2023年10月31日火曜日

ユニフォーム15

「いい眺めだ。先輩。もっと穴をヒクヒクさせてご覧。ここに下さいって」

 命令通りに、尻タブを思いっきり広げ、腰をくねらせながら、穴をヒクヒクさせた。

「エロい。すげぇエロい。チンポ欲しいか?」

 喉の奥で咥えてる、このチンポが欲しい。2週間我慢し続けて、トロトロに濡れている穴に突っ込んで欲しかった。だが、もっと、しゃぶっていたいのも事実だった。床に胸を付け、両膝で身体を支える不自由な状態でも、チンポを奥まで呑み込んで頭を振った。淫乱な濡れた穴を鏡越しに見て興奮して欲しかった。

「しゃぶるのも止められないんだな。もう一本チンポが欲しいくらいだろ?」

 まさしく。こうやって、彼のチンポでクチを使われながら、後ろからもガンガン犯して欲しかった。

「いいよ。満腹になるまで俺のしゃぶって。今日は誰かの目を憚る必要はないから。時間はたっぷりあるし、とことん楽しもう」

 喉の奥までチンポを突っ込んだら、辛いはずなのに、全然そんなことはなかった。彼を奥まで受け入れたいって思いが、嘔吐反射を抑え込んでいるのだろうか。不思議な感じで、まるで喉が性器にでもなった気分だった。

 彼が膝立ちになり、上半身が覆いかぶさってくる。チンポが奥の奥まで達して、流石に辛かった。息ができない。でも、ローションで濡れた指が入ってきて、テンションが上がる。

「マンコとろとろじゃん。チンポ欲しくて仕方なくて、濡れまくりじゃん。ほーら」

 振り返ることが出来ないから、実際の映像ではないのだが、両の人差し指と中指をを突っ込んで、粘膜をさらしているに違いない。

「綺麗なピンク色ってか、真っ赤な血の色。充血したマンコの色。艶々の粘膜が鏡に写ってるよ。先輩の内蔵さらけだしてる。ほら」

 恥ずかし過ぎる。勘弁して。広げられた粘膜を指先で刺激されたときは、悶絶してしまい早く突っ込まれたくて仕方がなかった。ガクガクと太ももが震える。

「感じる?どこまで淫乱マンコなの。先輩」

 ズボッて感じでチンポを抜かれ、酸素を必死に取り込む。

「ほら。もっと見せてみ」

 首を捻って鏡に映し出された変態極まりない自分自身を確認する。穴が広げられ、真っ赤に充血した粘膜がぱっくり写っている。

「後輩にこんな恥ずかしい格好でマンコ捲られて恥ずかしくないの?とろとろ、ぎんぎんじゃん」

「恥ずかしい。。。すげぇ。。。でも、チンポ欲しい」

 言葉を返す替わりに、にっこり笑った。

「じゃ。もうちょっと調教を続けよう」

 そうか。俺は今、年下の彼に調教されているのだ。彼の勃起を顔の前に突き出される。手を添えてしゃぶろうとして怒られる。

「ダメでしょ。尺犬なんだから、前足は使わない。四つん這いのままで奉仕しろ」

 鏡に横向きになる形で四つん這いになる。そして、そのまま手を使わず彼を含んだ。もう少ししたら、これを後ろにも突っ込んで貰えるのだ。彼のチンポが愛しくて仕方なかった。


2023年10月29日日曜日

ユニフォーム14

「そう。淫らなポーズで俺を誘いながら妄想してみて。ほら、目を瞑って」

 彼は突き出したユニフォームの尻を擦りながら俺を誘う。

「俺にとって、先輩の今の格好はエロ過ぎて鼻血でそうな感じ。素っ裸で同じ格好してるより、もっとエロい。これから、俺と変態に交わるんだ。野球一筋で生きてきた先輩が、でかいケツ突き出して、淫乱な穴おっ広げて、後輩の男にチンポ突っ込まれるんだ。どう?気持ちいい?」

「マンコすげぇ気持ちいい。淫乱な穴にチンポ突っ込まれて最高に感じる」

「ほら。前がビンビンに勃起してる。先走りでビショビショだ。それに、マンコが濡れてる。トロトロにマンコが熟れて、ドロドロに溶けてる」

「チンポ突っ込まれたくて、マンコ溶けそう。。。前みたいにガンガン犯すように突いて欲しい」

「いいねぇ。先輩。もう淫乱な交尾のことしか考えられないよ」

「うん。チンポ欲しい。お願いです。チンポください。俺のマンコ犯してください。勘弁してって泣き入れても犯しまくってください」

「可愛いね。先輩。御褒美だよ」

 彼が俺の前に移動し、ズボンを開き、勃起したものを突き出す。俺は間髪入れず、夢にまで見たチンポを咥え込む。えずきそうになっても、奥まで呑み込んで、喉を締めてチンポを擦る。舌を絡め、粘膜を絡め、彼に奉仕する。

「あぁ。いい格好だ。ユニフォーム着たまま、そのでかい尻を突き出して、チンポが欲しいと這いつくばる先輩が素敵だ。淫乱で、ド変態だぜ」

 彼の指がユニフォームの隙間から差し込まれ、濡れた穴を探る。十分に準備してあった穴は、難なく彼の指を受け入れて、指を締めつける。指先が小刻みに動いて、俺の粘膜を刺激し、チンポが欲しくて仕方がない。

「先輩のマンコすげぇとろとろだ。チンポ美味いか?」

 俺は彼のチンポを奥深くまで呑み込んだまま、必死に肯定を示す。

「ほら。自分でユニフォームのズボンを下ろしてみろ。ここに下さいって、自分で穴をおっ広げろ」

 俺は彼を咥えたまま、ベルトを外し、ズボンを下ろして、自らでかい尻をむき出しにする。そして、両手で尻タブを押し広げて、ここに下さいと穴を晒す。

「すげぇ。鏡に先輩の奥の肉の穴が写ってるぜ。チンポが欲しいって濡れた粘膜が開いたり綴じたりしてる。この上なく卑猥だぜ」

 これ程までに、羞恥心を捨てて、己の欲望を曝け出したことがない。だが、今は、恥ずかしさより、彼が欲しかった。

ユニフォーム13

「まぁ。馬鹿な話はこの辺にしておいて」

 突然、真面目な顔になった彼が、スタジオの中央に俺を連れてゆく。大鏡に向けて、立ち位置を調整し、写りやすくしている。

「まずは、ヨガからヒントを得たストレッチから行きましょうか」

 彼のポージングに従い、胡座をかいて伸びる、大股を開いて仰け反る、尻を突き出し胸を床に付いた猫のポーズなど、普段はしない特異なポーズでリラックスしながら筋を伸ばしてゆく。ストレッチではあるが、じっとりと汗が滲み出てきて身体が暖まってくる。

「いいっすね。すげぇエロいっす。先輩。もっと、股間とマンコを強調して、俺を誘ってください。でないと御褒美はお預けっす」

 そうだった。いつの間にか真剣にストレッチしていた。今日、ここに来た目的は別だったのだ。考えた瞬間、股間が充実し始める。

「やっぱ、先輩は正直ですね。今、エロいこと考えたでしょ?いきなり勃起モードです」

 勃起が強調されたブリッジポーズが鏡に写っている。

「デカマラの形までクッキリっす。変態っすね」

 ポージングを止めた彼が俺の横に陣取り、勃起した丘を擦る。

「ダメですよ。ポーズはそのまま。俺の命令は絶対っす。今日は」

 直撃の刺激に耐えて、脚と腕の筋肉がぷるぷると震える。

「むっちゃエロい。先走りで濡れてるでしょ?もう。今日のこと、どんな妄想してました?」

「・・・・・」

「誰もいないんだから、恥ずかしがることないですよ。この間みたいにされたいんでしょ?」

「はい。。。」

「はいじゃ分からないでしょ?どうして欲しいの?」

「恥ずかしいよ。。。」

「そんなこと言ってると、このまま帰すよ?いいの?俺は自分に正直な淫乱で変態な奴しか興味ないし」

「ごめん。分かった。正直になる」

「じゃ、どうして欲しいか、おねだりしてごらん」

「でかいチンポがしゃぶりたいです。俺の淫乱なクチに突っ込んで、腰振って欲しいです」

「いいね。そう。それから?」

「それから、濡れまくりの淫乱マンコに突っ込んで犯しまくって欲しい。このデカ尻突き出して、マンコ気持ちいいって鳴き狂いたい」

「そう。ずっとそうして欲しかったの?誰かに憚ることなく、マンコ野郎って言葉責めされながらチンポ突っ込まれて犯されたかったんだ?」

「はい。ずっと欲しかった。もう頭の中がチンポのことばっかになって苦しかった。普段は雄ぶって女が好きな振りするの辛かった。俺はマンコ野郎だって、男に突っ込まれたいんだって叫びたかった」

「そっか。正直な変態は大好きだから俺。今日はたっぷり可愛がってあげるよ」

 ポーズを変えて、伸びをする猫のポーズ。いかにも突っ込んでくださいとおねだりしているメス猫の姿で、今の俺にぴったりだと思った。


2023年10月25日水曜日

ユニフォーム12

 週末が待ち遠しかった。そして、土曜の朝は、とてもソワソワした。発情期のメス猫そのままだった。準備を整え、クリーニングされたユニフォームをリュックに詰め込み、寮を出る。電車に乗り、指定された駅に到着する。きっちり、12時10分前着。
 キョロキョロと彼を探し回る必要もなく、改札機の向こうに佇む彼を見つける。会うのが待ち遠しい人は、探すまでもなく、人混みの中から瞬時に識別できるのが不思議だった。アイコンタクトOK。改札機を通ると彼は、ゆっくり歩き出す。少し間をあけて後ろに従った。
 20分程も歩いただろうか。この近辺は、敷地がゆったりとした高級住宅街のようだった。豊富な緑に囲まれたお屋敷が多い。その内の1軒の前で彼が立ち止まる。切妻屋根のある裏木戸で、それなりに年季の入った佇まいだったが、驚いたことに木戸には電子錠が設えてあった。慣れた手付きで、暗証番号を打ち込むとカチリと音がして施錠が解かれた。木戸を抜け、敷地内に入るが、どうも勝手口というか、離れ専用の出入口のようだ。手入れの行き届いた庭を抜け、比較的こじんまりとした建物にたどり着く。
「どうぞ」
 鍵が掛かっていないようで、木製の引き戸を滑らせて中に先に入る。
「お邪魔します」
 この立派な屋敷のことを尋ねたい誘惑に駆られたけれど、プライバシーは極力詮索しないに限る。
 それほど大きな建物だと感じなかったが、中に案内されて、各部屋を見せてもらうとゆったりとして広い。玄関、廊下、LDK、ベッドルーム、そしてトレーニングルームというか、壁面全面ガラス張りのスタジオがあった。当初は、バレエを習っていた長女が使っていたらしい。嫁に行き、年頃になり、受検を控えた高校生の彼がしばらく使っていいたようだ。その後、特に誰も住んでいないので荷物がそのままの状態になっているとのことだった。
「先輩。キスしよ」
 スタジオに引き込まれ、両手を首に回してきて、ぶら下がるようにしながら唇を求めてくる。もうそれだけで、俺の股間は臨戦態勢なのだが、俺に押し付けてきた股間も硬かった。柔らかな唇を互いに合わせると、熱い舌が入ってくる。舌と舌を絡め、彼の唾液を飲んだ。硬くなった股間を擦り合わせ、欲情したいることを互いに確かめる。
 長い長いキスの後、笑みを浮かべた、いたずら小僧の表情で言った。
「シャワーどうぞ。ゆっくり使って。浴びたらユニフォームね」
 俺は頷き返し、リュックのまま風呂場の脱衣所に移動する。全裸になり、シャワーを浴びる。ボディーソープを泡立てて全身隈なく洗う。そして、肝心の後ろの処理を念入りに行なった。湯を突っ込んでは、何度もトイレに行き、綺麗になるまで徹底的に洗った。
 用意されていたバスタオルを借りて、丁寧に拭いてから、ケツ割れ、アンダーソックス、アンダーシャツ、ストッキング、ショートパンツ、ベルト、ウェアを身につける。うちのチームのアンダーシャツとストッキングは赤で、ウェアとパンツはシンプルな白にロゴのみ。
「わぁ。やっぱ似合いますね。先輩」
 ユニフォーム姿でスタジオに入ったときの第一声だ。
「すげぇエロいっす」
「いや。。。普段、着てるユニフォームがエロいとか言われても。。。」
「だって、エロいじゃん。鍛え上げた筋肉に、ピッチピチのユニフォーム。化繊の艶艶した質感とか。脹脛でしょ、とんでもなくでかいケツでしょ、デカマラのもっこりでしょ。どこにエロくない要素があるんすか!」
「いや。。。普通はそんな目で見られないんだって。。。」
「そんなことないっす。俺が最初に練習試合を見に行ったとき、先輩が投げてたんですけど、なんてエロいマンコだって思って、勃起しまくりましたよ」
「マンコって。。。そのときはでかい尻だろ。。。」
「いいえ。キッパリ言います。でかいマンコでした。確信しました」
「・・・・・」
「先輩って、ほとんどトルネード投法でしょ。軸足を中心に脚を思いっきり引き上げて、全身を極限まで捻った上で、そのでかいマンコをバッターの正面方向にまで突き出して、出来るもんなら入れてみろって挑発する、あの恐怖の投法ですよね?」
「いやいやいや。。。入れてみろじゃなくて、俺の球を打ってみろだから」
「やっぱ、先輩は変態っすね。バットと球の勝負。肉棒と肉の玉と肉の穴の突っ込み合い」
 実はこいつ、思った以上に馬鹿なのかもしれない。

2023年10月24日火曜日

ユニフォーム11

 少し悩んだが、安心してセックスできる場所だと思えた。LINEで彼に次は彼の実家の離れにお邪魔すると伝えた。

 今まで誰かとの肉体的な濃厚接触は無理だと諦めていた。仕方がないから、動画を見ながら扱いて出したり、後ろの穴に指を突っ込んで慰めてきた。だが、人の温もりが恋しかったし、自分でするだけでは満足できず悶々としていたのだ。極限までトレーニングして肉体を追い込んだ少しの間だけは忘れられるのだけれど、部屋に戻ってゆったりした瞬間に催してくるのだ。

 毎日、精子は出すのだが、物足りなさが積もってゆく。そんな、どうしようもない欲情がピークに達していたとき、彼に出会った。一見、華奢に見えるが、養殖でない、しっかりとした自然な筋肉をまとった青年だった。大学の体育会らしい、とても礼儀正しい若い雄だ。

 もちろん、野球の後輩にも同じような青年はいたけれど、手を出すことは勿論無理だったし、俺がゲイであることを悟られても宜しくなかった。小説などで妄想するほど、体育会系クラブ内で同性同士が性的な接触を持つことなどないのだ。

 彼が俺の理想に近く、さらにゲイで、チンポまででかいタチである偶然に驚くしかない。バレないように慎重に言動をコントロールしていたつもりだったけれど、欲望が溜まりまくった雄の目線というか、全身から溢れ出す発情オーラは、同類には隠しようがないのだろうと思う。

 彼は口が硬そうだったけれど、動画や画像を盗撮してSNSなどにバラ撒かれたら俺の選手生命はおしまい。それだけは、避けたいと願うが、もう走り出してしまった暴走機関車は、長年の間、車庫に入ったままだったので、暴走が止められそうにもなく、成るようになれと自棄気味になるのは仕方がないことだった。

 LINEを通じて、彼とのやり取りは毎日していた。LINEでは、特にあの日のことに触れなかったけれど、年下の彼に太くて硬いものを後ろから突っ込まれ、言葉責めに等しい淫靡な会話をした記憶を思い出し、何度も自分を慰めた。相手がいない独り身のときに、独りで出すのはとても虚しく感じたけれど、今は違う。彼の肌の温もりや、激しく突き上げられたときの粘膜の感触が忽ち立ち上ってきて、即効で勃起したし、穴の奥が疼くのを感じた。粘膜が熱く熟れて、あのときのことを思い出しながら指を使う。両膝と片頬の3点で身体を支え、尻を突き出して指を使う。目を瞑って、彼に今も犯されていることを妄想しながら弄る。

 そんなことを何度も繰り返していると粘膜のどの部分を刺激すれば気持ちいいのか分かってくる。ネット情報によると竿を刺激せずとも前立腺を内部から刺激し続けることで、メスイキするのだそうだ。初心者の俺には、まだまだ習得できそうにない高等テクニックだと思われたが、たぶん、ここだと確信するだけの快感があった。

「あぁ。。。欲しい。。。欲しいよ。。。もっと、犯して欲しい。。。」

 結局、2週間が限界だった。LINEでお願いする。

「なぁ。疼くっての実体験した。頼むよ。。。」

 直接ではなく、遠回しな表現で送る。フリックする指が少し震えた。いつもなら、すぐに返信があるのに、今回は既読にならない。たぶん、通知で確認している筈だ。

 翌日の始業前に、もう一度、送ったが、やはり無視された。たぶん、ちゃんとお願いしろということだ。彼はドSなのだった。

「お願いします。俺の淫乱なケツマンコに太くて硬いチンポを突っ込んで、がんがん犯しまくってください。もう我慢できないです」

 案の定だった。速攻で返信が届く。

「良く出来ました。💯」

「ドS!」

「じゃ、今週末の土曜日12:00に、◯◯駅の東口改札前ね。念のため、到着したの確認したら、俺が先に歩き始めるから、少し距離をおいて後から付いて来てね。それから、野球部の正式なユニフォーム持参してくださいね。ユニフォーム着たままのエロい格好で、兄貴を犯しまくりたいから」

「了解っす」

 このLINEのやり取りだけで、俺の股間は完全臨戦態勢で、後ろはじゅくじゅくに濡れる感覚に襲われていた。


2023年10月21日土曜日

ユニフォーム10

「先輩のマンコ、マジで気持ちいい。筋肉量が凄いからすげぇ締まるし、肉厚で桃尻で、中はトロトロしてる」
「恥ずかしいこと言うなよ。。。」
 大鏡に両手を付いてケツを突き出した状態で、後ろから突っ込まれたまま話ができる余裕ができた。
「初めての割には感度いいよね。先輩。やっぱ、淫乱マンコ野郎だったんだ」
「最初は違和感あったけど、スイッチが入ったみたいで、すげぇ気持ちいい」
「ここ気持ちよくない?」
 そんな普通の会話をしながら、後ろからガンガン腰を振っている彼。
「うん。そこ突かれるとゾクゾクする感じ。奥の方が催すというか、何かが溢れそうっていうか」
「少し時間掛かるかもだけど、コツを掴めばケツイキ出来ると思うよ」
「あれってマジ?」
「もちろん。メスイキとも言うけど、マジみたい。俺はバリタチだから本質的には分からないけどね」
「動画で見る分には、マジで気持ち良さそうだもんな。あっあぁ。。。そこ、気持ちいい」
「ねぇ。今日は大丈夫みたいだけど、毎回、ここでヤル訳にもいかなし。同僚とかにバレたらやばいでしょ?」
「そうだよな。かといって、ラブホとかまずいし」
「俺も寮だから無理なんだけど、実家の離れなら大丈夫だし、今度、来る?」
「実家近いのか?離れは誰も住んでないってこと?」
「そう。離れを俺の部屋として使ってたんだ。寝室に、トイレとシャワー室もあるし」
「お邪魔していいのか?」
「もちろん。◯◯駅だから、30分くらいだし。車なら駐車場もあるし。いいよ」
「ちょっと考えさせてくれ」
「うん。返事待ってる。ベッドの方がゆっくり可愛がってあげられるからね」
「年下にリードされっぱなしで恥ずかしい」
「いいじゃん。肉体は雄々しいけど、うぶなバリネコ淫乱マンコなんだから。俺の前では取り繕わなくていいよ。兄貴のままで。兄貴のままの変態で」
「素直になれない。。。」
 大概の言われようである。だが、こうやって後ろから犯されまくって、鳴きながら感じまくっているのだから認めるしかない。
「もっと楽しんでいたいけど、誰かが来ても困るから、今日のところはフィニッシュに持って行こうかな。いい?」
 そう宣言すると両手で腰を鷲掴みにして、トップスピードで腰を降り始める。俺も他のことを考えている余裕がなくなって、感じまくった。粘膜同士を擦り合わせ、泡だった粘液が太ももを垂れ落ちる。気持ち良すぎる。
 彼は腰をガンガン振って、俺の感じる部分を的確に突きながら、前に手を回して勃起したままのチンポを扱いた。ローション塗れの手のひらに亀頭を包み込み激しく扱いてくる。敏感な内蔵を突き上げられながら、前も同時に攻められると、大量の種が出口を求めてせり上がってくるのを感じた。
「そんなに激しくされた射きそう。。。」
「射けよ。盛大にぶっ放せ」
 完全に余裕がなくなっていた。もう我慢できそうにない。穴をガンガンと犯され、ドロドロの手のひらで扱かれて限界に達した。
「イきそう。。。イきそう。。。イク。。イク。。。イクイクイク」
 溜まっていたザーメンが鏡に届く勢いで迸った。何度も何度も雄叫びをあげながら射精した。
「すげぇ締まる。。。俺もイきそう」
 俺が果てたことを確かめた彼が、さらにスピードをあげて腰を振り、激しく内蔵をえぐる。
「無理。。。もう無理。。。イクイクイク」
 俺の中から勢いよくチンポを抜き出し、ガシガシと扱く。そして、大量のザーメンが俺の背中や尻の谷間に降り注ぐ。
「はぁはぁはぁ」
 彼は肩で息をした。巨根から大量の白濁したザーメンが発射される様は壮観だった。発射する瞬間、亀頭がさらに膨らんで、鈴口から「ブシュ!」と音がしそうな勢いで射出された。粘度の高い白濁のザーメンが俺の肌にまとわりつき、得も言われぬ淫靡さだ。

2023年10月19日木曜日

ユニフォーム09

 鏡の中の俺は、男優にハメられているAV女優のように妖艶な表情をしている。正直言って、後ろに突っ込まれる快感は十分に味わえる余裕がなく、気持ちいいようで、まだ、痛いようで微妙な感触だ。だが、自ら尻を突き出して、年下の男に硬い肉棒を突っ込まれている状況に興奮し、蹂躙されるままの自分に酔っていた。

「すげぇいい眺め。先輩のケツがエロすぎて、すぐに射っちゃいそう」

 彼は俺の腰を鷲掴みにしたまま一心に腰を振っている。下半身が尻タブを打って、パンパン音がするままに激しく腰を振る。

「あぁたまんねぇ。先輩のマンコたまんねぇ。エロ過ぎ」

 ガツガツと犯されるている自分をAVを見ているように鏡越しに眺めている。俺の中に彼の巨根があって、粘膜を激しく擦り上げている。一方で、その姿の傍観者のように眺めている自分がいた。なんだか夢の中の出来事みたいだ。

 腰を鷲掴みしていた片方の手が前に回り、完全勃起状態の俺を握りしめ、乱暴に擦り上げた。亀頭への刺激が、内臓を突き上げる刺激と交錯する。頭の中で、他人事のようだった刺激が、直結した。

「あぁ。。。マンコ。。。俺のマンコ。。。すげぇ。。。気持ちいい。。。」

 一旦、その刺激が快楽と結びついてしまうと、もうそれは快感としか感じなかった。

「あぁ。。。すげぇ。。。硬い。。。チンポ。。。もっと犯して。。。」

「いいよ。気持ちよくなってきた?マンコやばいでしょ?」

「うん。すげぇ気持ちいい。すげぇやばい。。。マンコやばい。。。」

 粘膜が溶けそうだ。熱くて充血して巨根を咥えこんでとろけるようだった。

「先輩の中はトロトロで、すげぇ気持ちいいよ」

 マンコもそうだったが、パッツンパッツンのケツは桃尻でこの上なく欲情を掻き立てる。

「気持ちいい。先輩のマンコは最高に気持ちいい」

 年下のS男に犯されながら、俺は堕ちてゆく。巨根を突っ込まれる雄が、ドロドロに溶けて、華奢な雄に跪いて、もっと犯して欲しいと跪く。


2023年10月18日水曜日

ユニフォーム08

 俺は後ろ手に両手を組んで、無抵抗を貫く。彼は俺の頭をホールドし、遠慮することなく突いた。

「さすが、今まで叩き上げてきたバリバリの野球部ですね。躾する必要がない」

 全てを受け入れる覚悟の目を覗き込んで、ニンマリと笑いかけてくる。

「じゃ。シャワー浴びましょ」

 ドロドロになった巨根を抜き、肩をポンポンと叩く。喉は胃酸で焼かれ、汚物の匂いが鼻腔に充満していたが、変な充実感があった。シャワーブースに一緒に入り、頭から熱い湯を浴びる。洗顔フォームを泡立て、俺の顔や首筋を丁寧に洗ってくれる。そして、ボディソープを身体中に塗りたくり、肌を重ね合わせた。飽きずに舌を吸いあって、ディープキスした。互いの股間はギンギンに勃起したままだったが、後の楽しみのために、あえて扱くことはしない。

 ディープな触れ合いをたっぷり楽しんだ後、彼が先にシャワーを上がる。促されるまでもなく後ろの準備が必要だからだ。シャワーヘッドを外し、後ろに湯を突っ込み、トイレに走る。便器の中が汚れなくなるまで、何度も繰り返した。準備を終えて、ベンチに座って待っている彼のもとに向かう。雄々しく屹立する巨根は、若々しいピンク色の亀頭が艶々と光り、先走りが糸を引いている。もう一度、しゃぶろうとしたが、止められた。

 彼に促されて壁の大鏡前に移動する。巨根を尻の割れ目に擦りながら、後ろから俺を抱きしめ、指先で乳首を摘む。あまりの甘美な快感にめまいがする。もう片方の指先が口元に差し出されたので舌で包み込んでねっとりと舐めた。

「先輩、すげぇエロい顔してる。チンポから涎が垂れまくりじゃん」

 俺の涎で濡れた指が後ろの粘膜に差し込まれる。思わず吐息が漏れてしまった。自分では何度も慰めてきたから、指を突っ込むことは慣れていたが、他人の指がこれほど気持ちいいとは想像外だった。柔らかな俺の粘膜が彼の指先で愛撫されるたび、太腿が震えて立っているのが辛かった。

「ほら、肩幅に両足広げて、鏡に両手付いて。そう、もっと尻を突き出して。綺麗だよ。先輩のマンコ。まだ、誰も突っ込んでないんだよね?ここ」

 恥ずかしかったが言われるままの格好をし、うなずいた。彼は尻の両タブを押し広げ、ゆっくりと指を奥まで突っ込んだ。そして、指先を小刻みに動かして、腸壁越しに前立腺を刺激する。

「気持ちいい?ここでしょ?先輩のマンコ、温かくて熟れて本物のマンコみたい」

 恥ずかしいことを平気で口に出す。

「早くここに突っ込みたいけど、ゆっくりと準備しないとね。ここが伊達にケツマンコと呼ばれてないことをじっくり教えてあげるよ」

 二本めの指が中に入ってきて、括約筋を緩めつつ、繊細な粘膜をねっとりと擦る。彼の指が根本まで俺の中に入っている現実が信じられない思いだ。どれほど自分で慰めても、これほどの快感を味わったことがない。好きな人に愛撫されることの喜びが染みてくる。

「いいよ。我慢しなくていいからね。全神経をマンコに集中して俺を感じて。声出していいからね」

 念入りに俺の粘膜が愛撫され、精神も肉体も弛緩して、快感のままに受け入れる準備が整ってゆくのが分かった。

「ほーら。いい感じ。締めなくていいよ。解放するんだ。先輩のありのままでいいよ」

 既に、指は三本になっていた。早く彼を受け入れたくて、俺のマンコはドロドロに溶けている状態だと思う。彼の指先の動きに応じて、母音系の音がだらしなく漏れた。指がゆっくり抜かれ、用意してあったらしいローションをたっぷり手のひらに取り、巨根に塗り拡げられている。尻の割れ目に冷たいローションが垂れ流され、巨根の先で掬い上げ、上下に動かして塗り拡げてよく。先端が開き始めた敏感な粘膜に充てがわれ、ゆっくりと侵入する。先端が埋没したことを感じ取った彼の両手が俺の腰を鷲掴みにする。メリメリと肉を裂き、硬い巨根が入ってくる。

「あぁあぁあぁぁぁぁぁぁ」

 多少の痛みはあったが、念入りに愛撫してくれていたから恐怖はなかった。初めての硬い肉の棒が俺を穿つ。筋肉を押し広げ、粘膜を擦り上げながら男が入ってくる。夢にまで見た瞬間を迎えて、俺は壊れそうなくらい興奮していた。


2023年10月17日火曜日

ユニフォーム07

 彼の巨根の先端を含むだけで一杯いっぱいだった。初めて口にした雄のシンボル。その硬さ、匂い、感触、鈴口から漏れる粘液の塩っぱさ。AVを見ながら、念じても得られなかったリアルだった。舌先を使って彼の形を探る。なんと美味なことか。

「美味しい?」

 年下の彼が優しく俺を撫でる。初めて口にする雄は、言葉で表せないほどの美味だった。彼を口に含んだまま頷く。

「良かった。一杯楽しんで。味わって。これが先輩のマンコを貫くんだぜ。俺のデカくて、硬いチンポが、先輩のトロトロのマンコを貫いて、もう勘弁してって泣いても犯すんだ。たっぷり味わって」

 あぁ。この年下の男は、タチだけでなく、ドSなのだ。俺が夢想で求めていた理想の男なのだ。俺を攻める言葉だけで、俺のマンコは濡れていた。

 これが欲しい。彼を奥まで呑み込んで、喉の粘膜で奉仕したいと思った。

「あぁ。気持ちいい。先輩。もっと奥まで呑める?」

 彼が入ってくる。奥まで入ってくる。胃液が逆流して、口の端から吹き出す。酸が喉を焼き、えぐい胃液が鼻に逆流する。涙が溢れ、鼻水が垂れて、大の男が情けない有様だった。だが、俺は耐えた。そして、ネコであると同時に、ドMなのだと悟る。

「つらいだろ?止めてもいいよ?無理しなくていいよ?」

 優しい言葉とは裏腹に、もっと奥まで呑みこめと彼は命令している。そう感じた。

「こんな太くて硬いのを実際にしゃぶったの初めてでしょ?無理しなくていいよ?」

 いやだ。もっと俺を虐めてくれ。もっと、堕ちたい。もっと、無様に俺を。

「そう。俺のメスになるんだね?俺が股開けって命令したら、マンコおっ広げて、チンポくださいって這いつくばる覚悟なんだね?」

 彼の尻に回した両手を引き寄せて、自ら彼を奥まで突っ込んだ。胃が痙攣して、残り少なくなった胃液を逆流させる。

 彼は俺の頭を両手でホールドし、さらに奥までチンポを突っ込んだ。俺は為すすべもなく、犯されるままになるしかなかった。


ユニフォーム06

 俺の股間が反応していることに気が付いて、視線を向けてすぐ逸した。ストレッチをする風を装いしゃがみ込み、片方の脚を伸ばし、片方の脚をクロスする形で全身をひねる。その作業を念入りにしていると若干だが収まった気がした。

 だが、目の前で彼もストレッチしており、猫のポーズやブリッジするように反り返ったり、彼の魅惑的な尻や股間を強調するポーズが目に入ると再び完全臨戦態勢に入るのだった。どんなに焦り、収まれと心のなかで叫んでも、不随意筋は見事に反意を示し、痛いほどに勃起するのだった。これでは、トレーニングどころではない。

 だが、ドン引きする様子もなく、逆に刺激的なストレッチをすることで、焦りながらも反応する俺を楽しんでいるように見えた。

「先輩。両足広げて上から圧かけます」

 後ろに回ったら勃起した股間は見えない。両足を広げ、上半身を前に倒す。背中に彼が体重を掛けてきて、ゆっくり二人の自重で筋肉を伸ばす。背中に当たっている彼の股間が硬いことに気づいた。耳元で彼がささやく。

「先輩もそうなんですね。嬉しいです。俺のど真ん中なんです。先輩のエロい画像見ながら、あれから毎日何回も抜きました。今日のトレーニングウェアもすげぇっ格好いいです。エロ過ぎて鼻血でそうって感じです」

「・・・・・」

「あの日、先輩に助けて貰えてラッキーでした。あの時も勃起してましたよね?俺の股間チラ見しながら。すげぇ嬉しかった。こんな格好いい男の人とお近づきになりたい。心からそう思いました。だから必死だったんですよ。ところで、先輩ってメスですよね?俺の着替え盗み見しながら濡れてたでしょ?いいんです。そんなこと認めなくて。だって、先輩はすげぇ男らしいし、筋肉隆々だし、声だって渋いし、最高の雄だから。でも、俺の前では無理しなくていいです。誰にもしゃべりませんから。俺の前ではメスの顔になっていいんです。俺のメスになってください」

 静かに囁く彼の言葉が俺の中に降り積もってゆく。そして、頑なに拒否し続けていた心の凝りを解し、溶かしてゆく。正直、泣きそうだった。

「ありがとう。苦しかったんだ。ずっと。。。」

「よかった。。。でも、なんかトレーニングどころじゃないんですけど。俺」

「俺もだ。ずっと妄想してきたことが現実になって、無茶苦茶に興奮してる。この先、現役で野球やってる間は無理だと思ってたことが、本当になるなんて。俺、もう我慢できない」

「嬉しいです。先輩。ど真ん中の先輩に俺も夢中なんです。ここじゃ流石に目立ち過ぎるからロッカーに移動しませんか?」

 背中に当たっている硬いものと彼の温もりをもう少し味わっていたかったが、もっと刺激的なことが待っているのだ。俺たちはロッカーに移動した。後ろに着いてきていた彼が背中越しにドアを締め、施錠する。カチンと小さく鳴った音が、まるで試合開始のサイレンのように頭の中で響いた。

 俺より小さい彼が俺を抱きしめる。とても温かい。ずっと求め続けてきた肌同士が触れ合う温もりだった。トクトクと早い心臓の鼓動が背中越しに伝わってくる。俺を包み込む彼の指先が乳首に触れた瞬間、腰砕けになった。全身に走った稲妻で身震いする。ゆっくり身体を入れ替えて、股間に顔を突っ込む。硬くなった巨根の形を薄い化繊の生地越しに唇で確かめる。やはりでかい。とてもでかい。これを早く呑み込みたい。

 夢中になって、彼のショーツを下ろし、先端を口に含んだ。


2023年10月16日月曜日

ユニフォーム05

 まるで恋人が出来たばかりの中学生みたいに1日に何度もLINEをやりとりした。俺は仕事もトレーニングもあるから、すぐに返信するのは難しいのだけれど、彼からの返信は秒で返ってくる。クラブのこと、トレーニングのこと、人間関係、将来のことについて、相談といった重い感じにならない程度に、色々なことを話した。どちらかと言うと俺が聞き役で、彼が猛然と攻めて来る感じだ。

「今度の土曜日の午前10:00ですね。了解です。グラウンド横の屋内練習場の正面玄関前に行きます」

 都合、2週間はLINEでやりとりをして、来週末に一緒にトレーニングすることにした。事情を話して、部外者の施設利用の許可を得た。そもそも、休日の午前中に自主練する奴はあまりいないから、トレーニングルームは貸し切りになるだろうと思う。

「分かった。当日の利用許可は取ったから、遠慮なく使ってくれていいよ。土曜の朝10時施設玄関でよろしく」

 LINEで彼とやりとりするのは楽しかった。だが、互いの裸画像を共有したのは、初回のときだけだった。もっと、若い雄の裸画像が見たかったが、何度も送るように催促するのは変に思われそうだったし、バレるのが怖かった。青年らしい日頃の悩みなどについて、経験上のアドバイスを返すわけだけれど、正直言って、早く彼と会いたかった。まるで恋する乙女状態。

 我慢しきれず、30分も早く寮を出て、室内練習場に向かう。玄関には15分前に到着したのだが、既に彼はいた。体育会系のあるあるといえば、そうだ。

「おはようございます。先輩」

「おはよう。早いな」

「はい。待ち遠しくて、30分前に着いちゃいました」

 俺もだよ。心のなかで答えながら、玄関のオートロックを解く。

「凄いっすね。やっぱ、学校の施設より格段に充実してます」

「うちのチームは実業団でも上位だから、会社も気合入ってるんだ」

 使用されいない空きロッカーを使うよう促して、自分のロッカー前でトレーニグウェアに着替える。彼は躊躇もなく素っ裸になって、インナー、ウェアに着替える。学校でも普段から開けっ広げなのだろうか。股間にぶら下がった巨根、尻の綺麗な割れ目までガッツリ見えてしまった。それは、太く長く先端はピンク色で皮は完全に剥けていた。臨戦態勢になったら20cm近くあるのではないだろうか。凝視しないように注意を払いつつもシッカリ目に焼き付ける。思わず内蔵の奥が濡れた気がした。

 俺は下着まで着替える必要がないから、全裸になることなくアンダーアーマーを着る。速乾性の薄いしかし強い化繊生地で身を包む。上はノースリーブタイプだ。そして、普段はレギンスの上に短パンを履くのだが、今日は省略する。スポーツドリンクとタオルを持って、マシン室に移動する。

「先輩。マジでカッケーっすね。アンダーアーマーのCMみたいっす。むっちゃエロい」

 この場合のエロいは、たぶんエモいと同義なんだろう。

「いや。悠大こそ、キレッキレじゃん」

 彼の出で立ちは、肌にぴったりフィットする光沢のあるショート・ショーツ、そしてほとんど紐のようなスポーツタンクトップだ。俺にとって、その格好は全裸よりエロく感じ、AVより情欲を掻き立てる。尻の割れ目に張り付き、股間の形さえ浮き上がらせているショーツを直視するのは難しい。当然ながら自分自身を抑え込むことは無理があって、俺の股間は完全勃起状態。短パンを履いてこなかったことが悔やまれた。

2023年10月15日日曜日

ユニフォーム04

「もし、先輩がよろしければ、遊びに行ってもいいですか?トレーニングのこととか相談できたら嬉しいです」

「もちろん。俺は良いけど、大学にもコーチとか、先輩いるだろ?」

「はい。そうなんですけど、なにぶん弱小チームで、信頼できる実績のある先輩とか。。。」

「そっか。俺でよければ、いつでも大丈夫だぜ。うちの会社は施設も充実してるしな」

「嬉しいです。ぜひ、お願いします」

 彼は青年らしく屈託のない無邪気な顔で笑った。

「しかし、俺の普段やってるトレーニングだと、短距離競技の君も安産型になっちまうぞ?」

「でかい引き締まったケツに、憧れますけど、競技上そこまででかくなるのは無理がありますね。。。」

 彼の肉体は華奢に見えるが、綺麗な筋肉が付いていて、野生のレイヨウのように四肢が美しい。裸に剥いて、念入りに調べたいものだ。それに、薄い化繊1~2枚で覆われた股間のボリューム感がまたそそる。

 LINEのIDを教えて、ランニングに戻った。たっぷり1時間走り込み、会社の施設に戻る。汗を拭き、いつも通りのマシンメニューをこなしてから、シャワーを浴びる。ロッカーで着替えているとき、スマホを確認するとLINEに招待が届いていた。アイコンが彼の顔写真だったから安心して繋ぐ。

「さきほどはどうも」

「登録ありがとうございます」

「こちらこそ」

 そして、突然、彼の裸画像が共有された。とても綺麗な垂涎ものの肉体だった。インナー1枚の姿で、通常時のボリューム感から想像するに巨根に違いなかった。

「こんな筋肉なんで、まだまだ頑張らないとって感じです。よかったら先輩の筋肉もみせてくださいね^^」

 少し躊躇したが、屈託のない体育会系青年のノリだ。ロッカールームの大鏡の前で仁王立ちし、顔の前でスマホを構えて、裸の全身を写す。タオルを腰に巻いているので、脚の筋肉が隠れてしまう。ちゃんと見えるようにスリットから太ももを出して、力み、筋肉を浮き上がらせる。少し腰を捻ってタオルをめくり、大臀筋を強調する。数枚の画像を撮って、共有した。

「やっぱ、すげぇっすね。先輩の筋肉が美し過ぎ、エロ過ぎて興奮ものです!!」

 いやいや。変な意味じゃないから。きっと。若い雄とLINEをやりとりしながら、これまで経験したことのないドギマギを感じていた。




2023年9月18日月曜日

ユニフォーム03

「もう少し伸ばしておいた方が、後が楽だから」

 そう言い訳などしながら、若い男の筋肉を揉む。丁寧にネットリとハムストリングスをマッサージした。ここがジムなら、マッサージチェアに俯きに寝かせて、ローションをたっぷり塗り拡げながら筋肉を伸ばしてゆくのだが、公園の林内では簡単な処置しか無理だ。

 まだ、成人に成り切っていない少年の残り香があった。恐縮しまくる年下の男を宥めすかしつつ、マッサージを続ける。視線が嫌らしくならないよう気遣いながらも、チラチラと覗くボリューム感たっぷりのインナーを楽しんだ。できれば、鼻を突っ込んで深呼吸したい。

 社会人野球をしていても超有名な選手でない限り、面が割れることなどないのだが、もし万が一、身バレでもしたら、選手生命が終わりかねない。だから、発展場への出入りや出会いアプリなどを使うことは断念していた。だから、通常の処理の方法は、もっぱら動画のサブスクを見ながら独りで出す程度だった。俺はウケなんだけれど、寮の風呂場で綺麗に出来るわけもなく、出会いもないとなれば、それが限界なのだ。

 だが、パソコン画面にかぶりついて、独りで擦りながら果てた後の虚しさといったらない。男の肌の温もりが欲しかったし、猛々しく天を衝く肉棒で、延々と泣きが入っても俺の内蔵を抉って欲しかった。狂おしいほどに誰かと身体を重ねたくて、仕方なかった。

 マッサージを続けながら、一時的に妄想の世界に入っていた俺は、薄い化繊のトレーニングウェアの股間がギンギンに育っていることに気づいて焦った。男は気付いていないようだったが、俺は変態ですと宣言しているようなものではないか。慌てて、マッサージを止め、取り繕った。

「そろそろ筋肉は伸びたかな?もう大丈夫だろ?立てるかい?」

 股間を隠すように蹲ったまま、男に立つよう促す。

「ありがとうございます。マッサージまでして頂いて、本当にありがとうございました」

 男は、立ち上がり、軽いストレッチをして筋肉の具合を確かめて礼を何度も口にした。

「◯◯大学の学生さん?」

「はい。陸上部の2年生です。短距離が得意種目なんですが、今日は自主練で、ひとりで走ってて。。。」

「そっか。俺は◯◯電気企業チームで野球やってるんだ」

「あっ。やっぱ、そうですよね?たしか、ピッチャーじゃなかったですか?」

「え?マジ?俺のこと知ってくれてる?」

「はい。この間、野球場で練習試合されてたでしょ?うちの大学の野球部に中のいい友達がいて、誘われて応援に行ったんです」

「嬉しいよ。ありがとう」

「いえいえ。その時、兄貴が投げられてて、強豪相手チームのバッターを三振に討ち取ってるの見て、すげぇ格好いい選手だなって見惚れてたんです」

「確かに。前回の練習試合は、凄い調子が良かったっていうか」

「俺は陸上部で、筋肉は鍛えないといけないけど、付けすぎても駄目だし、兄貴みたいなゴッツイ筋肉に憧れます。凄い格好いいなって。特に背腹筋から、大腿関連筋、大殿筋なんて惚れ惚れします」

「はは。よく安産型って弄られるんだ」

「マジっすよ。ほんとカッケーって」

 慣れてきたのか、少しずつ言葉遣いが若い奴のそれになってゆく。


2023年9月14日木曜日

ユニフォーム02

 企業チームに所属する野球選手は、とても微妙な存在だ。基本的には、野球をするために雇われている訳だけれど、当然ながら、会社員の職務も遂行する必要がある。いわゆる一般職に分類される職務で、比較的、業務時間などに融通が利くような契約となっている。午前中に業務を行い、午後から体づくりをはじめとする練習を行うのが日常的だ。

 その日の練習メニューは、個人それぞれの体力づくりがメインで、クラブハウスで一通りのマシントレーニングをした後、球場外に出てランニングするつもりだった。通常の練習であれば、練習用のユニフォームを着るのだが、今日は個人トレーニングであるため、普段使いの速乾性ワークアウトシャツとタイツという出で立ちだ。俺はピッチャーなので、足腰を徹底的に鍛えていて、どちらかと言うと野球選手よりラグビー選手に近いと揶揄される。野球界でよく言われる安産型体型のピッチャーである。

 うちのチームは100年近い歴史があり、グラウンドや全天候型練習場などの施設が充実している。グラウンドは、郊外の工場に隣接する形で整備されているのだが、さらに、その隣には、県営の総合公園があるため、ランニングは快適だ。公園の園路を軽快に走っていたとき、林内の園路際に蹲っている若い男が居た。大学生だろうか、陸上部のユニフォームを着た男が、苦痛に顔を歪めていた。

「大丈夫ですか?もしかして、太腿が攣ってます?」

 男のそばに寄り、声を掛けた。右側の太腿を両手で押さえているから、右の太腿が攣っているようだ。いつも持ち歩いている小さなケースをポケットから取り出し手渡した。

「天然塩です。そのまま口に放り込んで飲んでください」

 男の前に足を投げ出して座り込み、足の裏を胸に当てて爪先側を押しやりながら、男の膝を抑え込む。身体全体を使ってハムストリングスを伸ばした。しばらく、苦痛に悶えていた男の表情が、少し穏やかになった。長時間の運動で汗をたっぷりかいて、ミネラル成分が極端に欠乏するとこむら返りなどが起こりやすい。そんな時は、ポカリスエットを飲むか、ミネラルたっぷりの天然塩を舐めると治りやすいのだ。

「ありがとう。。。ございます。。。急に太腿が攣って」

 しばらく同じ体勢を維持し、痛みが完全に引くまで待った。

「あっ。。。すみません。。。スニーカーの跡がTシャツに。。。」

 男は狼狽し、ひどく恐縮している。

「大丈夫です。トレーニングウェアですから」

「助かりました。最初に脹脛がこむら返りして、悶絶してたら太腿に上がってきて、もうちょっとで腹筋まで行きそうでした。。。」

「良かった。腹筋まで攣ったら、かなり痛いですからね。できれば、天然塩を持ってる方がいいですよ。特に夏場は」

「はい。ありがとうございます」

 改めて男を観察する。とても若い。◯◯大学陸上部のロゴが入った薄い化繊のランニングシャツに短パン。ふくらはぎから、太腿の筋肉は、よく鍛えられており、ほぼ無毛だ。太腿は太いのに、大臀筋は小さく引き締まったプリケツだった。モロに、俺のタイプ。股の辺りが短パンから露わになっていて、小さく白いインナーが見えた。思わず喉を鳴らしそうになって、我慢するのに必死だった。



2023年8月25日金曜日

ユニフォーム01

 野球のユニフォームがタイトなものになったのは、いつ頃からだろうか。私の記憶が間違っていなければ、プロも平成の中頃まで、ユニフォームはゆったりとしたものだった筈だ。今では、リトルの選手まで、生地が肉体に張り付いて、筋肉の付き方まで想像できるほどタイトなユニフォームが流行っているようだ。

 私の趣味から言わせてもらえるなら、ぶかぶかのものより、ピチピチな方が良いに決まっている。先日の背番号34番の太腿とケツのパツパツ具合、二の腕の張り、硬そうな脹脛の筋肉の手触りまで想像できそうだった。

 それも若い男の汗と体臭が染み込んでいて、日向と埃の匂いがするのだ。試合や練習で、たっぷり汗をかいた後に、あの男の蒸れた股間に鼻を突っ込んで、思いっきり深呼吸をしてみたいものだ。

 先日、秘書に指示していたファイルが届いている。書斎のノートパソコンで詳細をじっくりと確認することにした。いくら会長であったとしても、通常は、社員の個人情報を自由に閲覧できる訳ではないのだが、長い間、私の秘書を務めていた男のすることだ。微に入り細に入って、おそらく、彼自身が知っている情報より、多くの調査結果が届いているに違いない。指示以降に、改めて調査を行ったことが伺える内容だった。とても興味深い男だ。私は、彼をとても気に入った。

 彼を自由にするために、書斎に籠もって、悪巧みを組み上げてゆく。完璧な企画書を作り、これらの指示を問題なく遂行できるプロ人材を自宅に呼んだ。妻が健在な頃は、自制して、なるべく、こういった悪巧みを実行することを避けてきたが、今や遠慮はいらぬ。大きな企業の役員などをしていると想像を絶するコネクションが勝手に広がってゆく。表の顔は、コンプラ遵守の紳士な企業人であるが、清濁併せ呑む度量がなければ、生き馬の目を抜く競争社会は渡ってゆけないのだ。さて、そんなダークな話は事細かに解説することではない。こちらのオーダーを正しく理解し、抜かりなく、表沙汰になることなく遂行できるプロは存在するのだ。信頼関係を得た上で、金さへ払えば。

 悪巧みを完璧に企画し、プロの手で実行される経過を観測してる時が、私を最もぞくそくさせる。さぁ。緞帳が上がる。



2023年8月24日木曜日

ユニフォーム00

 代表権を社長に譲り、会長となって、ほとんど隠居状態に入って早1年が経った。経済団体等の会合に出席する以外、たまに代表の相談に乗るぐらいで、はっきり言って暇を持て余してる状況だ。いつものように、お手伝いさんが用意してくれた昼食を簡単に済ませ、珈琲を啜りながらテレビのスイッチを押した。

 ケーブルテレビのチャンネルは、覚えられないくらいあって、何チャンネルなのか知らないが、社会人野球の中継が放送されているようだった。画面が切り替わって、バックスクリーンが映し出される。どうやら、戦っているのは、我が社の野球チームと関西地場の家電メーカーだ。野球が子供の頃から好きだった私は部長時代に、クラブチームの活動に積極的に関わっていたものだが、役員になって職務が忙しくなってから、それどころではなく、どのような部員がいて、どれくらい頑張っているのかすら知らない有様である。

 9回の裏4対3、ピッチャーは我が社の背番号34番、バッターボックスに立っているのは、家電メーカーの2番打者、1アウト2ストライク2ボール、2塁走者がいる。カメラはバックスクリーン横から、超望遠カメラで、ピッチャーの背中越しにバッターとキャッチャーを狙っていた。ピッチャーが2塁を気に掛けながら、小さく振りかぶり、身体を究極まで捻って腕を振り抜く。速球がインコース高めにスライス気味に入り、詰まったボールが12塁間に飛びツーアウト。思わず力が入る。

 ピッチャーは、身長180cm程度、体重は概ね90kg、太腿が太く、ケツがでかいボリューム感のある肉体をしている。次のバッターは三球三振に取り、勝利を決めた。それにしても、旨そうなケツをしたピッチャーだ。

 携帯を取り、長い付き合いの秘書に電話を入れる。

「もしもし、私だ。ああ。すまんが、我が社の野球チームの背番号34番、ピッチャーだね?うん。彼の個人ファイルをメールで送っておいてくれるか?ああ。そうだ。ちなみに、彼の名前は?うん。そうか。今、ケーブルテレビで試合を見ていてね。とても興味深い青年のようだ。うん。そうだ。頼んだよ」

 妻が10年前に亡くなるまで、長い眠りについていた、あの欲情が沸々と滾るのを感じていた。

2023年8月2日水曜日

SD11

 少し柔らかくなっていた彼が硬くなってゆくのを感じる。会社の先輩と一緒にアブノーマルなセックスを共有するのはストレスだったのだろうと思う。それでなくとも男同士のセックスには慣れていないのだ。いきなりの3Pは、興奮するというより、緊張が先に立つに違いない。完全に回復したところで、ベッドにうつ伏せに寝て、少し尻を突き出す。

 「挿れて」のポーズ。彼は何も言わず、覆いかぶさってきて、尻の谷間に沈めてゆく。がんがんに犯されて多少緩くなった穴が難なく飲み込んだ。安心しきった彼の吐息が耳朶をくすぐる。

「やっぱ、兄貴とふたりの方が落ち着くし、安心して楽しめる。兄貴のマンコは、とっても気持ちいい」

 嬉しいことを言ってくれる。彼はゆるゆる腰を振りながら続ける。

「なんか苦情が入ったみたいなんすよ。いつもトラックを停めてる近所の人らしいです。いつもじゃないけど、夜の同じような時間に。運転手はいないって。で、苦情を受けた事務員からクレームを聞いた先輩が、こっそり後を付けたみたいで」

 なるほど。そういうことか。で、トラックを停めた後輩が、制服のまま、あるマンションの部屋に、チャイムも鳴らさず消えてゆく。そして、2時間ほどしたらスッキリした表情で戻ってきて、帰宅するのを確認する。女でもいるのだろうと調べてみたら、一人暮らしの男が住んでいる部屋に夜這いしてるのを突き止めた。だもんで、実はゲイだった先輩はピンときて、後輩を詰めて、悪い変態男に弄ばれてるんじゃないかと心配で強引に付いてきたわけだ。

 詰問した結果、バリバリのゲイではないけれど、同性にも興味を持ち始めたノンケの後輩が性処理するために男のケツを使っている。この場合、もう既にノンケではないと突っ込みを入れてもいいだろうが、今は止めておこう。

「だもんで、これからは、会社帰りに寄るのはNGになっちゃったんです」

 そうか、汗をかいたままの制服姿で突っ込んで欲しいとお願いした結果なのだ。

「ごめんな。俺が無理なこと言ったから、先輩にバレちゃったんだな」

「いえ。それは大丈夫です。先輩も内緒にしてくれるって」

「そういえば、先輩も言ってたぞ。変な変態野郎に喰われてるんじゃないかって心配だったって。変態は変態だけど、大丈夫そうだから、後輩をよろしくと」

「え?そんな話。いつの間に」

「大人の男同士の話だ。子供には関係ない」

「そんなぁ」

「次からは、仕事帰りじゃなくて大丈夫。こちらに来てから制服に着替えて、スクワット100回、腕立て100回、腹筋100回してから突っ込んでくれていい」

「マジすか!」

「ははは。元気な肉棒ひとつで大丈夫だよ」

「うっす」

「さぁ。気が済むまでがんがん腰使って、盛大にぶっ放してくれ」

「うっす」

 その後、元気が有り余っているSDは、無言で俺を掘り倒してくれた。可愛い奴。

SD10

 ここまで来て雰囲気悪くするのも大人げないと判断したのだろう。それ以上、SDを責めることなく、チンポを口に突っ込んできた。

「喉マンええか?」

 肩幅くらいに広げて膝立ちし、両手で俺の顔をホールドした時点で想像していたが、イラマするから、受け入れ覚悟しろと命令する。少し顎を引いて、承知したことを伝える。

「ほんま、ええ男やな。あんた。こいつの肉便器にしとくの勿体ないな」

 最初はゆっくりと探るように腰を突き出し、硬いチンポを差し挿れてくる。俺は喉を開いて嘔吐しないように受け入れる。

「奥まで入る。。。ええ感じや。気持ちええ」

 ゆるゆる動き、粘膜の感触を掴んだところから、少しずつスピードを上げてくる。がん突きされると流石にえずかないようにするのは無理だ。嘔吐反射で勝手に胃がでんぐり返る。吹き出さないよう必死に抑え込む。

「マジで、あんた気に入ったわ。こんだけ、ガチイラマされて、反抗せんと吹き出さんやつ久しぶりに見たわ。俺の性処理マンコになって欲しいくらいや」

 男の動きを全て受け入れて、逃げもせず、必死に喉を開いていてる様を褒められた。だが、断る。S気のあるバリタチは好きだが、おまえは俺の好みじゃない。俺は、若干、気の弱いSDの方が断然好みなのだ。淫乱肉便器だと自負しているけれど、相手が誰でも良い訳では無いのだ。まぁ、今回だけは仕方ないがな。

「あぁ気持ちええ。イラマ最高や。喉マンコ最高や」

 男は遠慮など一切なしで俺の喉をえぐる。この調子だと、喉が焼けて、明日は声が掠れるかもしれない。もちろん、件のSDも気持ちよさそうに腰を振り、俺のマンコを抉っている。こちらは、苦痛ではなく、快感だ。前後からガンガン犯され、前は地獄で、後ろは天国。涙と鼻水と胃液にまみれながら、苦痛が遠のき、快感だけが俺を満たしてゆく。どれだけドMなんだという話だ。

「もう。。。辛抱たまらん。ケツ貸せ」

 男はホールドを解き、チンポを引き抜くと、後ろで腰を振っていたSDを引き剥がし、そのまま突っ込んできた。

「おおお。マンコ最高や。。。とろとろや。。。締まるがな。。。ええ気持ちや」

 フィニッシュが近いのだろう。圧倒的な力で俺の腰を引き寄せ、狂ったように腰を振る。男の下腹部が俺の尻肉を打って、バチンバチン音が鳴るほど激しく腰を振る。

「あぁああ。あかん。。。あかん。。。射てまう。射てまうがな。。。」

 最後の方は雄叫び状態だ。ガシガシ腰を振り、狂ったように出し挿れして、内蔵をえぐる。

「無理や。。。もう無理や。。。いくぞ?いくぞ?ええか?ええか!」

 俺が女だったら、確実に孕むに違いないほど、激しい後尾だ。流石に重い荷物を持って、一日中走り回っているだけある。俺の奥深くに全部ぶちまけた後、尻の肉と太ももを細かく痙攣させ、さらに奥まで突っ込んでくる。そして、突然、電池が切れたおもちゃの如く、俺の背中に突っ伏した。デカマラが中でドクドクと脈を打っているのを感じながら、完全にメスとして扱われる幸せを味わっていた。

「ああ。。。久しぶりに興奮した。。。空っぽになるまで出てもうた感じや」

 そう嘯いた後で、俺だけに聞こえる声で囁いた。

「ありがとうな。兄ちゃん。俺は先に帰る。後は、あいつとゆっくりやってくれ。変な奴に喰われてんちゃうか思て心配やったんや。兄ちゃんやったら安心や。あいつのこと頼むな。嵌り過ぎんよう可愛がったって」

 そう言い置くと俺の尻を軽く二度叩き、礼を伝えると身支度をして帰った。

「なんか、すみません」

 男が先に帰った後で、SDは俺に謝る。それに答える替わりに、立ち尽くす彼をベッドに座らせ、足元にひざまずく。そして、彼を飲み込む。

「あっ。。。そんな。。。さっきまで。。。」

 根本まで含んで、彼を見上げる。瞳で「大丈夫」そう意志を伝える。綺麗にしてるから大丈夫。所詮、俺が食ったもの。俺の一部だ。この愛おしいチンポを汚いだなんて思わない。今度は自分のペースでイラマする。好きな人のチンポを自分のペースでイラマする場合は、苦痛ではなく、快感なのは何故なんだろうね。目だけで彼に笑いかける。彼も照れながら俺に笑んだ。


2023年7月3日月曜日

SD09

「輪姦されるんも興奮するんか?エロい顔しやがって。2人にデカマラ突っ込まれて嬉しいやろ?」

 男は言葉責めも巧みなようだ。

「ええクチマンコや。あいつの後で淫乱マンコも突っ込んだるからな。俺のデカイやろ?美味いか?」

 いつものSDは礼儀正しくて、ノンケぽいのが気に入っていた。ゲイを交えて3Pもそれなりに良いが、あまり、乱交は好きじゃないのだ。いつもみたいに2人で肌を合わせ、粘膜を互いに擦り合わせて、一体となった濃密な時間を楽しむ方が好みだ。だが、付いて来てしまったのなら仕方がない。理由如何では、後で叱らないといけないけれど、始まってしまった3Pをシラケさせるほど子供ではない。

 尻を突き出して男の下腹に密着させ、うねうねと腰を振って挑発する。一方で、両手を身体の下に仕舞い込み、無抵抗フェラを演じる。

「兄ちゃんノリええな。クチマンくっそ気持ちええ。男のチンポしゃぶるの慣れてるだけある。どうや?この兄ちゃんのケツ気持ちええか?何回処理してもうたんや?」

「むっちゃ気持ちいいです。兄貴のマンコは。中がトロトロで、粘膜が纏わりついてくる感じっす。いつも俺が一方的に発射するだけで、すげぇ申し訳ないんですけど、兄貴はそれでいいって。。。」

「ほう。熱いな。。。おまえ。兄ちゃんに気に入られてるんやな。すげぇエロい顔してケツ楽しんではる。クチマンコも最高やな。俺のデカマラ奥まで呑み込むのは中々やで。おまえ、ええ肉便器見つけたやないか。ヤリたい時にケツ貸せやでヤリたい放題か?」

「酷いこと言わないでください。兄貴は自分でそれに似たこと言うけど、俺は全然、そんなこと思ってないっす。俺がお願いして気持ちよくして貰ってるだけっす」

「何を寝言ゆうてんねん。おまえ。時間指定して、寝待ちさせて、一方的にクチマン、ケツマン使いまくって、一方的に発射して、ヤリ捨てにしてのやろ?それが肉便器扱いやのうて何やっちゅうねん。おまえ。頭湧いてんのか?」

「いや。。。それは。。。」

「綺麗事ゆうてんやないわ。おまえは、この兄ちゃんのマンコを性処理用の肉便器として使ってんがな。普通、そんな扱いしたら女にキレられるやろ?便利に肉便器扱いしといて、ええ格好すんやないわ」

「・・・」

 雰囲気が悪くなりそうなので、一旦フェラをやめて、止めに入った。

「俺が喜んでるんだから、大丈夫ですよ。肉便器でいいよって言ったのは俺だし。てか、ノンケのSDに肉便器扱いで突っ込まれるっての俺の理想だから」

「なんかすんません。。。」

 中で若干勢いをなくしたようなので、ギュッと締め付け、さらに腰をグラインドさせる。

「そんな顔しないでよ。俺は楽しんでるっていうか、喜んでるんだよ。その硬いものを突っ込まれて、がんがん腰振られて、俺の中で射ってくれるのが、すげぇ嬉しいんだ。ほら。続きやろ」

 俺は四つん這いになって、腰振りを促した。そして、連れてきた男をベッドの上に誘って、クチに突っ込んでとポーズした。

SD08

 週1から2週間に1回のペースで男は俺の部屋を訪れた。明日の夜は穴掘りに行こうと決心するのか、午前中にはLINEで連絡がくる。そして、概ね時間変更なしで男はやってきた。たぶん、予定通りに積荷を配達するために、一生懸命走り回っているのだろうと想像する。だから、制服のズボンを下げて、チンポを差し出したとき、男の体臭と汗の強烈な匂いがする。俺は特に匂いフェチではないし、どちらかと言うとしゃぶるのだって清潔にしてもらった方が嬉しい。だが、男の場合だけは違った。今日、俺を抱くために一生懸命走り回った結果なのだし、SDの制服には男の汗の匂いが付き物だからだ。

 自分でも汗臭いと分かっているから、ヤル前にシャワーを浴びたがるのだけれど、そのままで良いからと男を説得して、噎せ返る股間に顔を突っ込むのだ。蒸れ蒸れのチンポをしゃぶりながら男に俺自身を見せつける。ギンギンに勃起しているところをだ。凄い興奮してるし、全然嫌がってないんだよと見せる。10分程しゃぶっていると男はソワソワし始める。フェラも気持ちいいのだが、早くマンコに突っ込みたい。そう身体が欲している感じ。もっとしゃぶっていたいのだけれど、仕方がないので吐き出す。

 男はそそくさとゴムを被せ、ローションを割れ目に垂らして、そのままねじ込んでくる。彼と会うときは、事前に自分で広げてあるから痛くない。やはり、太く硬い肉棒が肉を広げてねじ込まれる感覚が好きだ。そうして、男は隠語を連発しながら、延々と腰を振り、必ず俺の許可を取ってから、果てるのである。なんて、律儀な男。年下の体育会系の男って本当に可愛い。

 約束していた、ある夜のこと。珍しく男は時間通りに来なかった。さらに、遅れるとの連絡もなかった。初めてのことだ。30分くらい経ってから、男からLINEが届く。

「あの。。。遅くなってすみません。今、マンションの前にいます。。。実は。。。」

 何かトラブルでもあったのだろうか。メッセの歯切れが悪い。

「今日は、俺ともうひとりいるんですけど。。。」

「ん?そうなの?もうひとりは、男の人?」

「はい。。。会社の上司です。別の部署ですけど」

「ふーん。一緒に部屋に来るの?」

「えっと、やっぱ無理ですよね?断ります。ごめんなさい」

「いいよ。別に。2人でも。その人も突っ込みたいの?」

「え?マジすか?いいんすか?はい。ゲイらしいです。タチって言うんですか?らしいです」

 どうもLINEの遣り取りを除きながら横からちょっかい出している感じだ。

「なんか、すげぇ喜んでます。。。一緒に上がってもいいですか?今日はいきなりで、マジでごめんなさい。ちゃんと後で事情は説明しますm(_ _)m」

 しばらくすると玄関のドアが開き、複数の気配がした。靴を脱ぎ、廊下に上がり、部屋を覗き込む。

「マジか。。。エロっ」

 たぶん、付いてきた男が呟いたのだろう。

「ええケツしてんなぁ。。。おまえ、こんな良い事してたんか?マジでノンケ?」

「はい。。。まえから、少し興味はあって。でも、恋愛対象は。。。」

「ええから、ええから。そんな言い訳どうでもええわ」

 付いてきた男が制服を豪快に脱ごうとするのをいつもの男が止める。

「ん?着たままの方がええんか?あぁ。SD制服フェチか。あるあるや」

 男は制服の前をはだけ、下着を引き下ろして既に勃起したチンポを差し出した。いつもの男以上に筋肉質で、まるでラガーのようなガタイをしていた。チンポも男よりでかい。蒸れ蒸れの股間に顔を突っ込み、いきなり全部呑み込んだ。

「うぉっ。すげぇ。。。」

 後は鼻息だけだ。男はゲイらしいから、ある意味小慣れた感じがあった。乱暴ではないが、多少の強引さがあって、M男の扱いが分かっているようだった。

「ほら。おまえ。見てないで突っ込でやれ。ケツマンコが寂しいだろ」

 命令されて、ベッドに躙り、男が中に入ってきた。


2023年6月22日木曜日

SD07(妄想短編)

 俺は自他ともに認める淫乱野郎なのだけれど、いわゆるタフではない。一度、射精してしまうと一気に賢者モードに突入するので、タチより先に果てることは出来ない。それに、穴そのものもタフではないので、長時間、ガンガン犯られまくると、それなりに辛くなってくる。

 だから、スポットに直撃しないように調整して、不用意にトコロテンしないように耐える。男の硬いものでガンガン犯され続けると根は淫乱で、気持ち良い限り延々と犯されたいのだけれど、悲しいかな粘膜が悲鳴を上げ始める。だが、初めての経験である男にギブするのは、あまりに申し訳ないし、男同士のセックスに幻滅されても困る。段々と辛くなってくる粘膜の悲鳴に耐えていると、可笑しいことに何かを突き抜ける瞬間があった。

 女の喜びのような何か。雄に性器を突っ込まれて交尾され、孕まされようとしている何か。それが、何なのかは理解できないのだが、粘膜が徐々に充血し、熟れて、痛みを通り越した喜びが湧き上がってくる。圧倒的な雄のものを内部に受け入れて、雄の本能のままに突きまくられ翻弄される。男は真剣そのもので、一心不乱に、ただ、快楽を得るために腰を振る。その純粋な欲望が俺をメス化させる。全てが喜びでしかなかった。

 男の鼻息と、鏡越しに見える表情から、切羽詰まってきていることを察した。もっと、頑張って俺を満足させなければならないと決心しているようで、爆発しそうになっている内圧を必死に抑え込んでいるようだった。

「いつでも、射きたいときに射っていいから。。。」

 俺が囁くと男は目だけで『済まない。もう我慢できそうにない』そう言っているようだった。

「無理や。。。もう。。。気持ち良すぎる。。。マジで射ってええ?」

「うん。いいよ。気持ちいいときに、ぶっ放して」

「分かった。もう少しだけ我慢する。で、ぶっ放す」

 男がより楽しめるように、尻を突き出し、穴を必死に締めた。

「あぁあぁぁぁぁ。すげぇ。。。マジ気持ちいい。。。マンコ最高。。。マンコ。。。あぁあぁ。。。マンコ。。。マンコ。。。」

 俺の腰骨をガッシリと鷲掴みにして、トップスピードで腰を振り、パンパン音をさせながら、隠語を叫ぶ。

「すげぇ。。。上がってくる。。。玉が。。。パンパンで。。。マンコとろとろで。。。出そう。。。射きそう。。。無理。。。もう無理。。。イクイクイクイク!イク!」

 ガシガシ腰を振り、俺の奥深くまでものを突っ込んで、ビクビクと尻タブを痙攣させた。粘膜に伝わってくる律動が、今、子種を何度も吐き出しているのだと感じさせる。男は全体重を俺に乗せて、ぜいぜい息を切らせている。熱い息が首筋をくすぐるのが嬉しい。ものは、まだ硬さを失わず、俺の中にある。ときおり、ビクッと反応しつつ、ゆるゆる腰を前後させながら余韻を楽しんでいるようだった。

 あまりに幸せ過ぎて、徐々に硬さを失ってゆくものが、ぬるりと外に出てしまわないように、弛緩するのだった。

「兄貴。。。凄い良かったっす。想像以上に気持ちよくって、兄貴のトロトロのマンコ最高っすよ」

「良かった。男のマンコでも少しは満足できた?」

「前戯もしないでごめんなさい。我慢できなくて。。。乱暴に腰振りまくったけど大丈夫でしたか?」

「うん。凄かった。無茶苦茶興奮したし、俺も気持ちよかった」

「兄貴。エロ過ぎっす。抱き心地いいっすね。女もいいけど、男もいいっす」

「なら良かった。また、突っ込んでくれる?」

「いいんすか?こんな乱暴に。。。一方的に俺だけ射っちゃったし。。。」

「そんなこと気にしなくていいよ。凄い満足してるし、ガンガンに犯されまくって、俺は喜んでるんだから。それに、男同士は愛撫なんて必要ないから。それが好きな奴もいるだろうけど、少なくとも俺は、本能のままに勃起して、それを突っ込まれて、一方的に出したいときに出すみたいなノリが好きなんだ。クチ使ってるときだって、そう言ったろ?」

「そうなんすね。兄貴。。。エロいっすね。。。」

「ありがと。よく、淫乱マンコ野郎だと言われる」

「いや。そこまで、言ってないっすよ。。。」

「いいんだ。俺はそれで。俺のマンコに興奮してくれるSDが、俺で性処理してくれて嬉しいんだから。肉便器扱いでおけ」

「いやいや。。。肉便器って。。。」

「気にしないで、出したくなったら連絡ちょうだい。何時に行くからケツ貸せって」

「ははは。。。手厳しいな。。。」

「マジだって。俺はその方が興奮するんだって」

「そうすか?」

「うん」

「じゃ。。。」

 いつの間にか、俺の中で回復していた。硬いものが内蔵を突き上げる。

「じゃ、抜かずの2発目いいすか?兄貴の肉便器マンコを楽しんでも?」

 答える替わりに、尻を突き出して、ギュッと締めた。男は身体を起こし、ニカッと笑った。

SD06(妄想短編)

 これ以上ないほど、硬いものが俺の分厚い粘膜を押し退けて入ってくる。事前に自分の指で広げてあるので、痛みはない。締める力に抗って男の硬いものが入ってくる。この突っ込まれる瞬間が俺は好きだ。まさしく今、突っ込まれていると喜びを感じるからだ。俺以上に男も興奮していることが、このギンギンに勃起したものと、首筋に掛かる荒い鼻息が物語っている。少し突き出すように尻を持ち上げて、男のものを迎え入れる。

「あぁ、すげぇ。。。マンコみたいにトロトロで、すげぇ締まる。。。気持ちいいっす。兄貴のクチマンは、とっても気持ちいいけど、マンコはもっと気持ちいいっす」

 俺は答える替わりに、尻を突き出して、根本まで呑み込んで、ギュッと締め付けた。

「あぁ、すげぇ締まる。兄貴も気持ちいいんすか?」

 相手がゲイなら、首を捻じ曲げてキスをねだるところだが、相手は初心者だし、恋愛感情は異性に違いないから我慢する。その代わり、尻をグラインドさせて応える。

「粘膜がいい。。。」

 そして、ベッドに付いた両の膝を躙り上げて、俺の股をさらに割ると、両手を腰の下に回しがっちり鷲掴みにして、腰を振り始めた。最初は遠慮がちに。でも、喜んでるだけで痛がってはいないことを確認すると本気を出した。さすが、体力勝負の仕事で毎日、肉体を酷使している男だけはある。べらぼうに激しかった。男の下腹が尻タブを強烈に打って、ギンギンのものが俺の内蔵を抉った。激しすぎて呼吸が追いつかない。ほとんど悲鳴に近い息遣いになっていた。姿見には一心に腰を振る制服を着た男が汗を滴らせ、背中はべっしょり濡れていた。

「す。。。げ。。。はっ。。。あっ。。。はっ。。。うっ。。。」

 俺は翻弄されるままだった。まさに交尾する雄で、己の分身を粘膜に擦りつけ、種付けることしかない本能丸出しの状態だ。肉体を鍛えているだけでなく、持久力もあるから、もう延々と穴を穿たれ続ける。

「はっはっはっ。。。すげすげぇあぁすげぇ。マンコ最高。。。」

 女ともこれほど激しいセックスをしているのだろうか。それとも相手が男だから多少激しくやっても壊れないと思っているのだろうか。男の腰使いは強力だった。筋肉質な男だから、代謝が良く、全身から吹き出した汗で、見る間にシーツがびちゃびちゃになる。俺の背中も男の汗が溢れて脇からこぼれ落ちる。

「はっはっはっ。。。すげすげぇあぁすげぇ。マンコ最高。。。」

 気を許せばガバガバになりそうな穴を必死に締め、延々と俺は男に犯された。営みというより、一方的に犯されているよう感じだった。だが、Mである俺は、優しく抱かれるより、物のように乱暴に扱われる方が興奮する質だ。もっと本能的に扱って欲しかった。あの制服を来た厳つい男が一心不乱に腰を振って、俺の尻を気持ちいいと興奮してくれているのだ。俺が喜ばないはずがないだろう。


2023年5月22日月曜日

SD05(妄想短編)

 ノンケを沼に嵌めてしまったみたいで、とても恐縮だが、彼が望んだのだから仕方がない。試して見るのもいいだろう。一度、どっぷり嵌ってみて、その後の自分の進路を選べばいい。彼と違って、俺は純粋なゲイだから、自分が男でありながら、恋愛または情愛を抱く相手が同性であることを、選択した訳では無い。分かっては貰えないけれど。

 俺が伝えた要望はひとつだけ。彼がいつものように制服を着ていること。そして、最後まで制服の上着は脱がないことだけだった。彼にとっては、初めての男との本格的なセックスだったから、休みの前日の夜に、じっくりヤリたいとのことだ。

 約束した日は、昼から食事を摂らず、会う前の数時間前から念入りに洗浄して、汚れることがないように準備した。最初の経験が最悪のものになったら、二度と抱きたいと思わなくなるかもしれないと想像したからだ。ベッドのサイドテーブルにローションとゴムを準備し、仄かな灯りが部屋を満遍なく照らすよう間接光を仕込んだ。電球色の暖かな、そしてとても淫靡な照明になった。脳内セロトニン分泌を誘発するという精油を焚いて、リラックスしながらも欲情を呼び覚ますアロマセッティングもした。

 車を停めたとLINEがあったから、そろそろ、彼がやってくる時間だ。久しぶりの寝待ちだったので、シーツに当てた耳の奥で血流が轟々と泡立っていた。抑えた歩き方の足音が廊下を近づいてくる。部屋のドア前で立ち止まり、深く吸い込んだ息をゆっくり吐き出している微かな音が聞こえた。ドアがそっと開き、玄関に侵入する気配を感じた。衣擦れの音、靴の後ろを踏んで乱暴に脱ぎ捨てる音、踏み出した足が廊下の床を軋ませる。数歩進んで僅かに光が漏れている部屋を覗き込むと、そこには裸の尻がたわわに横たわっている。

「エロっ。。。ええケツしてんなぁ。兄貴」

 思わずといった感じで感嘆を漏らす。

「やべぇ。。。マジで興奮してきた。。。」

 ベッドの隅がギシリと音を立てて沈み、冷たい掌が尻の肉に触れる。

「うわっ。。。やべぇ。。。スベスベで柔らかい。。。」

 尻をじっくり撫でて感触を確認すると頭の方に移動してきた。制服のズボンを膝まで降ろし、剥き出しした下半身は臨戦態勢だ。付け根と玉を優しく包み込んで、亀頭を含む。そして、そのまま奥まで呑み込んだ。溶けそうなため息が漏れる。

 片足をベッドに乗せて俺の口を使いながら、ローションを割れ目に落とす。奥まで塗り拡げながら、指先で粘膜を探る。ビクリと身体が跳ねた部分が粘膜だ。指先が侵入してきて、堪らなくなって彼を奥まで呑み込む。

「トロトロじゃん。。。締めすぎ。。。力抜いて」

 少し弛緩して彼を受け入れる。

「すっげ。。。熱いくらいじゃん。。。トロトロ。。。入れていい?」

 俺は頷く。彼は俺の口から抜き出すとゴムを被せ、後ろに回った。少し探ってから、先端をあてがい、ゆっくり腰を落とす。姿見越しに目が合った。素っ裸の俺の上に、制服のズボンを降ろしただけのSDがギンギンに育ったものを突き立てている。俺は興奮で鼻血が出そうだった。


2023年5月19日金曜日

SD04(妄想短編)

 出身が体育会系だからなのか、それとも多少は同性に興味があるからなのかは分からないが、本質的にエロ事が好きなようだった。彼はとてもノリが良く、俺からの提案にも柔軟に、かつ積極的に反応してくる。どちらにしても、雄という生物は、子種が貯まれば、ただただ出したい願望に駆られ、面倒抜きで突っ込んで、気持ちよく吐き出すことができれば、それで良い生き物なのだ。本来的には、子孫を残すための本能なのだろうけれど、野生を失って幾久しいホモサピエンスには、特定の発情期がなく、年中発情していて、機会さえあれば腰を振ってサクッと気持ちよくなりたいのだ。

 今では、互いにLINEを登録していて、メール以上に簡単にやりとりが出来るし、仕事を終えるまでもなく、配達の途中で「今日、溜まってるから、今から抜かせて」なんてLINEが気軽に届く。俺はサラリーマンではなく、自営業なので、平日の昼間だって、他所で打合せ等がなければ自分の部屋にいるから、年中無休の便利な性処理処なのである。唯一、彼の専属であるため、ある意味「肉便器」の称号を得ることから逃れていると言える。

 最近、彼も上がるシチュを考えることに嵌っているようで、掲示板によく載っているようなシチュを要求しだした。たとえば、「全裸、目隠し、玄関で正座待機」とか、「玄関、暗闇待機」とか、「最上階の外階段で素っ裸待機」とか、一定の過激な方向へと妄想が膨らんでいるようだった。外階段の内側でしゃがんでいれば、壁高欄に隠れて人目に合うことは最小限で済むのだけれど、流石に自分が住んでいるマンションで、万が一、そんな変態な姿を目撃されたら警察沙汰になりかねないので、勘弁してもらっている。そこは、一般常識も持ち合わせている彼のことなので、無理強いしてくることがなく助かっている。

 目撃されるか、バレないかのギリギリのラインで、冒険心を刺激する行為に興味がないと言えば嘘になるのだけれど、そこに足を踏み入れてギリギリを攻め過ぎた結果、「逮捕」となると笑えない。だから、我慢しているというのが正解だ。

 昨日、昼の3時ころに彼からのLINEが届いた。やりとりは、こんな感じだ。

「時間指定でお荷物を預かってます。15:25に伺えます。預かりものは生ものです」

「15:25は在宅です。チャイム鳴らして下さい。生ものはカチカチの冷凍ですか?それとも柔らかめの冷蔵でしょうか?」

「承知しました。15:25丁度に伺います。チャイム鳴らして○○急便で~すって大声でコールしますね。お届けは、もちろんカッチカチの冷凍です(`・ω・´)キリッ」

 実際に、時間通りにやってきた彼は、チャイムに向かって大声で○○急便で~すと叫んだ。ドアを開けると「お邪魔しま~す」と入ってきて、さっさと下半身を剥き出しにすると慣れた手付きで俺の頭を引き寄せ、ギンギンに勃起したものをクチにねじ込んだ。

「兄貴のこと考えたら勝手にギンギンになっちまう。俺も変態になっちまったみたいっす。最近、オナるとき、AV見るより、兄貴のクチマン想像する方が硬いんすよ」

 そんな嬉しいことを呟きながら、ガンガン腰を振る。俺は俺で、彼の尻を両手で抱きしめて、無抵抗で尽くすのだった。

「ねぇ兄貴。今度、突っ込みたいんすけど。。。」

「ん?」

 どこへ?そう視線を送ると彼は照れながら答えた。

「後ろの穴。。。ケツマンコっていうんでしょ?クチマンコより気持ちいいんすよね?」

 どちらが気持ちいいかは、相手次第だろうけれど、簡単なのはクチマンコだが、ケツマンコの方が犯されてる感が強くて俺は好きだ。

「兄貴のケツに突っ込んでること想像しながらクチマン使うと上がるっす。あぁすげぇ気持ちいい。兄貴。すげぇ気持ちいい。いいでしょ?今度、突っ込ませてよ」

 もちろん、こちらに異論はない。次の機会は、さらに激しくなりそうな予感がした。


2023年5月18日木曜日

SD03(妄想短編)

「やっぱり、3日が限界でした。本当は翌日にでも処理をお願いしたかったんですけど、流石にそれはないと我慢しました。でも、これ以上、無理って感じです。帰ってからオナニーすることも考えたんですけど、やっぱ兄貴の口で最高に気持ちよく出したかったので、あれから出してないんです。だもんで、荷物を運び、走り回っている最中も勃起していて擦れて大変でした。兄貴の住んでるマンションと似た作りの玄関で、男の人が荷物を受け取りに出てこられたときとか、兄貴の所にお邪魔した記憶が蘇って鼻息が荒くならないように必死で我慢する感じですw。今日は兄貴にお願いしようと思って、朝一から予定通りに配達するために必死に走り回り、先程、今日の分は終わらせました。走り回った分、先日より汗臭いかもしれませんが、またお願いできないでしょうか?お返事待ってますm(_ _)m」

 終わった後にメールをくれた通り、3日後に連絡があった。仕事を予定通り早くに終わらせて、俺のクチマンを使うため、必死に走り回ったそうだ。なんと可愛いノンケだろうか。

「メールありがとう。もちろん、こんな変態のフェラで良ければ使ってよ。玄関待機するから、何時くらいに来れるか教えてください」

 返信を送ると速攻で返事が届いた。

「ありがとうございます。今から向かいます。近くにトラックを停めたので、5分で行けます!」

 用意周到。やる気満々である。こういうノンケの健気な感じが微笑ましい。ティッシュとスマホを携えて、玄関ドアの鍵を開け、廊下に座った瞬間、小さいノックがあった。そっと開けたドアの隙間から破顔した男が覗いている。

「いらっしゃい」

 小声で誘うと男は器用に隙間から入り、後ろ手で鍵を閉めた。制服が汗で濡れて、びっしょりだ。股間がギンギンに膨らんでいるようだった。まず、制服の尻に手を回して引き寄せ、股間に顔を埋めて目一杯深呼吸した。雄の饐えた汗の匂いと精が若干漏れたような発情した匂いだ。びっしょり濡れた下着とともに制服を膝まで降ろすとカチカチに勃起したモノが跳ねた。少し小便臭い亀頭を口に含む。

「はぅ。。。あったかい。。。」

 鈴口の割れ目を舌先でレロレロ高速舐めしてやると全身に電気が走ったようにビクビク身体を揺らした。そのままングング呑み込んでゆく。

「あぁ。。。すげぇ。。。」

 ジュプジュプ音をさせながら、頭を前後させてバキュームフェラする。しばらく、しゃぶって硬い肉棒を楽しんだ後で、良いことを思いついたので一旦吐き出した。

「ねぇ。俺ってM気あるって言ったでしょ?」

「はい」

「お願いがあるんだけど」

「何ですか?」

「イラマして」

「イラマって何ですか?」

「フェラは舌や口で俺がしゃぶること。イラマチオは、喉まで含めて君が主体で俺をオナホみたいに使うこと。かな?」

「え。。。いいんですか?」

「うん。この間の最後の方みたいに、遠慮なくガンガンやって欲しいんだ。歯が当たらないように気をつけながら、俺は突っ込まれる肉の穴にに徹するから。君が嫌じゃなければ、俺のギンギンの股間を剥き出しにするよ。ギンギンが持続してるってことは俺が興奮してるって証拠だから」

「マジっすか?いいんすか?本当に」

「うん。もちろん。なんかさ。荷物を宅配に来たSDがムラムラして、無理やり俺を犯すっていうシチュエーションを脳内で楽しみたいのw」

「エロいっすね。兄貴は」

「へへ。自他ともに認める変態ですw」

「じゃ」

 男は意外とノリノリだった。俺の短い髪の毛を鷲掴みにして強引に引き寄せると、勃起したものをねじ込み、奥まで突き立てた。

「あぁすげぇぜ。兄貴のクチマンコ。これが欲しかったんだろ?ん?」

 そう言って、頭を両手でホールドして、ガンガン腰を振り始める。

「あぁすげぇ。トロトロだ。クチマンコ最高に気持ちいい」

 男はギンギンに勃起した俺の股間を確かめながら乱暴に腰を振った。

「兄貴。変態過ぎる。喉まで突き立てられて興奮しまくりじゃん。ギンギンじゃん」

 いやらしいジュプジュプと陰に籠もった音が鳴る。外廊下を通り過ぎる隣人達も一枚のドアを隔てて、こんなエロい展開が繰り広げられているとは想像すまい。

「あぁすげぇ。すげぇ気持ちいい。。。まじマンコみてぇ」

 言葉責めは拙いが、男も興奮しているようで何よりだ。徐々に腰使いが荒くなってきて、精巣内の圧が上がってきていることを伺わせる。

「兄貴ぃ。俺の性処理道具になってくれよぉ。たまんねぇよ。マジで。この穴最高だよぉ」

 ガシガシ激しく腰を振って俺の喉を抉り続けても俺の股間は萎えるどころか、透明な粘液を垂れ流して喜んでいるのが顕だ。

「マジ気持ちいい。。。イクのが勿体ない。。。3日も溜めたのに、まだ、イキたくないのに。。。無理だぁ。。。気持ち良すぎる。。。エロ過ぎるぅ」

 フィニッシュは近いようだ。

「マジ無理。。。無理っす。。。イク。。。イク。。。イクイクイク!」

 もう遠慮会釈なくガンガン腰を振り倒し、ドクドクと大量の子種を流し込む。

「あぁあああぁあぁぁあああ。すげぇすげぇすげぇ。。。イクぅ」

 最後まで出し切ると、ハッと現実に引き戻されたようだった。

「兄貴。。。大丈夫っすか?マジで酷いこと」

「大丈夫。俺が頼んだことだから、ほら、これ見て?」

 鈴口から溢れた粘液で俺のチンポはドロドロに濡れていた。二擦りくらいで果てそうな興奮状態である。

「マジっすね。すげぇエロいっすね。兄貴。最高っす。最高の」

「肉便器」

「いや。。。そこまでは」

「いいよ。君の肉便器になりたい。荷物届けるフリして性処理に使って」

「マジすか?本当に?また、来てもいい?また、兄貴の口で性処理してくれます?」

「うん。いつでも使って。俺が自宅にいる限り、いつでも」

「最高っすね」

 男は、軽くなって萎え始めたチンポをズボンに仕舞い、『ありがとうございました』と言い置くとスッキリした顔で帰っていった。

2023年5月16日火曜日

SD02(妄想短編)

 喉の奥まで咥え込み、舌と口腔の粘膜で包んでバキューム、そして、ゆっくりと頭を前後させる。

「うぉっ。。。マジか。。。すげ。。。凄すぎる。。。あぁ気持ちいい」

 男の尻の筋肉を鷲掴みにして引き寄せる。この筋肉を両手で鷲掴みしながらフェラするのが一番興奮する。頭を前後させるたびに、尻の筋肉に力が入り、引き締まって固くなる。小刻みに震えてから、フェラの状態に合わせて弛緩するのが堪らない。

「早くない筈なのに、興奮し過ぎて、気持ち良すぎてイキそうになるっす」

 ええねんで。いつイッても。ただ、もう少し楽しみたいけどな。俺は動きを止めて、焦らしてやることにした。彼の方も、早く出したいような、もっと快感を楽しみたいような微妙な感じなんだろう。ガンガン腰を振って出したいのを我慢している感じだった。

 カッカと燃えていた坩堝が鎮静するのを待って、様子を見る。前後に大きく頭を振るのではなく、んぐんぐ粘膜を蠕動させる感覚で刺激を与える。粘膜で包み込み、バキュームしたままで微妙に蠢く感じだ。

「あぁ。。。これも凄い。。。気持ちいい。。。兄貴、凄すぎる」

 鈴口の割れ目に舌先でチロチロしたり、エラをグリグリ抉ると男は、ほとんど雄叫びと言ってよい唸り声をあげた。

「気持ちいい。。。気持ちいい。。。すげ。。。いい。。。いいっす」

 玉が上がってきたように感じたし、尻の筋肉も強烈に締まっている。太ももが痙攣するように小刻みに震えている。必死に堪えなければ、果ててしまいそうなのかもしれなかった。じゃぁ。盛大にイかせてやろう。片方の指先で乳首を優しく愛撫し、再び、口腔の粘膜を総動員しながら頭をゆっくり前後させる。涎を呑み込む余裕がなく、口の端からポタポタと溢れ落ちた。ジュプジュプ、はぁはぁ、ずりゅずりゅ。男の鼻息と卑猥なフェラ音が玄関内で響き続ける。

「兄貴。。。もう。。。もう無理かも。。。」

 頷いてOKの合図を送る。

「いいんすか?口の中にだしても?」

 再び同意を示す。

「マジすか?兄貴、エロ過ぎっす。ハマりそうっすよ」

 男の両手を誘導して、俺の頭を抱くようにさせる。そして、尻を引き寄せて、腰を使えと伝える。男は察したようで、おっかなびっくり腰をそっと突き出した。もっと。ほら。遠慮するな。俺は鷲掴みにした尻を強引に前後させる。

「いいんすか?マジ?」

 男の目を見つめ返し、ゆっくりと瞼を閉じる。意を決した男は、太ももに力を入れ、本格的に腰を振り始める。まだまだ遠慮がちだが、先程よりは腰使いが荒くなった。ほら。もっと、もっと激しく。女に跨ってるときのように、気持ちよくて、最後のフィニッシュするように。ほら。

 男の理性が飛び始めている。もう自分でも制御できないほど昂ぶっているようだった。俺の頭を抱き込むように引き寄せて腰を前後させる。それなりにデカイものが喉の奥まで達し、嘔吐反応が出るときもあったが目一杯喉を開いて男を受け入れる。

「あっあっあ。。。。あぁあぅ。。。すげぇ。。。すげぇ。。。気持ちいい。。。すげぇ」

 もうほとんど意味をなさない嗚咽に似た音が溢れるだけだ。

「兄貴。。。すげぇ。。。マジ。。。すげぇ。。。想像してたよりずっと凄い。。。」

 言葉がヒートアップするとともに、腰使いも荒くなってゆく。

「気持ち良すぎて。。。もう無理。。。無理っす」

 限界が近い。

「無理っす。もう。。。出る。。。イク。。。イクイクイク!」

 ほとんどガンガンといった腰使いで奥を突いて、そのまま固まった。溜まっていた大量のザーメンが直接喉に流し込まれる。激しく何度も付け根が律動する。太ももと尻の筋肉がカチカチに収縮したままつま先立ちで俺に体重を掛けたまま固まっていた。

「はぁ。。。。」

 魂が全て抜けてしまいそうに溜めていた息を全部吐き出し、後ろによろける。

「あっ。。。つい。。。大丈夫ですか?」

 全てを吐き出し、我に返った男が心配そうに俺を見た。

「大丈夫。気持ちよかった?」

「はい。こんなに気持ちいいの久しぶりです。前のは、むっちゃエロい女のマンコに突っ込んだときでしたけど」

「そうなんだ」

「フェラでこんなに気持ちいいの初めてです。それも男の口がここまで良いとは。。。想像以上でした」

「気持ちよかったのなら良かった」

 男はトランクスを引き上げ、制服のズボンを履き直した。出すだけ出してヤリ捨てすることを躊躇しているようだった。

「大丈夫だよ。ヤリ捨てで。これでも興奮して、俺も気持ちよかったんだ。ノンケの性処理させて貰えるなら大喜び」

 そう言って、笑んで見せる。男は会釈して、遠慮がちにドアを開け、帰っていった。

 大量の涎が三和土を濡らしていて自分で笑ってしまう。ティッシュで口周りと床を拭き、リビングに戻った。ドMのウケにとって、口でノンケの性処理をさせて貰えるのは本望だ。擦りもせずにイキそうになったくらいなのだ。ソファに腰を降ろして余韻を楽しんでいるとメールが届いた。

「ありがとうございました。今、トラックに戻ってメールしてます。正直、掲示板に載せるのは勇気がいったし、会ったこともない人の部屋に突然訪れて、それも玄関で処理だけしてもらえるなんて想像してなかったのでびっくりしました。腰振っていいよって誘導してもらえたからって、ガンガンやっちゃって大丈夫でしたか?我に返って自分で慌てました。凄い気持ち良すぎて、リミッター吹っ飛んじゃったみたいです。もし良かったらですけど、またお願いしていいですか?今、このメール打ちながら、もう回復してギンギンです。たぶん、数日したら兄貴のフェラが恋しくなって、荷物運びながら前が膨らんで、我慢できない状態になりそう。本当にありがとうございましたm(_ _)m」

 とても心の籠もった丁寧なメールだった。初々しいったらない。もちろん、メールを返す。

「こちらこそ、凄い美味しいチンポでした。こっちは、自分の股間のものをギンギンにして、喜んでましたから気にしないでください。M気あるから、あれくらい乱暴に扱われても全然大丈夫。てか、返って興奮します。溜まってきて、出したくなったら、遠慮しないで連絡ください。一日中、一生懸命働いたガタイの良い男がSDの制服のままで俺の口をオナホ扱いしてくれるなんて、妄想の中だけの話だと思ってたから、もう興奮ものです。また、ガンガン腰振って、大量の濃いザーメンを流し込んで、ヤリ捨てにしてください。また、使って貰えることを楽しみにしています」

 気に入って貰えたようだ。次が楽しみだ。

SD01(妄想短編)

 アプリも使っているのだけれど、プロフに魅力がないのか、良い出会いはあまりない。仕方なく、常連が多すぎて、若干荒れ気味な掲示板だが、それなりに賑わっているので確認してみた。するとタイミングが良いことに、俺が住んでいるエリアに目を引く掲示があった。某宅配業者のノンケのSDだという。話が旨すぎるから明らかに疑わしいし、たぶんツリだろうと勘ぐりながらも、僅かばかりの期待を抱いてメールしてみた。ゲイ好みのシチュだから、想像以上に多くの反応があるだろうし、返信が貰えると思っていなかったが、即座にメールが届いてびっくりした。

「メールありがとうございます。俺はガッチリ筋肉質なガタイのSDやってるもんです。今、配達が終わって車の中で携帯弄ってます。たぶん、ノンケだと思うんですが、前から少し男にも興味があって、しゃぶって貰うくらいならと思って掲示板に載せました。場所は近くのようなので、これから行けますけど口で処理してもらえますか?こちらからは、何もできないですけど。こんなので良かったら連絡ください。ちなみに、仕事上がりなので、制服だし、シャワーを浴びる余裕がないので、汗臭いかもしれません」

 ヤリだけが目的のゲイとは明らかに異なる文体だ。なんだか新鮮で、とても真っ当な感じの青年のようだった。

「こちらこそ、返信ありがとう。競争相手多いだろうし、あまり期待してなかったので嬉しかったです。自宅近くの目印を送ります。そちらは、何もしなくて大丈夫です。玄関待機するんで、俺の口で一方的に処理して、ヤリ捨てでいいですよ。目印辺りまで来たらメールください。SDの制服姿なんて上がりまくりだし、ガタイが良い兄貴の汗なら興奮ものなので気にしないで下さい」

「これから、向かいます。15分後には到着すると思うんで、よろしくお願いします」

 返信は速攻で、簡潔だった。俺はテッシュボックスとスマホを持って、玄関で待機した。リビングの電気を点けておけば、ガラス扉を通して明かりが廊下に漏れるだろう。真っ暗だとやり難いし、煌々と明るいのも気が引ける。調度良い感じの照度に調節するのは難しい。そうこうする内にメールが届いた。到着したようだった。部屋までの道程を詳細に送った。徒歩5分といったところだから、迷わなければ直ぐに到着する。

 ドアがコンコンと小さくノックされる。盛大にチャイムを鳴らされると焦るので、合図を決めておいたのだ。ドアがそっと開き、隙間から短髪の若い男が覗いている。『どうぞ』と小声で促すと彼はドアの隙間に、その大きな身体を滑り込ませ、そっと後ろ手で閉めた。まるで走って来たように呼吸が荒い。もしかしたら、仕事のときのように走って来たのかもしれないし、初めての、たぶんだけど、興奮で息が荒いのかもしれなかった。

 股間を片手で鷲掴みにして、どうして良いのか分からないといった感じでモジモジしている。初めてと言うのは本当かもしれないと感じた。手を伸ばし、太ももをそっと引き寄せる。三和土の真ん中くらいに立っていた彼が半歩進んで距離が10cmくらいになった。彼の手の下に俺の手を滑り込ませ、モノを確かめた。既に臨戦態勢、ガチガチ状態だ。様子を見下ろしている彼を見上げ、ニコリと笑って見せた後、制服越しに唇を当てる。硬い肉の棒に、柔らかな唇が触れると彼は身を固くした。

「こういうの初めて?リラックスして。嫌なことはしないから。それは嫌だとはっきり言ってくれれば良いよ」

 静かに、そう話すと少しだけ安心したようだ。制服のファスナーを降ろし、ボタンを外して前を開く。グレーのトランクスが、その形にくっきりと盛り上がっていた。身体なりにデカイようだ。ゴムを引っ張り降ろして、玉に引っ掛ける。亀頭が完全に剥け、エラが張った綺麗な造形のチンポだった。どこかで局部だけ洗ってきたのか、小便臭さは気にならない。亀頭を口に含んだ。

「あ。。。あまり洗ってないから臭くないすか?大丈夫すか?」

「大丈夫。股間のオス臭い汗の匂いに興奮するんで」

 一旦、亀頭を吐き出して答えた。性欲を捌けさえできれば、それでよくて、互いの暗黙の了解を心得ている仲間とは反応が新鮮だ。こういう事は初めてで、少し同性にも興味があるノンケというのは本当かもしれない。

 再び亀頭を口に含み、舌先で鈴口をなぞった。ピクリと全身が反応し、その後、太ももが緊張し、小刻みに震えた。

「すげっ。。。電気走った」

 口の中の粘膜でねっとり包み込み、エラ裏を舌でチロチロする。思わずといった体で、彼の両手が肩を鷲掴みにした。腰を引こうとするのを両手で押し留める。舌を使うのを止めて、彼の様子を伺った。眉間に皺を寄せて目を瞑り何かに耐えるような表情だ。彼が俺を見るのを待って、眉毛を片方だけ上げる。

「女がしてくれるのと少し違って。。。なんか、すげぇ気持ちいい」

 『大丈夫?』に対する答えだった。可愛いことを言ってくれる。じゃぁもっと気持ちよくして、また、使いたいと思えるくらいサービスすることにしよう。頭を少し捻って、口の粘膜で亀頭をゆっくりグリグリ、そして、そのまま奥まで呑み込む。唇が引き締まった彼の下腹部に付くまで。それなりに立派なモノなので、先端は喉にまで達するが、喉を開いて受け入れることで、嘔吐反応を抑える。

「あっあぁ。。。すげぇ。。。気持ちいい。。。」

 それは良かった。俺が持っているテクニックを総動員することとしよう。


2023年5月15日月曜日

誘蛾灯10(加筆修正盤)

 旅は最終工程へと近づいていた。綺麗に整備された国道55号を快適に北へと走らせる。片側3車線もある大幹線だ。もう少し走れば、徳島と和歌山を結ぶフェリー乗り場が見えてくる。数時間を走り続けていたので、少々催してきた。俺は国道沿いのコンビニに乗り入れ、まず、店舗奥のトイレへと向かった。ちょうど喉も渇いていたので、ミネラルウォーターを冷蔵庫から出し、アルバイトに小銭を差し出す。袋を断り、その場で一気飲みした。

 アルバイトは俺と目を合わせないように気遣いながら、聞こえるか聞こえないかの声で「ありがとうございました」と呟いた。駐車場に出てみると、先ほどまでは居なかった若い奴がバイクに張り付いていた。

「あっ。。。おじさんのバイク?」

「おっ。。。おじさん!?」

 俺は、まだ32歳だっつぅんだ!ぶち切れそうになった俺を無視して、ガキは俺のバイクを舐めるように見つめている。

「ねぇねぇ。渋いじゃん。これ、トライアンフのスピードトリプルでしょ?それも1050。すげぇ。すげぇよ。初めて見た。。。俺。確か、水冷DOHC並列3気筒、最高出力は130馬力。化け物だよなぁ。すげぇ。ねぇゼロヨンはどれくらい出せる?11秒切るの?」

 まだまだ少年と言って差し支えないガキは夢中だった。おじさんと呼ばれ、鶏冠にきていた俺だったが、愛車を誉められて悪い気はしない。

「バイクが好きなのか?」

「やっぱ、国産とは違うよなぁ。渋いよ。渋すぎる。。。かっけぇ」

 しかし、人の話を全く聞かない奴だ。

「ねぇ、おじさん乗っけて」

「はっ?100年早ぇよ!」

「そんなこと言わずにさぁ。こう見えて、大型免許持ってるんだぜ」

「やだね」

「そんなこと言わずにさぁ。ねぇねぇ」

「俺の愛車を訳の分からんガキに貸せるか。スクーターでも乗り回してろ」

「ケチ。ケチケチケチ。おじさんのケチ!」

 おじさんの上に、ケチと来た。俺は予備動作もなく、ガキの頭を拳固で思いっきりどついてやった。

「痛て!何すんだよ」

「うるせぇ。黙ってろ、ガキ!俺はおじさんじゃねぇ。まだ、32だ!」

「えぇぇ。だって。。。俺は18だもん。十分おじさんだもん。。。痛て!」

「やかましい。ガキ!」

 なんだかガキに載せられてしまっている。

「ねぇ。何でもするからさぁ。金はないけど。。。靴でも磨きましょか?それとも、バイクも汚れてきてるみたいだし、磨こうか?ねっ?そうしよ。いいでしょ?」

 俺は押し切られる形で黙認してしまった。ガキはバイクのまわりを飛び回りながら喜び、「ちょっと待っててね。どこにも行かないでね。ねっねっ?」そう言い置いて走り去った。変わったガキだ。しかし、バイク好きの気持ちは十分わかる。俺ももっと若い頃に、他のライダーが乗ってる希少なバイクを見つけては、面識もないのに寄っていき、話しかけていたものだ。あわよくば触らせてもらえる。相手が余裕のある人なら、乗せてももらえたものだ。時代は変わって、バイク乗りも金色に髪の毛を染めた小僧になったというわけだ。華奢な体躯では、リッタークラスの化け物を乗りこなせるとも思えないが。しばらくすると小僧が再び現れた。手にはバケツとブラシや雑巾などを持っている。本気のようだ。

 ジャニ系の可愛い顔の割りに、それなりに根性はあるようだった。俺が腕を組んで黙って見つめていると、小僧はコンビニのホースから勝手に水を汲み、バイクの前に陣取った。

「ねぇ。おじさん。荷物降ろしてもいい?」

 俺は頷く。シュラフなどの荷物を荷台から降ろすと、小僧は早速、雑巾を掛けていく。マシン部の隙間などは、いくつかのブラシや布を使って汚れを落としていく。案外、本当に大型免許を持っているのかもしれない。慣れた手つきで愛車を磨き込んでいった。細部の扱いも慣れたもんで、水をみせてはいけない部分は、乾いた布と工具を使って拭っていく。30分以上の時間を掛けて、小僧は丁寧に愛車を磨き込んだ。1ヶ月近く、磨いてやらなかったために、くすんでいた愛車は見違えるように輝いた。俺は少し小僧を見直した。

 手を真っ黒にしたまま小僧は立ち上がり、少し引いてバイクを眺めた。表情も輝いている。

「へへ」

 光り輝くスピードトリプルを眺めると、小僧は満足気に微笑んだ。

「ありがとう。綺麗になった。こいつも喜んでるようだな」

「うん」

「乗っけてやるよ」

「やった!」

 小僧は顔を輝かせて、思いっきり跳ねた。

「ただし、ここではダメだ。小松島の埠頭まで行こう。メットあるか?」

「うん。すぐ取ってくる」

 小僧は掃除道具も放ったらかしにして駆けていく。エンジンを掛け、バイクに跨って小僧を待つ。戻ってきた小僧は、「ひゃっほぉ」一声叫ぶと、後部座席に納まった。バーを持って身体を支えたのを確認すると、クラッチを繋ぎ発進させた。国道の直線部分でパワーを見せてやる。さすがにゼロヨンクラスの加速は無茶なのでしないが、十分なGを感じただろう。咆吼と微振動から愛車の機嫌が良いのが分かる。小僧は俺の背中にぴったりとくっつき加速を楽しんでいた。埠頭まで来て、一般道路を外れたところで小僧に貸してやった。小僧の腕はまだまだだったが、なんとか乗りこなしていた。

「ねぇ兄貴。もう行っちゃうの?」

 いつの間にか兄貴に昇格した。小僧は捨てられた子犬のような哀れな目で俺を見上げた。俺にはショタコンの気はないのだが、哀れな子犬を見て心が動かない奴も少ないだろう。

「今日、もうフェリーに乗るの?もうちょっとダメ?俺ん家に泊まっていいからさ。ねぇ。もうちょっと乗せて。。。こんな機会って滅多にないでしょ?ねぇねぇ」

 小僧は俺の腕に張り付いて哀れっぽい眼差しで媚びを売った。いつの間にか反応した俺の股間が、小僧の腰に触れる。小僧は、それに気づき、ビクリと身体を振るわせたが、身体を離すことはなかった。俺をジッと見つめる。そして、少し息を呑んで呼吸を整えてから囁いた。

「俺。。。いいよ。。。兄貴なら」

 意外と健気じゃないか。俺はニヤリと口の端を引き上げた。

 小僧は、素っ裸でベッドに横たわっていた。緊張のために小刻みに身体を震わせている。経験はないようだった。華奢な薄い身体だが、適度な筋肉は付いていてシャープで、それなにり綺麗だった。白く透き通るような肌は、ほとんど無毛で極めの細かいなめし革のようだ。小僧はきつく目を瞑り、俺の息づかいと微かな体温だけを敏感に感じているようだった。胸の小さな突起に舌を這わせると、小僧の身体が跳ねた。俺は、両手で身体を支え、小僧に体重を掛けないようにしながら舌先だけで刺激する。身体の一点に濡れた刺激が集中し、実際以上の快感が身体を駆けめぐるのだ。緊張で萎んでいた小僧の股間は、反応を始め、既に完全な状態だった。身体にあった小振りのマラがヒクヒクと震え、鈴口から先走りが滲み始めている。

 まだ、ほとんど使ったことがないのだろう綺麗なピンク色の亀頭は、艶やかに光っていた。半分ほど泣きそうに歪められた顔は、快感を感じて戸惑っている。執拗に乳首を責めてやると、小僧は小さな吐息を漏らした。指先で小僧の脇腹の筋肉を辿るようになぞると、身体を弓なりに反らせてくすぐったさと微妙な快感を耐える。舌先の目標を少し下げ、腹筋のへこみに沿うように移動する。小僧の身体はガクガクと震え、耐えきれずに細い啼き声をあげた。閉じようとする脚の間に膝を突っ込み、強引に開く。

「あっあぅ。。。」

 小僧は抗議するように身体を捻ったが、太股に掌を添えて身体を折る。全てを曝した小僧は、顔を横に向け、目をきつく瞑った。小振りな割れ目の奥に、小さな蕾があった。ここもピンク色でとても小さく形が良かった。背中に膝を当て、膝が胸に付くくらい引き起こす。そして、舌先で蕾をつついた。

「あっ。。。あぁぁ」

 小僧の震えは全身に及び、これほどまでに自身が感じていることに恐怖すら覚えているようだ。ゆっくりと湿らせ、丁寧に蕾を開いてゆく。力が入っていた小僧も、緩やかな快感が続くと徐々に身体が開いてくる。小僧の油断を利用して、濡らした指をスルリと滑り込ませる。開きつつある蕾は、俺の指をきつく締め付けながらも受け入れてゆく。初めての男に戸惑うばかりのような小僧だが、少しずつ身体を開き、俺を受け入れていく。熱く湿った内部に指を進め、柔らかな粘膜を指先で刺激すると、身体は薄い朱色に上気し、うっすらと汗が滲みだす。

「あっ。。。こんな。。。あっあっ」

 本当の快楽を何も知らない小僧の身体は、素直に快感を享受する。痛いほどに指を締め付けていた小僧の蕾は、少し緩めて、包み込むように変化していた。頃合いを見て、2本目の指を滑り込ませた。オイルを谷間に落とし、緩やかに挿入する。また、抵抗を示そうとする蕾を2本の指で強引に開き、奥へと進める。

「はっぁはっぁ。。。」

 小僧の息が上がり、きつさ半分、快感半分の切ない顔をする。表情を確かめながら俺は指をくわえ込んだ蕾に舌を這わせた。

「兄貴。。。こんな。。。いい。。。すげぇいい。。。」

 最初の戸惑いはいつしか消え去り、快感が小僧の身体に染み入ってゆく。完全に開いた小僧を裏返し、胸をベッドに突け、尻を突き出す格好にさせる。この上なく卑猥なポーズで、俺のお気に入りな体位だった。俺は小僧に見せつけるようにマラをいきり勃てる。覚悟せよと太く凶暴なマラを見せてから、小僧の蕾にあてがった。小僧は不安そうな顔で俺の太マラを凝視したが、逃げようとはしなかった。先を宛いゆっくりと腰を沈める。蕾が開き、先端を呑み込む。

「痛い。。。よ。。。」

 俺は動きを止める。小僧は深い息を吸い込み、慣れようと必死で身体を開く。ともすれば緊張で硬くなる身体を、乳首や縮んでしまったマラに刺激を与えて解す。亀頭を呑み込んだ蕾は、引きつるような抵抗感を示しながらも徐々に奥へと迎え入れる。

「はぁはぁ。。。はぁはぁ。。。」

 小僧はかなりきついらしいが弱音を吐くこともなく、俺を受け入れようと必死だった。なかなか可愛いところがあるじゃないか。俺はじっくりと腰を据えて、小僧の中へと侵入していった。

「奥まで入ったぞ」

 俺は小僧の耳元で囁き、耳たぶを甘噛みした。

「ほんと?」

「痛くないか?」

「ちょっと。。。でも大丈夫みたい。。。」

 かなり表情が歪んでいることから痛みは相当のようだったが、小僧はそう答えた。俺は、すぐに動かず、慣れて完全に開くまで待つことにした。その間、乳首やマラや首筋などに指先と舌で刺激を与え続ける。段々と開き始めた小僧の身体は、じっとりと汗をかき、ピンク色に染まる。股間にぶら下がったマラも勢いを取り戻し、完全に勃起していた。様子を見てゆるゆると腰を回す。

「はぅ。。。何か変。。。」

「どうした?」

「熱い。。。俺。。。犯られてる。。。男に犯られてる。。。」

 感じ始めているようだった。支配され組み敷かれることに心が震えているようだ。心が完全に快楽を受け入れたとき、身体は発光するように熱く火照った。俺はゆるゆると腰を回す。

「あっあっあぁぁ。す。。。げぇ。。。」

 一旦、抜くほどに腰を引くと、ズンと突き入れる。小僧の身体が跳ねた。しかし、それは痛みのためではなかった。

「あぁ。。。はぅっ。。兄貴。。。奥が熱いよ。。。」

 凶暴なマラを奥まで突っ込んだ。そして、内蔵をかき回す。粘膜を押しのけ、擦り上げ、突き上げる。

「あぁぁ。。。ダメだよ。。。壊れる。。。俺。。。壊れる。。。」

 俺のマラで蹂躙され、陵辱され、小僧は壊れていく。

「あぁ。すげぇ。。。気持ちいい。。。こんなのって。。。俺。。。俺。。。」

 自らケツを突きだし、俺に密着してくる。そして、首をねじ曲げキスを求める。俺の舌が小僧の口腔内に侵入する。上下の口に凶器をねじ込み、小僧の粘膜を貪る。流し込んだ唾を、小僧は抵抗もなく、喉を鳴らして呑み込んだ。

「ん。。。ん。。。ん。。。」

 口を塞がれたまま突きをくらい小僧は喉で啼いた。初めての快感に蹂躙され、悶え、爛れ、融けてゆく。俺の太マラを初めて受け入れて感じるなど、かなりの淫乱に成長することだろう。これから何人の男達に媚びを売り、身体を開くのだろうか。この綺麗な顔をした小僧を手に入れようと、奪い合う醜い男達の姿が目に浮かぶ。小僧は、もう限界に近づいているようだった。マラを扱き上げてやる。啼き声が強く大きくなってゆく。俺の突きを受けるたびに、小僧は身体を震わせ、啼いた。

「あっあっあぁぁ。兄貴。。。イクよ。。。イクよ。。。イク!!」

 俺は初めての身体に刻印を穿つように、白濁の液を奥深く埋め込んだ。

 翌日、ベッドで目覚めた小僧は恥ずかしそうに微笑んで俺を見つめた。

「どうしよう。。。俺。。。もう戻れないかも」

 俺はニヤリと笑う。

「兄貴に惚れそうだよ。。。」

 俺は無言で首を振る。

「だよね。。。兄貴はすごいもてそうだもん。女にも男にも。。。参ったなぁ。。。こんなに良いなんて知らなかった。女ってこんな感じなんだぁ。。。参ったなぁ。。。でも、初めての人が兄貴みたいな人で良かったかなぁ。。。」

 俺は小僧を抱き寄せた。それ以上、おしゃべりをさせないように唇を塞ぐ。俺に身体を密着させ、既に元気になっている俺のマラをそっと手で包み込んだ。まだ、恥ずかしそうにする小僧を促し、ケツを突き出させる。俺は指で解してから、太マラを再び奥深く沈めた。朝の光が、ベランダから差し込んできても、俺は小僧を抱いた。俺の太マラを受け入れ、嗚咽をあげる小僧を見下ろし、征服される喜びを植え付ける。

 足腰立たなくなった小僧を部屋に残し、俺は愛車に跨った。午後のフェリーがもうすぐ出る。駐車スペースにバイクを固定すると、デッキにあがった。岸壁をみる。小僧が降り注ぐ陽の光に手をかざし、眩しそうにこちらを見上げていた。にこやかに微笑み、俺に向かって手を振る。

「兄貴ぃ~。またなぁ。また、抱いてよねぇ。。。」

 フェリーはゆっくりとその重い図体を滑らせ、岸壁を離れてゆく。初夏の紫外線が頬を焼いた。

誘蛾灯09(加筆修正版)

 国道56号を下り、宇和島市を素通りし、宿毛市で国道321に乗り換えると土佐清水市に至る。土佐清水は台風の上陸地点として有名で、太平洋に面したこぢんまりとした町だ。沖合で黒潮に接することから、漁業関連の産業が盛んで、遠洋漁業の基地としても有名だった。最近では、ホェールウォッチングやダイビングのポイントとして多くの観光客が来訪する。

 バイクでゆったりと国道321号を走ると、秋風が開いたツナギに流れ込み気分が良かった。空は突き抜けるような青空で、燦々と降り注ぐ太陽の光は、何とはなしに南国を思わせる。刺すような太陽光線を受けていると、暑いくらいで、冷たい風が返って心地よかった。足摺スカイラインに乗って、岬まで行ってみようかどうか迷ったが、結局止めておく。中心市街地を過ぎ、四万十の方に向かう途中で、小さな漁港に出た。

 一服したかったので、漁港の堤防近くまでバイクを乗り入れ、メットを脱ぐ。圧迫され、汗で湿気ていた髪が乾いた風に曝され気持ちいい。ポケットから潰れたタバコを引っ張り出し、皺を伸ばして銜える。ジッポで火を点けようと石を擦るが火花だけが散った。何度試してみても同じだ。オイルが切れたらしい。括り付けたバッグの中から出せば良いのだが、面倒になって迷っていた。火のないタバコを銜えたまま、うんざりしていると男が近づいてきた。真っ黒に焼けた、見るからに漁師然とした男だ。タンクトップから伸びた二の腕は自然な力こぶが盛り上がり、太い血管が這っている。赤銅色に日焼けした雄臭い顔が笑っている。人懐こい笑顔だ。

「おまん、火ないがやか?」

「ああ。オイルが切れたみたいでな」

 男は何も言わず、ケツのポケットから百円ライターを取り出すと、俺の前に火を差し出した。海辺の風で火がなびき、消えそうになるのを、男は身体を寄せ、大きな手の平で覆い隠すようにして火を護る。俺は男の両の手の平で囲われた空間に頭を突っ込むような格好で火を受け、思いっきり煙を吸い込んだ。

「ありがとう。助かった」

「なんちゃやないき。バイク一人旅や?」

 男はバイクに括り付けたテントなどの荷物を目の端で確認すると話しかけてきた。

「ああ。大阪を出発して、中国、九州を回って、ここまで来た」

「まっこと、しょう太いねゃぁ」

「男一人の気ままな旅さ」

「めっそう、ぼっこなことやか」

 男は雄臭い風貌を、人懐こい笑顔に崩して気さくにしゃべった。

「わが毎日海の上でよぉ。鱗まみれじゃか」

「男らしくて良い仕事だと思うぞ、俺は。新鮮な魚は好物だしな。。。それに日に焼けたガタイの良い雄はもっと好物だがな」

「!!」

 俺のあっけらかんとした物言いに男はびっくりしたようだ。驚きと戸惑いに、赤銅色に焼けた顔をさらに赤く染めた。

「食ってぇくや?」

「どっちを?」

「やぁ。。。魚じゃ。。。魚。朝、こじゃんととれたんじゃ」

 俺の粘ついた視線に男はさらに顔を朱に染め、船の方を窺う様子をして顔を背けた。

「いける口か?」

「おぉ?いかんちゃ。。。」

「遠洋で経験済みか。。。?」

「あっ。。。おまん。あやかしいこといいなや」

 口では否定していても、既に女にされた顔だ。彼は船を持っておらず、知り合いの船を手伝ったり、たまには遠洋漁業の船に乗り込むこともあるのだという。若い頃に遠洋漁業船に乗ったとき、女のいない寂しさから先輩の漁師に手込めにされ、何度か性処理に使われたのだろうと想像する。さもありなんな話ではある。

「女はいるのか?」

 小指を立てて彼に問うと、慌てたように首を横に振った。

「じゃ、寂しいだろう?右手が恋人では」

 俺はわざと下衆な含み笑いを浮かべて、彼の顔を覗き込む。

「犯らせろよ。俺のはでかいし、硬いぜ」

 彼は恥ずかしがって、歩度を早めた。ちらちらと俺を振り返り、後を付いてくるか確認しながら、子どものようにわざと乱暴な歩き方をする。

『かわいい奴だ』

 行けると見た。彼が日頃働いている船に寄り、イケスのアジやサバを締めると、手早く包丁を使う。慣れたもので、見る間に、今まで元気よく跳ねていたアジやサバは刺身に化けた。キャビンから刺身用の小皿と醤油を持ってくると、俺の前に突きだした。

「おお。美味そうだな。頂きます」

 小皿に醤油を垂らし、手で掴んだ刺身を浸すと口に運ぶ。冷たくはないがプリプリと引き締まったサバの刺身は、新鮮で甘くて美味かった。

「たまんねぇ。最高やね」

 目で確認すると、彼はいらないとのこと。俺は見る間にアジ2匹とサバ1匹の刺身を平らげた。

「食った食った。うめぇなぁやっぱ」

 彼は自分を誉められたみたいに喜んで破顔した。

「じゃ。一発やろうぜ」

 彼の肩に手を回したが、もう逃げなかった。頬を赤らめながら腰を引く。

「うん?勃ったのか?」

 前を鷲掴みにすると、既に臨戦態勢だ。

「元気じゃねぇか。坊やは」

 さすがにデッキの上では都合が悪かろう。俺は、キャビンから船室に彼を押し込む。

「脱げよ」

 俺は陰毛が見えるところまでツナギの前を全開にした。ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきそうだ。しばらく、モジモジと下腹部を押さえていたが、覚悟したのか、した以上は豪快にTシャツを脱ぎ、太股まであるゴム長とジーンズを脱ごうとしたので止めさせた。ジーンズと下着を一旦、脱がせた上で、ゴム長を再び履かせた。素っ裸に太股までのゴム長のみの格好は、この上なく卑猥だ。赤銅色に焼けた筋肉質な身体に、その姿はよく似合った。魚の生臭い臭い、合成ゴムの異臭と、照かり、肌に吸い付くねっとりとした感じがエロい。

 狭い船室で、壁に手を付いてケツを突き出す格好に誘導する。照れながらも彼は素直に従った。そこだけが真っ白の筋肉質なケツ。艶めかしく、そそるものがある。遠洋漁業の兄貴でなくても頂きたくなるというものだ。ケツタブを広げ、舌を這わせた。

「げに、いかん!」

「大人しく感じてろ!」

 男のケツは潮の香りがする汗の臭いだった。舌先がピリッとするくらい塩っぱい。穴を唾液で濡らし、舌先でちろちろと責めてやると男は雄泣きする。

「はっぁ。あっく。。。あにぃ。。。いかん。。。」

 海の男がケツを突きだして、舌責めで悶えるのを見るのは快感だ。人差し指をしゃぶり、たっぷりと唾液を塗すと、男の蕾に添えた。クリクリと小さな円を描くように動かし、少しずつ力を入れ、蕾に埋めていく。

「あっあぁぁあっ」

 男の硬い蕾は、痛いほどの締まりで、指一本ですら頑なに侵入を拒む。しかし、逃げようとする腰を引き寄せ、襞を押し広げつつ指の付け根まで押し込む。ねっとりと絡みつく粘膜が行く手を阻む。指先を小刻みに動かしてやると男は全身で反応した。

「はぁっあぁぁぁ」

「ほう。感度いいじゃねぇか。海の男のくせによ」

「あにぃ。。。いけずすなや」

 言葉ではそう言っても、小刻みに動き続ける指先に男は腰をくねらせる。熱いほどの内部が指に圧迫を加えつつ、絡みついてくる。すごい締まりだ。2本目の指を差し入れる。

「おい。もっとケツの力を抜け。こんな穴に俺のモノは入らねぇぞ」

 棚に置いてあったベビーオイルを男のケツの割れ目に流し込む。指にオイルを塗して、奥まで塗り込むように前後させる。滑りが良くなったケツは少し拡がったように感じた。男の身体を入れ替え、こちらを向かせると、下腹部を剥き出しにして突き出す。男はぎこちない指使いで俺の太いマラを包み込み、うっとりと眺めた。

「あにぃ。。。ごっついなぁ」

 躊躇しながらも男は舌を突き出し、エラの裏に舌を這わせた。亀頭を口に含み、乳を吸うように口をもぞもぞさせる。下手なフェラだが、新鮮で好ましく感じた。

「舌を使え。奥まで呑み込むんだ」

 俺の指示通りに男は舌を絡ませ、できる限り奥まで呑み込んでマラを吸う。男とのセックスに慣れていないウブな若者だから優しくしてやるつもりだった。

「あにぃ。まっことごついなぁ」

 ギンギンのマラを眺め、しゃぶり、俺を見上げては可愛い顔で笑う。

「こがな太いモノが、あだつかぇ」

「入れてみようぜ」

 男は切なそうに溜息を吐き、仮眠用の台に乗り、両足を拡げる。足首を持って大股開きにさせ、マラをケツに宛った。

「ああ、しょう」

「力を抜け」

 一言、声を掛けて、腰を押し出すと、亀頭の先頭部が蕾に呑み込まれる。男の眉間には皺が寄っていたが、我慢できない痛みではないようだ。襞が開き、亀頭を半分ほど呑み込むと、男は辛そうに顔を歪めた。

「止めるか?」

 男は無言で首を振る。

「いんにゃ。そのまんまお願いするがで」

 大きく息を吸い、全身に汗を光らせて、妖しい表情で答える。亀頭が呑み込まれると、蕾が拡がって、ぬぷりとマラを銜え込んだ。

「あぅ。はぁ。はぁ」

 男の眉間の皺が険しくなる。ずぶずぶと俺のマラは呑み込まれていった。初めての男を犯すみたいな新鮮な感覚を味わう。男は痛いほどマラを締め付けてくる。奥まで突き上げてやると、男は仰け反って嗚咽を漏らした。

「しょう。奥がいたい」

「痛いのか?」

「違う。いたいちや」

「だから。。。痛いのか。。。」

「ああぁ。奥が熱いんちゃぁ」

 なるほど。土佐弁では、熱いのを痛いと言うのか。奥までねじ込んで、突き上げる。中はトロトロで熱く、柔らかく絡みつく。こなれてない分、堅めではあるが締まりは良かった。ゴム長を履いた両の太股に手を付き、2つに折って、さらに奥まで突っ込んだ。深緑のゴム長の間に、ケツマンコが開いていた。ゴムのねっとりとした感触が淫靡だった。

「しょう。いたいちや。いたいちや。あぁいかん。。。」

 意外と感度は良いようだ。久しぶりに使った筈なのに、俺の太マラで突き上げられて感じている。

「あにぃ。。。あっあっ」

 全身から大粒の汗が吹き出し、男の胸に滴り落ちた。腰をゆったりと揺り動かし、感じる部分を刺激してやった。男は仰け反り、痙攣するようにケツを小刻みに振るわせた。

「あっ。。。いかん。。。」

 男の竿と亀頭は最大限まで膨らみ、ピンと張りつめた亀頭を破り、鈴口から白濁の液が迸る。だらだらと濃いザーメンが男の腹にこぼれ落ちた。

「あっあっあっあぁぁぁ。。。」

 男の穴は強烈な締まりで、俺のマラは痛いほどだ。ぐったりなった男からマラが吐き出される。本来なら許すわけもなく、痛がろうが泣きわめこうが押さえつけて犯すのだが、久しぶりに可愛いと思える男に会えて、俺は既に満足していた。

 ただ、処理する暇がなかったので、俺のマラは異臭を放っていたのには辟易したが。塩水でマラを洗い、ツナギのファスナーを引き上げる。ぐったりしたままの男に手を振り、俺は船を跡にした。今回の気ままな旅も終わりが近い。徳島からフェリーで和歌山に渡り、大阪まで帰るとしよう。

誘蛾灯08(加筆修正版)

 松山に上陸し、そのまま国道56号を流した。大洲を越え、宇和島に入る。闘牛で有名なところだ。雄々しい角をぶつけ合う姿は勇壮で感動的だ。市立の闘牛場の駐車場にバイクを乗り入れた。今日は開催日ではないらしく、駐車場には観光客らしい数台の自動車が停まってるだけだ。木陰にバイクを停め、コロシアムのような建物に入る。建物の中心に円形の闘牛場があり、それを囲むように観覧席が配置されている。建物が立派な割りには簡素な造りで、オーロラビジョンや立派な照明設備などはなかった。闘牛場まわりの広い廊下は、通常、闘牛に関する資料展示場となっているようで、歴代のチャンピオンの写真パネルと体長・体重・角の大きさなどがプレゼンされていた。また闘牛の歴史や牧場の様子などが模型や写真パネルで説明されている。

 俺はそれらの展示を流しながら奥へと進んだ。奥まで進むと、闘牛場とは別棟の牛舎が見えた。闘牛をひと目見てみたかったので、牛舎に向かって歩いていく。牛革のツナギを着て、闘牛に対面すると闘牛はどんな顔をするのだろうか。俺は突然の思いつきに愉快になってクツクツ独り笑ってしまう。牛舎を覗いてみると、闘牛の世話をしている男が見えた。上半身裸のその男は、ホースで水を掛けながら闘牛の背中をブラシで擦っていた。

 闘牛は心地よさそうにされるままになっている。作業着に長靴で、闘牛に負けないくらいの筋骨逞しい体格の男が妙に艶めかしい。背中に吹き出した汗が健康的で、日焼けした浅黒い肌によく似合った。俺は入り口のところで腕組みをしたまま男が闘牛の世話をするのを眺めていた。大きなブラシを使って背中、腹、脚、ケツ、角と丁寧に洗い上げ、また違った毛足の短いブラシでブラッシングしていく。闘牛は涎を垂らし、目を細めてブラッシングを楽しんでいるようだった。戦いの場では荒々しい闘牛も普段は大人しいものなのだ。あの立派な角で突き上げられれば一溜まりもないだろう。凶暴とも言えるその危険な面構えに、ある意味畏怖を覚えながら佇む。

 一生懸命ブラッシングしていた男が徐に立ち上がり、腰を伸ばした。身体を捻りストレッチをして振り向いた表紙に俺と目があった。人がいると思わなかったらしい男は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに破顔して挨拶を寄越した。

「こんにちは。観光ですか?」

「こんにちは。ええまぁそんなところです」

 男の目が俺の胸元から下腹部へと移動し、そこで止まる。皮のツナギを全開にしているから、ほとんど下腹部の陰毛が見えそうな感じだった。

「エロいっすね。兄貴」

 男は屈託なく笑ったが、目はそれほど笑ってもいなかった。

「どうです?触ってみますか?」

「どっちにだ?」

「はは。闘牛にですよ」

 男は少し考える風にして笑った。俺は闘牛に近づく。闘牛は見知らぬ男が近づいてきても動揺する風もなく、透明な大きな瞳で一瞥しただけだった。

「綺麗なものだな」

「そうでしょう?」

 男は嬉しそうに微笑んだ。俺は片手で闘牛の背中を撫でながら、もう片方の手で男の尻を鷲掴みにする。

「良い毛並みだ。それに良い筋肉だ。抱き心地がよさそうだ」

 男は、そう来ると思っていなかったようで、逃げはしないもののはにかんだ。

「人工授精するときは雌のヴァギナに腕を突っ込むんだって?」

 俺は男のケツを揉みながら耳元で囁いた。

「そうっすね。。。」

 男は以外とシャイで頬を赤らめる。

「俺のマラをおまえのヴァギナに突っ込んでやろうか?」

「えっ?」

 男は顔を真っ赤にして目を逸らす。上半身に吹き出した汗が、肌を艶めかしく光らせ、この上なく卑猥だった。綿の作業着も汗を吸って、ケツの割れ目の部分が変色しており、エロチックだ。牛の糞と体臭、餌の藁の日向の臭いが交錯して鼻孔をくすぐり、不思議な性的興奮を呼んだ。俺はいつになく発情していた。それを敏感に感じ取った闘牛がそわそわと身体を揺する。股間にぶら下がった巨大なものが少し反応して膨らんでいるようだった。人間の発情に、牛も同様に発情するのだと初めて知った。フェロモンが似ているのだろうか。ズボンのベルトを外し、作業着を無理矢理に下げる。

 男は抵抗しようとしたが強引な俺に逆らうほどでもなかった。剥き出しにしたケツは肉質でピンと張った肌がそそる。ケツの割れ目は適度に湿っていて淫靡だった。掌に牛の涎をたっぷり取り、ギンギンに勃起したマラに塗りつけた。少々生臭いがずるずるに滑る。牛に犯されているようで男も興奮するかもしれない。穴を広げもせず、俺は男を貫いた。

 男はケツを若干突き出すようにし、上半身を牛の身体で支える。闘牛の鼻息が荒くなり始めていた。ペニスも半分ほど膨らんでいた。男は俺の巨大なマラを呑み込んでいく。

「あっあっあぁぁぁ」

「やっぱりな。良い身体してても雌か。おまえも」

 一気に奥まで突き上げた。

「ひぃ。兄貴。。。」

 男は首をねじ曲げて、キスを求めてくる。俺は男の頭をしっかりホールドして舌をねじ込んだ。じゅるじゅると涎を吸い上げつつ俺の舌を貪る。卑猥に動く腰の振動が闘牛に伝わり、闘牛は落ち着かない。

「はぁはぁ。兄貴。。。すげぇ。。。すげぇ。。。」

「おら!可愛い牛の前で犯される気分はどうだ?おまえの可愛い闘牛も興奮してるぜ。なんならハメてもらうか?」

「勘弁して下さいよ。。。兄貴。。。あっあぅ」

 立ちマンでがんがんに突き上げると男はマラから白濁の液を吹き上げた。

「ひぃ。。。あひぃ。。。うっ」

 それでも構わず突き上げる。男のマンコは適度にこなれていて、それなりに締まりながら中はトロトロと熱かった。牛の涎にまみれたマラは男の内部の襞をズルズルに濡らしている。

「こいつのマラも扱いてやれや」

 男は初めて気が付いたようだ。

「太郎。。。おまえ。。。」

 男は両手で闘牛のマラを包み込むと扱き始める。闘牛の興奮はかなりのもので、既に鼻息はかなり荒かった。半分血走った目をした太郎は、後ろ足で空を切りマラを振り立てた。俺は男のケツを犯し続ける。男は苦しい体勢で太郎のマラを扱き上げた。闘牛の呼吸が喘息のようにひぃひぃ鳴ったかと思うと、ボタボタと大量の精液をまき散らした。濃厚な精の臭いが牛舎に立ちこめる。確かに雄の精の臭いだ。2人の興奮に俺も引き込まれ、男の奥目がけてマラを打ち込む。

「おぅ。うぐっ。イクっ。イクぞ!」

 腸が痙攣するように締まる。俺は男の奥深くで精をまき散らした。マラを引きずり出すと、男は藁と闘牛の糞の中に座り込んでしまう。

「はぁはぁはぁ」

 肩で息をしている男の両脇に腕を差し込み立たせた。そして、引きずるようにして太郎の前に連れて行った。頭を押し込みケツを突き出させる。男のケツから俺が打ち込んだ雄汁が流れ出す。それを凝視していた太郎が首を伸ばし、長い舌を使って舐め取った。

「おまえら。。。いつもやってんじゃねぇのか?」

 俺は含み笑いを残し、牛舎を後にした。ケツを突きだし、闘牛にマンコを舐められて悶える男を残し。

 秋空に白い飛行機雲がたなびいている。風はそろそろ冷たい。もう少しすればバイクで走るのも辛いかもしれないな。

誘蛾灯07(加筆修正版)

 湯布院で知り合った男とたっぷり楽しみ、結局、男の部屋に一晩泊まった。想像以上に淫乱な奴で、俺のマラをくわえ込んだまま放そうとしないのだ。一発目を男の喉に流し込んでいたから、二発目はちょっとやそっとではイカない。その辺にあったネクタイで彼を後ろ手に縛り、ケツを突き出す自由が効かない格好にして犯しまくった。男の感度は良好で、雄叫びをあげ続け、雄鳴きし続けた。でかくて硬いマラが当たると言っては自ら腰を振り涎を垂れ流し悶えた。男の腸の奥に子種をぶちまけたのは、結合してから実に3時間後のことだ。

 男はぜいぜいと肩で息をしながらも、不自由な体を回転させ、俺のマラにしゃぶりついた。そして、再び復活するまで執拗にしゃぶり続けた後、またケツを突き上げるのだった。ここまでセックスに貪欲な奴も珍しい。しかし、己に正直な奴は好きだ。俺は男が満足するまで、というか、マジ泣きが入るまで犯してやった。最後はケツがガバガバになって、俺の雄汁を垂れ流し、

「兄貴、もう勘弁して下さい」と泣きが入っても犯し続け、気を失う寸前までハメ続けてやった。俺を本気にさせるから悪いのだ。おかげで俺は満足したがな。昼過ぎまで眠り、2人で軽く食事をしてから別れた。男は名残惜しそうにしていたが、俺が流れ者だと知ると携帯番号を握らせ、今度、大分に来たら必ず連絡をくれと縋り付くように迫った。

 大分市内からバイクを飛ばし、大分港から松山、今治経由神戸行きのフェリーに乗った。車庫にバイクを止め、テレビから最も遠いソファに寝ころび、午睡を貪った。この季節のフェリーは決して混雑しておらず、人も車も少なかった。3人掛けのソファに寝ころび、優雅に欠伸をしていると、トラックの運転手とおぼしき男が新聞を広げているのが視界の端に入る。見るとはなしに新聞を眺めていると、男が俺の視線に気づき話しかけてきた。

「兄ちゃん。バイクで旅行か?」

「ええ」

「どこからや?」

「大阪から神戸、岡山、広島、山口、福岡、大分。で、今度は松山かな」

「ほう、またえらい優雅やな」

「まあね」

「しかし、そんな格好で暑ないんけ?」

「これを着ないと締まらないからね。格好つかないっしょ?」

「なるほど」

 運ちゃんの視線が粘つく。徐に立ち上がると自動販売機で缶ビールを2つ買い、ひとつを寄越した。

「俺は神戸までやからまだまだ大丈夫や。兄ちゃんもまだ3時間はあるから大丈夫やろ?」

「ありがとうございます。遠慮なく」

「ぷはぁ」

 冷えたビールを一気に喉に流し込むと運ちゃんは勢いよく快哉をあげた。俺もビールを流し込む。一杯目の冷えたビールほど美味い飲み物はこの世にない。お互いほとんど一気に飲んでしまった。互いに見つめ合い笑顔を交換した。ビールのお返しにお付き合いをしなければならないようだ。俺はゆっくりと頷いた。同類同士の以心伝心というやつか。言葉を交わす訳でもなく、男は立ち上がると俺を従えて、歩き出す。2等船室の後部にドライバーズルームというのがある。トラック運転手の仮眠室なのだろう。2段ベッドが幾つも並んでいたが、ほとんど人はいなかった。運ちゃんは一番奥のベッドまで俺を誘うと下のベッドに腰掛けた。俺の腰を引き寄せ、腹の辺りまで開いたつなぎに顔を押しつける。俺の体臭を鼻一杯に吸い込み深呼吸した。

「ええ。雄の臭いや。この饐えた臭い、たまらんな。兄ちゃん、ええ身体しとる。マラもでかい。美味そうや。さっき、シャワーは浴びた。ええか?」

 俺は上のベッドに両手を付き、腰を突き出した。運ちゃんは俺のつなぎを全開にし、マラを引きずり出す。そして、前技らしいことは何もせず、ストレートにマラをくわえ込んだ。美味そうに頬張り、ピチャピチャと音を立てて吸い付く。

「やっぱり若い奴のマラは元気がええ。太いがな。硬いがな。こんなに青筋立てて。。。たまらんのぉ」

 エラの裏まで舌を這わせ、吸い込むようにバキュームフェラする。

「先走りが湧き出してきよる。青い、ええ味や。雄汁も青いんやろうなぁ。たまらん」

 運ちゃんはしゃぶっては吐き出し、マラをしげしげと観察し、またしゃぶった。そして、ベッドから這い出ると、作業着を脱ぎ、素っ裸になった。

「こんなこともあるかと思うて、ケツも洗ってあるんや。ええか?ケツに突っ込んでくれるか?兄ちゃん」

「あぁ。ケツ出せや。おっさん」

 運ちゃんは2段ベッドの下の段で、壁に頭を付け、通路にケツを着き出すようにして四つん這いになった。そして、自分で指に唾を吐くとケツの穴に擦りつけ、指を差し込んだ。唾を中まで塗り広げ、徐々に穴を広げていく。手慣れている割りにはケツの穴も形が良く、ほどよくドドメ色、中はピンク色だった。俺はマラに唾を塗ると、運ちゃんの穴に宛った。昨日の男を朝まで犯しまくり、何度も吐き出した筈なのに、俺のマラは硬く怒張し亀頭ははち切れそうに膨らんでいる。少し腰を前に出すと、適度な締まりの運ちゃんのケツは亀頭を呑み込んだ。

「はぁぁ。。。でかい。。。硬い。。。いぃぃ」

 運ちゃんは両手でケツを押し広げ、俺のマラを呑み込みながら何かを呟いている。既に半分ほどくわえ込んだ運ちゃんのケツは卑猥に蠢いていた。

「あぁぁ。入ってくるぅ。チンポが私の中へ入ってくるわぁ」

「?」

「あぁぁ。もっと頂戴。。。お願いよぉ。。。私のマンコを突いてぇ」

 いきなりのことに面食らった。いつの間にか運ちゃんは完全な女になっていた。先ほどまでの低い男声ではなく、甲高い裏声で悶えていた。俺は萎えそうになるマラを一気に奥まで突っ込んだ。

「ひぃ。。。いいわ。すごいわ。もっと。奥まで突いて。。。その硬いチンポで私のマンコを壊してぇ」

 これはさっさと吐き出して、退散するしかない。俺は運ちゃんの手を払いのけ、腰をしっかりホールドすると、トップスピードで腰を振り、マラを突き立てた。

「ひぃぃぃ。あひぃぃぃ。あんん。。。いぃぃわぁぁぁ」

 運ちゃんも全開である。奥の方でごそごそとやっているのを、誰かが嗅ぎつけたようだ。若いトラックドライバーらしい男が怖々と覗いている。俺は咄嗟のことに、ベッドの毛布を運ちゃんの上から掛けた。色白の張りのあるケツにマラを突き立てていても、暗い仮眠室で、遠くから見ていれば男だと思わないだろう。実際に男とは思えない裏声で喘いでいるのだし。俺は運ちゃんのケツを犯しながら、若い男を手招きした。男は恐る恐る近づいてきて、行為の最中であることを確信したようだ。

「兄ちゃんも犯るか?」

 俺は小声で囁いた。

「えっ。。。でも。。。」

「こいつは好き者でな。代わったる。突っ込めや。ギンギンなんやろ?」

 明らかに若い男の前は膨らんでいる。毛布の中身は女だと思いこんでいるらしい。

「あぁぁもっとぉ。お願いもっと突いてぇ。ひぃぃ」

 若い男の鼻息が荒くなり、股間を揉み始めた。

「遠慮するなや。ほら」

 勢いよくマラを抜き出し、場所を代わってやる。若い男は腹を決めたようで、作業ズボンの前からマラを引きずり出すと、よく確かめることもせず穴に突き立てた。

「おぉ。すげぇ締まる。。。」

「ひぃぃ。ああん。もっとよぉ。もっと突いてぇ」

 毛布を掛けたまま若い男は腰を振りまくり、激しくマラを穴に突き立てた。

「あぁ。気持ちいい。。。すげぇ。。。すげぇ。。。久しぶりや。。。マンコは。それも、ただや。。。すげぇ。。。すげぇ。。。」

 俺はさっさとマラをツナギに終い、励んでいる若い男の肩を軽く叩いて、仮眠室を退室した。俺はもとのソファに戻り、仮眠することにした。若い男はいつ気づくのだろうか。マンコだと思いこんでいる穴が、親父のケツの穴だと知ったらどうするつもりだろうか。俺はひとりほくそ笑みながら、心地よい揺れにうとうとし始めていた。

2023年3月10日金曜日

誘蛾灯06(復刻:加筆修正版)

 屋台で知り合った九州男児と熱い夜を過ごし、別れた後、いつもの皮ツナギを着込み、愛車に跨った。九州自動車から鳥栖で大分自動車道に進み、別府で降りる。埃っぽい国道沿いを走り続けていたので、汗と埃が染みついて身体が重いとまで感じる。

 別府、湯布院は、大分県の山間に位置する湯治場だ。もっと鄙びた温泉の街をイメージしていたのに、まるで心斎橋のアメリカ村か何かのような賑わいぶりに面食らった。年寄りだけではない。若いカップルや女の子の団体、家族連れなど、色々な組み合わせの人々が通りを歩き、土産物屋の前に人集りを作る。大きな看板が出た駐車場にバイクを止め、公衆浴場を探した。

 番台のおじさんに、珍しい生き物を見るような目で眺められて、苦笑い。この暑いのに皮のツナギを来て、公衆浴場に来る奴は珍しいに違いない。バスタオルや石けん、シャンプーなどを頼み、入湯料と一緒に料金を払う。昼前のこの時間帯は、人が少なかった。

 汗を吸ってジットリと重くなったツナギを脱ぎ捨て、身軽になった。タオルと石けんを持ってガラス戸を開けた。黒く黴びた衝立の向こうに、大きな岩組の湯船が見える。お湯は少し紫がかった乳白色で強い臭いはなかった。一通り当たりを見回してみると、さすがに若い奴は少なく、それなりに鄙びた人が多い。

 向こうの方に露天風呂があるようだった。そちらへと足を向けると、あまり大きくはないがやはり岩で組まれた湯船があった。先客がひとりだけ濁った湯船に浸かっている。いわゆる血の池地獄系統の温泉もあるようだ。露天風呂からの眺めは良く、谷間に流れる清流が見下ろせた。濃い緑をバックに湯気がたなびき幽玄でさえある。しゃらしゃらと清流の水の流れとひんやりとした緑の風が心地よい。

 桶に湯を汲み頭から、何度もかぶる。汗と埃と共に、疲れも一緒に流されていく心地だ。

「ふぅ」

 思わず吐息が漏れた。岩に腰掛け風景を楽しむ。湯船に浸かっていた男が俺の方を見上げた。視線を留めないように気を遣っているようだが、一瞬目が光り、俺の身体を値踏みしたのを敏感に感じ取った。肩から胸の厚い筋肉、締まった腹筋、太い二の腕、そして、股間にぶら下がった太々しい自慢のマラ。男はほんの一瞬だが俺を視姦した。

 その瞳をまっすぐに見つめると、視線を逸らし、何食わぬ顔をしてみせた男だが、俺がまっすぐ見つめたままであることに気が付くと、俺の視線を正面から受けて見つめ返してきた。2人の男の視線が絡む。今度は遠慮のない男の視線が俺の身体を視姦する。

 座ったままケツで躙り寄る感じで俺の横に付いた。男は指先を濁った湯船の中で動かし、俺の足の指先をなぞった。親指と人差し指の間の奥まで指を絡ませ愛撫した。俺の足を湯の中で持ち上げ、自分の太股の上に乗せると、丁寧にマッサージを始める。

 それは、前戯に近い執拗なマッサージで、指の先が艶めかしく俺の足の肌に吸い付くようだった。男は愛撫を続けながら勝手に吐息を漏らす。

「なんか。。。すげぇ卑猥っすね。兄貴の足の指を触ってるだけで、興奮マックスっす。ジュンジュンに濡れちまう」

 男はうっとりとした目で俺を見上げた。俺のマラは反応することもなく、平然と岩の上に腰掛け、景色を眺めるだけだ。男は完全に勃起した己のマラで俺の足の裏をつついた。少し力を込めて勃起したマラを踏みつけてやる。男は喘ぎ、悶え、吐息を漏らした。

「欲しいんだろ?しゃぶれよ」

「ここでっすか?まずくないすか?」

「俺の背中でおまえは見えないよ。誰か来たら知らせてやるから、素知らぬ振りで湯船に浸かってればいいだろう」

 男は頷き、湯船の中で向きを変え、俺に相対した。男の両肩に太股を乗せ、男を湯船に座らせ顔を股間に埋めさせる。男は俺のマラを美味そうに頬張った。クチュクチュと口を動かして俺を吸い、舌で亀頭を舐め上げる。長時間、湯船に浸かったままの男の顔には汗が浮かび、上気して真っ赤になってくる。それでも男は俺のマラを口に含んだまま放そうとはしなかった。少しずつ力を増し始めた俺のマラをしっかりと捉え、粘膜を総動員して奉仕しようとする。どうして世の中には、こうもM気のある男が多いのだろうか。他人に虐げられ、精神的にも肉体的にも傷つけられて喜ぶのだから理解に苦しむというものだ。

 俺が何をしてやるでもなく、男は俺のマラを銜えて、強引に奉仕させられて興奮している。公衆浴場の湯船の中でなければ、すぐにでも四つん這いになり、ケツを突き出して、突っ込んで欲しいと懇願するに違いない。

「美味いか?」

 俺が尋ねると、男は上目遣いで俺を見上げ、小さく頷いた。完全に勃起したマラを喉の奥までくわえ込んでいるため返事はできない。男の手が忙しなく動き、湯の表にゆらゆらと波がたっている。湯にのぼせただけではないのだろう、男の鼻息は荒く、顔は真っ赤だった。時々、えづき、苦しそうな顔をするが、男は必死の形相で奉仕し続ける。


 突然、露天風呂に表れた兄貴は、それはもう俺の理想とする外見を持っていた。短く刈り上げた髪、眉が濃く、しっかりと鼻筋が通り、薄い唇、切れ長の目が精悍な顔を形成しており、いなせな板さんて感じだ。その上、肩幅は広く、肩の筋肉、二の腕、胸の筋肉がボリューム感たっぷりに盛り上がっている。ボディビルなんかで鍛え上げたというよりは、現場作業で鋼の肉体を手に入れたように感じる。シャープでいて、弾力性があるのだ。腹筋は締まり、見事に割れていた。腰から太股の筋肉は厚く、すらりと伸びた脚が逞しかった。

 一瞬の視線でそこまでをチェックすると素知らぬ風を装った。しかし、兄貴の鋭い眼差しが俺を捉え、凝視していた。真っ直ぐ俺を見つめている。凶暴な虎に真っ正面から見つめられたように、俺はすくみ上がってしまった。恐る恐る視線を返し、兄貴を見つめ返した。表情はそのままに、視線がふと笑った様な気がした。頬の筋肉も眉毛も唇も何一つ動いていないのだが、表情ではなく視線が柔らかくなったのだ。殺気が消えたとでも言えばよいだろうか。

 俺は兄貴に、媚びを含んだ笑顔を返した。吸い寄せられるように兄貴の足下に座り、兄貴を見上げた。下から見上げる兄貴は、また格別に雄臭い。圧倒されるほど、雄の色香を放っている。俺は跪き、額ずき、兄貴に奉仕させてくれと、隷属の誓いを立てたくなる。想像しただけで、快感がケツの穴から背筋を伝って脳天に突き抜けた。

 ズキン!とケツが疼く。濡れて、メスの顔になってしまう。俺は湯船に浸けられた兄貴の足の指に俺の指を絡めた。

 卑猥だ。

 何も知らない一般の人間が湯を浴び、疲れを落としているその場所で、俺は性的な行為をしている。兄貴の足の指に俺の手の指を絡める行為が、これほどまでに性的な興奮を呼ぶとは知らなかった。筋肉隆々の兄貴の横に跪き、誰に知られるでもなく絡める指は、正しく愛撫といって良かった。長時間、湯船に浸かっていた上に、これほど興奮するシチュエーションに遭遇して俺はのぼせそうになっていた。

 でも、暴走は止まらたない。太股に兄貴の足を乗せ、マッサージする。別に特にどうというわけでもない行為なのだが、俺には十分なほど性的だ。俺のマラは完全に勃起し、ケツがズキズキと疼いた。媚びを含んだ瞳で兄貴を見上げた。

 兄貴は、何気負うわけでもなく「しゃぶれ」と簡単に言ってのける。俺は魔法を掛けられた小動物よろしく兄貴に逆らえない。兄貴の柔らかい筋肉が両肩に乗せられた。湯船に浸かったまま奉仕するしかない。既に、頭はクラクラとして現実感が乏しくなっている。それでも、兄貴の巨大なマラを口に含み、母親の乳を吸うようにマラをしゃぶった。

 ああ。卑猥だ。

 兄貴のマラが俺の口の中でボリュームを増し、太く硬く育っていく。俺の口の中、一杯に成長し、喉の奥に達っする勢いだ。舌を絡め、喉の粘膜で奉仕し続ける。もどしそうになりながらも必死に奉仕する。俺は片方の指をケツに突き立て、片方の手でマラを扱き上げる。露天風呂の高い湯温が俺の思考力を破壊し、発情したメスへと変える。兄貴のマラを奥まで呑み込み、唇が兄貴の下腹部に付くまで頭を振った。広がり始めたケツの穴には3本の指が優に入る。ギンギンに勃起したマラは今にも吹き上げそうなほどガチガチに硬くなっているようだった。

 次の瞬間、兄貴の亀頭が膨らみ、濃い雄の汁が喉に流し込まれた。ゴボゴボと鼻から逆流しそうになりながら俺は必死で呑み込んだ。と同時に、ケツの穴が収縮し、己のマラから子種が迸った。強烈な快感の次の瞬間、俺の記憶は暗転した。

 次に目を覚ましたとき、俺は腰にタオルを掛けられただけの素っ裸で寝かされていた。心配そうに覗き込む番台のおじさんが目に入った。

「おぉ。良かった。気が付きましたか?救急車を呼ぼうかと思ってたんですよ」

 俺の記憶は混乱していた。兄貴を求めて、きょろきょろしていると、つい先ほど、出て行ったとのこと。俺は番台のおじさんに礼を言うのももどかしく服を身につけ、ふらふらする足下をものともせず、兄貴を追いかけた。

「兄貴。。。口だけじゃ満足できないっすよ!」

 振り向いた兄貴が驚いた顔で俺を見た。兄貴は何も言わず、ニヤリと笑い、俺がたどり着くのを待っていてくれた。

誘蛾灯05(復刻:加筆修正版)

 関門トンネルに入る。大昔にできただけあって、狭いしトンネル内の換気など環境は最悪だった。外気をシャットアウトできる自動車は問題ないのだろうが、もろに影響を受けるバイクにとっては最悪だ。車線が対向2車なので、緊張を強いられながら、他の自動車と同じスペードで流れに身を任せる。

 トンネルを抜け、国道3号を西へと進む。福岡市へ近づくと、辺りは急に賑やかになった。心なしか原色が多く、派手な街並みになったような気がする。都心部へと踏み込むと、そこは、綺麗な街並みで、大いなる田舎とは良く言ったものだ。西鉄福岡駅、市役所、デパート、ホテルなどが建ち並ぶ中心市街地は、大きなビルが所狭しと並び、大都会だった。

 バイクを市役所の前に拡がる天神中央公園の沿道に停め、ヘルメットを脱いだ。下関からノンストップで走ってきたので、埃と汗で身体がドロドロで気持ち悪い。汗を流すため風呂屋にでも行きたいところだが、それは一発ぶっ放してからにしようと思う。身体を綺麗に洗ってからでは、俺の魅力が半減してしまう。などと嘯いてみる。

 タバコに火を付け、中央公園へと歩み込んだ。中央署の前にバイクを路駐して、歩きタバコで散歩など大胆だと思うが、緑がいっぱいの中央公園を歩いていると、身体がリフレッシュされる気分だ。隣に見えるのは何のビルだろうか?屋上が階段状になっていて、たっぷりの緑化がなされている。川面を覗きながら、久しぶりの綺麗な空気を吸い込んだ。ふと見ると、夕暮れの帰宅時間に、川沿い屋台の開店準備が始まっていた。

「ほう。これが天神の屋台か。。。」

 どこからともなく表れた人々が屋台を起こし、電球をぶら下げ、洗い物の準備をしている。驚いたことに移動式の屋台を引っ張ってきて、都市銀の玄関前に店を開き始めたものもいる。軽いカルチャーショックを受け、呆然と店開きを始める屋台を眺めていた。夕闇が迫る頃には、提灯に灯がともり、三々五々客達が集まってきた。目にするものがとても珍しく、軒を連ねる屋台の様子を観察した。そぞろ歩きながら屋台の中を窺っていると、捻り鉢巻きがいなせな角刈り野郎が店長の店があったので、入ることにした。

「らっしゃい!」

「とりあえず、ビール」

 なぜかは知らないが、とりあえずビールである。

「へい。ビール一丁!」

 見たとおり元気な兄ちゃんだ。氷の詰まったクーラーからよく冷えたビールを引っ張り出し、布巾で水滴を拭う。ビール会社のネームが印刷されたコップに勢いよく注ぎ泡立てる。泡が治まるのを待って、再度注ぎ足す。そして、一気に喉に流し込んだ。

「ぷはぁ。うめぇ」

 我慢した甲斐があったというものだ。食道の形が分かるほどはっきりと輪郭を持って冷たいビールが滑り落ちる。

「お勧めは?」

「今日は朝引きの新鮮なのが入ってます。ココロ、ズリ、キモ、セギモ、リンパ、マメあたりが美味いっすよ」

「じゃ。2本ずつ焼いて」

「へい」

 大きな団扇をバタバタと仰ぎ、備長炭の火に風を送ると、串に刺された焼き鳥を並べていく。オープンしたてだからか、客は俺だけだった。

「らっしゃい!!」

 そんなことを考えていると客がひとり入ってきた。短パンにタンクトップのまるでプロレスラーのような奴だった。身長は低めで165cm程度だが、盛り上がった僧帽筋、丸太のような腕、タンクトップの隙間から覗ける大胸筋などかなり鍛え込んでいるようだ。いわゆるマメタンク。俺は遠慮会釈もなく奴の身体をなめ回すように観察する。奴はちらちらと俺の方を見ているが、目を合わせようとはしなかった。

「暑いなぁ」

 俺はわざとらしくツナギのファスナーを全開にし、下腹部の陰毛が見えるところまで下ろしてやった。喉仏を盛大に上下させて生唾を呑み込む。

「兄さん。俺にも冷たいビール。。。」

 出されたビールをコップに注ぐと一気に空ける。

「いい飲みっぷりだねぇ」

 俺のお囃子に、奴は会釈して応えた。

「まぁ飲みな。ここで会ったのも何かの縁だ」

 俺はビールを注いでやった。奴は恐縮しながらも一気に空け、返杯してくる。俺もビールを喉に流し込むと同時に、半分ほどをわざと胸に零す。泡だった冷たいビールが胸から腹筋を伝って下腹部の叢に滲みる。濡れた胸や腹筋にじっとりとした視線を這わせ、奴は生唾を呑み込んだ。

「舐めてもいいぜ」

 俺は奴の目を見据えて呟いた。奴はモジモジとしていたが我慢できなくなったと見えて、襲いかかるように俺に近づくと、胸に舌を這わせた。焼き鳥を焼いている兄ちゃんが口の端を持ち上げただけで、ニヤリと笑った。

「もっと下も舐めろよ」

 奴にはもう既に躊躇はない。俺の股間に顔を突っ込み、また、でろりと力無いマラを銜える。

「しょんべん臭せぇ。汗と皮の臭いだ。。。たまんねぇ。。。」

 奴は迸る興奮を抑えることができない。舌を絡めて俺のマラを吸い込む。ピチャピチャと卑猥な音をさせ、いつどんな客が入ってくるかもしれない屋台で奴は俺のマラをしゃぶった。短パンの前ははち切れんばかりに膨らみ、既に先走りが滲んでいた。

「すげぇでけぇ。。。たまんねぇ。。。」

 こんな屋台で変態マメタンクに会えるとは思わなかった。俺は2本目のビールを頼むと、ゆっくりと喉に流し込みながら奴の舌技を楽しんでいた。

「短パンをズリ下げろ」

 俺の命令に奴は素直に従う。

「兄ちゃん。サラダオイルを少し皿に入れてくれ」

 店の兄ちゃんは何も言わず皿を差し出してくれた。兄ちゃんもいける口なのだろう。動揺している風にも見えない。成り行きを楽しんですらいるようだった。俺はサラダオイルを指に取り、奴のケツにねじ込んだ。

「あっあぁ。。。ぐふっ」

 奴は俺のマラを喉の奥までくわえ込んだまま、不自然な体勢でケツを持ち上げる。筋肉達磨が指をくわえ込んで襞を反転させる。

「うっうぅ。。。はぅ。。。」

 奴は俺の指の動きに併せて、ケツを振り、頭を振った。

「ここだろ?」

 俺は奴の敏感なのっぺりとした肉の丘に刺激を与える。

「ひぃ。。。っんあ。。。」

「エロい顔しやがって」

 激しく奴の前立腺を責めてやると、奴は更に喉の奥まで俺のマラをくわえ込んだ。かなりの変態のようだ。

「感度いいマンコだ」

 俺は、指2本を突っ込み、中で指パッチンするようにして丘をノックする。

「ひぃ。。。あひぃ。。。っあぁぁ」

 奴の身体が痙攣した。身体の下を覗き込んでみると、奴は木のベンチに雄汁を垂れ流していた。

「ちっイキやがったか。。。」

 俺は奴の短い髪の毛を鷲掴みにして下腹部に押し込んだ。引っ張り上げ、再び押しつける。と同時に腰を突き上げる。奴は目を白黒し、腹を波打たせながら必死に嘔吐感と戦っている。俺は頭を両手で上下させつつ、腰を突き上げ奴の喉を犯す。

「ひとりだけイッてんじゃねえよ!」

 激しく突き上げる俺の腰に手をまわし、協力体勢をとりはじめる。苦しいながらも拒絶するのではなく、喉尺を楽しんでいるようだった。大した変態だぜ。気に入った。俺は喉が渇いて来たので、出してやることにした。

「イクぞ。飲めよ!」

 俺は頭を激しく上下させ、更にマラを打ち込む。快感が腰の深くを重くする。

「イク!」

 俺は奴の喉の奥深くにザーメンを流し込んだ。

「そのままでいろ」

 そして、力を失い始めたマラに別のスイッチを入れる。ビールを2本飲んだから丁度、尿意を催していたのだ。奴は俺が何をしようとしているのか分かったようだ。しかし、逃げようともせず、俺のマラを銜えたままでいる。勢いを調整してやりながら奴の喉に小便を流し込む。ゴボゴボと逆流しそうになる俺の小便を必死に胃に送り込んでいた。

「そうだ。こぼさず全部飲め。喉が渇いてるんだろ?」

 奴はこぼさず最後まで呑み込み、俺のマラを舌先で舐め取った。全てを呑み込むと、奴は身体を起こし、口のまわりを拳で拭った。

「兄貴。。。ごちそうさまでした」

 可愛いことを言うじゃねぇか。

「まぁ。焼き鳥でも食えや。続きはおまえの部屋ででもやろうぜ」

「はい」

 奴は子どもみたいに破顔すると、焼き上がった焼き鳥を2本まとめて歯でこそぎとった。

「兄ちゃん。冷たいのもう1本」

「へい」

 屋台の兄ちゃんの返事も元気が良い。

2023年3月9日木曜日

誘蛾灯04(復刻:加筆修正版)

 下関市に入り、国道2号を西進していると、中国自動車道を超える。今日は、この辺りで泊まることに決めていたので、めぼしい物件を探した。しかし、この周辺では発展場と呼べるような場所を見つめることができなかった。九州に渡る直前に炎の山公園という大きな公園があった。公園内にはユースホステルもあり、そこに泊まれば、ある意味ねらい目の若者に出会えるかもしれない。だが、疲れた今の俺は、時間制限を守ったり、集団で活動する気になれなかった。

 やはりここは野宿だ。パークウェイを上っていくと、頂上付近には展望台や広場があった。既に辺りは暗くなり始めている。帰り支度の家族づれは車やロープウェイに向かっている。駐車場にバイクを止め、荷物を抱えると、炊事に使えそうな場所を探した。本来、公園でキャンプするのはダメなのだろうが、人が少ないから、あまり迷惑にはならないと、独りごちる。雨は降りそうにないから、適当な場所にテントを張る。

 少し離れたところにトイレがあれば便利だ。慣れた手順でテントを張る。四隅にペグを打ち、固定した。フライを張り、支柱を差し込み、固定する。一通りのセッティングが完了するとグランドシートをひいて、寝ころんだ。

 何時間ぶりかで身体を伸ばすことができた。携帯をチェックするとアンテナがちゃんと立っており、安心した。携帯からwebサイトを開き、適当なBBSに書き込みをする。

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[212045]-淫乱な雌犬求む[返信]

おなまえ-ライダー野郎[178*69*27]20代[匿メールを送信]

post-2005/8/10(wed)18:23 ID:JkLoMw

今、炎の山公園頂上付近で野宿中。長時間バイクに跨ってたので股間が疼いてしまって参ってる。ケツがモロ感な変態入ってる雌犬を探してる。俺のデカマラでハメまくってやるから、野外で淫乱に盛れる雌犬は来てくれ。俺は筋肉質で真っ黒に日焼けしてる。もちろん皮のツナギで極めてる。汗と皮臭いギンマラ欲しい奴を待ってる。

DoCoMo/2.0 N901i

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 掲示板に募集文を載せると、気が緩んで眠気が襲ってきた。カサカサと落ち葉を踏む複数の足跡で目が覚める。少し離れたところに立っている外灯に点った灯が、足跡の主をぼんやり浮かび上がらせる。風が止んでしまった真夏の夜は、蒸し蒸しとして最悪で、テントの中は温度と湿度が上がり、むっとするような雄の臭いが充満していた。

 足跡がテントの出入口で止まる。テントの端を持ち上げ、中を覗き込んでくる。俺は寝たふりをする。皮のツナギは下腹部まで、ほとんど全開状態で、俺の真っ黒に焼けた筋肉が見えているはずだ。下腹部の濃い茂みが、はみ出しているのだが、この暗さでは判別できないかもしれない。足音の主は勇気を出してテントの中に入ってきた。

「あの。。。お邪魔していいですか。。。」

 自信のなさそうな小声で這い寄って来る。もうひとりは外で待機して、様子を伺っているようだ。俺が反応しないので彼は俺の横に座り込んで、俺の身体を眺めている。ようやく決心したのか、恐る恐る俺の胸筋に手を伸ばし、小振りの乳首を摘んだ。俺はわざとマラに力を入れ、ぴくりと反応させてやった。

 彼の手が止まった。ツナギの末端が怒張し、ひくひくと震えているのを目に留めたようだ。彼の呼吸が速くなり、震える呼気が下腹部に触れた。すぐそこまで顔を近づけて、下半身を凝視しているようだ。

 もう一度、ぴくりと力を入れる。たぶん我慢できなくなった彼は、ファスナーの隙間から指を滑り込ませ、中を探った。すぐに堅くて熱いマラに触れる。彼の身体が少し跳ねた。呼吸が急速に速くなる。指の先で掻き出すようにしてマラを引きずり出した。饐えた臭いを放つマラが顔を出す。彼は顔を近づけて、俺のマラを観察する。汗とアンモニアの臭いをまるでステーキが放つ芳しい香りを嗅ぐように吸い込んだ。

 興奮度が上がった。ほとんど鼻息になった呼気が俺の陰毛を揺らした。目の前でマラをぴくぴくさせてやると、我慢の限界を超えたようだ。根本を持ってマラを起こすと、口に含んだ。ねっとりとした粘膜が俺を包み込み、きつく締め付ける。舌が絡みつき、エラの裏を刺激した。奥へと呑み込んだ後、扱き上げるように頭を上下に振る。なかなか慣れた尺八だ。

 目を開けて見てみると、意外と若い奴だった。両膝を俺の脇に付き、片手で身体を支え、片手でマラを握りしめてしゃぶっていた。しばらく観察していると、彼はしゃぶっりながら、短パンのホックを外し、ケツを剥き出しにした。そして、名残惜しそうに一旦、マラを口から離すと、タンクトップを引き抜いた。

 俺は彼のケツに手をまわし、撫でてやると俺に笑いかけた後、再びマラにしゃぶりつく。今度は遠慮なしに吸い付き、激しく頭を振った。鼻から荒い息を吐き、喉を鳴らし彼は夢中でフェラをする。可愛い顔をして欲望には正直なようだ。俺は、素直な奴が好きだ。手に唾を吐きかけ、彼のケツに塗りたくる。彼はケツをこちらに向けて協力体勢をとる。

 濡れた指でケツマンコを弄くってやると、腰をくねらせて感じているようだった。しゃぶりながら鼻声で応えた。オイルのケースを取り出して、そのままぶち込んでやった。内部にオイルを注入する。たっぷり入ったところで、俺は奴のケツをパチンと打つ。

 彼は喜び勇んで俺の上に跨った。マラの根本を持って、穴に宛い腰を下ろす。目を瞑り、顎を少し上げて切なそうなセクシーな顔をする。

「いい顔するじゃねぇか」

 彼は俺を見て、微笑んだ。根本まで呑み込んでしまうと、涎を垂らしそうな顔で俺を見つめた。

「兄貴。。。すげぇ。。。堅てぇ。。。こんな格好良い兄貴にハメられてる。夢みたいっす。。。」

「良いマンコしてる」

 と呟くと同時に突き上げる。彼の身体が浮き上がるくらい強烈な突きをみまってやる。

「あぅ。はっぁ」

 彼のケツタブを鷲掴みにしてマラを打ち込み、突き上げる。

「あぁぁ。兄貴。。。でけぇ。。。すげぇ。。。」

 俺の胸に両手を付き、腰を浮かした格好で俺の突きに耐えた。頭を振り乱し、汗を飛び散らせ、ケツを振って応える。テントの中は蒸し風呂みたいに暑く、汗が滝のように流れる。突っ込んだまま彼の身体を回転させた。

 俯せに寝かせると、そのまま打ち込む。全体重を突きに載せ、激しくマラを打ち込んだ。

「はぁ。すげぇ。すげぇ。すげぇ。こんなの初めてです。。。んっくぅ」

 俺は髪の毛を鷲掴みにしてこちらを向かせ、唇を奪った。

「んぐ。。。んむん。。。っぐぅ」

 激しくケツを打つピストンに、彼の喉が鳴る。

「兄貴。。。漏れそう。。。イク!イク!イクよぉ」

「トコロテンか?おぅイケ。吐き出しちまえ!」

 俺はトップスピードでマラを打ち込んだ。

「あああああ。。。。イックぅ!」

 身体を波打たせ、頭をがくがくと前後させて突っ伏した。果てたようだ。俺は腰の動きを緩やかにした。ゆったりと抜き差しを繰り返す。

「あぁぁ。。。兄貴。。。すげぇ。。。こんなすごいの初めてです。。。感じ過ぎ。。。」

 朦朧としたように呟き続けている。

「俺がイクまで掘っていいか?」

「。。。はい。。。犯って下さい。。。なんかまだ気持ちいい。。。」

「可愛いこと言うじゃねぇか」

 俺はピストンを再開した。良い感じにトロけたケツの襞がまとわりついてくる。クチュクチュと粘膜がマラを呑み込んでは吐き出す。

「兄貴のチンポ。。。すげぇ気持ちいい。。。兄貴。。。たまんねぇ。。。」

 俺は彼のケツを引き寄せ、膝の上に乗せた。幼児をおしっこさせるような格好で持ち上げる。そして、テントの外に出た。まわりには数人の男達が屯していた。ハメたまま外に出てきた俺たちを、遠巻きに見つめている。俺は止めてあったバイクの上に彼を蹲踞させ、突き上げた。

「はぅ。あぅ。あぅ。あぅ」

 俺の突きに合わせ、彼は嗚咽を漏らす。

「あぁ。すげぇ。いい。。。いいよぉ。。。」

 トロトロになったケツが熱い。

「そろそろ、ぶちかますぜ。どこがいい?」

「顔に。。。顔射して。。。兄貴。。。」

 俺は再びトップスピードでケツにマラを打ち込む。そして、爆ぜる瞬間前に引き抜くと、バイクから引きずり下ろし、顔目がけて発射した。大量のザーメンが顔に降り注ぐ。目を瞑り、俺の白濁のシャワーを受け止める。口を開け、舌を突きだし、粘度の高い雄の証を浴びる。何度も吐き出されたザーメンは胸や腹まで濡らしていった。

 彼は両手で顔を拭い、指に付いた俺のザーメンを上手そうにしゃぶった。舐め終わると身体に零れたものを手のひらで塗り広げ、さらに俺のマラを口に含み、綺麗に舐め取った。俺には珍しいことだが、犯り捨てにせず、彼の汚れた口にキスをした。溶けそうな表情で彼は俺に抱きつき、舌を吸う。

「兄貴。。。どうしよう。。。兄貴は旅の途中でしょ?もう二度と会えないの?」

「そうだな」

「やだよ。。。こんな感じたH初めてだよ。。。また抱いて欲しいよ」

 俺はドロドロになった彼を抱き上げ、トイレ横の手洗いまで連れて行った。タオルを濡らし、身体を拭いてやる。既に、彼の下半身は臨戦態勢だった。俺は苦笑しながらも、ケツも綺麗に拭いてやった。そして、ツナギの上を脱ぎ、上半身を拭う。山の冷たい水で身体を拭うと、真夏でも気持ちよかった。

 彼を抱き寄せ、再びキスをする。

「仕方ねぇな。朝までなら付き合ってやる」

「ほんと?」

 彼は嬉しそうにキスをねだる。強く抱きしめ、舌を吸った。横抱きにして、テントに戻った。まわりでうろうろするばかりで、参戦してこない奴らは追っ払った。久しぶりに優しい気持ちになった彼を朝まで抱いて、九州に発つことにした。

誘蛾灯03(復刻:加筆修正版)

 国道2号を西進し、広島市の中区にその映画館はあった。市役所とJR広島駅を直線で結んだほぼ中央付近だった。長時間のライディングで疲れた身体を休めるために、俺は甘い缶珈琲を一気に煽った。俺の体重でぺしゃんこになったタバコを引っ張り出す。心なしか汗で湿っているようだ。ほとんどクシャクシャになった一本を注意深く引き抜く。ジッポで火を付け、肺の奥まで吸い込んだ。ニコチンとタールが血流にのって身体のあちこちに運ばれる。とりわけ、脳に届いたニコチン・タールは、気の遠くなりそうな快感を伴って俺の身体を痺れさせた。肺の中に充満した紫煙がぽっかり空いた俺の口から漏れ出る。

 誰がこんな美味いものを自由に吸わせないんだっちゅうの。俺は誰にともなく毒づいた。バイクを路上に止め、歩道に足を投げ出してタバコを吸っていると、迷惑そうな顔でおばちゃんが通り過ぎていく。俺はニカッと零れるような笑顔を投げかけるが、おばちゃんは怖いものでも見たのか、怯えた様子で逃げていった。

 長時間、走った後は身体が疼いて仕方がない。目の前の映画館の様子を伺っていると、あまり出入りはないようで、美味しい獲物がいることは期待できそうになかった。しかし、入る前から諦めるほど、俺は物わかりが良くない。

「よっこらっしょっと」

 無粋なかけ声とともに重い腰を上げて、交通の切れ目を読んでから、急旋回し、映画館の駐輪場にバイクを突っ込む。湿った皮ツナギの前を胸まで下ろし、チケット売り場を覗く。売り場のおばちゃんが物憂げな顔で金を取り、チケットの半券を寄越す。俺はまたもやニカッと笑みを投げかけ入り口へと向かった。

 建物の中はひんやりと冷たく気持ちよかった。劇場の中から淫靡な声が漏れてくる。右側の一番後ろのドアを開け、中に入ったが、ほとんど人影はなかった。

『やはり。。。』

 スクリーンには、乳がデカイだけの若くも美人でもない女が、大股を開いてバイブを股間に突っ込んでいる姿が映し出されている。下手な演技の喘ぎ声が、俺の堅くなりかけたマラを萎えさせた。暗闇に目を凝らし、辺りを伺うと親父が2人、女装した男が1人。。。

 がら空きの映画館にも関わらず、誰も座らず後方の壁際に立っている。目敏く俺の姿を察知した親父達の視線が集中するが、親父には全く興味がない。絡みつく視線を意も解せず、後ろのドアから出た。そして、2階の階段へと向かう。階段を上がり、2階席の後ろのドアから入ったが、ここにも人影は少なかった。親父が3人、若いのが2人。

 若い2人が中央の席で肩を寄せ合っており、親父3人は微妙な距離で2人を遠巻きに包囲していた。若い奴の1人は恥ずかしそうに下を向いてモジモジしていた。もう1人の若い奴が、手を伸ばし股間を弄くっている。しばらくすると弄くっていた男が、隣の若い奴の頭を抱え込むように股間に誘導した。はじめは抵抗していた若い奴も諦めたのか男の股間に頭を突っ込んだ。

 半強制的にフェラをさせているところを見ると男にはS気があるのかもしれない。頭を上げようとする若い奴の髪の毛を掴んで強引に上下させる。しかし、若い奴が咽せた拍子に口を外し、席を立つとドアから逃げ出した。いきり勃った股間を晒したまま男は憮然と反っくり返った。

 このときとばかり、勃起したマラを奪うように親父達が群がる。男は蝿を払うように手を振り、親父達を退けた。マラをズボンに納め、ゆっくりと立ち上がった。俺は後ろの壁に背を凭せ掛け、その様子を眺めていた。男が俺に気が付いたようで、暗闇の中で獲物を物色する目で俺を舐めた。思っていたより若いようだ。ぴっちりと太股に張り付いた501の股間が膨らんだままだ。肌に張り付いたTシャツが、それなりに鍛えた筋肉を浮き上がらせている。皮のツナギのファスナーから零れた俺の胸筋を見て、男の目に粘りけが増す。男は一際ゆったりとした動作で俺の横に並んだ。

 どうもタチのようだが、俺は敢えて素知らぬ風で動かない。男は俺を待ち子と見たのか、ケツに手を這わせる。そして、もう一つの手を胸の隙間に滑り込ませ乳首を弄る。

「兄貴。。。気持ちよくしてやろうか?」

 下卑た笑みを湛えて、俺の胸とケツを揉む。無反応な俺を見ても男は手を引っ込めようとはしなかった。

「あぁ」

 俺は頷いた。ファスナーを全開にし、充血した股間を露わにする。男は俺の前に跪き、俺のマラを銜えた。拙い技で俺のマラに刺激を与える。男の後頭部に手を回し、一気に奥まで押し込む。男は目を見開き、必死で抵抗しようとするが俺は放さない。逃げられないように後頭部と顎をホールドしてマラを打ち込んだ。

「ウグッ。グエッ。。。ゲェ。。。ェッ。。。」

 男は嘔吐感に翻弄され涙を流し、俺に抗議の視線を向ける。しかし、俺は容赦しなかった。戻してしまう一歩手前をコントロールしながら男の喉を犯した。徐々に男の抵抗が空しくなり、ほとんど抵抗できない虚ろな状態で俺のマラを銜えていた。

 喉にマラを突っ込みゆるゆると腰を振る。男は涙と鼻水に汚れた虚ろな顔でされるが儘にになっている。抵抗する気力をなくしたのを見て、マラを引き抜き、男を立たせた。最後部の手摺りに男の身体を押しつけ、501を一気に引き下ろす。びくりと身体を震わせ、抵抗しようとするが、強引に動きを封じ、ケツにマラを突っ込んだ。

「グェッ。ヒィ。。。かん。。べ。。ん。。して。。。」

 男は涙声で訴えかけるが動き出した腰は止まらない。初めてとみえてケツはきつかったが、オイルも塗っていないのだから当然だろうか。奴の溢れた唾と鼻水で潤されたマラを押し込み、引き抜いた。男は突然、しゃくり上げながら泣き始めるも、ますます嗜虐感を煽られてケツを犯す。崩れそうになる男の腰を両手でしっかりとつかみ、マラを出し入れする。締まりの良かった男のケツが徐々に緩んできたので、前に手を回し、縮こまったマラを扱いてやる。

 何度もピストン運動を繰り返しながらマラを扱いてやると、半勃ち状態になってきた。男の手を股間に導き、ケツを犯し続ける。男は自分のマラを扱き上げながら理不尽な蹂躙に耐えた。奥まで突っ込み腰をグラインドさせると、悲鳴に近い嗚咽をあげながら身を悶えさせた。

 マラを引き抜き、男の身体を反転させる。周囲に異臭が漂う。床に崩れ落ちた男の髪の毛を鷲掴みにしてマラをねじ込んだ。

「おまえの糞だ。綺麗にしろ」

 逃げようと藻掻くが、それを許さず、髪の毛を鷲掴みにして突っ込んだ。親父が近づいてきて、ズボンを下ろすと男のケツにマラを突っ込んだ。抗う暇もない。まるでハイエナだな。俺は嘆息した。少し気の毒に思ったが、手遅れだった。

「気持ちよくしてくれるんだろう?」

 俺は嘯くと、マラを擦り上げ男の顔に白濁した大量の液をぶちまけた。男は、親父に犯されながらも、既に抵抗しない。俺が果てたと見るや他の親父も群がり来て、男の口にマラをねじ込む。あまりの浅ましさに反吐が出そうな気分だった。放出した爽快感もなく、俺は半分後悔しながら映画館を後にした。

 今頃、男は親父達に輪姦されまくっていることだろう。あの男。。。俺の気にくわないことでもしたっけか?俺は既に男を犯した理由も忘れていた。さっさとバイクをピックアップすると、広島を後にした。

2023年2月8日水曜日

誘蛾灯02(復刻:加筆修正版)

 国道2号のバイパスを西進し、岡山市内に入った。旭川を渡り、少し行った大きな交差点を右に入ったところにその温泉はある。バイパスからも温泉の「ゆ」と書かれた煙突が見えるので分かりやすい。ここはネットの検索で調べてあった場所だ。ハッテン場とは言っても普通の風呂屋なので十分な注意が必要だが、ここでは、あくまでも獲物を物色するに留めるつもりだった。美味そうな奴に目星を付けて、お持ち帰りするってぇ寸法だ。

 長時間の運転で肩はガチガチに凝っており、腰は悲鳴をあげていた。まずは、受付でサウナ付の料金を払い、ロッカーへと進んだ。サウナ付でゆったりできて660円は良心的な設定だろう。俺は、汗で重くなったツナギを脱ごうとしていたが、格好が目立つので、着替えている男達の視線が俺に集中しているのを感じる。

 その気がない男達であっても、筋肉隆々で真っ黒に日焼けして、黒尽くめの革ツナギを着込んだ雄は珍しいものだから、興味津々なのは理解できる。さらに、SSサイズの競パン痕が眩しいケツは、ことさら目立って、一種異様な感じを与えるのも頷ける。

 特に何かの処理をしているのでもないのだが、肌がすべすべで良く羨ましがられるし、股間に揺れる逸物は完全に皮が剥けた図太いもので、亀頭は黒光りして、存在感マックスなので目を引くのだ。勃起する前からこれほどの太々しさを主張するのだから、勃起した際は想像が付くだろうというもので、その気のない男共にも凝視されがちだったりする。

 男達の嫉妬の視線を受け流し、ぶらぶらさせながら悠々と湯船に向かう。湯を汲み汗を流し、股間と尻と足裏を軽く洗ってから、湯に浸かる。漠然と視線を巡らすと、明らかに欲情した視線を寄越してくる奴が何人か目に入ったが、まずは疲れた身体を癒し、鋭気を養うことだ。

 広い湯船で手足を伸ばしたら、「ふぅ」と吐息が勝手に漏れた。浴槽の下から噴出する泡で筋肉を解し、全身をリラックスさせる。固まっていた筋肉がほぐれ、全身が少しずつ弛緩してゆくのを感じる。身体が暖まって汗が噴き出し始めたところで、一旦湯船を出ることにした。長時間、湯船に浸かっているのは苦手だった。

 軽く身体を洗い、露天風呂に移動した。春先のひんやりとした風が心地よかった。身体の芯は暖まってホカホカしており、肌から湯気が立って、気化熱が奪われるのか気持ちがいい。大きめの岩に腰掛けて空を見上げると、すっかり日が暮れた夜空にはたくさんの星が瞬いていた。俺はタオルで前を隠したりしないから、デカマラがでろりとぶら下がっているのが丸見えだ。俺の下腹部を何食わぬ顔で盗み見すしているらしい奴が数人いる。

 だが、どれも色の白い、でっぷりと太った親父で苦手なタイプばかりだった。隅々まで見えるように軽い体操をして、目の保養だけさせてやってから中に入った。すると、慌てて俺の後ろを付いてくる奴がいたが、無視してミストサウナに入る。中にはほとんど人がいなかったが、一番上の段で腕を組み目を瞑っている奴がいる。なかなかのガタイで、胸囲と腕回りは俺以上かもしれない。

 この男もタオルで前を隠さず、堂々と足を広げて座っている。俺は少し離れた場所に腰を据えると、男がうっすらと目を開き、俺の方を伺っているようだった。俺は股を大きく開いて座り、タオルで顔を拭う。様子を伺っていると男は慌ててタオルを太股に掛けた。何気なく手を置いているが、勃起していることは確実だ。俺は奴の目を見つめた。そして、ゆっくりと頷く。奴も俺を見つめ返し、同様に頷いた。

 後で入ってきた親父は残念そうだったが、俺たちが同意したことを感じ取り、諦めて出て行った。親父としては気を利かせてくれた訳だ。さすが年の功と言うべきか。俺はある種、爽快な気分になった。

 奴の横に移動し、乳首を摘む。奴は身構える暇もない。乳首を摘まれた瞬間、奴はビクンと身体を跳ねさせ、口を少し開き気味にして天井を見上げた。声を出さないように必死で呑み込んだようだった。聞くまでもないバリネコ野郎確定だ。マッチョほど粗チンでバリネコと相場は決まっている。俺は乳首に爪を立て、耳元で囁く。

「デカマラ突っ込まれたくないか?変態野郎。。。」

 奴の身体がぴくりと反応する。タオルで隠した股間はこれ以上ないくらい勃起していた。我慢汁が滲みだしているに違いない。

「なんならここで突っ込んでやろうか?淫乱」

「それは、流石にまずいっすよ。兄貴。。。」

「ギンギンに勃起させて何言ってやがる。付いてこい」

 俺は奴のタオルを素早く奪うと、ミストサウナの部屋を後にした。奴は目を白黒させて股間を押さえている。あの状態で洗い場に出るわけにもいかず、必死で小難しいことを考えて萎えさせようと必死だろう。既に身体の芯には火が入ったはずで、そう簡単に治まる訳もないだろうし、これからの期待が膨らむ分、とても難しいことだろうが。俺はさっさとロッカーに戻り、身体を拭いていると、しばらくして、半勃ちになった股間を押さえながら奴も上がってきた。

「ひでぇっすよ。。。兄貴。。。」

 奴は小声で抗議する。

「何言ってやがる。M気あるんだろうが!今日はとことん虐めてやるぜ」

 当然、本気で怒っているわけではない奴の目は興奮で潤んでいた。ロッカーの陰に引き込み、奴の頭を押さえつける。ロッカールームには多くの人が出入りし、いつ人に見られるかもしれない。奴は抵抗しようとするが、俺は容赦しない。既に臨戦態勢になった俺のデカマラを見て、奴は溜息を吐いた。身体は逆らいきれず俺の前に跪いてマラを頬張る。舌を器用に使い奉仕しはじめた。

『こいつも可愛い奴だ』

 俺は奴の頭を抱え込み腰を突き出した。喉の奥までデカマラが侵入し、思わずグエッと鳴く。逃げようとする奴の頭を引き寄せ、更に突っ込んだ。奴は腹を波打たせ苦痛に耐えている。数回、奴の喉を犯し、マラを引き抜いた。奴は床に座り込んで、掌で喉をさすった。抗議の眼差しを向けたので、俺は奴の髪の毛を鷲掴みにして引き寄せた。

「こんな風に扱われたいんだろ?あぁ?」

 奴の目から怒りの色が急激に褪せ、トロリとした淫売の色に変わる。俺は満足して、さらに囁いた。

「今夜は存分に可愛がってやるぜ。さっさと服を着ろ」

 俺は奴をその場に残し、皮のツナギを着込むと、さっさとロッカールームを出た。車で来ていたらしいが、控えのメットを渡し、奴をバイクの後ろに乗せ、国道に出た。適当に市内を流し、場所を探す。少し通りを入ったところにある中くらいの業務用ビルに狙いを定める。24時間利用可能で、管理人が常駐するほど大きくないビル。さらに、各部屋の照明が落ち、人の出入りがないところ。お誂え向きなビルである。

 奴を引き連れ、ビルに入る。エレベーターのボタンを押し、中に入ると最上階のボタンを押した。落ち着かない奴を引き寄せ、股間を鷲掴みにした。既に完全勃起状態だった。

「何興奮してやがる。変態」

 いきなり奴の唇をこじ開け、舌を突っ込んだ。奴は美味そうに俺の舌を吸い、でかい身体をエレベーターの壁に凭れさせる。首の後ろに手を回し、顔を引き寄せると乱暴にキスを交わした。それだけでイキそうな顔をして、虚ろな目を宙に向ける。

 最上階に着いた。奴を廊下の突き当たりまで連れて行く。ガラス張りのビルなので向かいのビルからよく見れば俺たちが分かるかもしれない。向かいのビルでは多くのフロアに照明が点り、人が働いているのが見える。

「脱げ!」

 俺は一言だけ奴の耳に吹き込む。奴は戸惑っていたが、火照った体は今さらどうしようもない。奴は上半身裸になった。

「スッパに決まってるだろうが!」

 意味もなくきょろきょろと辺りを見回していたが、俺の冷たい視線を捉えて、諦めたようで、すぐに全裸になった。

「しゃぶれ!」

 俺はツナギの前を開きマラを引きずり出す。のろのろと俺に近づく奴の頬を思いっきりはたく。まさかビンタが来ると思っていなかったようだ。

「誰がいきなりマラをしゃぶらせるといった?足の指に決まってるだろうが!」

 奴は驚きのあまり目を見開いていたが、本性のM気が目覚めたのだろう。俺の前に跪き、ブーツを丁寧に脱がせると、土下座するようにして俺の足の指を口に含んだ。指一本ずつ丁寧に舐めていく。しばらく好きにさせてから、足の裏で奴の顔を踏みつける。奴は必死になって舌を出し、俺の足の裏も舐めた。そのまま力を入れ蹴りつけると、蹲踞していた奴はバランスを崩してひっくり返った。仰向けになった奴の顔をさらに踏みつける。奴は己のマラを扱き上げ、興奮した様子で俺の足を舐める。

「すげぇ。すげぇっす。兄貴。。。」

 奴は譫言のように繰り返して悦に浸っていたが、扱いている股間を踏みつけてやった。

「誰が扱けと言った?おまえが気持ちよくなる必要はねぇんだよ!」

 玉をつぶす勢いで下腹部に体重を掛ける。

「ひぃ。すみません。許して下さい。。。」

 凶暴な痛みに耐え、身体を入れ替えると奴は土下座した。俺は奴の頭を踏みつけた後、「ほらよ」と足の指を口に突っ込む。奴は大きな体を縮こまらせて舌を使った。奴の脱いだズボンからベルトを外すと二つに折り、勢いよく引っ張る。「バシン」皮を打つ音が廊下に響いた。奴の身体がびくりと浮き上がる。十分覚悟をさせてから俺はベルトを奴のケツに放った。「ピシリ」と良い音が鳴る。続けて数度打つ。逃げようともせず奴は痛みに耐えていた。いや耐えていたのではなく明らかに興奮している。相当のM男のようだ。

 ケツが真っ赤になる頃、俺はマラを奴の口にねじ込む。奴は喜んでマラを受け入れ舌を使ってしゃぶる。感心なことに奴は腕を後ろ手に組み、服従体勢を取る。俺は奴の頭を下腹部まで引き寄せ、腰を振って犯した。

「グェグッグェ」

 奴はかなり辛そうにしている。しかし、後ろ手に組んだ手を放そうとはしなかった。

「可愛いな。おまえ。。。」

 俺は奴が気に入った。本来なら簡単にケツは掘らないところだが、褒美に突っ込んでやることにした。奴の髪の毛を鷲掴みにすると、引きずるようにして廊下を移動する。非常階段へのドアは予想通り施錠されていなかった。腰ほどの高さまでしかない手すりに両手を付かせケツを突き出させる。春の夜の風はひんやりとして心地よかった。誰かが見上げれば確実に見えてしまう状況で、奴のケツにマラを宛う。奴の差し出したローションをケツとマラの間に垂れ流し、腰を沈める。奴は括約筋を必死に緩め、俺のマラを呑み込んでいく。

「すげぇ。でけぇ」

 頭が入ったところで、一気に奥まで突いた。

「グェッ」

 いきなりトップスピードでピストンする。

「あうぅ。ぐぅぅ。ひぃぃ」

 奴は俺の腰使いに翻弄され立っているのがやっとのようだ。

「あぁぁ。すげぇ、すげぇっす。兄貴。。。」

 髪の毛を掴んで仰け反らせ、乳首に爪を立てる。ケツがグチョグチョと卑猥な音を立てていた。片足を持ち上げ手すりの上に乗せ、横から嵌める。

「おら!変態!鳴け。ケツ掘られて鳴け!」

「ひぃ。すげぇっすよぉ。兄貴。。。ケツがケツが。。。たまんねぇっす」

「変態が!恥ずかしくないのか?こんな格好で男に突っ込まれてよぉ!」

「ひぃ。恥ずかしいっす。。。あぁぁ。」

「こんなにギンギンに勃起させて恥ずかしい訳がないだろうが!」

 大男の身体が浮き上がるほど乱暴に突き上げる。横から嵌めているので最も奥まで届き、胃を突き上げる感触が伝わる。しかし、奴は辛そうにもせず興奮しまくっているようだった。

「がばがばのケツを締めろ!淫乱」

「はぃ。。。」

 奴は俺のマラを痛いほど締め付ける。

「種付けして欲しいか?俺の子種が欲しいか?変態」

「ひぃ下さい。兄貴の種下さい」

「仕込んでやるぞ。俺の種をな!」

 奥の方まで締まりやがる。粘膜がマラに絡みつき、ねっとりと包み込む。堪らなく気持ちよかった。かなりの名器だ。俺は不覚にも奴の奥に爆ぜた。ビクビクと俺のマラが息づく。奴は雄叫びを上げてだらだらと種を漏らした。

「おぉぉぉ。すげぇ。ヒクヒクするっす。。。」

 俺は果てたにも関わらず堅さを失わないマラを打ち込み続ける。奴は種を漏らしながらケツを振って応える。イッてしまった不覚に俺は、そのまま抜かずの2発目に入る。奴もトコロテンしたにも関わらず興奮を留めたままケツを振る。

 結局、俺は3発種付けすると奴に口で綺麗にさせて犯り捨てにした。非常階段を駆け下りる。奴が階段の上から叫んでいる。

「兄貴ぃ。また会って下さい!」

「またな」

 俺は愛車に跨ると夜の街に駆け込む。なかなか良い雄だった。

2023年2月3日金曜日

誘蛾灯01(復刻:加筆修正版)

 陽が傾き、今にも山の端に沈みそうな太陽を仰ぎ見た。天気が良いから西の空が赤く染まっていた。このあたりは、小さな河川が海に注ぎ込む地点で、石積みの擁壁が高く、陸側から少し陰になった場所だ。まだ肌寒いためか、競パン姿や全裸で日光浴をしている奴はいない。当然のことながら、この場所でそんな格好をしている奴はお仲間だし、服を着ていても落ち着かない様子で意味もなく辺りを歩き回って、粘りけのある視線をすれ違う男に絡ませる奴もお仲間だ。

 俺が送った視線を真っ直ぐに受け止めず、目を逸らせるような奴は願い下げだ。俺の格好を見れば、何が目的でここに来ているのか、俺の嗜好がどういうものなのかは、一目瞭然なはずだし、この期に及んで綺麗振って自分を誤魔化そうとしているヘタレは相手に不足である。

 黒の皮のツナギは、長年俺の汗を吸い、しっとりと柔らかく馴染んで肌に密着している。既に己の皮膚のように自然で、なまめかしく艶やかに、俺の厚い筋肉を覆っていて、近くで見れば筋肉の膨らみすら伺えるというものだ。特に股間は怒張したモノの形をクッキリと表していて、俺がやる気満々であることを主張しているのだ。

 雄臭い皮と汗の臭いは、その趣味のある男たちの興奮を誘い、ヤリたい、いや犯られたいと瞬時にメスの顔になって、マンコが濡れるはずなのだ。

 何人か彷徨いている奴らの中で、1人だけ食指の動く奴がいた。短髪で筋肉のついた、がっちり体系で、この季節なのに陽に焼けて真っ黒であるばかりか、Tシャツから伸びた太い腕には血管が浮くくらい鍛えられている。まだ、Tシャツだけでは肌寒いだろうに男は、半分、鳥肌を立てながらも、その鍛えた筋肉をアピって誘っているのだ。

 下は太股にフィットしたジーンズで、膝のところとケツタブの下の辺りをわざと破っている。歩くたびに、彼の黒い艶やかな肌が見えて、なかなか卑猥だった。できればもう少し大胆に破っても良いのだが、この格好で街中を歩くのであれば仕方があるまい。股間の膨らみが、相当量のボリュームであることを物語っていて、この男を犯ると決めた。

 無言で、真っ直ぐな視線を送ると、男は少し濡れた瞳で俺を見つめ返した。近づいてみると案外、背が低い。

『マメタンクも良いか。。。』

 男の目を見て、こいつがバリネコであることを確信した。瞳には媚びが含まれており、滑るような視線が俺の股間に絡みつく。俺が軽く顎を引くと、男も頷いた。男の右手首を掴み、俺の股間に導いた。男は顔を赤くしながらも俺の股間を指先でまさぐっている。意外とシャイなようだが雄の欲望には勝てないらしく、濡れた革を間に挟んで彼の興奮が伝わってくるようだった。

 俺は男の背後に回り、ジーンズの破れ目から指を滑り込ませた。指先が直に肌に触れると、男の筋肉が少し硬くなる。そっと滑らせるようにケツを撫でてやる。ジーンズの下はノーパンのようだった。やはり、読みどおり淫乱なケツマン野郎のようだ。男の首筋に舌を這わせ、ジーンズの破れ目に手を突っ込み押し広げる。ミシミシとデニムの生地が悲鳴をあげ、破れが広がって穴が広がる。男は少し焦った様子で腰を引くが、ここまできて容赦しない。

「犯って欲しくないのか?」

 耳元で静かに囁いた。男は動きを止めた。ジーンズのベルトを掴み引き上げると、生地がケツに食い込み、堅く締まったケツの筋肉が丸く浮き出た。

「いい形のケツしてるじゃねぇか。そそるぜ」

 男は笑みを浮かべてはにかんだ。破れ目からケツの肉がはみ出る。俺はその場にしゃがみ込んではみ出た肉に舌を這わせた。

「はぅ」

 男の太股が震える。感度は良さそうだった。前に回した手で股間を鷲掴みにすると、完全勃起状態のマラがじっとりと濡れているのを感じた。立ち上がって、首筋に呼気を吐きかけてやると、男の呼吸は速くなり、身体はぐらぐらと揺れた。ベルトを緩め、しゃぶった指をジーンズの隙間に滑り込ませた。鍛えた筋肉が手に心地よい。容赦せず、そのままケツの穴に指を突っ込む。中は暖かく、ねっとりとした粘膜が指に吸い付いてくる。指先を小刻みに動かし、一番感じるはずの部分をノックした。

「ひぃ。。。」

 突然、それが来るとは予想もしていなかったようで、男は身体をビクリと跳ねさせ、抗議の目を送ってくる。

「ぶってんじゃねぇよ。雌犬が!この淫乱なケツマンコをがん掘りされてぇんだろ?」

 俺は穴に突っ込んだ指を奥まで突っ込み、ぐりぐりとかき回してやる。

「はぅ。いきなり。。。ちょっと。。。あぁぁ。」

「鼻声で感じまくりのくせに拒否ってるんじゃねぇ。レイプしてやろうか?」

 俺の言葉に酔ったような、とろんとした眼で見つめ返してくる。M気もあるようだった。

「ガバガバのマンコを締めろ!変態が」

 ジーンズのボタンを外し、一気に膝まで下ろしてしまう。抵抗する間もなく男はケツを剥き出しにされる。俺たちが絡み始めたのを知って、遠巻きにしていた奴らの間に溜息が漏れる。

 張りのある良いケツだ。掌でケツタブを数度打った。良い音が響く。男は完全に逝ってしまった目でケツを突き出してきて、早く突っ込んでくれと誘ってくる。黒い焼けた肌の白いケツが赤く染まって卑猥だった。

「そろそろ欲しいんだろ?どうするんだ?」

 男は頷き、俺の前に跪いた。ツナギのファスナーを全開にして、股間に指を滑り込ませるとマラを引きずり出した。カリが張った黒光りする亀頭が露出する。男はうっとりとした表情で口を半分開けて顔を近づけてくる。太さも長さも十分で、何よりも硬度がすごいはずだ。鉄の芯でも入っているようにガチガチに怒張しているのだ。

 有機的な曲線を描くグロテスクな肉棒の表面には、エグい血管がのたうち回り、それが凶器であることを物語っている。男は亀頭を口に含み、舌を這わせた。エラの裏を小まめに舐めてくる。玉に指を這わせながら頭を振り、最初は浅く、そして、段々と深く喉の奥までくわえ込む。フェラ奉仕は慣れているようだった。口腔内の粘膜がマラを包み込み、忙しく動く舌が絡みつく。男は俺のケツに手を回し、奥まで突いてくれと催促してきた。

『可愛い奴じゃないか』

 男の頭を抱え込み、逃げられないようにしてから腰を突き出した。喉の奥までマラが突き刺さり、キツイくらいの締め付けだった。同時に男は嘔吐感が込み上げてきたようで、涙を滲ませながら激しく腹を波打たせた。しかし、無理に頭を反らせようとはせず、我慢強くフェラ奉仕を続ける。

『なかなか根性入ってるじゃねぇか』

 俺は感心した。誉めてやる代わりに、腰を引き、再びマラを奥まで突っ込む。辛そうな顔をする割には、男のマラはギンギンに勃起しいるようだった。無理矢理口を犯されることにも興奮を覚えるらしい。俺は何の遠慮もせず男の口を激しく犯してやった。射精を完全にコントロールできる俺は、フェラぐらいでイクことはない。

 簡単にイかないからといって、気持ちよくない訳ではないのだ。十分に快感は味わっている。頭を抱え込んで、唇が下腹部に付くくらい奥深くまで、突き入れる。まるでケツを掘っているように激しく腰を振る。さすがに男は辛そうだったが、マラが萎えない内は大丈夫だろう。しばらく、男の根性の入ったフェラを楽しんだ。

 歯を当てないように窄め続ければ顎が疲れてきて、締め続けるのにも限界があるはずで、だんだん締まりが悪くなってきていた。かなり怠るいのだろう顔を歪めている。ガバガバになったケツを掘っているような感じだったが、それはそれで気持ちが良いものだ。粘膜に亀頭を擦りつけ快感を味わう。

「そろそろケツが疼いてきたんじゃないのか?」

 男は必死の形相でフェラを続けながら上目遣いに俺を見た。「犯ってくれ」と目が訴えかけている。

「自分で穴を広げておけよ!」

 男はフェラを続けながら、持っていたローションを指に取り、自分のケツに突っ込んで広げる。微妙に腰を動かし、ローションを穴に塗り広げ、受け入れ態勢を整える。

「掘ってやる。ケツを突き出せ」

 男は両手を石積みの擁壁に付き、ケツを突き出して、濡れた穴を晒した。俺は腰をしっかりホールドし、マラを擦りつける。亀頭を穴に宛うとゆっくりと沈めていく。男は鼻に掛かった声で鳴いた。

「でかい。。。すげぇ。。。堅いよぉ。。。たまんねぇ。。。」

 完全勃起したマラが男の股間で揺れている。ケツの粘膜が俺のマラを包み込み、柔らかな襞が絡みついてくる。意外と締まりは良く、粘膜全体でマラを締め付ける。角度を調整し敏感な場所を刺激してやった。

「あぁぁ。すげぇ。。。いいっす。すげぇ。いいっす」

 男は回りのことなど気にならないようで淫乱な雄叫びを上げた。ギャラリーが動き出し、2人の絡みにちょっかいを出そうとしてくる。近づいてくる奴らをきつく睨み付け、顎をしゃくって追っ払った。ノリの悪い奴らが、いまさらお溢れに与ろうなどとは都合が良すぎるのだ。

 淫乱さを増した男は譫言のように意味不明の声をあげている。パンパンと音が響くくらい激しく腰を打ち付け、短い髪の毛を鷲掴みにして、身体を弓なりに反らせて犯した。男は身体を揺すり、ケツを振り、俺の突きに応えた。

「あぁぁぁ。。。ひぃぃぃ。」

 ジュクジュク、グチュグチュと穴が粘り始め、オイルが白い泡となって太股を伝う。

「この変態野郎が!恥ずかしくないのか?人前で犯されて」

「あぁぁ。いぃぃぃ。気持ちいいっす。すげぇっす。兄貴のマラ最高っす」

「ケツに太いマラ突っ込まれて感じるのか?この淫乱野郎が!」

「ひぃぃぃ。もっと。。。もっと犯してください」

「雌犬みたいにケツ振りやがって。マラなら何でもいいんだろうが?」

「あぁぁ。たまんねぇっす」

「筋肉マッチョなくせに女みたいに鳴きやがって。淫乱マンコ野郎が」

「ひぃぃ。いいっすよぉ」

 俺は高速ピストンでケツを掘りまくる。ツナギを着たままで激しく動くと熱くて堪らないのだが、俺のかいた汗は革に吸い込まれてしっとりと潤いを増す。辺りはすっかり暗くなり、太陽が沈んでしまったことを知る。遠くでぼんやりと街灯が点りはじめていた。たまに、鉄道が通過し、轟音とともに眩しい光をまき散らしながら去ってゆく。その度に俺たちの繋がった姿が闇に浮かび上がった。

 男の顔の前に手を回すと、男は俺の指を口に含み、フェラするように舌を使った。俺の腰振りは止まらず、絶えず動き続ける。もう既に30分は過ぎている筈だが、俺は疲れを感じず男を責め続けた。しかし、男の方は、そろそろ限界が近づいているようだった。反応が激しさを増してきていて、トコロテンも間近だと思われた。俺はフィニッシュ態勢に入った。腰をグラインドさせながら前後に振る。それも高速にだ。粘膜に激しく擦りつけ、内蔵を突き上げる。男の方も俺の動きに合わせて腰を振り、今や悲鳴となった声を振り絞っていた。

「あぁぁ。あっあっあっ。あぅあぅあぅ」

 狂ったように頭を振り、ケツを振りまくる。

「あぁぁぁぁ。イクイクイク。漏れる!」

 男はガクガクと身体を震わせ、夜目にも白いザーメンを盛大にぶちまけた。俺は奥深くまでマラを突き入れた後、引き抜き、男の背中に飛ばした。大量のザーメンが男のTシャツに降り注ぐ。濃厚な雄の臭いが辺りに立ちこめた。

 男は放心し、その場に崩れ落ちる。まだ堅さを失いきっていないマラを男に突き出すと、根本を握りしめ、嬉しそうにマラを口に含んだ。射精した後のフェラはこそばゆくていけない。適当に綺麗させるとツナギに締まった。

「サンキューな」

 俺はマメタンクに声を掛け、立ち去ろうとする。

「兄貴!」

 マメタンクは俺の後を追いかけてきた。

「また今度、犯ってくれませんか?すげぇ感じたんで。。。」

「すまんな。これから全国行脚に出かけるんだ。また、機会があったらな」

 俺は男を振り返りもせず、背中で手を振った。バイクのところまで戻り、ヘルメットにマジックで銀星をひとつ追加した。さて、今回の旅でいくつの星を取ることができるかな。適度に疲れた身体を愛車に預け、エンジンに火を入れる。そして、国道を流れる車列に加わり、西に向かうことにした。

誘蛾灯00(復刻:加筆修正版)

 刺激のない毎日が続いていて、俺はひどく鬱屈していた。風もまだ冷たい春先なのに、突然思い立って旅に出ることにした。シュラフやテントをまとめ、アウトドア生活の準備をする。即席麺など簡単な食料だけを詰め込み、皮のツナギに、皮のブーツ、皮のグラブ、フルフェイスのヘルメットの完全防備で身を整える。

 言うまでもなく皮のツナギの下は何も身につけていない。荷台にしっかりと荷物を括り付け、バイクに跨った。キーを回し、セルを押し込むと、機嫌の良い雌ライオンが喉を鳴らすかのエンジン音が心地よい。身震いが全身に走り、タンクに密着させた下腹部を振動が突き上げてくる。さあ目的のない狩りに出かけるか。時間はたっぷりある。全国を回って、獲物を見つけよう。盛りのついた獲物はいくらでもいるはずだ。

 全国ハッテン場マップは書類ケースに仕舞っておいた。まずは、近場の塩谷浜だな。まだ、肌寒いこの季節だから、やる気の無い奴はいないことだろう。気合いの入った変態どもしか、いないはずだ。

 奴らは、ともすれば電車から見えるかも知れない場所で交尾に励む淫乱野郎どもだ。待ってろよ。

2023年2月1日水曜日

それでも君が09(復刻:加筆修正版)

 男達は、それぞれ2度3度と精を吐き出し、満足したようだった。彼らの精液と自分の汗や涙でドロドロに汚れた俺を残して、部屋を後にする。俺への蔑みの言葉を残し、身だしなみを整えた男達が出て行く。部屋に残された俺は、床に這い蹲ったまま呆然としていた。喉や直腸や肛門の粘膜は熱く熱を持って爛れ、ジンジンと疼いていた。ケツは見るのもおぞましいほどめくれ上がって、腫れているに違いない。ドロドロになり雄の臭いを発散しながら俺は蹲っている。それでも、下腹部の屹立した陰茎がドクドクと天を突き、俺の鼓動に合わせてヒクヒクと震えている。鈴口からは透明な粘液が溢れ出し、床に向かって細い糸を垂れ流し、張り付いた血管はミミズのようにのたうって真っ赤に充血している。

 部屋の壁に背中を預け、俺を見下ろしている男がひとり。彼は冷ややかに、俺を見下ろし続けてていた。

「感じたか?見ず知らずの年下の男達に輪姦されて」

「はい。。。興奮しました」

「性処理便所になって嬉しいのか?」

「はい。。。嬉しいです」

 俺にはYES意外の返事は許されない。

「また、輪姦されて壊されたいんだろ?」

「はい。。。壊して下さい」

「マジで変態だな。おまえ。堕ちるところまで堕ちちゃったじゃん」

「はい。。。淫乱マンコの性処理奴隷です」

「自分に酔ってんじゃねぇよ。バーカ」

「すみません。。。」

 彼は壁から離れ俺の前に移動する。俺を見下ろし、無言で眺めている。俺は彼を真っ直ぐ見上げた。視線と視線が絡む。彼はおもむろに、ジーンズの前を開き、屹立したイチモツを開放した。ほれぼれするほど綺麗な形をしている。

 太さは片手で握って指が届くか届かないか。長さは両手で握って頭が少し出る感じ。亀頭は形良くプクリと膨らみ、エラが張っている。緩やかに上反りで、複数の血管が編み目のように浮き出している。竿は黒っぽく、亀頭は艶やかに光るピンク色だ。何度見ても美しく、神が与えた造形美を称えるしかない。透明な粘液が鈴口に滲み出しプクリと盛り上がっている。零れる瞬間を待って、俺は舌を突きだし舐め取った。彼は満足そうに俺を見下ろしている。

 亀頭を口に含んだ。歯を当てないように大きく口を開け、舌と咽喉の粘膜で包みこみ優しく圧迫を加える。適度な張りを持った彼の亀頭がピタリと俺の粘膜に納まる。竿は鉄のように堅い。舌を動かして刺激を与えながら、少しずつ飲み込んでゆく。腫れ上がった喉の粘膜がピリリと痛むが、それすら快感となる。下腹部の陰毛が鼻をくすぐるところまで飲み込んで、喉を使って包みこむ。そしてゆっくりと吐き出す。優しく優しく彼のマラに愛撫を加える。

 何人もの男達に犯されようとも彼のマラに勝るものはない。この褒美を頂くためならば、どんな加虐も耐えられる。痛みにも蔑みにも耐えられる。俺は涙を零しながら彼に奉仕を繰り返す。彼が満足し、白濁した子種を俺の喉に流し込んでくれるまで繰り返す。

 彼は俺のしたいようにさせてくれたが、やはりそれでは満足できない俺がいる。俺のM気を発掘した彼だから、俺を道具として使って欲しかった。俺は全裸で彼の前に跪き、イチモツを銜えるだけのただの肉穴でいい。愛情なんか必要ない。いや、そうやって俺をいじめ抜くことが彼の愛なんだ。俺はそうされることで興奮し、幸せを感じるのだから。髪の毛を鷲掴みにされて、人格を無視してただのオナホールとして使われて喜ぶのだから。

 マラに奉仕を続けながら、潤んだ瞳で彼を見上げる。彼は俺の考えが読めるようだ。瞳を覗いただけで、俺が何を望んでいるかが分かるようだった。おもむろに彼の手が俺の短い髪の毛を鷲掴みにする。そして、喉の奥まで一気にマラを突き立てた。俺は無様に「グエッ」と腹を波打たせ、口の端から胃液を吹き零す。彼のジーンズが汚れた。しかし、彼は意に介せず、まるで物を見るような冷ややかな視線を俺に落としながら腰を振る。治まっていた涙が溢れ、鼻水が噴き出す。胃液と涙と鼻水に汚れた俺の穴に彼は容赦なくデカいイチモツを打ち込む。俺は、彼に道具のように扱われ、被虐感が極限に達して、勝手に果てそうになる。喉を犯されて種を零しそうになる。たぶん、汚れた俺の顔は恍惚とした微笑を浮かべていることだろう。彼の顔にも優しい微笑みが浮かぶ。部屋には、ただジュプジュプという淫靡な音だけが響いていた。

 突然、イチモツが引き抜かれた。驚く俺の髪の毛を鷲掴みにして、彼は引きずるようにドアを開けて廊下へと出た。四つん這いになったまま彼に続く。部室の外に連れて行かれ、裏庭の木立にどこからか持ち出した犬の首輪とクサリで固定された。彼は涼しい顔でスマホを操作していた。俺は陵辱が再び始まることを覚悟した。

 近くに居たらしい男達が三々五々集まってきて、彼らは俺の様子を見るなり卑猥な笑みを浮かべた。どこかの掲示板にでも載せたのだろう。たぶん、場所とともに今の状態や性処理に自由に使って良いことも書かれていたに違いない。誰も俺の様子を訝る奴はおらず、当たり前のように犯し始めた。体育会の学生らしい奴らだけでなく、かなりの年齢の奴もいたし、痩せたのから太ったのまで、たぶんタイプを選ばず誰でも使って良いと載せられていたのだろう。

 本当にただの性を処理するだけの目的でマラを突っ込み、吐き出し、ヤリ捨てにしていった。洗いもしていないイチモツは小便臭く、チン滓にまみれた奴さえいる。それでも有無を言わせず俺の口にマラを突っ込んで腰を振り、自分がいきたい時に勝手に出して、帰っていく。口の中やケツの中に小便を出していく奴すらいた。俺は精液と小便まみれにされながら、それでも逃げることすらできず、抗うこともできずされるがままだった。

「ひでぇなぁ。こんな汚いの使うのかよぉ」

「雄の精液と小便臭くて、たまんねぇよ」

「誰でもいいのかよ。こいつ」

「マジ変態の公衆便所じゃん」

 集まってきた奴らは、勝手な言葉を俺にぶつけながら、それでも俺の穴を使って性処理をしていくのだった。あまりに惨めな自分の姿に俺は泣きながら、ただの便所として使われ、汚され続ける。

 そして、それを少し離れた場所から冷ややかに彼は眺めているのだった。

 俺は彼の奴隷で良いと思った。彼になら何をされても良いと思った。だが、これはあまりにひどいじゃないか。あんまりだ。俺は情けなさに涙を零しながら、それでも耐えるしかなかった。誰ひとりとして、俺のことを気遣ってくれる奴はおらず、ただの肉便器として使い、臭い、汚いと罵りながら、ヤリ捨てにしていくのだった。身体から腐臭が立ち上り、本当に公衆便所の便器になった気分だ。

 最後の奴が帰っていき、彼が近づいてくる。

「もう許して下さい。。。お願いです。。。」

 声すらまともに出ない状態で、俺は彼の目を見つめることもできず、誰のか分からない精液と小便で濡れた地面を見つめて泣きながら許しを請う。彼は無言で俺を見下ろしていた。堕ちるところまで堕ちた奴隷男を見下ろしながら彼は何を考えているのだろうか。俺には分からなかった。

「そんなに辛いなら、もう俺の奴隷止める?」

 彼の冷たい言葉が降ってくる。

「・・・・・」

 俺は答えられない。今は辛い。辛いから止めたい。止めて欲しい。でも、明日になれば、反抗したことを後悔するに違いない。迷った。

「どうする?俺はどっちでもいいよ?」

 彼を見上げた。捨てられようとする犬のような情けない表情をしているに違いない。彼は冷静に俺を見下ろしている。

「嫌だ。。。捨てないで。ごめんなさい。。。もう言いません。だから。。。」

 俺は子どものように泣きじゃくる。こんな仕打ちをされて、それでも俺は捨てられたくないのか。俺は自分を信じられない気持ちで省みる。心は拒否しても、身体が勝手に彼を求めている。

「そう。だったら何でも俺の言うこと聞くんだね?これからも」

「はい。。。捨てないで。。。」

「分かった。じゃこれからも俺の物だよ。おまえは」

「はい。ありがとうございます」

 俺は地面に顔を擦りつけて許しを請う。彼は俺の前にしゃがんで手を差し入れ、俺の顎を持ち上げた。目の前に彼の顔がある。そして、予想すらしなかった行為に彼は及んだ。彼は俺の両頬を挟み、そして俺の口を彼の口で覆い、舌を差し込んできた。俺が怯んで、顔を引こうとしたが、彼は許さず強引に口づけした。彼の柔らかい舌が俺の中に入ってくる。

「汚いから。。。俺。。。誰のかも分からない精液と小便まみれだから。。。」

 信じられない気持ちで彼を拒否する。

「そうさせたのは俺じゃん。良く頑張ったよ。ご褒美」

 彼が破顔する。俺は溶けてしまいそうになる。彼はもう一度俺の口を吸い、舌を吸った。熱い口づけで、俺は一生彼の奴隷で良いと思った。壊れているに違いない。俺は既に壊れているに違いない。でも彼にこうされるだけで良かった。これからも酷い仕打ちを受け、それを彼の愛として感じるのだ。

 俺は彼の舌を差し込まれ、それだけで、触れることもなく、大量の精を吹き上げた。

それでも君が08(復刻:加筆修正版)

 3人目の男が俺の喉を犯し始めたと同時に、後ろに違和感を感じた。ひんやりとした物を肛門に差し込まれたようだ。括約筋を締めようとしたが、無駄な抵抗だった。冷たい液体が直腸を満たしていく。喉を犯している男は、その間も間断なく腰を前後させエラの張った亀頭を俺の喉に出し入れする。空えづきは続き、ほとんど腹筋が痙攣している状態だった。喉は熱を持ち始め、止めどなく溢れる涙と鼻水は俺の顔をぐちゃぐちゃにしていたが、後ろ手に縛られた俺には、男を押し返すこともできなければ、汚れた顔を拭うことすらできなかった。

 2度3度と流し込まれた液体が腸内を満たすと、猛烈な便意が襲ってくる。男達の前で垂れ流すことに耐えられず、俺は必至に肛門を締めていたが、背筋を這い昇ってくる悪寒に、いつまでも抗うことができないのは明白だった。強烈な腹痛に冷や汗が額を伝い、太股がプルプルと震えた。男達に限界であることを目線で訴えるが、ニヤニヤと笑いを貼り付けるだけで、一向に何かをしてくれる訳ではなかった。

 限界を超え、俺の意識は、肛門を締めることでいっぱい一杯だ。イチモツへの奉仕が疎かになったことに苛立った男は、俺の髪の毛を鷲掴みにして、さらに奥までいきり勃ったものをねじ込んでくる。気道を塞がれて呼吸ができず窒息しそうになる手前で男はマラを抜いたが、深く息を吸った瞬間に緊張がほぐれ、肛門が緩むのを感じた。

 あっと思った時には既に遅く、緩んだ肛門から大量の液体が迸り出た。ケツの下に洗面器か何かを宛っていたようで、プラスチックを打つ液体の音がびしゃびしゃと響いた。事前に腸内を十分洗浄していたため、汚臭はさほどでもなかったが、人前で、それも年下の複数の男達の前で排泄しなければならないことに打ちのめされ、頭の中が真っ白になる思いだった。

 腸内が綺麗であることを確認した男達は、後ろの穴も目標として定めたようだった。ローションがたっぷり垂らされると同時に、熱い固まりをねじ込まれた。広げもせず屹立した肉棒を突っ込まれたら堪ったものではない。激痛に叫ぼうにも喉を塞がれている。俺は身体を波打たせて耐えるしかなかった。

 さすがに突っ込んでしばらくは、俺が慣れるのを待ってくれた。傷みが徐々に引いてきて、穴がマラに馴染むのを待って、後ろの奴は腰を使い始める。ただ単に前後にピストン運動するだけの単純な動きだが、日頃から運動で鍛えている若い雄だけに尋常じゃない高速ピストンだ。ガツガツといった感じで、奴の腰骨が俺のケツタブを打ち、そのたびに太く堅いマラが俺の内蔵を突き上げる。上反り気味のマラは感じる部分を直撃する。小便が漏れそうな感じさえした。無理な体勢で、前後からマラに串刺しにされ陵辱される。

 俺が抵抗を諦めたのを見て取った奴が、後ろ手に縛ったジャージを解いてくれた。俺はやっとのことで、両手を付いて、四つん這いの安定した態勢を取ることができた。太股の痙攣は限界を迎えていたのだった。入れ替わり立ち替わり男達は俺の前と後ろの穴に堅いマラを突っ込み、延々と犯した。興奮が頂点に達しつつあるのを感じる。休憩を挟みつつも若い男達には、連続的な高ぶりを抑えることが難しくなっているようだ。息づかいが荒くなり、腰の動きに切羽詰まったものを感じる。イチモツの容積も幾分増しているような気がした。

「あぁすげぇ気持ちいい。無理。もう無理」

 俺のクチを犯していた男が、頭を抱え込んで忙しなく腰を振る。あまりの高速ピストンに歯を当てないようにするのが辛い。

「あぁぁ。いいぃ。たまんねぇ。。。イク。。。イク。。。イクッ」

 そう叫ぶや否や男は、クチから引き抜くと、イチモツを擦り上げた。次の瞬間、「ビュッ」と音がしそうな勢いで、白濁した粘液が俺の顔を直撃した。何度も何度も大量のザーメンが俺の顔に跳ね、どろりと垂れ落ちていく。もう少し目を瞑るのが遅ければ直撃していた。最初の1、2撃は、頭を越えて、さらに俺の身体すら超えて飛んでいったようだった。

 男は快感の余韻に浸りながら、ゆっくりとイチモツを扱いている。その男を押しのけて、両側に立っていた男達が俺の前でイチモツを扱き始める。やはり顔射したいようだ。彼らの昂りはすぐにやってきた。

「口を開けろ」

 俺は命令通りに口を大きく開ける。鼻息も荒く、男達の手の動きが早くなると同時に、ケツタブがキュッと締まり、太股が小刻みに震え、そして、鈴口が開いてザーメンが迸る。男達は俺の口に狙いを付け、粘液を迸らせる。全てが狙い通りに行くわけではなかったが、大量のザーメンが飛び込んでくる。俺は舌の上に溜まった大量のザーメンを男達に見せつけるように付きだした後、ゆっくりと喉を鳴らして飲み込んだ。

 男達は怯みつつも隠微な笑みで俺を見下ろしている。ケツを犯していた男も限界が近いようだった。

「マンコ最高。マジ気持ちいい。イクぞ!イクぞ!」

 ガシガシと腰を振っていた男は、俺のケツタブを鷲掴みにしながらイチモツで内蔵を抉り、粘膜を突き上げた。男の痙攣が伝わってくる。そして、尿道がドクドクとザーメンを送り出すのを感じた。男は粘膜に擦りつけるようにしながら余韻を楽しんでいる。

「すげぇ。泡だらけじゃん。孕む心配なからいいよね」

 男がまだ堅いままのイチモツをズルリと引き抜くと、俺の穴はポッカリと口を開けているに違いない。そして、次の男を誘うのだ。

「ケツ締めろ。ユルユルじゃねぇか!」

 俺はケツの穴に力を入れて締め付ける。

「おおぉ。締まる。すげぇ締め付け」

 男は膨らんだ亀頭で、入口付近を集中的に攻めてくる。次にスポット当たりを突くように攻めてくる。こいつはなかなかのテクニシャンだった。スポットを直撃されたとき、俺のイチモツから小水が迸った。突きを受けるたびに潮を吹く。コンクリートの床が見る間に濡れていく。最後に男は奥を攻めてきた。胃を突き上げられて痛みを感じるが、男はお構いなしに腰を振る。

「この淫乱マンコ野郎。感じるのか?この変態。オラオラオラ!」

 切羽詰まっているようだ。突きが激しくなる。腰を高くしてケツを突き出す。スポットが擦り上げられて最高に感じる。男が爆ぜる前に、俺のマラからザーメンがドロドロと溢れ出す。

「トコロテンしやがった。マジ淫乱だぜ。こいつ」

「うぅぅ。イクぞぉ!イクッ!!」

 男の突きが停止し、痙攣が伝わってくる。ドクドクとザーメンが注ぎ込まれるの感じた。俺は最高に感じていた。若い男達に輪姦されて感じまくっていた。脱力した男が俺から離れていく。即座に次の男が入ってきて、俺の穴を犯した。俺は既にトコロテンで果てていたが、それでも穴は疼いて快感を求めている。何人もの男に輪姦されて、蔑まれて、嘲笑されて、それでも俺は感じていた。

「このマンコ野郎が。ドロドロじゃねぇか」

「変態の汚いマンコ野郎。輪姦されて喜びやがって。性処理に使ってやるよ!」

「俺たちの若いザーメンを注ぎ込んで、壊れるまで犯しまくってやるよ!」

 汚い言葉を投げつけられて、俺は興奮していた。トコロテンで漏らしたにも関わらず、俺のマラは勢いを失っていなかった。男達のマラを突っ込まれてかき回され、穴の奥までトロトロに溶けて、熱を持っていた。もっと犯してくれ。もっと俺を輪姦してくれ。もっと俺を蔑んでくれ。もっと俺を罵ってくれ。壊れてしまった俺は、際限なく男達を、男達のマラを、男達の蔑みの言葉が欲しかった。

 涙と鼻水とザーメンで顔面をドロドロにしながら、小便を漏らし、ザーメンを漏らし、それでもケツを突きだして、穴を広げて男を求める。無様な姿を、初めて会った年下の男達に曝しながらも、それでも俺は興奮して、感じて、快感に酔っていた。

 そんな俺の姿を部屋の隅で冷静に眺めている男がいた。床に這い蹲って、男達に輪姦される姿を眺めている彼が立っていた。表情はあまり読めなかったが、瞳は淫靡な喜びに満ちているようだった。俺がさらに堕ちていくのを彼は喜んでいる。それだけで、俺は感じてしまい、内臓がさらに熱を持った。間断なく俺を囲む男達に犯されながら、彼に愛撫されているように錯覚する。

 俺は、さらにクチを開けて、男達のマラで串刺ししてくれるように求める。既に回復した男達は、再び俺を責め始める。若い男達の終わりのない性欲に満たされて、俺は幸せだった。

2023年1月31日火曜日

それでも君が07(復刻:加筆修正版)

 今の俺は、彼と彼が与える辱めや焦燥、放置、痛み、愛撫、快感、兪樾なしではやっていけないくらい依存してしまっていた。彼から届くメールが待ち遠しくて、恋する女子中学生みたいに、携帯を取り出してはアプリを起動したり、切り替えたりたりしていた。一度会うと、しばらくは音沙汰がなく、俺を焦らしているのは分かり切っていた。だから、1週間から2週間は全く連絡がない。今までの経験からそれが分かってはいても、もしかしたらとスマホとにらめっこをする。いつもそわそわと落ち着きがなく、同僚や上司から何度となく、最近の様子がおかしいと言われている。

 このままでは仕事に支障をきたしてしまいかねないくらい落ち着きがないのである。だが、分かってはいても自分ではどうしようもなかったのだった。そんな日々が2週間ほどが経ったある日の夕方、待ちに待った彼からのメールが届いた。その内容を怪訝に感じながらも、指定された土曜日の夕方に彼の通う大学へと向かった。

 大学を卒業してかなりの時間が経っているので、久しぶりのキャンパスは新鮮に感じた。土曜日の夕方ということもあってか、学生の姿はまばらだ。メインの通りを抜けて、建ち並ぶ校舎から少し離れると、ソフトボールなら四面は軽く取れそうなグラウンドに出た。グラウンドの周囲には体育館やスタンド付きのプール、武道場に球技場、そして体育会のクラブハウスが建ち並んでいた。

 俺が卒業した大学とは違い、運動系の施設は思った以上に立派だった。グラウンドの奥には、別の競技場があるとのことだったので、俺はクラブハウスの横を通り、さらに奥へと向かう。彼から着るように送られてきたウエアは、あまりに刺激的過ぎて人目が気になって仕方がない。

 それは、素材がポリエステルの真っ白いトライスーツで、ご丁寧に下半身の補強やあて布が切り取られてあるから、薄い化繊の布地を通して、完全に勃起したイチモツがクッキリと浮き上がっている。鍛えられた肉体にピッタリフィットして、筋肉の凹凸をそのまま浮き上がらせる生地だから、ほとんど素っ裸でいるようなものだ。もし、生地の色が肌色だったなら、遠目には素っ裸の男が歩いているように見えただろう。

 艶のある化繊越しに見る肉体は、あるいは全裸でいるよりもエロいかもしれない。女学生と対面しようものなら、「変態」と悲鳴を上げながら走り去るに違いない。警察沙汰になっては、大変なので、指定された場所にたどり着くまで、ゆったりとしたジャージの上だけ羽織って良いことになっていた。

 指定された第2競技場の裏にたどり着いた。ここは、キャンパスでも最端部のようで、鬱蒼と茂る森の向こうは隣の敷地のようだ。休みと言うこともあって、付近に学生の姿はない。俺は、覚悟を決めて、ジャージを脱ぎ、競技前に行うストレッチを始める。伸縮性に富むトライスーツは、俺の筋肉の動きに追随し、ピッタリとフィットしたまま一部の隙もない状態を保つ。身体を前後に曲げる運動をするたびに、勃起した股間を突き出し、濡れたケツを突き出すことになる。もしその様子を誰かが見ていれば、変態がこれ見よがしに運動していると思うだろう。適度な運動で、軽く汗をかき、薄い生地がしっとり濡れて、さらに、エロさが増していく。

 遠くからかけ声とともに、複数の揃った足音が聞こえてきた。集団でランニングを行っているようだった。その声と足音は、少しずつ大きくなるようで、こちらに向かっていることが察せられる。胸の鼓動が激しくなり、喉が渇いて仕方がない。彼の命令だったから、俺は体操を止めることができない。明らかに集団はこちらに向かっているようだ。

 果たして、彼らは日常のランニングコースを走っているだけなのだろうか。それとも、意図してこちらに向かっているのだろうか。顔が上気し、俺の股間は意に反してますます硬度を増す。

「イッチ、ニッ、イチニィサンシィ」

 かけ声とともに、ザクザクと地面を踏みしめる足音が近づいてくる。第2競技場の建物角を曲がった10人程度の集団が、規則正しい隊列を組んで、かけ声とともにやってくる。

「イッチ、ニッ、イチニィサンシィ」

 何事もなかったかのように集団が俺の横を通り過ぎるかに思えた。しかし、一旦通り過ぎた集団の中に、かけ声でない雑音が混じる。少し行きすぎたところで、彼らはUターンして、こちらに戻ってきた。かけ声は止み、ザクザクと地面を踏みならす少し乱れた足音が戻ってくる。

「変態みっけ」

 先頭の屈強な身体をした学生が、いやらしい笑みを顔に貼り付けて俺を舐めるように見た。バラバラと隊列を崩した学生に俺は取り囲まれる。

「こんなところで何してんの?おじさん」

 俺の動きは固まる。おじさんって!そんな年じゃない!と抗議の視線を送るも、まったく相手にされない。

「でかいチンチン勃起させて、エロい格好で何してんの?」

 遠巻きで俺を囲んでいた輪が少し縮まる。

「俺たちを誘ってる?突っ込んで欲しいの?」

 股間を節だった拳で揉みしだきながら、口々に野卑た言葉を投げつけてくる。俺は恐怖を感じはじめ、動きを止める。

「そんな鍛えられた身体してんのに、穴は濡れてる?もしかして」

「犯っちゃおうか?」

「犯っちゃおうぜ。こんなエロい格好で、こんなとこにいるんだから期待してんでしょ」

「若い雄に輪姦されて喜ぶ変態なんでしょ?」

 雄の汗の臭いに噎せそうになるほど、濃厚な空気が俺を包みこみ、思考が停止する。

「とりあえず、部室に持ち帰ろうぜ」

 先頭だった男が、俺の脱いだジャージの上着を拾って、有無を言わせず後ろ手に縛った。筋肉の鎧をまとった男達に囲まれて、俺は抗うことも出来ず自由を奪われる。着いて来いと命令され、彼らに取り囲まれたまま歩き出す。

 部室はそれなりの規模の鉄筋コンクリート製で、10人くらいの人間が入っても十分余裕のある部屋だった。体育会系の学生達らしく、競技用のユニフォームや練習着がベンチなどに散乱し、飲みかけのペットボトルが転がっている。洗っていないユニフォームを放置しているのか、饐えた臭いが部室に充満しており、体温の上がった男達からさらに汗くさい臭いが立ち上っていた。

 俺は部屋の中央に引き出され、跪かされる。ニヤニヤ笑いを顔を貼り付けた男達に取り囲まれ、恐怖に萎縮する。ケツの穴がキュッと締まる思いだったが、股間の勃起は静まってくれない。

 先頭だった男がどこからかハサミを持ち出して、俺のトライスーツの股間とケツの部分に穴を開けた。解放されてブルンと踊り出したイチモツは、竿に血管を浮き立たせ、膨らんだ亀頭はくすんだピンク色に艶やかに光っていた。鈴口の割れ目から透明な粘液が溢れ出し、重力に引かれて床に向かって垂れ落ち、蜘蛛の糸のように鈍く光る。汗をかいて濡れたケツの割れ目から、発情した雌の印を漂わせているのか、男達の目の奥がギラリと光を放つ。

 俺は後ろ手に縛られ、上半身を前掲し、両膝を開いて力を入れなければ倒れ込んでしまいそうな格好で跪いている。情けない格好のまま彼らの足下を見つめるしかなかった。ひとりが一歩前に進み出て、俺の髪の毛を鷲掴みにし、引きずり出した蒸れたイチモツを口に突っ込んできた。小便と汗が混ざった不快な臭いが鼻孔に広がるが、俺は抗うことも出来ず飲み込むしかなかった。

「歯を立てんじゃねぇぞ」

 後頭部を両手で抱えるようにして引き寄せられ、イチモツが喉に侵入する。異物を押し戻そうと、反射的に胃液が逆流して口の端から吹き出す。少し緑がかった白濁の胃液が迸り、床を汚す。しかし、男は意に介せず、口にイチモツを突っ込んだまま腰を前後させて喉を犯す。たちまち鼻水が垂れ、涙が溢れ出して俺の顔はドロドロになる。

「すげぇ締まる。気持ちえぇ~」

 男はガシガシと腰を振り、自分だけの快感を楽しんだ。俺は身体を支えているのがやっとの状態で、冷たい男達の視線に見下ろされ、屈辱と恐怖のあまり抵抗ができない。しかし、俺の股間では、さらに硬度を増したイチモツが俺の意思とは関係なく、重そうに揺れている。精神的には縮み上がっているにも関わらず、俺のM性は更なる仕打ちと刺激を求めてズキズキと疼く。痛みと快楽の信号が混線した神経は、ますます熱を発して駆けめぐり、俺を深みへと落としていく。

 最初の男が、俺の胃液と涎で濡れて、ヌラヌラと妖しく光るイチモツを引きずり出すと、次の男が入ってきて、俺を犯した。もうはき出す胃液もなくなってしまい、空えづきが俺を苦しめる。胃と食道の肉の管が、伸びたり縮んだりして体力だけを奪っていく。男達は涙と鼻水でドロドロになった俺の顔を見下ろし、肉食獣の冷淡な嘲笑を貼り付けて、楽しそうに笑っている。2人めの男もまた、精をはき出す前に次の男にタッチする。楽しみながら俺を徹底的にいたぶり、快楽を追求するつもりのようだ。喉を食い破られ、内臓を食いちぎられて、バラバラにされるような絶望的な気分に落とされていく。

 俺はどこまで落ちれば良いのだろうか?