翌日からも普段どおりの日々が続いた。いつものように大学に通い、いつものようにジムでトレーニングをこなす。翌日にジムに行ったときも豊先輩に会ったが、凄い気になる俺とは対象的に普段どおりの様子で面食らう。俺のペニスを強引にしゃぶり、大量に発射したザーメンを全て飲み干したのに関わらずだ。俺への接し方も普通だった。ひとりドギマギしている俺が馬鹿らしかった。
1週間が過ぎて、先輩のことを必要以上に意識しなくなったある日、店長が先に上がり、他の人達も三々五々に帰ってしまっていたのだが、鏡とにらめっこしながら、コンセントレーションカールに集中していたので、先輩と二人きりになっていることに気づかなった。
集中してトレーニングしていると、突然、先輩がベンチの後ろに座ってくる。
「続けろ」
耳元で先輩が囁く。一瞬、びくりと身構えるが、カールを続けた。先輩が俺に密着してくる。そして、両手を前に回してきて、おもむろに乳首を摘んだ。身体がビクリと跳ねてダンベルを落としそうになる。
「わっ。何するんですか!危ないじゃないですか!」
「敏感だな。気持ちいいのか?」
俺の非難などどこ吹く風で先輩が呟く。
「おお。さすが若者。いきなりフル勃起かよ。スパッツの前がパッツンパッツンだぞ」
恥ずかしくて顔が上気した。
「休むな。続けろ」
そんな無茶な指示をしながら、指先で愛撫してくる。自分でもびっくりなのだが、男の乳首がこれほど敏感なことに驚く。瞬間的に勃起するほど、凄い気持ち良かったのだ。
「あ。。。それは。。。」
汗で濡れたスパッツが地肌に張り付いていて、触れるか触れないかの微妙なタッチで愛撫されると堪らなかった。
「いいなぁ。おまえ。そそる表情するなぁ。最高だよ」
「ちょっ。。。マジ。。。やめてください」
2本の指の腹で軽く摘まれると腰砕けになりそうだ。
「先端が濡れてるぞ。もう溢れてるのか?意外と淫乱だな。おまえ」
立ち上がりそうになったとき、「動くな!」とかなり大きな声で命令されて萎縮する。乳首への愛撫は止まらない。
「トレーニングが疎かになってる。続けろ」
冷淡な声で命令されると俺は逆らえないで、渋々カールを続けた。