今、俺は猛烈に腹を立てていた。生まれてこの方、感じた覚えがないほどの怒りだった。『よくも、和志を。。。許さねぇ』、腹の底で、あいつを輪姦した奴らに毒づく。『てめぇら覚悟しておけ。3倍返ししてやる』
怒りは、明らかな物理的現象として、全身の筋肉を痙攣させ、頭に登りつめた血を沸騰させていた。今なら火を吹くことも、目からレーザー光線を放つこともできそうだ。和志から奪い取ったスマホを猛烈なスピードで操作し、LINEで画像を送ってきた奴を特定した。『将也』
こいつが何者かは知らないが、大学の関係者だろう。画像に写っている場所は、グラウンド近くの倉庫のようなところだから、大学のクラブ繋がりに違いない。バイクを飛ばし、和志の大学に向かう。信号に捕まった合間に、LINEを入れた。
「話があるんだけど、今から会えないか?」
暫く待つと返事があった。
「どうした?送った画像が刺激強すぎ?マンコ疼いちまった?w」
マジでムカつく。こいつ。おまえも同じ目に合わせてやんよ。待ってろ。
「違うけど、ちょっと。あの倉庫で、30分後。いいか?」
「分かった」
大学の構内にバイクを乗入れ、案内板でグラウンドの倉庫を特定する。案の定、クラブハウス横の体育道具倉庫だ。少し離れて、周囲を観察する。ここは、大学のクラブハウスだから、和志と似た雰囲気の奴が多かった。中でも身体のでかい奴に注意を向けて、観察してると、LINEしてから30分経たないくらいに倉庫に入った男がいる。奴か。
「今、倉庫?すぐに着くし」
「呼び出した奴が先に来るもんじゃね?普通。まぁいいけどさ」
やはりそうか。スマホを革ジャンに締まった。怒髪天を衝く怒りは、今、静かな復讐の喜びへと变化し、ゆらゆらと青い炎を燃やす。 倉庫のドアを開け、身体を滑り込ませる。奴が振り返って、確かめる空きを与えず、腹に一発蹴りを見舞う。不意の攻撃に受け身を取る暇もなかったようだ。その場に崩れ落ちた。ラグビーで鍛えているとは言っても、所詮、大学生のガキだ。
意識が戻る前に裸に剥いて、タックル練習用のダミーを抱かせ、両手両足を縛る。体育会倉庫だから、道具には事欠かない。とりあえず、俺のスマホでシャメを撮った。
しばらく待つと意識を取り戻したようだ。状況が飲み込めず、目を白黒させている。
「気が付いたか?将也だな?おまえ」
「何者だよ。あんた。。。」
「関係ねぇよ。俺が何者かはな。お前たちが、和志にしたことの報いを受けさせるために俺はここにいる。二度と和志に近づけないようにしてやんよ」
「ふざけんな。解けよ!」
「あ?お前ら、和志がそう叫んだとき、自由にしてやったのか?」
「・・・・・」
俺は、勿体つけて、ゆっくり皮パンツのファスナーを降ろし、まだ力ないデカマラを引っ張り出した。将也に見せ付けながら扱くと、俺の意志を受けた軟体動物が、徐々に怒りを孕んで屹立してゆく。その巨大さ故に、将也は声もなく、魅入られたように俺自身を見上げた。
「マジか。。。まさか、それを俺に。。。」
答える替わりに凄まじい笑みを返しておく。
「勘弁してくれ。俺。。。タチなんだ。無理だよ。そんなの。ごめんよ。二度としないよ。お願いだ!」
「和志が止めてくれと慈悲を乞うたとき、お前は横でニヤニヤと眺めていたんだろう?どうせ」
「・・・・・」
「せめて、ローションだけは塗っておいてやるさ」
見せつけるように、たっぷりとローションを亀頭に垂らす。そして、将也の割れ目に宛てがった。
一気に突っ込めば、本当に裂けるかもしれない。そこまでする必要もないだろう。俺のものを簡単に飲み込める筈もなく、広げもせず突っ込まれたときの痛みは尋常じゃないはずだ。
将也のTシャツを丸め、抵抗するのを強引に口に突っ込んだ。と同時に腰を沈める。
「ぎゃあぁぐがぁぐがぁあぁ」
将也は喉が避ける勢いで悲鳴を上げた。