2015年9月30日水曜日

視線が快感1



夕刻のまだ日が暮れきらない時間に部屋を出た。
近くの運動公園でウォーキングするためだ。
公園はとても大きくて、陸上競技場や野球場、体育館があって、広々とした芝生広場や樹木の生い茂った森もある。
車両の乗り入れが規制された園路も縦横無尽にあるから、トレーニングにもってこいなのだ。
部屋から徒歩10分の場所にあるから行きたいときにいつでも行ける。
平日休日を問わず、早朝から夜遅くまで多くの人で賑わう。
夕刻から夜に掛けては、家族連れや小さい子供の割合が減って、年齢層がぐっと上がる。

今日の俺の服装は、白いナイロン製のアンダーアーマーだ。
ロングタイプだから手首から先と首から上だけしか露出がないのだけれど、ほとんど肌が透けて見えるほど生地が薄いものを選んだので、身体にぴったり張り付いたウェアは筋肉の流れを如実に現している。
もちろん下着は身に着けておらず、わざわざ裏地をカットしている股間部分は陰毛の黒い影とペニスの形をもクッキリと浮き上がらせる。
伸縮性の優れた素材でできたウェアは、全身にフィットして、乳首から腹筋の形や尻の割れ目もはっきりと示す。
姿見に全身を写して見ると、その姿は全裸よりもずっとエロい。
はっきり言ってエロい。
変態丸出しの格好と言っても過言じゃないだろう。
こんな格好でウォーキングし、芝生広場でストレッチ運動をする。
俺の姿を見て、人は目を丸くする。
前からやってきた奴は、最初びっくりした表情で俺を見て、そして視線のやり場に困って目をそらす。
通り過ぎたところで二度見する奴もいる。
尻の形も露わな俺の全身を珍しいもののように眺めることになるのだ。
その視線に俺はぞくぞくとした興奮を覚え、勃起してしまう。
さぁ。今日も頑張ってトレーニングだ。

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