2021年8月27日金曜日

プリズム26

 首筋に舌を這わせ、乳首を指先で弄りながら、股に手を突っ込み、トロトロのマンコに指を突っ込む。

「お客さん。。。トロトロですよ。。。卑猥ですねぇ」

「あっ。。。はん。。。なんとでも。。。言えよ。。。あぁん」

「ねぇ。先輩。キスしよ?」

 先輩は答える代わりに、首を捻って唇を重ねてくる。熱いと表現していいくらい先輩の粘膜は熟れきっていて、上下同時に刺激を与えると、もう精神も肉体もドロドロに溶けてしまっているようだった。

「ほら。。。ぷっくり腫れてる。。。ほとんど、限界でしょ?もしかしたら。。。」

 そう言い終わる前に、先輩が下半身を痙攣させた。

「あっあっあっあぁあぁぁぁ。。。駄目。。。駄目。。。駄目だって。。。」

 こんなマッチョで男前な先輩が、俺の指先だけで身悶え、痙攣しながら涎を零しそうな呆けた表情で鳴いている。

「マジ。。。ヤバい。。。死ぬ。。。死んじまう。。。」

 今回は容赦しない。死ぬほど感じればいい。食事を準備するのは、もう少し掛かるだろう。ほら、もっと感じろ。

 その瞬間、ドアがノックされた。もしかしたら、まだ、合体したままだと案じたのだろう。中居はすぐに入ってこない。慌てて、先輩の中から指を抜き、浴衣の乱れを直してから、ドアを開けた。

「はい」

「お食事をお持ちしました」

「ありがとう。どうぞ」

 中居さんは、配膳用のカートのカバーを開けて、美しい皿に盛られた旨そうな食事を室内に運び始める。座卓の前には、乱れたままの先輩が呆けた表情で座っている。さすがに、屹立した股間は両手で隠していたが、胸元が乱れ、真っ赤に上気した様子をみれば、どれほど鈍感な人間でも、今し方まで、何をしていたか一目瞭然と言えた。

 もしかしたら、勢い余って零したかもしれない。それほど、先輩は発情した淫らな様子だった。そんな様子を他人に見られたことが恥ずかしくて、泣きそうだ。中居さんは、テキパキと動き、全ての準備を整えて、「ごゆっくり」と言いおいて、逃げるように出ていった。

「続きする?食べる?」

 先輩は、まだ泣きそうな顔をして、俺を眺めている。

「ねぇ。続きしようか?食事どころじゃないでしょ?」

 先輩は、子供みたいにコクリと頷き、そして、「キスして?」と蚊の鳴くような小声で囁いた。両手で先輩の頬を挟み、ディープキスをした。本当に可愛い人だ。愛情の表現として、千切れそうなくらい強く舌を吸い、そして、乱暴に押し倒した。舌を吸い続けながら、乱暴に挿入した。俺も限界がすぐにやってきそうだ。先輩は案の定、少し零しているようで、美味しそうな料理の匂いに混じって、ザーメンの匂いが少しした。

「俺の子種をたっぷり、種付けてやるよ。孕めよ」

 乱れた浴衣の身体を乱暴に抱きしめ、一心に腰を降った。先輩は、再びキスをねだり、背中に回した両腕で俺を強く抱きしめた。目が完全にイッちまってる。お互い、もう限界だった。

「イク!イクイクイク!」

 背中に回った両腕を解き、両方の太腿を両手で押さえつけて、腰を振りまくった。大量の子種が先輩の中にぶちまけられる。ほとんど獣のような咆哮を上げて先輩に腰をぶつける。

「あぁあぁぁぁ。。。出る」

 と同時にドロドロと濃い粘液が鈴口から溢れ出し、腹筋の割れ目に広がってゆく。先輩のザーメンで汚れるのも気にする余裕はなく、先輩の上に突っ伏した。2人の荒い息遣いだけが部屋を満たす。

「あ~あ。。。イッちゃった。先輩の変態!!」

「へへ。我慢できないよ。。。やっぱ。。。気持ち良すぎ」

「だね。後で、浴衣の替えもらってくるから、とりあえずスッパで乾杯しよう!」

「うっす!」

 冷蔵庫から瓶ビールを取り出し、栓を抜いて、コップに注いだ。そのまま飲むのは勿体ない気がして、口の中に含んだ後、先輩に口移しに飲ませた。先輩は、喉を鳴らして美味そうにビールを飲んだ。小鳥に餌をやる親鳥のように、何度も何度も、そうやって先輩にビールを飲ませた。


プリズム25

 正直な話、どれだけの時間、繋がったままでいたか分からなかった。何度も外から呼びかけたけど返事がなかったからと、部屋から半露天風呂にいる俺たちに、とても申し訳無さそうに話しかけてきた。

「そろそろお食事の時間です。。。お客様。。。部屋食となりますので。。。お持ちしてもよろしいでしょうか?」

 まさか、風呂場で合体しているとは想像していなかったようで、目のやり場に困り、真っ赤になっているようだった。

「あ。ごめんなさい。とりあえず、すぐお風呂出ますから、準備お願いします」

 ほぼ、平常モードで、俺が答える。先輩は、合体を解いて湯船に逃げようとしたが、俺が尻をがっちりとホールドしたまま逃さなったので、真っ赤になって外を向くしかなったようだ。仲居さんは、「かしこまりました」と小さく言いおいて、逃げるように部屋を出ていった。

「だって。。。どうする?一発、欲しい?それとも、食事後の楽しみに取っておく?」

「おまえ。凄いなぁ。全く動じてないだろ?」

「え?だって、俺たちカップルだって宣言したじゃん。カップルが温泉宿の個室ですることなんて、Hくらいでしょうよ。慣れたもんじゃね?」

「いやいやいや。仲居さん真っ赤になって動揺してたでしょうよ!」

「まぁね。我々は常識がありますから、わざわざ見せつけるような変態行為をして迷惑は掛けませんよとは、告げたけど、プライベートルームに侵入してきたのあちらだからねぇ」

「あぁん。。。だから、腰を振るなって。食事運んで来るって。。。あぁ。。。気持ちいい」

 ほんと、面白いな、この人。常識があるのだか、欲望に正直なんだか、よく分からないや。オラオラオラと腰を振ってやると、どうでも良くなったのか、沈黙した。このまま、繋がったまま仲居さんがどんな顔するか眺めたい気もしたが、さすがに悪趣味なので、止めることにした。

 抜いたら抜いたで残念そうというか、恨めしそうな表情で俺を眺める。態とらしく、チンポをゆっくりと扱いてやると、とても物欲しそうな顔をする先輩であった。

「お預け。後でね」

 俺はさっさと風呂から上がって身体を拭き、用意されていた浴衣を着込んだ。渋々といった感じで出てきた先輩も浴衣を着ようとする。

「下着は駄目。スッポンポンで浴衣を着なさい」

「え?でも。。。。」

 先輩は勃起が収まらない股間を眺めながら戸惑っている。

「でもじゃない。許さない」

 怪訝な表情ながらも俺が言い切っているので先輩は逆らわず、浴衣を羽織った。座卓に添えられた木製の座椅子に胡座をかいて座るように命じた。襟元から覗く分厚い胸筋がエロい。もちろん、股間に屹立したものを隠すことは出来ていない。

「素っ裸よりエロいよ。先輩」

 俺は先輩の後ろに周り、胸元に手を差し込みながら囁いた。指先でぷっくりと勃起した乳首を摘み、首筋に唇を這わせる。


2021年8月26日木曜日

プリズム24

 温泉に浸かったばかりで、まだ、身体は温まっていないはずだけれど、マンコは熟れた状態だった。まさに、既にトロトロである。

「何これ?もしかして、発情してんの?マンコとろとろじゃん」

「あぁ。。。」

「言ってみ?」

「突っ込んで。。。俺の淫乱マンコに。もう我慢できなくてとろとろなんだ」

 突っ込んだ指先をクリクリと動かすだけで先輩は身悶える。

「じゃ、誘ってみ?俺が突っ込む気になるように」

 指を粘膜を傷つけないように、ゆっくりと抜く。先輩は、湯船の縁に片手を付き、尻を突き出す。そして、もう片方の手で尻タブを開いて、卑猥なマンコをむき出しにする。湯に浸かったまま、その卑猥な格好を眺める。既に股間はギンギンに勃起していて、先輩のマンコが萎んだり、緩んだりして俺を誘うのを楽しむ。

「なぁお願いだよ。いつもみたいに、激しく抱いてくれよ。淫乱マンコにガチガチになったチンポ突っ込んで犯しまくってくれよ。頼むよ。。。マンコが疼いて堪んない」

 正直な話、俺の方も限界だった。立ち上がって、先輩の尻を鷲掴みにする。

「変態だなぁ。先輩は」

 勃起したチンポの根本を握り締め、先輩の穴にあてがう。そして、ゆっくりと腰を入れ、先輩の中に突っ込んでゆく。綺麗にするついでに、解してあったのか、先輩は俺を難なく飲み込んでゆく。全部が埋没したとき、先輩は、魂が全て零れ落ちてしまいそうなため息を吐いた。

「あぁ。。。硬い。。。ガチガチのチンポが俺を一杯にする。。。幸せだ。。。」

「俺もだよ。先輩。無茶苦茶とろとろに熟していて、暖かくて気持ちいい。俺の形に先輩のマンコが変わっていく感じ」

「何時間でも、こうして繋がっていたい。。。ずっと」

「いいよ。飯食う以外は、ずっと先輩を抱いていてやるよ」

「ほんとか?嬉しい。とっても満たされた気分。最近さ、前みたいに知らない奴らに輪姦されたいって欲求がなくなっちまった。やっぱり、愛されてるって感じるセックスの方が満たされるな」

 先輩のでかい尻を両手でホールドして、ゆったりと腰を使う。互いに、力むことなく、ユルユルと粘膜を擦り合わせる。少し風が出てきたようだったが、温泉に半身を浸けながらだから丁度良かった。山の植物の濃厚な匂いが鼻孔をくすぐる。

「先輩。好きだよ」

「俺もだ。俺もおまえが好きだ。あぁ。。。気持ちいい」

 ライトアップされた竹林が風に揺れて光を乱反射させる。透明感のある竹の葉の表面に付いた水玉が、カラフルな光のシャワーとなって俺たちを包む。

「あぁ。気持ちいい」

 俺たちの精神と肉体は、ひとつに融合してしまったように感じられた。

2021年8月20日金曜日

プリズム23

 なんて神々しいのだろう。これほどバランス良く鍛え上げられた肉体を持つ男を見たことがない。逆三角形の広い肩幅、盛り上がった胸は厚く、シックススパックで、引き締まった腰からデカめの尻へのラインは垂涎ものである。綺麗なカットが入った胸筋に丁度よい大きさの乳首がエロいことこの上ない。ケツは大臀筋の発達した美尻で、筋肉が盛り上がった太腿、ぽっこり膨らんだふくらはぎ、引き締まった足首、そして、身長の半分くらいは長い脚なのだ。ここまで整った、スタイル抜群のマッチョが生息していることが奇跡と言える。

 黒々と茂った股間にぶら下がっているモノは、竿が太く、亀頭がさらに膨らんでいる上に、上反りの硬マラで、それはもう芸術品的ですらある。この竿をしゃぶるのも俺は好きなんだけれど、先輩はしゃぶられるのが、あまり好きじゃないみたいで、ていうか、『おまえは、黙って股開いて、俺のチンポ咥え込んで、ひぃひぃ鳴いてろ』てなノリが興奮するのだ。だから、リミングを含めて、俺が先輩に奉仕するタイプの前戯は、あまり好まないのだった。

 どちらかというと、ビンタかまして、髪の毛を鷲掴みされながらバックで犯されるノリとか、両手を後ろ手に縛られて、言葉責めされながら犯される被虐感を伴うセックスが大好物なのである。やはり、中居さんの前で、綺麗振ってみても、変態さんなのは間違いない。などと、0.5秒の間に、先輩を褒め称えた後に、堕としてみる。

「なに、ニヤニヤしてる?」

「ん?やっぱ綺麗だなぁって思って」

「寄せやい」

「マジだよ。心の底から、綺麗な人だなって思う。超絶の変態だけど」

「こらこら。。。」

 先輩が掛け湯をして、湯船に入ってきて、俺の横に並ぶ。

「ねぇ。マンコ濡れてる?」

「こんな贅沢な風呂に入りながら。。。おまえって奴は」

「ふーん。じゃぁ、今晩は抱いてやらない」

「え?待って。。。ごめん。。。そんなの無理だって」

「中居さんの前なら綺麗振っても許されるけど、俺しかいない場所で綺麗振るんだもん。許さん」

「待って。。。こんなとこまで来て怒らないでくれよ。。。」

「ふん。知るか!」

 俺は、湯船の中で、先輩に背中を向ける。もちろん、そんなくだらないことで怒っている訳ではない。一種のプレイだ。たぶん、そうだと分かっていても、本気で俺が怒っている場合、今夜、抱いてもらえないかもしれないと焦りまくりな先輩が可愛い。

「ごめんよ。知らない奴らに輪姦されて喜んでるような淫乱マンコ野郎で、会社のトイレで全裸で犯されたり、ほとんど屋外で突っ込まれてケツイキしまくりな、ド変態な俺が綺麗振るなんて間違ってたよ。だから、抱かないなんて酷いこと言うなよ。な?な?」

 いや。そこまで、卑下しなくても。それをさせてるのは、俺なんだけどさ。本当に可愛い人だ。虐め甲斐があるというものだ。身体を入れ替えて、いきなりケツに指を突っ込んでやる。

「あっ。。。」

 たったそれだけで、腰砕けのトロトロである。

プリズム22

 敵もさるもので、内心はともかく、全く動揺した風を見せない。逆にニッコリと微笑んで、「お似合いのカップルですね」とのたまった。

「でしょ?この人、凄いハンサムで、身体もマッチョなんだけど、仕事もバリバリなんですよ」

「馬鹿。。。」

「照れなくても事実だし。三拍子揃ってるから好きになったって訳じゃなくてね、普段は、爽やかそうに振る舞ってるけど、凄い変態なんですよ」

「おまえ。。。」

 中居さんは、流石に困ったように微笑した。どう受け答えするのが正解なのか分からないのだろう。ここまで、露悪趣味な人間は少ないのかもしれない。

「ごめんね。冗談じゃないから。。。でも、常識はあるから、迷惑はかけません」

 さすがに、中居さんが離れを出ていってから、先輩に叱られた。調子に乗りすぎだと。でも、自宅付近や、もちろん会社で俺たちのことを大っぴらにできない訳で、2人が恋人同士であることを隠し、愛し合ってることを誰にも知られないように、行動の全てを気に掛けなければならないのが日常なのだ。たまの非日常で、少しばかりはしゃいだってバチは当たらないと俺は思うのだ。

 荷物を解き、用意されていた浴衣に着替える。車で移動してきたから、特に汗はかいていなかったけれど、折角だから、お風呂に入ることにした。リビングの障子を開けると半屋外の広縁になっていて、2人で入るには広すぎるヒノキの浴槽が白く濁ったお湯を湛えている。広縁の向こうは、せせらぎを挟んで、鬱蒼と茂った樹々が迫っている。傍らの竹林がライトアップされており、透明感のある緑のスクリーンが美しく、雰囲気は抜群だった。

 俺は湯船に腰掛けて、先輩が入ってくるのを待つ。俺とは違って、先輩には準備が必要なのだ。マンションを出てくる前に十分な準備はしていたみたいだけど、時間が経ってしまうとその準備が無駄になることだってあるのだ。自宅なら、いざ知らず、こんな場所まで来て、汚してしまうなんて几帳面な先輩には耐えられないはず。だから、念入りに準備をする必要があるのだ。半露天のこの風呂とは別に、シャワーが使える内風呂もあって、先輩は、そこで先に身体を洗っているに違いない。

 濡れた身体を晒していると少し寒さを感じたので、湯に肩まで浸かる。こんな贅沢な休日を先輩と一緒に過ごせるなんて。俺はしみじみと幸せを噛みしめる。カラカラと木製のガラス引き戸を開けて、素っ裸の先輩がやってくる。湯に浸かったまま先輩の見事な肉体を仰ぎ見る。使い古された表現で恐縮だけれど、先輩はまるでギリシャ彫刻のように完璧な肉体をしている。唯一違うのは、彫刻だと完全包茎の小さなペニスなのだが、先輩の股間はズルムケの太々しいデカマラが半勃ち状態なことだった。 

プリズム21

 仕事にも慣れ、毎日を忙しく過ごしていた。あの後、先輩と話し合って、同棲することになった。といっても、俺が借りているマンションの部屋も借りたままで、週に1度くらいのペースで自宅に帰ってもいる。ほとんど会社から郵便などが届くことはないけれど、先輩と同じ住所を会社に申請する訳にもいかないし。

 先輩は、それなりの期間に渡り、一人暮らしをしているから掃除、洗濯、料理など家事全般に渡って不都合がない。俺は一人暮らしを始めたのは最近だけれど、基本的にマメなので、卒なくこなすことができる。だから、早く帰った方が食事を用意するとか、週の家事分担が少ない方が週末に掃除や洗濯を担当するとか、ルールを決めるんじゃなくて、互いに尊重しながら、できることをするといった緩い感じでやっている。

 どちらかというと、俺の方が早く帰宅することが多いから、食事を作るのは俺が担当しがちなんだが、実は先輩の方が料理は上手い。まぁ。俺が作ったものを美味いと言って残さず食ってくれるから、メキメキ料理の腕が上がっているから、遠くない将来、俺の方が上手くなると自負しているんだけれど。

 秋の心地よい日々が続く今日このごろ、連休を利用して、少し遠出をすることにした。あまり乗ってない先輩の車を引っ張り出して、隣県の温泉宿まで小旅行だ。ネットで検索しながら、宿泊先を2人で相談するのが、楽しすぎて、俺は先輩と出会えたことをつくづく天に感謝した。最終的に選んだのは、料理が美味しくて、家族風呂付きの離れがある老舗の宿だった。料金は、それなりに高いのだけれど、たまの贅沢だからと、予約を入れた。

 出発の朝、2人分の着替えや身の回りのものを鞄に詰めて、昨日から準備していた他所行きのおしゃれを決め込んだ。最初の運転は俺が担当する。疲れたら、途中で交代することにしていた。宿泊先の電話番号をドラレコに入力すると問題なく目的地が設定された。さぁ。出発!

 街中の混雑を過ぎて、対向2車線の道路は、順調に流れ始めた。おもむろにファスナーを下ろし、既にギンギンに育ったモノを引っ張り出す。

「先輩。しゃぶって」

「・・・・・」

「ほら。早く」

 びっくりした顔をしていた先輩が呆れながら俺を眺めている。しばらく、何かを考えているようだったが、諦めたようでシートベルトを緩めて俺の股間に顔をうずめた。温かい粘膜が亀頭を包み込む。ねっとりと舌を使い、ゆったりと頭を上下させた。俺は、急ブレーキなど掛けなくて良いように、全方位に注意を払いながら、安全運転に努める。舐めた指をジーンズの隙間から突っ込んで、先輩の穴を探る。先輩は悶絶しながら、喉で鳴いた。本当に、可愛い人だ。

 幹線道路を外れて、高速入口から本線に乗るまでの間、先輩のフェラを引き剥がしたが、本線のスムーズな流れに乗ってから、再びフェラを強要する。たまに、ボックスカーなど比較的車高が高い車に追い抜かれるとき、助手席の人がこちらに気がついて、目を丸くしていることがあった。旅の恥はかき捨てである。たまたますれ違った相手に俺たちがゲイであることを目撃されたからと言って、なんの問題も感じなかった。ただ、にっこりと笑い掛けてやると、逆にドギマギした表情で顔を赤らめるのは向こうの方だった。

 神経を運転に向けているから、イマラ奉仕を長時間受け続けても、一向にもよおすことはない。顎が疲れて大変だろうに、結局、目的地に着く直前まで、先輩は俺に奉仕し続けた。たまに、マンコを弄ってやると中がトロトロと溶け始めているのを感じ、既に先輩が発情しているのが分かった。さすがに、ファックしながら運転は無理だからね。

 旅館の駐車場に車を止め、フロントでチェックインを済ませると、若めの中居さんが、離れまで案内してくれた。到着するまでの奉仕のご褒美に、仲居さんの目を盗んで、勃起した股間をナデナデしてやると無言で睨みつけて止めろと怒っている。いいじゃん。別に見られても。別にゲイカップルだって知られても。事実なんだから。

 離れの間取りや食事の時間などについて中居さんの説明を受けながら、俺は先輩におもいっきりイチャイチャする。先輩は嫌がるけど、バレても大丈夫な相手に、恋人同士であることを知って欲しかった。だから、わざと中居の前でのろけてみせたのだ。


プリズム20

 2人揃って床に直接、突っ伏している。半身が外廊下に突き出している格好だ。先輩の分厚い筋肉は弛緩しきっていて、丁度よい弾力の肉布団になる。俺自身も体力的にかなり消耗したから、手足で身体を浮かすのではなくて、全体重が先輩に掛かっている状態だった。先輩の中で俺自身が力を失っていくのを感じながらも、動けずにいた。

 廊下のコンクリートの冷たさが心地よいと先輩は呟いた。変態2人が喘ぎまくる変な声を聞かれたかもしれないが、今の所、行為そのものは、他の住人に目撃されていないようだ。疲れ切った身体を起こして、グロッキーの先輩を中に引きずり込む。ドアを施錠してから、バスタブに湯を張りに行った。

 ドロドロに溶けてしまった先輩をなんとか掻き集めて、風呂場まで連れてゆく。軽く湯を掛け、俺が先に湯船に沈む。「おいで」と先輩の腕を引っ張ると、先輩が俺の開いた股の間に収まった。賃貸マンションの湯船だから、2人で浸かるのは窮屈だったが、今は湯に浸かれれば良かった。

「あぁ。凄すぎ。ここまでケツイキしまくったの初めてだよ」

「嘘コケ。あんんだけブランコで輪姦されまくってて、よく言うよ」

「マジだって。。。昼間に会社でさ、今まで経験したことのない興奮上体を味わっただろ?あのとき、興奮がテッペンに達してて、半分漏らしてる状態だったんだ。それなのに、オナニーして出すことも禁じられて、仕事中もずっと勃起してたんだぜ。マンコはチンポが欲しいって、濡れまくりの疼きまくりだしさ。正直、地獄だったよ」

「だよね」

「帰ったら、思いっきり抱いて貰えるって自分に言い聞かせて、仕事になんとか集中しようとするんだけど、あんなお預け初めてだった」

「けけけ」

「速攻で帰宅して、綺麗に洗って、ローションとか用意してさ。全裸のままで、スマホをずっと眺めながら、お前から連絡がいつくるのかって待ち遠しくてさ」

「だと思った」

「俺は普通に抱いて貰えると思ってたけど、追加の命令が玄関全裸四つん這い待機って、笑うしかないっての。でも、欲情が暴走してる状態だからさ、何でもいいし突っ込んでくれって感じ。その時点で、ほぼテンパってたんだよな。だから、突っ込まれた瞬間に、強烈な痙攣が来て、俺は壊れちまったんじゃないかってくらい気持ちよかった。それ以降は無限ループ。こんな強烈な快感を刻み込まれたら、俺はおまえなしで生きていけないじゃないか」

「満足するまで抱いてやるって約束したろ?他の奴に抱かれなくても満足だろ?」

「うん。。。俺はおまえなしじゃ、もう無理だよ。おまえ専用の性処理人形でいたい」

「何言ってんの。先輩は性処理人形なんかじゃないよ。俺は先輩が大好きになっちゃったの。だから、誰にも抱かれて欲しくないの。俺だけの先輩でいて欲しいから、俺のできることは何でもして、先輩を満足させたいの」

「ありがとな」

 温かい湯の中で、疲れ切った身体を弛緩させて、肌を密着していると、この上ない幸せな気分になる。

「なぁ。。。なんか硬いものが当たるんだが。。。」

「何言ってんの。自分もギンギンのくせに」

 答える代わりに、首を捻ってキスをねだってくる。先輩の柔らかな粘膜を舌を使って味わう。俺は今、とても幸せだった。


2021年8月19日木曜日

プリズム19

  腹筋を中心とする筋肉が激しい収縮を起こすケツイキは、極端に体力を消耗するという。鍛え上げた肉体を誇る先輩であっても長時間のケツイキは無理だ。そろそろ限界が来るだろうことを予測して、胸に両手を回して抱き起こした。繋がったまま上体を合わせる形の体位に移ったので、Gスポットが直撃されたみたいで、ガクガクと全身を痙攣させている。目がとろりと虚ろになり、半分口を開けたままのアホ顔な先輩を見て、どれだけ気持ちいいんだと羨ましくもあった。そのまま腰を引き上げ立位に移行する。壁に両手を付きケツを突き出す格好だ。

 一旦、ケツイキが始まってしまうと、少しの刺激でもイッちまうようだ。先輩の腰を両手でホールドした状態で、腰を振りまくる。

「あぁぁあぁあぅあぅ。ヤバいヤバい無理むりムリ」

 全身をガクガクと波打たせながら狂ったように先輩は鳴いた。玄関のロックを外し、ドアクローザーがロックするまで開放する。玄関で繋がったままの変態2人が外から丸見えになる。先輩は焦ってドアを閉めようとするが、俺が腰を突き出すと差し伸ばした腕が空中をさまよった。声を殺そうとしているが、極度の快感の前に、その努力は無駄なようで、艶を含んだ母音がダダ漏れになる。途中で、どうでも良くなったのか、両手を壁に戻し、ケツを突き出して、ただ犯されるままに鳴いた。

「そろそろヤバいから、逝かせてやるよ」

 両手で腰をホールドし、先輩の両手を自由にする。ケツイキ無限ループ状態から脱するため、自分で亀頭を刺激させるのだ。ローションを両手にたっぷり取り、亀頭を擦る。前後の刺激が強烈過ぎたのか、先輩の膝が砕けそうになった。そのまま廊下に半身を突き出す格好の四つん這いにさせた。そして、トップスピードで腰を振る。

「あぁあぅあぅあぁぁぁ」

 片手で上体を支え、片手で自ら股間を狂ったように擦り上げる。俺も同時に限界に達しつつある。

「俺もイクぜ。一緒にぶっ放そう。先輩」

 もう誰かに見られるかもしれないなんて気遣いをしている余裕はなかった。限界に近いのだ。ぐちゃぐちゃになっている先輩のマンコをガンガン腰を振って犯しまくる。大量の泡となった粘液がダラダラと太腿を伝い落ちていた。

「うぉぉぉ。イクイクイクイクイク」

「あぁあぅあぁぁ。イクイクイクイクイク」

 俺たちは同時に絶頂に達した。強烈な快感を伴って大量のザーメンが迸る。何度も何度も強烈な快感が襲ってきて、身体がガクガクと前後する。先輩が廊下に突っ伏す。そして、俺もその上に突っ伏した。


2021年8月18日水曜日

プリズム18

  どんだけ欲しかったんだよって話。日中、仕事をしていても股間はフル勃起で、更に穴が疼いて、作業の内容が頭に入ってこなかったに違いない。会社のトイレで先輩の口マンコを性処理便所にした後、俺が命令しなかったら確実に一発抜いていた筈なのだ。だが、それを止められた。亀頭から溢れ出していた粘液に白いものが混じっていたから、あの時点で、ほぼ限界だったはず。興奮が最高潮に達し、穴か、亀頭を少し触れば、爆発していただろう。

 後輩に命令されて、会社のトイレで素っ裸待機し、性処理便所として使い捨てにされるシチュエーションは、普通の人間なら、受け入れられる訳ないんだが、先輩にとって、想像を絶する興奮状態だったのだ。我慢しなければ、精神的な興奮だけで漏らしていたかもしれない。

 仕事を終えて帰れば、普通に抱いてもらえると思っていたら、さらに俺の鬼畜な命令が待っていた。性処理便所にふさわしい全裸玄関待機の命令だ。帰宅して、すぐにシャワーを浴び、ケツを綺麗に洗いながら、この後、後輩の俺にされることを想像し、それだけで再び漏らしそうになったはず。ここで漏らしたら折檻されることは明白なので、冷たいシャワーを浴びて身を引き締めたかもしれない。俺からの連絡が来るまで、リビングのソファで待機しつつ、勝手に浮かんでくる、これからされるだろうことの想像が先輩を満タンにし、ただ悶々と耐えるしかなかったのだ。

 初手は想像もしていなかったリミングで、リミッターを突破。執拗で丁寧な愛撫を受けて、悶絶しつつ、硬いものを突っ込んで欲しくて欲しくて狂いそうになっているところに、指を突っ込まれてGスポットを刺激されたのだから、漏らさない方が可笑しいというものだ。必死に我慢したが、限界に達し、俺におねだりするに至り、無事合体後、ケツイキ(笑)

 集中的にGスポットを責め上げるや、先輩の肉体は面白いように反応した。両腕で上体を支えることができなくなって、床に突っ伏してしまう。さらに、ケツを突き出した体勢で、太腿と腹筋の痙攣が全身に伝播して、ビクンビクンと跳ねるのだった。口からは意味不明の母音がダダ漏れ状態になり、完全にイッちまっていた。

 痙攣するたびに、穴は急激に収縮し、俺を痛いほどギリギリと締め上げた。痙攣時間が長時間になると危険なので、腰の動きを止める。それでもしばらくは、痙攣が襲ってきて先輩は悶絶するしかない。痙攣が少し収まると先輩はゼイゼイと洗い息をした。

「ヤバくね?先輩。ケツイキし過ぎ」

「マジ半端ねぇ。久しぶりに強烈なケツイキ体験。気持ち良過ぎてヤバい」

「やめとく?」

「これ以上、お預けは勘弁してくれ。なんでも言うこと聞くから、このまま。。。頼むよ」

「うん。分かった」

 俺が少し腰を前後させると、先輩は再び全身痙攣状態に陥る。だが、それは苦痛をもたらすものではなくて、言葉に出来ない快感を伴うものなのだ。征服感が半端ないのだが、先輩だけズルいって気持ちにもなる。けれど、ご褒美なのだから、落ち着いたらケツイキさせ、全身痙攣しだしたら動きを止めるのを繰り返し、先輩がギブするまで根気よく付き合ったのだった。


プリズム17

  少し時間をおいてから、エレベーターに乗り込む。心臓が踊るように拍を打つ。動力モーターが唸る音に耳を澄ませて、冷静を取り戻すよう努力した。踵を少し鳴らしめに、殊更ゆったりと外廊下を歩き、先輩が住む部屋の前で止まる。一拍おいてから、ドアを静かに開けた。部屋の中は真っ暗で、外廊下の明かりが差し込んで、先輩の白い尻が浮かび上がる。尻タブがペコリと凹んでいて、全身に力が入っているのが分かる。発展場のケツ掘りブランコで複数に輪姦されても平気な先輩だが、今は緊張しているのだ。先輩が焦れるのを分かっていながら、ドアを開放したまま、その変態の極みを眺めて楽しむ。できることなら、このままドアを全開にして先輩を犯したい衝動に駆られるが、万が一、居住者が通り掛かるとマズイので諦めた。

 ドアを静かに閉め、鍵を掛ける。命令に従った昼間のご褒美をあげることにした。暗闇だと思っていたが、玄関すぐのベッドルームに小さな明かりが灯っているのか、ほんのりと明かりが漏れて、先輩の美しい裸体がオレンジ色に浮かび上がっている。俺は、鞄を置き、スーツを脱いで全裸になる。先輩のきれいな尻を押し開き、蕾を舐めた。

«ゾクリ»

 快感が背筋を駆け上がるように先輩が身震いする。いつも以上に感度は抜群だ。股間のものは、フル勃起していて透明の粘液を垂らしている。襞が一部反転するまで尻を割り、舌先で粘膜をえぐる。太腿と腹筋がガクガクと小刻みに痙攣した。執拗に穴を責め続けると襞がゆっくりと開き、受け入れ体制が整ってゆく。中指をしゃぶってから突っ込むと中は既にトロトロに溶けていた。昼間からずっと我慢していたのだ、粘膜が充血して熟れるのは当然だ。まとわりついてくる粘膜を指の腹で優しく愛撫してやる。感極まった先輩が思いっきり甘えた声で鳴く。

「あぁあぁあぁぁぁ。。。」

「トロトロじゃん。先輩のマンコ」

「そこ駄目だよ。。。我慢しすぎて一杯いっぱいで、漏れそうなんだ。。。」

「漏らせよ」

「そんな。。。こんなに我慢したのに。。。お願いだよ。。。突っ込んで。。。もう限界なんだ。。。ヤバいんだ。。。俺」

 ここで漏らされても困るので、指を抜いて匂いを嗅いだ。ほとんど無臭。俺も限界だったので、ゴムを被せて、ローションをたっぷり塗る。穴に宛てがい、一拍おいてから突っ込む。この肉を押し広げながら、少し抵抗を示す穴に突っ込む一瞬が快感だ。先輩のGスポットを亀頭が擦り上げるように、ゆっくりと押し入る。次の瞬間、先輩の腹筋が激しく波打った。いきなりケツイキで笑っちゃいそうになった。


2021年8月17日火曜日

プリズム16

  まだ頭がクラクラする程に興奮していたが、新入社員が長い間、席を留守にするわけにはいかない。早足で廊下を進み、ドア前で呼吸を整えてから戻った。当然、先輩の席は空だ。俺のザーメンを一滴零さず飲み込むのを確認した後、己のザーメン臭い口に舌を突っ込んでディープキスした。これが、ご褒美だ。

「先輩は、オナったら駄目だかんね。そのままスーツ着直して、すぐに席に戻ること。俺が席に戻って、3分以内に着席しなかったら、二度と抱かない。いいね」

 それだけ、いい置くと俺は踵を返したのだ。先輩は泣きそうな顔をしていたが、命令には従う以外の選択はないのだ。

 時計をちらっと覗いたら、先輩は、ほぼ3分で席に戻った。とても躾の良い雌犬である。今晩、また、たっぷり可愛がってやろう。LINEで褒めておく。

«良く出来ました💮 帰ったらご褒美にいっぱい可愛がってあげる»

 スラックスの股間が膨らんでいるのが、ここからでも確認できそうだ。今なら、ケツへのちょっとした刺激で爆発させるに違いない。地獄の責め苦。仕事が手に付かないのではないかと心配になってしまう。虐められると興奮する変態だから、大丈夫かな。


 上司から残業を少し頼まれたので、快く受け入れ、指示されたデータ整理をする。1時間程度の作業だった。先輩は、特に残作業もないようで、ほぼ定時で上がるとのことだったから、LNEで残業が終わり次第、先輩の部屋に向かう旨を伝えていた。電車で移動する途中、今から帰る旨をLINEした。

«残業終了。今から、そちらに向かいます。もちろん、ケツは洗浄済みですよね?部屋に上がる直前にLINEします。目隠し全裸で玄関四つん這い待機ね»

 マンションの玄関から先輩の部屋を見上げる。上から3階分、左から2部屋の窓に明かりが灯っている。これからEVに乗るとLINEした。しばらくすると部屋の明かりが消えた。ほんと躾の良い雌犬は大好きだ。