先輩は、ネクタイの目隠しをしており、個室に入ってきたの誰だか確認できない状態だった。決めた合図通りのノックをする別人が、この辺鄙なトイレを使うわけは勿論ないのだが。全裸で白い大理石調タイルの上に正座している先輩があえぐように呼吸している。興奮と不安と焦燥が相混ぜになった心象風景を想像してみる。就業時間に自分がしていることへの焦燥、他の社員に気づかれたらという不安、だが、それらの負の感情を凌駕して余りある興奮が先輩を一杯一杯にして、血流が全身を駆け巡る。痛いほど充血した下半身が期待ではちきれそうだ。俺が手を出さないから焦ったのか、太腿に手を伸ばしてくる。
「手は後ろで組め」
小声で命令する。万が一、廊下を通りかかった社員に聴かれることを怖れたからだ。先輩は、命令に素直に従い、両手を腰の後ろで結んだ。ヒクヒクと鎌首を揺する下半身から大量の粘液が滲み出て竿をぐっしょりと濡らしていた。どれだけ好き者なんだと呆れてしまう。こんなことを会社のトイレでやっている自分も当然、同罪なのだけれど。
あまり時間を掛けるわけにはいかない。今は、就業中なのだ。ファスナーを下ろし、ギンギンに勃起したものを引きずり出して、口元に持っていくと我慢しきれない先輩は速攻で含んだ。舌を絡めて旨そうにしゃぶる。後頭部をホールドし、喉を開く準備をさせてから、奥まで一気に突っ込んだ。さすがの先輩も強い嘔吐反射を示すが、胃液を噴出するまではなかった。
俺の勃起で先輩の喉を一方的に犯した。まるで、おまえは俺の性処理道具なんだと焼き付けるように。先輩は腰の後ろで両手を組んで、無抵抗を貫く。私はあなたの性処理道具として扱われて嬉しくて仕方ありませんと応えるように。実際、興奮が極みに達しているようで、透明の先走りに白い濁りが混じっている。どんだけ変態なんだ。あんた。
俺は意識を集中しつつ注挿を繰り返し、ケツの穴を締め、前立腺をギリギリ締め付ける。亀頭が膨らみ、催してくる。
「零さず、全部、飲めよ」
先輩の髪の毛を鷲掴みにして、ガンガン腰を振る。ネクタイの目隠しがずれ、硬く瞑った目元が顕になる。鼻水と同時に、眦から涙がこぼれている。それでも先輩は無抵抗を貫いた。
「イクよ。。。イクイクイク」
昨日、あれだけ出したにも関わらず、濃い大量のザーメンが何度も溢れ出るのを感じる。ドロリと粘度の高いザーメンが先輩の喉を滑り落ちてゆく様を想像した。俺の濃いエキスが先輩の一部になるのだ。
「あぁマジで気持ち良い。。。」
裸の先輩をひとり残し、俺はトイレを後にして、席に戻った。