2020年5月22日金曜日

ご希望の商品をお届けします06

新しい依頼は、ビデオのような願望を実現したいというものだった。知らない人間を自宅に呼んで突っ込まれるのは怖いので、俺に依頼が来たのだ。業者を使うのも条件はあまり変わらないように思うが、仕事として請け負っているのなら無茶はしないだろうという勝手な想像だろうか。
 指定された時間の少し前に、とあるマンションを訪問した。郵便ポストで部屋を確認するも居住者の名前は貼ってなかった。とりあえずエレベーターで部屋の前まで移動し、ドアをそっと開ける。鍵は掛かっていない。果たして、依頼内容のままの格好で、その男は玄関に居た。
 息を殺し、足音を忍ばせて玄関内に入る。自分で縛ったのだろうか?男は目隠し、素っ裸でM字開脚、両手を頭の上にしてベンチに拘束されている。よく見ると両手首に手枷が嵌められており、その手枷はスプリングフックで繋がれていた。自らの下半身をロープでM字開脚に縛った後、目隠しをして手枷を繋ぎ合わせたのだろうと推測できた。
 男は短髪マッチョで、鍛え上げられた、とても綺麗な肉体をしており、この世界ではとてもモテそうに見えた。わざわざ、金を出して業者を雇い、突っ込んでもらわなくても充分、売れるだろうにと思えた。だが、そこには彼なりの事情があるに違いない。仕事として請け負ったのだから、黙って指示に従うだけのことだ。
 これも事前の指示の通り、玄関の下駄箱の上にはグッズが揃えられている。コンドーム数個、ボトルに入ったローション、そして、黒い伸縮性のある生地で出来た目出し帽だ。オナホの如く人間性を無視して一方的に性処理に使われてヤリ捨てにされることに興奮するらしいのだが、自由を失った状態では無理矢理生で種付けされても抗いようがない。願望を実現しつつ、リスクは極力排除する手立てなのだろう。
 彼の欲望は念が入っていて、その一部始終を動画に撮って、犯される自分を後で観察することで二重の喜びに浸るのだそうだ。まぁ信頼できるセフレにでも頼めばよいように思えるが、顔も知らない全くの他人に使われることに興奮を覚えるのだそうだ。なんとも人の変態性にはキリがないものだ。
 しかし、バリバリのゲイである俺は、このような姿の雄を前にして、欲望を抑えきれずにいるのも事実だった。目隠しをしていても俺が玄関に入ってきたのは気配で気づいているだろう。三和土に膝を付き、M字開脚された奥を覗き込むと陰部がテラテラと光っている。自縛する前にアナルにローションを念入りに塗り拡げたに違いない。中指を立てて陰部に突っ込む。
 ローションで充分に滑った穴は難なく指を呑み込むが、適度な締まりで指を締め付けてきた。指をそっと引き抜いて匂いを嗅いでみるとほぼ無臭だった。ならば指で準備する必要もない。いきなり突っ込んでやる。コンドームの袋を耳元で破き、ギンギンの勃起マラに被せる気配を感じさせてやる。彼を安心させるために、彼の拘束された指先にコンドームを装着したチンポを握らせてやる。ご丁寧にガムテープが貼られた口がモゴモゴと何かを呟いたがもちろん意味は不明だった。
 ローションをたっぷりチンポに垂らし、先端を秘部にあてがう。穴がミチミチと引きつり、首を振って痛みに耐えている。犯されるのが好きなのだから、少々の痛みくらい臨場感があって良い。ゆっくりと奥まで挿入し、様子を伺う。痛みを訴えていたらしいウゴウゴから、母音系にうめき声が変わったようなのを確かめてから、ゆっくりと腰を振り始める。

2020年5月21日木曜日

ご希望の商品をお届けします05

同フロアの隣人に対して、自分が同性愛者であり、かつ、公共のスペースでセックスを披露してしまう変態であることを自ら宣伝するわけだ。誰かに目撃されたらという恐怖は、尋常のものではないに違いない。だが、性欲が異常に膨張してしまい、今や正常な判断ができなくなってしまっている男は快感を優先させた。震えながらも廊下の壁に上半身を預けてケツを突き出して、俺のデカマラで突き上げられて嗚咽を漏らす。
「おめこがトロトロだぜ。近所に変態だってことがバレるかもしれないのに興奮してるのか?ド変態だな」
 静まり返った廊下に、接合部がたてる嫌らしい音がさざめく。こんな状況でも男の股間は勃起したままで力を失っていない。相当な好き者だ。いやリミッターが振り切れてしまって、自分でもどうしようもないのだろう。
 実は、この男の部屋のチャイムを押す前にフロア全室の留守を確かめてある。居留守を決め込む隣人がいた場合はその保証の限りでないのだが、突然、隣人が廊下に出てくる可能性は限りなく低い。しかし、そんなことを知る由もない男は、震えるほどの恐怖と見られるかも知れないというスリルを同時に味わっているのだ。男の鍛えられた腰をホールドして、トップスピードのピストン運動を繰り返す。
「ひぃっ。あっあぅ。あぁああぅ。あぐぅ」
 逝ってしまっている男は無意味な母音を漏らすしか能がない。
「すげぇぜ。あんたのおめこが、ぐちょぐちょに泡立って卑猥だぞ」
 実際、強烈なピストン運動の結果、ローションが泡立って、ケツの割れ目を伝い落ち、太腿を垂れていた。感極まった男の先端からザーメンがボトボトと大量に溢れ出す。
「触れもせずトコロテンしやがった。淫乱おめこ野郎が。うらうらうら」
 それでも俺の腰振りは止まらない。グチョグチョに熟れた内蔵を突き上げ続ける。
「ひぃっ。あっあぅ。あぁああぅ」
 後ろでの拘束を解いてやったが、男は拒否することもなく壁に両手を付いて、犯され続けていた。
「おらおら。こんなもんで許してもらえると思うなよ」
「ひぃっ。あっあぅ。あぁああぅ」
 男は逃げるどころか、尻タブを自ら押し広げて突き出してくる始末だ。
「ひぃっ。あっあぅ。あぁああぅ。もっともっと犯してください」
「あぁ犯してやる。こんな風に扱われたかったんだろ?」
「はい。ひぃっ。はい。制服着たお兄さんにこんな風に無理矢理犯されること想像して毎日抜いてました。もっと犯してください」
「あぁいいぜ。犯してやる。毎日、宅配便が届くように通販利用するんじゃねぇか?」
「はい。そうします。毎日、宅配便頼んで、玄関で素っ裸で待機してます。性処理に使ってください。犯しまくってください」
「あぁ処理してやるよ。毎日、トロトロのおめこ突き出して待ってろ」
「ひぃ。はいぃ。待ってます。お願いします。お願いします」
 トコロテンで果てたはずなのに勃起は収まらず、完全に逝ってしまっている。よっぽど妄想をこじらせていたのだろう。男が満足するまで、俺は腰を振り続けることにした。

2020年5月20日水曜日

ご希望の商品をお届けします04

 頭を玄関の隅に突っ込んで辛うじて身体を支え、ワナワナと震える下半身をやっとのことで耐えている。ギンギンに勃起した亀頭の割れ目から透明の粘液がとめどなく溢れ出し、糸を引いて落ちる。乳首を愛撫するたびに、おめこはきつく締まり、竿がヒクリと天を突く。肉体の見た目は明らかに雄なのだが、性感帯はメスそのもののようだった。突っ込んだ指に熱い粘膜がうぞうぞと纏わり付き、取り込もうと蠕動する。
 早く俺の太くて硬い竿を突っ込まれたいのは分かっていたが、もっと感度を上げて、自らケツを振って懇願するほどまでに焦らすつもりだった。乳首を執拗に責め、漏らさない程度に前立腺を刺激してやれば、エネマグラなど使わなくてもケツ逝きする身体になる奴も多い。焦らして、感じさせて、精神的に逝くまで追い込む。
 俺の大量の汗を吸ったタオルが男の興奮をさらに高めているはずだ。めくるめく快感と俺の雄臭い体臭が直結されて、雄くさい体臭を嗅いだ瞬間に欲情するほどの変態に堕ちる。必死に突っ込んで欲しいと訴えかけてくる視線を無視し、性感帯への執拗な愛撫で飢餓状態を作り出す。
「欲しくて堪らないだろ?」
 耳元で囁くと、もうツンデレしている余裕がなくて、必死に首を縦に振る。
『突っ込んで。お願いだから、突っ込んで。もう我慢出来ない。お願い』
 タオルを口に突っ込まれていなければ、そう懇願したいところだろう。だが、簡単に褒美はやらない。自我が崩壊しそうになるまで追い込んでからだ。突っ込んだ指の腹で膨らんだ粘膜を圧迫する。男は穴をヒクヒクさせて耐えている。ここで漏らしては、今まで溜め込んできた欲望があえなく霧散するのだから。
 乳首を爪先で軽く摘んだが、嫌がる風でもない。M気が強いに違いなかった。もう少し爪先に力を入れて様子をみた。痛そうにするどころか、それが快感なのか恍惚とした表情をした。股間もギンギンなままだった。これなら問題はないだろう。舌先で転がしながら歯に挟んで力を入れると男は背中に電気が走ったみたいに身体をガクガクと震わせた。
 きつく噛んだ部分を舌先で優しく愛撫する。ヒリヒリとした痛みの余韻と快感が相まって得も言われぬ感覚が襲っているに違いない。その証拠に突っ込んだ指が痛いほど締め付けられていた。そのまま奥を指先で刺激してやると脱力した。もうそろそろ限界かもしれない。これ以上、刺激し続けると漏らしてしまうかもしれない。それほど、興奮で逝ってしまってる状態だ。
 ケツの割れ目にローションを垂らし、指を二本に増やして広げにかかる。慣れたところで、さらに指の本数を増やして広げた。これくらい広がれば、俺のデカマラでも痛み悶えることはないだろう。男に見せつけながら、ファスナーを下ろし、勃起したものをつまみ出す。ギンギンに膨張しきった硬マラだ。ゴムを被せ、ローションを塗ってゆっくりと扱く。先端を穴に宛てがい、腰を進める。緩んだ穴に先端が飲まれる。男の様子を伺いながら、さらに奥まで突っ込んだ。わざと時間を掛けて挿入し、俺のデカマラの存在を感じさせる。
 男は目を瞑って穴の粘膜だけで俺を感じているようだった。タオルがなければ、身体が萎むくらい盛大な吐息をつくところだ。両手で腰を鷲掴みにして引き寄せ、根本まで突っ込んだ。
「全部、入ったぜ」
 とろりとした視線を俺に絡めてくる。扉の施錠を解いて、押し開く。十分に気配を感じ取り、扉の向こうに誰もいないことを確かめた上でのことだった。だが、男にとっては予想だにしなかった行為で、パニックに陥る。もし、こんな変態な姿をご近所さんに目撃でもされたら一巻の終わりだと恐怖したことだろう。必死に抵抗する男を抱きしめて踏み出す。身体半分が扉から廊下に出た。抵抗しようにも男に抗う術などないのに、脚を必死に踏ん張って押し出されるのを嫌がった。デカマラを男のケツに突き刺したまま廊下に出る。扉が閉まらないように身体で押さえておき、聞き耳を立てて、廊下には誰もいないことを探った。昼間のマンションの廊下は、シンと静まって、物音ひとつなかった。
 男の口に突っ込んでいたタオルを抜き取り、腰をホールドして穴を抉った。本当なら鳴きたいところだが、声は出せない。喉がぐるると鳴るのみだった。抜ける直前までデカマラを引き、一気に押し込むと思わず「あぁ」と小声を漏らした。静まり返った廊下に感極まった男のすすり泣きが落ちた。

2020年5月19日火曜日

ご希望の商品をお届けします03

乱暴な言葉で犯らせろと迫られた経験がないのだろうか。事ここに至っても男は躊躇しているようで、アクションを起こさない。持っている箱を取り上げ、下駄箱の上に置いて、身体を密着させる。玄関隅まで追い込んで逃げ場をなくしてやる。
「違う形のエネマグラを2つも買うんだから、ケツが感じるんだろ?もうドライは経験済みか?俺の太くて硬いものを突っ込んだらケツ逝きするんじゃねぇか?ほら触ってみろ」
 男の手を取り、股間に導くと恐る恐るといった感じで竿を握った。
「でけぇ」
「だろ?硬ぇだろうが。あんたのおめこに突っ込みたくてギンギンだぜ」
「なっ俺は男だ。。。」
 拗ねたような顔で俺を睨むが、最後の言葉は弱々しい。
「男にだっておめこはあるさ。あんたのここは、男のチンポ突っ込むためのおめこだろうが?違うのか?」
 短パンの後ろから手を突っ込むと下着を履いてないようで、弾力のあるスベスベの肌に触れた。嫌がって逃げようとするのを肩で阻止し、割れ目に指を滑らせる。湿った穴を指先でつついてやる。
「あっ、止めろ。。。よ。。。」
 素直に手を引き抜くと後ろ髪を引かれる表情をする。なんとも素直じゃない。男に見せつけながら、ゆっくりと口を開き、左手の中指に舌を絡ませて唾液まみれにする。そして、濡れた指先を再び短パンに突っ込み、穴をこじ開ける。
「あぁ。。。」
 指先を突っ込まれただけで感じるのか、腰砕けになりそうところを支える。強気の言葉とは裏腹に、身体は感じやすいようだった。
「何が止めろだ。トロトロじゃねぇか」
 右手を大きく上げて、汗が染みた脇で顔を覆ってやる。
「あぁ、すげぇ。。。雄臭ぇ」
 何度も深呼吸するように息を吸い、俺の汗臭い脇の匂いを嗅ぐ。
「濡れまくって、あんたのおめこグチョグチョだぜ」
 指を奥まで突っ込み、指先で粘膜をグリグリこじる。
「ほら。素直に言ってみな。欲しいんだろ?いつも、物欲しそうな目で俺の身体を舐め回してたじゃねぇか」
「欲しい。。。欲しいっす。強姦されるように兄貴のデカマラを突っ込まれてぇす」
 やっとリミッター解除。
「抵抗してみな。望み通り、嫌がるあんたを無理矢理犯してやる」
 熱い息とともに、耳元で呟く。弱々しく抵抗する男の両手を後ろ手で束ねてから、短パンのフックを外した。むしるように短パンを引き下げ、下半身を露出させると想像した通りの鍛えられたデカケツだった。ほとんど無毛の真っ黒に焼けたケツは、ボリューム感たっぷりでそそるものがあった。
「いいケツしてんな。そそるぜ。普段は男らしく振る舞ってるんだろ?会社や家族に隠してるんだろ?実は、男を誘うために、突っ込みたいと欲情するように鍛えてるんだって。チンポを突っ込まれて、メスみたいにひぃひぃ鳴かされることを毎日、想像しながら独りで慰めてんだろ?」
 突っ込んだ指をグリグリと動かし、粘膜をえぐる。めくれた粘膜がいやらしいく濡れてきた。こんな屈辱的なことを耳元で囁かれ、言い訳のできない恥ずかしい状況に追い込まれた経験はないのかもしれない。泣きそうな表情を浮かべながらも、全身にじっとりと汗をかき、火照り、呼吸が早くなる。明らかに発情している状態だった。
「言葉では嫌だとか拒みながら、発情してんじゃねぇか?おめこトロトロになってきたぜ」
 自由を奪われた状態で、穴を弄られて、股間をギンギンに勃起させている。
「俺はあんたみたいなガタイの良いおめこ野郎が好みなんだ。それも犯すみたいに腰振るのが大好きだ。もっと早くに襲っておくべきだったな」
 奥まで突っ込んだ指でグリグリとえぐり続ける。男の目は、完全に逝ってしまっている。荷物を宅配に来た男に突然、襲われて、拒絶するも肉体的に圧倒されて、犯されることを夢見ていたのだ。準備していた拘束具をポケットから取り出し、後ろ手の手首を結わえて自由を奪う。そして、普段、汗を拭っている臭ぇタオルを口に突っ込んだ。完全に自由を奪った上で、おめこを弄りながら乳首に舌を這わせた。

2020年5月8日金曜日

ご希望の商品をお届けします02

荷物を小脇に挟んで、届け先のマンションエントランスに入る。郵便受けで、届け先の部屋番号と居住者の氏名を確認した。玄関前のインターホンで部屋番号を押し、最後に「呼び出し」を押す。チャイムが数度鳴った後、応答があった。
 「はい」
 少し上ずった感じの若い男性の声がスピーカー越しに聞こえた。
「宅配便です」
 マイクに向かってしゃべる。と同時にエントランスの自動ドアがゆっくりと開いた。
ホールを抜け、エレベーターのボタンを押した。マンションまで、走ってきたので汗びっしょりで、縞模様のユニフォームがじっとりと濡れて、肌にまとわりつく。籠が到着し、扉が開くと同時に乗り込んで、階数を押した。
 超高層マンションのエレベーターは、13人乗りのゆったりしたもので、滑るように上昇した。
 目的階ホールの案内地図で、部屋の位置を確認した。目の字の形をした右下の角部屋だ。若いと思われる居住者が独りで住むには、贅沢な部類のマンションだ。居住まいを正し、深呼吸をしてから部屋のチャイムを押した。少しして、扉のロックが解除され、少し開かれた。
「失礼します。宅配便をお持ちしました」
 扉を開き、身体を半分だけ差し込む。
「申し訳ありません。お届けのお荷物なんですが、こちらの手違いで箱を破損してしまいました。中身が壊れていないか確認いただけないでしょうか?」
 身体を半分に折って、頭を垂れた。
「え?箱が半分くらい潰れてるじゃん。え~」
 男は、俺の手から荷物をひったくる。潰れたダンボールを茂々と眺め、非難がましい、きつい眼差しで俺を睨んだ。
「申し訳ありません。お客様の大切なお荷物を。。。中身は大丈夫でしょうか?確認お願いします」
 俺はもう一度、深々と頭を下げ、詫びる。男はダンボールを開いて、中身を確認するのを躊躇している。
「壊れていた場合は補償させていただきますので、中身を確認してください。破損したダンボールの隙間から見える範囲ですと大丈夫そうなんですが。。。たぶん、デリケートな商品ですから、傷など付いていたら困りますし。。。」
 念を押した。
「え?中身みえたの?」
「ええ。少し」
「ちょっと。。。なんだかなぁ。確認しますから、入って、ドア閉めてもらえますか?」
 年齢は30過ぎくらいだろうか。俺より小柄だが、鍛えているとみえて、部屋着から覗く手足は筋肉質だった。短髪で、ちょっと童顔めの男前で、好みのルックスだ。敵意とまではいかないが、少し拗ねたような、怒った表情がそそる。
「念のため、ダンボールだけじゃなく、包装も解いて中身をちゃんと確認してくださいね。故障していたり、破損していたら、大切な粘膜を傷つけちゃうかもしれませんから。。。」
「粘膜って。。。使い方知ってて言ってんの?」
「ええ。まぁ。でも、そんな玩具より本物の方がいいんじゃないですか?」
 ハッとして、俺のつま先から徐々に上半身に目線を動かし、ボリューム感のあるパンツの膨らみで目が止まる。喉仏が上下して、唾を呑み込むのが確認できた。俺の身体を意識した瞬間、男は少し顔を赤らめ、急激に短パンの前が突っ張った。

「ハメてやろうか?デカくて硬いぜ。俺の竿は。そんな玩具じゃ寂しいだろ?本物の肉棒突っ込んで、ひぃひぃ鳴かせてやるよ」
 男の耳元に顔を近づけ、わざと乱暴な言葉を呟いてやる。間違いなく期待で、おめこが濡れたはずだ。

2020年5月2日土曜日

ご希望の商品をお届けします01

今は違うが、宅配業を生業にしていた時期があった。夏も冬も厳しい環境で力仕事を続ける中々に大変な仕事だった。もともと身体を使うことは苦にならないから、時間を惜しんで働いた。来る日も来る日も汗びっしょりになって走り回る日々だったが、それなりに稼がせてもらった。
 いきなりな話は変わるが、俺は女に興味のない質で、性の対象は男である。だから、宅配業者、特に青い縞模様のユニフォームを着ている奴らがその筋に人気があることは当然知っている。実際問題、ほとんど裸で荷物を取りに玄関先に現れたり、勃起した股間を見せつける客など掃いて捨てるほどいたし、しゃぶらせてくれと誘われたことも一度や二度じゃない。だが、看板背負って走り回っている業者が、そんな誘いに乗れるわけもない。考えても見てくれ。会社にバレたら、速攻でクビになるのは間違いないからだ。
 一方、今現在は、稼いだ金を溜め込んで、それを元手に自営業を始めていて、細かいことは気にしなくて良い。俺が望めば、美味しい思いも出来るという寸法だ。それも一石二鳥のね。
 その筋の掲示板に募集を出すことにした。

『こちら青色ユニの宅配業。玄関までご依頼の商品をお届けします。ご依頼の商品は、メールにて、なるべく詳しくご指定ください。貴方の夢をお届けします。商品の詳細と金額を明記の上、ご発注ください。お日にち、時間指定も可能です。詳細はメールにてご相談に応じます』

飼われるもの11

通常の仕事をこなし、一般社員より少し早い時間に上がって、専用グラウンドに向かう。グラウンドに部員全員が集まり、部長とコーチが組んだメニューに従って合同練習するのだ。毎日、夜間照明に火が入るまで、男たちは体力の限界まで肉体をぶつけ合う。練習が終わる頃には、全身の筋肉がパンパンに張って、脚の筋肉がプルプルと震える。コーチの「お疲れ様。上がれ」の声が響き渡るまで、肉体に負荷を掛けまくるきつい練習は続く。
 同期に後片付けを頼んで、倉庫へと急ぐ。ヘッドギアを脱ぎ、ラガーシャツ、ラグパン、靴下、靴、全てを脱いで全裸になる。そして、倉庫の所定の位置で待機する。今日のシフトは、スタメン3名の先輩だった。
「お疲れさまでした」
 無言で俺の前に立った先輩のラグパンを下ろし、汗でぎとぎとに汚れ、小便臭いチンポを口に含む。全体をねっとりとしゃぶっていると少しだけ膨らんだようだった。
「こぼすなよ」
 先輩の呟きと同時に熱い液体が先端から迸る。咽ないように喉を開き、胃へと送り込む。最後の一滴まで綺麗に飲み込み、亀頭を舌でねぶり回して処理をする。
 この先輩は、そこまでで気が済んだようで、口からチンポを引き抜くとラグパンの中にしまい込んだ。倉庫の外で待っていた次の先輩が俺の前にやってくる。この先輩は既に勃起している。
「先輩。どちらで処理させていただきましょうか?」
「口でしてくれ」
「はい。いただきます。お疲れさまでした」
 先輩のチンポは大きい方だが、部長やコーチほどではない。長さ17cm太さ4cmといったところだが、竿の太さに比べエラの張った亀頭がピンと天を突いていてとても綺麗な形をしている。
 まず、亀頭を口に含み舌を絡めながらゆるゆると頭を振る。レロレロとエラの裏側を舐め、奥まで呑み込んで粘膜を使って奉仕する。何度も頭を振っていると先輩の吐息が少し早くなる。両手でがっしりと頭を鷲掴みにされた瞬間、奥まで一気に突っ込まれた。ちょっとびっくりするが想定内の行為だ。喉を開き、受け入れる。後はもう、オナホ状態で一方的に先輩が腰を振り、その強引な動きは発射するまで続くのだった。厳しい練習後だというのに、さすがスタメンだけあってスタミナは無限だ。まさにガシガシといった体で腰を俺のぶつける勢いだ。
「あぁ気持ちいい。練習後の一発はたまんねぇ。マジ気持ちいいぜ、おまえのクチマン」
 擦れて喉の粘膜が熱くなる。先輩は長い。この程度で音を上げている場合ではない。
「早くシャワー浴びてぇんだよ。俺」
 最後の先輩が業を煮やして倉庫に入ってきた。
「ケツ貸せよ。俺はちゃっちゃと出すからよ」
 頭を鷲掴みにされたまま四つん這いに移行し、尻を突き出す。備え付けのローションを割れ目に垂らし、指を突っ込みながら穴の中まで塗り拡げ、緩めてくれる。大概の先輩は、完全に生きたオナホ扱いで、ほとんど人間扱いしてくれないのだが、この先輩は、いつも優しい。
「おらよ。突っ込むぜ。。。はぁ。温けぇ。今日もおまえのまんこはいい感じだぜ」
 腰を両手でホールドし、やはりガシガシといった感じで腰を降る。彼らにとって、女を抱けない日々の性処理であると同時に、ストレス解消なのだ。
「トロトロじゃん。ほんといいケツしてるわ。おまえ」
 腸壁に亀頭を擦り付け、下から上へとえぐるように腰を振る。いい感じに熟れてきた穴が突き上げられるたびに、ジュクジュクと卑猥な音をもらす。たぶん、とことん使うつもりなら1時間でも腰を振っていられるはずなのだろうが、シャワーを浴びて疲れた身体を休ませたいに違いない。
「ちゃっちゃとイクぜ」
 いきなりトップスピードの腰振りで俺の腸の粘膜を一心に擦り上げる。
「あぁ。いいぜ。マジ。おまえのまんこ最高。イク」
 ビクビクと尿道が律動して子種が送り込まれるのを感じた。肉便器部員として飼われている俺だが、この瞬間はとても幸せに感じるのだから、どれだけ淫乱なんだよって自分で思う。
「じゃ俺も」
 口を使っていた先輩もトップスピードで腰を振る。さすがに、喉をケツと同じ勢いでピストンされるとつらい。
「あぁ気持ちいい」
 出すと言いながら、この先輩は最低でも15分は腰を振るはず。もうすっかり、先輩達の性処理の癖を掴みきっているのだった。
「出る。イク。あぁイクイクイクイク」
 いつものごとく、約15分後、亀頭がさらに膨らんだと思った瞬間、びっくりするほど大量の子種が喉に流し込まれる。咽ないように全部を飲み干し、鈴口に残った子種を舌先で綺麗に掃除する。こそばゆいのか腰を引こうとする先輩の尻をがっちりホールドし、最後まで奉仕して解放した。舌と亀頭の先端の間に粘液がとろりと橋を架ける。
 先輩がポンポンと俺の頭を軽く叩く。そう、ありがとうの合図。