせそうになっていた。

 でも、暴走は止まらたない。太股に兄貴の足を乗せ、マッサージする。別に特にどうというわけでもない行為なのだが、俺には十分なほど性的だ。俺のマラは完全に勃起し、ケツがズキズキと疼いた。媚びを含んだ瞳で兄貴を見上げた。

 兄貴は、何気負うわけでもなく「しゃぶれ」と簡単に言ってのける。俺は魔法を掛けられた小動物よろしく兄貴に逆らえない。兄貴の柔らかい筋肉が両肩に乗せられた。湯船に浸かったまま奉仕するしかない。既に、頭はクラクラとして現実感が乏しくなっている。それでも、兄貴の巨大なマラを口に含み、母親の乳を吸うようにマラをしゃぶった。

 ああ。卑猥だ。

 兄貴のマラが俺の口の中でボリュームを増し、太く硬く育っていく。俺の口の中、一杯に成長し、喉の奥に達っする勢いだ。舌を絡め、喉の粘膜で奉仕し続ける。もどしそうになりながらも必死に奉仕する。俺は片方の指をケツに突き立て、片方の手でマラを扱き上げる。露天風呂の高い湯温が俺の思考力を破壊し、発情したメスへと変える。兄貴のマラを奥まで呑み込み、唇が兄貴の下腹部に付くまで頭を振った。広がり始めたケツの穴には3本の指が優に入る。ギンギンに勃起したマラは今にも吹き上げそうなほどガチガチに硬くなっているようだった。

 次の瞬間、兄貴の亀頭が膨らみ、濃い雄の汁が喉に流し込まれた。ゴボゴボと鼻から逆流しそうになりながら俺は必死で呑み込んだ。と同時に、ケツの穴が収縮し、己のマラから子種が迸った。強烈な快感の次の瞬間、俺の記憶は暗転した。

 次に目を覚ましたとき、俺は腰にタオルを掛けられただけの素っ裸で寝かされていた。心配そうに覗き込む番台のおじさんが目に入った。

「おぉ。良かった。気が付きましたか?救急車を呼ぼうかと思ってたんですよ」

 俺の記憶は混乱していた。兄貴を求めて、きょろきょろしていると、つい先ほど、出て行ったとのこと。俺は番台のおじさんに礼を言うのももどかしく服を身につけ、ふらふらする足下をものともせず、兄貴を追いかけた。

「兄貴。。。口だけじゃ満足できないっすよ!」

 振り向いた兄貴が驚いた顔で俺を見た。兄貴は何も言わず、ニヤリと笑い、俺がたどり着くのを待っていてくれた。

誘蛾灯05(復刻:加筆修正版)

 関門トンネルに入る。大昔にできただけあって、狭いしトンネル内の換気など環境は最悪だった。外気をシャットアウトできる自動車は問題ないのだろうが、もろに影響を受けるバイクにとっては最悪だ。車線が対向2車なので、緊張を強いられながら、他の自動車と同じスペードで流れに身を任せる。

 トンネルを抜け、国道3号を西へと進む。福岡市へ近づくと、辺りは急に賑やかになった。心なしか原色が多く、派手な街並みになったような気がする。都心部へと踏み込むと、そこは、綺麗な街並みで、大いなる田舎とは良く言ったものだ。西鉄福岡駅、市役所、デパート、ホテルなどが建ち並ぶ中心市街地は、大きなビルが所狭しと並び、大都会だった。

 バイクを市役所の前に拡がる天神中央公園の沿道に停め、ヘルメットを脱いだ。下関からノンストップで走ってきたので、埃と汗で身体がドロドロで気持ち悪い。汗を流すため風呂屋にでも行きたいところだが、それは一発ぶっ放してからにしようと思う。身体を綺麗に洗ってからでは、俺の魅力が半減してしまう。などと嘯いてみる。

 タバコに火を付け、中央公園へと歩み込んだ。中央署の前にバイクを路駐して、歩きタバコで散歩など大胆だと思うが、緑がいっぱいの中央公園を歩いていると、身体がリフレッシュされる気分だ。隣に見えるのは何のビルだろうか?屋上が階段状になっていて、たっぷりの緑化がなされている。川面を覗きながら、久しぶりの綺麗な空気を吸い込んだ。ふと見ると、夕暮れの帰宅時間に、川沿い屋台の開店準備が始まっていた。

「ほう。これが天神の屋台か。。。」

 どこからともなく表れた人々が屋台を起こし、電球をぶら下げ、洗い物の準備をしている。驚いたことに移動式の屋台を引っ張ってきて、都市銀の玄関前に店を開き始めたものもいる。軽いカルチャーショックを受け、呆然と店開きを始める屋台を眺めていた。夕闇が迫る頃には、提灯に灯がともり、三々五々客達が集まってきた。目にするものがとても珍しく、軒を連ねる屋台の様子を観察した。そぞろ歩きながら屋台の中を窺っていると、捻り鉢巻きがいなせな角刈り野郎が店長の店があったので、入ることにした。

「らっしゃい!」

「とりあえず、ビール」

 なぜかは知らないが、とりあえずビールである。

「へい。ビール一丁!」

 見たとおり元気な兄ちゃんだ。氷の詰まったクーラーからよく冷えたビールを引っ張り出し、布巾で水滴を拭う。ビール会社のネームが印刷されたコップに勢いよく注ぎ泡立てる。泡が治まるのを待って、再度注ぎ足す。そして、一気に喉に流し込んだ。

「ぷはぁ。うめぇ」

 我慢した甲斐があったというものだ。食道の形が分かるほどはっきりと輪郭を持って冷たいビールが滑り落ちる。

「お勧めは?」

「今日は朝引きの新鮮なのが入ってます。ココロ、ズリ、キモ、セギモ、リンパ、マメあたりが美味いっすよ」

「じゃ。2本ずつ焼いて」

「へい」

 大きな団扇をバタバタと仰ぎ、備長炭の火に風を送ると、串に刺された焼き鳥を並べていく。オープンしたてだからか、客は俺だけだった。

「らっしゃい!!」

 そんなことを考えていると客がひとり入ってきた。短パンにタンクトップのまるでプロレスラーのような奴だった。身長は低めで165cm程度だが、盛り上がった僧帽筋、丸太のような腕、タンクトップの隙間から覗ける大胸筋などかなり鍛え込んでいるようだ。いわゆるマメタンク。俺は遠慮会釈もなく奴の身体をなめ回すように観察する。奴はちらちらと俺の方を見ているが、目を合わせようとはしなかった。

「暑いなぁ」

 俺はわざとらしくツナギのファスナーを全開にし、下腹部の陰毛が見えるところまで下ろしてやった。喉仏を盛大に上下させて生唾を呑み込む。

「兄さん。俺にも冷たいビール。。。」

 出されたビールをコップに注ぐと一気に空ける。

「いい飲みっぷりだねぇ」

 俺のお囃子に、奴は会釈して応えた。

「まぁ飲みな。ここで会ったのも何かの縁だ」

 俺はビールを注いでやった。奴は恐縮しながらも一気に空け、返杯してくる。俺もビールを喉に流し込むと同時に、半分ほどをわざと胸に零す。泡だった冷たいビールが胸から腹筋を伝って下腹部の叢に滲みる。濡れた胸や腹筋にじっとりとした視線を這わせ、奴は生唾を呑み込んだ。

「舐めてもいいぜ」

 俺は奴の目を見据えて呟いた。奴はモジモジとしていたが我慢できなくなったと見えて、襲いかかるように俺に近づくと、胸に舌を這わせた。焼き鳥を焼いている兄ちゃんが口の端を持ち上げただけで、ニヤリと笑った。

「もっと下も舐めろよ」

 奴にはもう既に躊躇はない。俺の股間に顔を突っ込み、また、でろりと力無いマラを銜える。

「しょんべん臭せぇ。汗と皮の臭いだ。。。たまんねぇ。。。」

 奴は迸る興奮を抑えることができない。舌を絡めて俺のマラを吸い込む。ピチャピチャと卑猥な音をさせ、いつどんな客が入ってくるかもしれない屋台で奴は俺のマラをしゃぶった。短パンの前ははち切れんばかりに膨らみ、既に先走りが滲んでいた。

「すげぇでけぇ。。。たまんねぇ。。。」

 こんな屋台で変態マメタンクに会えるとは思わなかった。俺は2本目のビールを頼むと、ゆっくりと喉に流し込みながら奴の舌技を楽しんでいた。

「短パンをズリ下げろ」

 俺の命令に奴は素直に従う。

「兄ちゃん。サラダオイルを少し皿に入れてくれ」

 店の兄ちゃんは何も言わず皿を差し出してくれた。兄ちゃんもいける口なのだろう。動揺している風にも見えない。成り行きを楽しんですらいるようだった。俺はサラダオイルを指に取り、奴のケツにねじ込んだ。

「あっあぁ。。。ぐふっ」

 奴は俺のマラを喉の奥までくわえ込んだまま、不自然な体勢でケツを持ち上げる。筋肉達磨が指をくわえ込んで襞を反転させる。

「うっうぅ。。。はぅ。。。」

 奴は俺の指の動きに併せて、ケツを振り、頭を振った。

「ここだろ?」

 俺は奴の敏感なのっぺりとした肉の丘に刺激を与える。

「ひぃ。。。っんあ。。。」

「エロい顔しやがって」

 激しく奴の前立腺を責めてやると、奴は更に喉の奥まで俺のマラをくわえ込んだ。かなりの変態のようだ。

「感度いいマンコだ」

 俺は、指2本を突っ込み、中で指パッチンするようにして丘をノックする。

「ひぃ。。。あひぃ。。。っあぁぁ」

 奴の身体が痙攣した。身体の下を覗き込んでみると、奴は木のベンチに雄汁を垂れ流していた。

「ちっイキやがったか。。。」

 俺は奴の短い髪の毛を鷲掴みにして下腹部に押し込んだ。引っ張り上げ、再び押しつける。と同時に腰を突き上げる。奴は目を白黒し、腹を波打たせながら必死に嘔吐感と戦っている。俺は頭を両手で上下させつつ、腰を突き上げ奴の喉を犯す。

「ひとりだけイッてんじゃねえよ!」

 激しく突き上げる俺の腰に手をまわし、協力体勢をとりはじめる。苦しいながらも拒絶するのではなく、喉尺を楽しんでいるようだった。大した変態だぜ。気に入った。俺は喉が渇いて来たので、出してやることにした。

「イクぞ。飲めよ!」

 俺は頭を激しく上下させ、更にマラを打ち込む。快感が腰の深くを重くする。

「イク!」

 俺は奴の喉の奥深くにザーメンを流し込んだ。

「そのままでいろ」

 そして、力を失い始めたマラに別のスイッチを入れる。ビールを2本飲んだから丁度、尿意を催していたのだ。奴は俺が何をしようとしているのか分かったようだ。しかし、逃げようともせず、俺のマラを銜えたままでいる。勢いを調整してやりながら奴の喉に小便を流し込む。ゴボゴボと逆流しそうになる俺の小便を必死に胃に送り込んでいた。

「そうだ。こぼさず全部飲め。喉が渇いてるんだろ?」

 奴はこぼさず最後まで呑み込み、俺のマラを舌先で舐め取った。全てを呑み込むと、奴は身体を起こし、口のまわりを拳で拭った。

「兄貴。。。ごちそうさまでした」

 可愛いことを言うじゃねぇか。

「まぁ。焼き鳥でも食えや。続きはおまえの部屋ででもやろうぜ」

「はい」

 奴は子どもみたいに破顔すると、焼き上がった焼き鳥を2本まとめて歯でこそぎとった。

「兄ちゃん。冷たいのもう1本」

「へい」

 屋台の兄ちゃんの返事も元気が良い。

2023年3月9日木曜日

誘蛾灯04(復刻:加筆修正版)

 下関市に入り、国道2号を西進していると、中国自動車道を超える。今日は、この辺りで泊まることに決めていたので、めぼしい物件を探した。しかし、この周辺では発展場と呼べるような場所を見つめることができなかった。九州に渡る直前に炎の山公園という大きな公園があった。公園内にはユースホステルもあり、そこに泊まれば、ある意味ねらい目の若者に出会えるかもしれない。だが、疲れた今の俺は、時間制限を守ったり、集団で活動する気になれなかった。

 やはりここは野宿だ。パークウェイを上っていくと、頂上付近には展望台や広場があった。既に辺りは暗くなり始めている。帰り支度の家族づれは車やロープウェイに向かっている。駐車場にバイクを止め、荷物を抱えると、炊事に使えそうな場所を探した。本来、公園でキャンプするのはダメなのだろうが、人が少ないから、あまり迷惑にはならないと、独りごちる。雨は降りそうにないから、適当な場所にテントを張る。

 少し離れたところにトイレがあれば便利だ。慣れた手順でテントを張る。四隅にペグを打ち、固定した。フライを張り、支柱を差し込み、固定する。一通りのセッティングが完了するとグランドシートをひいて、寝ころんだ。

 何時間ぶりかで身体を伸ばすことができた。携帯をチェックするとアンテナがちゃんと立っており、安心した。携帯からwebサイトを開き、適当なBBSに書き込みをする。

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[212045]-淫乱な雌犬求む[返信]

おなまえ-ライダー野郎[178*69*27]20代[匿メールを送信]

post-2005/8/10(wed)18:23 ID:JkLoMw

今、炎の山公園頂上付近で野宿中。長時間バイクに跨ってたので股間が疼いてしまって参ってる。ケツがモロ感な変態入ってる雌犬を探してる。俺のデカマラでハメまくってやるから、野外で淫乱に盛れる雌犬は来てくれ。俺は筋肉質で真っ黒に日焼けしてる。もちろん皮のツナギで極めてる。汗と皮臭いギンマラ欲しい奴を待ってる。

DoCoMo/2.0 N901i

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 掲示板に募集文を載せると、気が緩んで眠気が襲ってきた。カサカサと落ち葉を踏む複数の足跡で目が覚める。少し離れたところに立っている外灯に点った灯が、足跡の主をぼんやり浮かび上がらせる。風が止んでしまった真夏の夜は、蒸し蒸しとして最悪で、テントの中は温度と湿度が上がり、むっとするような雄の臭いが充満していた。

 足跡がテントの出入口で止まる。テントの端を持ち上げ、中を覗き込んでくる。俺は寝たふりをする。皮のツナギは下腹部まで、ほとんど全開状態で、俺の真っ黒に焼けた筋肉が見えているはずだ。下腹部の濃い茂みが、はみ出しているのだが、この暗さでは判別できないかもしれない。足音の主は勇気を出してテントの中に入ってきた。

「あの。。。お邪魔していいですか。。。」

 自信のなさそうな小声で這い寄って来る。もうひとりは外で待機して、様子を伺っているようだ。俺が反応しないので彼は俺の横に座り込んで、俺の身体を眺めている。ようやく決心したのか、恐る恐る俺の胸筋に手を伸ばし、小振りの乳首を摘んだ。俺はわざとマラに力を入れ、ぴくりと反応させてやった。

 彼の手が止まった。ツナギの末端が怒張し、ひくひくと震えているのを目に留めたようだ。彼の呼吸が速くなり、震える呼気が下腹部に触れた。すぐそこまで顔を近づけて、下半身を凝視しているようだ。

 もう一度、ぴくりと力を入れる。たぶん我慢できなくなった彼は、ファスナーの隙間から指を滑り込ませ、中を探った。すぐに堅くて熱いマラに触れる。彼の身体が少し跳ねた。呼吸が急速に速くなる。指の先で掻き出すようにしてマラを引きずり出した。饐えた臭いを放つマラが顔を出す。彼は顔を近づけて、俺のマラを観察する。汗とアンモニアの臭いをまるでステーキが放つ芳しい香りを嗅ぐように吸い込んだ。

 興奮度が上がった。ほとんど鼻息になった呼気が俺の陰毛を揺らした。目の前でマラをぴくぴくさせてやると、我慢の限界を超えたようだ。根本を持ってマラを起こすと、口に含んだ。ねっとりとした粘膜が俺を包み込み、きつく締め付ける。舌が絡みつき、エラの裏を刺激した。奥へと呑み込んだ後、扱き上げるように頭を上下に振る。なかなか慣れた尺八だ。

 目を開けて見てみると、意外と若い奴だった。両膝を俺の脇に付き、片手で身体を支え、片手でマラを握りしめてしゃぶっていた。しばらく観察していると、彼はしゃぶっりながら、短パンのホックを外し、ケツを剥き出しにした。そして、名残惜しそうに一旦、マラを口から離すと、タンクトップを引き抜いた。

 俺は彼のケツに手をまわし、撫でてやると俺に笑いかけた後、再びマラにしゃぶりつく。今度は遠慮なしに吸い付き、激しく頭を振った。鼻から荒い息を吐き、喉を鳴らし彼は夢中でフェラをする。可愛い顔をして欲望には正直なようだ。俺は、素直な奴が好きだ。手に唾を吐きかけ、彼のケツに塗りたくる。彼はケツをこちらに向けて協力体勢をとる。

 濡れた指でケツマンコを弄くってやると、腰をくねらせて感じているようだった。しゃぶりながら鼻声で応えた。オイルのケースを取り出して、そのままぶち込んでやった。内部にオイルを注入する。たっぷり入ったところで、俺は奴のケツをパチンと打つ。

 彼は喜び勇んで俺の上に跨った。マラの根本を持って、穴に宛い腰を下ろす。目を瞑り、顎を少し上げて切なそうなセクシーな顔をする。

「いい顔するじゃねぇか」

 彼は俺を見て、微笑んだ。根本まで呑み込んでしまうと、涎を垂らしそうな顔で俺を見つめた。

「兄貴。。。すげぇ。。。堅てぇ。。。こんな格好良い兄貴にハメられてる。夢みたいっす。。。」

「良いマンコしてる」

 と呟くと同時に突き上げる。彼の身体が浮き上がるくらい強烈な突きをみまってやる。

「あぅ。はっぁ」

 彼のケツタブを鷲掴みにしてマラを打ち込み、突き上げる。

「あぁぁ。兄貴。。。でけぇ。。。すげぇ。。。」

 俺の胸に両手を付き、腰を浮かした格好で俺の突きに耐えた。頭を振り乱し、汗を飛び散らせ、ケツを振って応える。テントの中は蒸し風呂みたいに暑く、汗が滝のように流れる。突っ込んだまま彼の身体を回転させた。

 俯せに寝かせると、そのまま打ち込む。全体重を突きに載せ、激しくマラを打ち込んだ。

「はぁ。すげぇ。すげぇ。すげぇ。こんなの初めてです。。。んっくぅ」

 俺は髪の毛を鷲掴みにしてこちらを向かせ、唇を奪った。

「んぐ。。。んむん。。。っぐぅ」

 激しくケツを打つピストンに、彼の喉が鳴る。

「兄貴。。。漏れそう。。。イク!イク!イクよぉ」

「トコロテンか?おぅイケ。吐き出しちまえ!」

 俺はトップスピードでマラを打ち込んだ。

「あああああ。。。。イックぅ!」

 身体を波打たせ、頭をがくがくと前後させて突っ伏した。果てたようだ。俺は腰の動きを緩やかにした。ゆったりと抜き差しを繰り返す。

「あぁぁ。。。兄貴。。。すげぇ。。。こんなすごいの初めてです。。。感じ過ぎ。。。」

 朦朧としたように呟き続けている。

「俺がイクまで掘っていいか?」

「。。。はい。。。犯って下さい。。。なんかまだ気持ちいい。。。」

「可愛いこと言うじゃねぇか」

 俺はピストンを再開した。良い感じにトロけたケツの襞がまとわりついてくる。クチュクチュと粘膜がマラを呑み込んでは吐き出す。

「兄貴のチンポ。。。すげぇ気持ちいい。。。兄貴。。。たまんねぇ。。。」

 俺は彼のケツを引き寄せ、膝の上に乗せた。幼児をおしっこさせるような格好で持ち上げる。そして、テントの外に出た。まわりには数人の男達が屯していた。ハメたまま外に出てきた俺たちを、遠巻きに見つめている。俺は止めてあったバイクの上に彼を蹲踞させ、突き上げた。

「はぅ。あぅ。あぅ。あぅ」

 俺の突きに合わせ、彼は嗚咽を漏らす。

「あぁ。すげぇ。いい。。。いいよぉ。。。」

 トロトロになったケツが熱い。

「そろそろ、ぶちかますぜ。どこがいい?」

「顔に。。。顔射して。。。兄貴。。。」

 俺は再びトップスピードでケツにマラを打ち込む。そして、爆ぜる瞬間前に引き抜くと、バイクから引きずり下ろし、顔目がけて発射した。大量のザーメンが顔に降り注ぐ。目を瞑り、俺の白濁のシャワーを受け止める。口を開け、舌を突きだし、粘度の高い雄の証を浴びる。何度も吐き出されたザーメンは胸や腹まで濡らしていった。

 彼は両手で顔を拭い、指に付いた俺のザーメンを上手そうにしゃぶった。舐め終わると身体に零れたものを手のひらで塗り広げ、さらに俺のマラを口に含み、綺麗に舐め取った。俺には珍しいことだが、犯り捨てにせず、彼の汚れた口にキスをした。溶けそうな表情で彼は俺に抱きつき、舌を吸う。

「兄貴。。。どうしよう。。。兄貴は旅の途中でしょ?もう二度と会えないの?」

「そうだな」

「やだよ。。。こんな感じたH初めてだよ。。。また抱いて欲しいよ」

 俺はドロドロになった彼を抱き上げ、トイレ横の手洗いまで連れて行った。タオルを濡らし、身体を拭いてやる。既に、彼の下半身は臨戦態勢だった。俺は苦笑しながらも、ケツも綺麗に拭いてやった。そして、ツナギの上を脱ぎ、上半身を拭う。山の冷たい水で身体を拭うと、真夏でも気持ちよかった。

 彼を抱き寄せ、再びキスをする。

「仕方ねぇな。朝までなら付き合ってやる」

「ほんと?」

 彼は嬉しそうにキスをねだる。強く抱きしめ、舌を吸った。横抱きにして、テントに戻った。まわりでうろうろするばかりで、参戦してこない奴らは追っ払った。久しぶりに優しい気持ちになった彼を朝まで抱いて、九州に発つことにした。

誘蛾灯03(復刻:加筆修正版)

 国道2号を西進し、広島市の中区にその映画館はあった。市役所とJR広島駅を直線で結んだほぼ中央付近だった。長時間のライディングで疲れた身体を休めるために、俺は甘い缶珈琲を一気に煽った。俺の体重でぺしゃんこになったタバコを引っ張り出す。心なしか汗で湿っているようだ。ほとんどクシャクシャになった一本を注意深く引き抜く。ジッポで火を付け、肺の奥まで吸い込んだ。ニコチンとタールが血流にのって身体のあちこちに運ばれる。とりわけ、脳に届いたニコチン・タールは、気の遠くなりそうな快感を伴って俺の身体を痺れさせた。肺の中に充満した紫煙がぽっかり空いた俺の口から漏れ出る。

 誰がこんな美味いものを自由に吸わせないんだっちゅうの。俺は誰にともなく毒づいた。バイクを路上に止め、歩道に足を投げ出してタバコを吸っていると、迷惑そうな顔でおばちゃんが通り過ぎていく。俺はニカッと零れるような笑顔を投げかけるが、おばちゃんは怖いものでも見たのか、怯えた様子で逃げていった。

 長時間、走った後は身体が疼いて仕方がない。目の前の映画館の様子を伺っていると、あまり出入りはないようで、美味しい獲物がいることは期待できそうになかった。しかし、入る前から諦めるほど、俺は物わかりが良くない。

「よっこらっしょっと」

 無粋なかけ声とともに重い腰を上げて、交通の切れ目を読んでから、急旋回し、映画館の駐輪場にバイクを突っ込む。湿った皮ツナギの前を胸まで下ろし、チケット売り場を覗く。売り場のおばちゃんが物憂げな顔で金を取り、チケットの半券を寄越す。俺はまたもやニカッと笑みを投げかけ入り口へと向かった。

 建物の中はひんやりと冷たく気持ちよかった。劇場の中から淫靡な声が漏れてくる。右側の一番後ろのドアを開け、中に入ったが、ほとんど人影はなかった。

『やはり。。。』

 スクリーンには、乳がデカイだけの若くも美人でもない女が、大股を開いてバイブを股間に突っ込んでいる姿が映し出されている。下手な演技の喘ぎ声が、俺の堅くなりかけたマラを萎えさせた。暗闇に目を凝らし、辺りを伺うと親父が2人、女装した男が1人。。。

 がら空きの映画館にも関わらず、誰も座らず後方の壁際に立っている。目敏く俺の姿を察知した親父達の視線が集中するが、親父には全く興味がない。絡みつく視線を意も解せず、後ろのドアから出た。そして、2階の階段へと向かう。階段を上がり、2階席の後ろのドアから入ったが、ここにも人影は少なかった。親父が3人、若いのが2人。

 若い2人が中央の席で肩を寄せ合っており、親父3人は微妙な距離で2人を遠巻きに包囲していた。若い奴の1人は恥ずかしそうに下を向いてモジモジしていた。もう1人の若い奴が、手を伸ばし股間を弄くっている。しばらくすると弄くっていた男が、隣の若い奴の頭を抱え込むように股間に誘導した。はじめは抵抗していた若い奴も諦めたのか男の股間に頭を突っ込んだ。

 半強制的にフェラをさせているところを見ると男にはS気があるのかもしれない。頭を上げようとする若い奴の髪の毛を掴んで強引に上下させる。しかし、若い奴が咽せた拍子に口を外し、席を立つとドアから逃げ出した。いきり勃った股間を晒したまま男は憮然と反っくり返った。

 このときとばかり、勃起したマラを奪うように親父達が群がる。男は蝿を払うように手を振り、親父達を退けた。マラをズボンに納め、ゆっくりと立ち上がった。俺は後ろの壁に背を凭せ掛け、その様子を眺めていた。男が俺に気が付いたようで、暗闇の中で獲物を物色する目で俺を舐めた。思っていたより若いようだ。ぴっちりと太股に張り付いた501の股間が膨らんだままだ。肌に張り付いたTシャツが、それなりに鍛えた筋肉を浮き上がらせている。皮のツナギのファスナーから零れた俺の胸筋を見て、男の目に粘りけが増す。男は一際ゆったりとした動作で俺の横に並んだ。

 どうもタチのようだが、俺は敢えて素知らぬ風で動かない。男は俺を待ち子と見たのか、ケツに手を這わせる。そして、もう一つの手を胸の隙間に滑り込ませ乳首を弄る。

「兄貴。。。気持ちよくしてやろうか?」

 下卑た笑みを湛えて、俺の胸とケツを揉む。無反応な俺を見ても男は手を引っ込めようとはしなかった。

「あぁ」

 俺は頷いた。ファスナーを全開にし、充血した股間を露わにする。男は俺の前に跪き、俺のマラを銜えた。拙い技で俺のマラに刺激を与える。男の後頭部に手を回し、一気に奥まで押し込む。男は目を見開き、必死で抵抗しようとするが俺は放さない。逃げられないように後頭部と顎をホールドしてマラを打ち込んだ。

「ウグッ。グエッ。。。ゲェ。。。ェッ。。。」

 男は嘔吐感に翻弄され涙を流し、俺に抗議の視線を向ける。しかし、俺は容赦しなかった。戻してしまう一歩手前をコントロールしながら男の喉を犯した。徐々に男の抵抗が空しくなり、ほとんど抵抗できない虚ろな状態で俺のマラを銜えていた。

 喉にマラを突っ込みゆるゆると腰を振る。男は涙と鼻水に汚れた虚ろな顔でされるが儘にになっている。抵抗する気力をなくしたのを見て、マラを引き抜き、男を立たせた。最後部の手摺りに男の身体を押しつけ、501を一気に引き下ろす。びくりと身体を震わせ、抵抗しようとするが、強引に動きを封じ、ケツにマラを突っ込んだ。

「グェッ。ヒィ。。。かん。。べ。。ん。。して。。。」

 男は涙声で訴えかけるが動き出した腰は止まらない。初めてとみえてケツはきつかったが、オイルも塗っていないのだから当然だろうか。奴の溢れた唾と鼻水で潤されたマラを押し込み、引き抜いた。男は突然、しゃくり上げながら泣き始めるも、ますます嗜虐感を煽られてケツを犯す。崩れそうになる男の腰を両手でしっかりとつかみ、マラを出し入れする。締まりの良かった男のケツが徐々に緩んできたので、前に手を回し、縮こまったマラを扱いてやる。

 何度もピストン運動を繰り返しながらマラを扱いてやると、半勃ち状態になってきた。男の手を股間に導き、ケツを犯し続ける。男は自分のマラを扱き上げながら理不尽な蹂躙に耐えた。奥まで突っ込み腰をグラインドさせると、悲鳴に近い嗚咽をあげながら身を悶えさせた。

 マラを引き抜き、男の身体を反転させる。周囲に異臭が漂う。床に崩れ落ちた男の髪の毛を鷲掴みにしてマラをねじ込んだ。

「おまえの糞だ。綺麗にしろ」

 逃げようと藻掻くが、それを許さず、髪の毛を鷲掴みにして突っ込んだ。親父が近づいてきて、ズボンを下ろすと男のケツにマラを突っ込んだ。抗う暇もない。まるでハイエナだな。俺は嘆息した。少し気の毒に思ったが、手遅れだった。

「気持ちよくしてくれるんだろう?」

 俺は嘯くと、マラを擦り上げ男の顔に白濁した大量の液をぶちまけた。男は、親父に犯されながらも、既に抵抗しない。俺が果てたと見るや他の親父も群がり来て、男の口にマラをねじ込む。あまりの浅ましさに反吐が出そうな気分だった。放出した爽快感もなく、俺は半分後悔しながら映画館を後にした。

 今頃、男は親父達に輪姦されまくっていることだろう。あの男。。。俺の気にくわないことでもしたっけか?俺は既に男を犯した理由も忘れていた。さっさとバイクをピックアップすると、広島を後にした。