2018年5月29日火曜日

肉体の檻01


 子供の頃から、ひとり自然の中を遊び場にして過ごすことが多かった。友達がいないわけじゃなかったけれど、ルールに縛られて、集団で行動しなければならない野球やサッカーなどの球技が苦手な変な子供だった。
 大学生になった今でも、男女を問わずつるむのが苦手で、体育会やサークルなどに所属していない。ただ、身体を動かすのは好きだから、肉体を追い込んで、鍛えることを欠かさずに続けている。
 大学には、トレーニングセンターがあって、立派なトレーニングマシンが揃っているし、有り難いことにフリーで開放されているから、講義が終わってから時間を持て余すこともない。トレーニングカリキュラムを独学で練り上げ、ひとり、黙々とトレーニングをするのだ。
 俺にとっては、ストイックに肉体を追い込むことが、ある意味快感なのだ。自分自身を虐めることが快感だなんて、変態なのだろうか?、ドMなのだろうか?と疑ってみない訳ではないのだけれど、俺自身の気質なのだから仕方がないと遠い昔に諦めることにした。
 その結果として、ボディビルダー部の選手にスカウトされるくらいの肉体を手に入れたのだが、その誘いに乗ることもない。つるむのが苦手だってのも勿論あるけれど、それ以上に、多くの人の前でポーズを取って自分の肉体を自慢する行為に羞恥を感じるからだ。
 誰かに褒めて欲しくて肉体を追い込んでいるわけではなかったし、ましてや大会に出場して人と競うなんてまっぴらだった。

 休日のある日、大学近くの繁華街を歩いている時のこと、とある男性に声を掛けられた。
「すみません。ちょっといいですか?」
 20代前半くらいの男は、爽やかな笑みを浮かべ、透明な眼差しを俺にまっすぐ向けて、静かに話しかけてきた。
 実は、町中で男に声を掛けられたのは初めてではない。自衛隊の勧誘だったり、胡散臭い芸能関係のスカウトだったり、はたまたゲイビデオの勧誘だったり、はっきり言って大概はろくなことがない。
 顔にゲイですと書いて歩いているのだろうかと悩んでしまうくらい、その手の勧誘は多い。これでも、若い健康な男なのだから、セックス自体に興味はあるし、気持ちいいことも嫌いじゃない。事実、セックスに対するタブー心理は少なくて、気持ちよければ、別に男性でも平気な部類の人間ではあるけれど、敢えて男と寝たいとは思わない。
 ただ、声を掛けてきた男があまりにも綺麗な佇まいだったので、興味を持ったのは事実だ。身長は俺と同じくらいだから180cmくらいで、今どきの若者の例に漏れず顔が小さい。手足が長い一方、肩幅が広く、ポロシャツの袖から覗く二の腕と盛り上がった胸筋が、充分に鍛えられていることを物語っている。特筆するほどの美形ではないけれど、バランスが取れていて、何よりも愛嬌のある表情から、人の良さが伺えた。


「俺さ、ゲイなんだけど、君とエッチしたい。ダメかな?」

 純粋無垢とも呼べる脳天気な笑顔を浮かべて、男は唐突に、無体なことを言った。

2018年5月16日水曜日

夜這い屋04


心とは裏腹に徐々に下腹部が反応を始める。いい感じだ。マンコはトロトロで粘膜が絡みついてくる。素質がある奴は、最初から感じてしまうものだ。現にこいつは反応を始めている。言いようのない何かがマンコの奥に居座って、ジリジリと広がって、侵されてゆく。
最初は良く分からない小さな芽吹きだが、段々とそれは存在感を持って、熱く花開く。呼吸が上がり始めた。何か良く分からないものから、明らかに快感へと昇華し始めているのだ。こんなエロいケツマンコだったら、さぞや売れることだろう。今は狂犬に咬まれたぐらいにしか思っていないだろうが、時間が経つと、意に沿わずケツが疼くのだ。また、あの時のように犯されたい。陵辱されたいと。
乳首は完全に勃起した。タチでも乳首が性感帯の奴は多い。そして、その性感帯はマンコのスイッチでもあったりする。乳首が感じれば、マンコの快感に直結しやすい訳だ。ペニスも完全に勃起した。ねっとりと、焦らすように、オイルで濡れた手の平を使って捏ね繰り回す。腰が反応し始めた。我知らず、快感を求めて、腰が動いている。より気持ちのよいポイントを調整して、腰がくねる。いいマンコだ。落ちたな。

俺はあえて、マラを抜いた。そんな殺生な。生殺しは勘弁してくれ。そんな心の声が聞こえてきそうだった。退散する準備をした。メールで依頼者に報告する。
ケツを無理やり犯してやるだけでなく、落としてやったぞ。立派なマンコ野郎の出来上がりだ。おまえが、朝までハメまくってもいいし、タチを読んで輪姦してもいい。後は好きにしてくれ。部屋の鍵は開けておく。手足の拘束もそのままだ。
まだ、犯り足らないと天を突くマラに、仕事が終わったことを言い聞かせ俺は退散した。念のために隠しカメラを仕込む。さて、依頼者はどうするだろうか?

夜這い屋03


相手の目を覗き込みながらケツを犯す。痛みに耐えながら、陵辱されることを受け入れた力のない目で見つめ返してくる。初めて自分を犯した男の全てを見つめておこうとするかのように。なかなかの玉だ。気に入った。だとしたら、丁寧に犯してやろう。お前を落としてやる。男の感じる部分に先端を宛がい、ゆるゆると突き上げる。
今はまだ痛みだけで何も感じないだろう。だが、その痛みが遠のき始め、意識が緩み始めたとき。そうだ。もっと弛緩しろ。俺を受け入れろ。お前は食い殺される草食動物なのだ。俺に身を委ねろ。安心しろ。食いはしない。内臓を食い荒らすだけだ。それも丁寧にな。

男の眉間の皺が少し緩んだ。痛みを伴わず犯られる術を少しずつ身に着けていくんだ。それが、心と体の安定を保つためだ。これは、事故だ。これは、ただの事故だ。明日になれば忘れてしまう。そう念じていろ。そして、俺を受け入れろ。
縮こまっていたペニスが少しずつ緩み始めている。感じてはいないが、緊張が少し解けてきたようだ。所詮、おまえがいつもやっていることなのだ。無理に犯したこともあるだろう。嫌がる、または痛がる相手を自分の欲望と都合だけで、犯したこともあるだろう。だからこその罰なのだ。それが、今、ブーメランのように自分に返ってきただけのことだ。さぁこれから夜の営みを始めようぜ。朝までは、まだたっぷり時間がある。

強姦して、羞恥と罰を与えることから、落とすことに作戦変更した。となると、落とすためには快感を与えなければならない。つまり、ケツを犯されながらペニスを完全勃起させれば調教は半分完了したようなものだ。もう一度、ひっくり返しケツを高く持ち上げさせ、引き寄せた。存在感のある弾力のあるケツは掘り甲斐がある。処女ケツだから、もちろん締まりも良い。そして、ここが肝心なところなのだが、処女にも関わらずねっとりと絡んでなかなかの名器といえた。こいつは良いマンコ野郎になることだろう。奥まで突っ込み腰をグラインドさせる。
どうだ?逆に突っこまれる感覚は?
耳元で囁く。もちろん無言だ。気持ちよいと啼く訳もないだろう。別にそんなことを期待していない。前立腺を集中的に責めた。そして、片手で乳首を優しく愛撫し、もう一方で玉と竿を擦る。全ての快感を同時に、粘り強く、優しく、刺激的に、緩急をつけて。
マンコが疼いてこないか?奥から何かが溢れてくるだろ?痛みの後に、よく理解できない重い疼きを感じるだろ?少しずつ、それは膨らんでくる。小さな塊が少しずつ大きくなってくる。その塊はおまえのマンコ一杯に広がっていく。とろとろと、粘膜が溶け始め、熱く熱く熱く。
乳首とペニスとマンコの同時責め、そして隠微な言葉が男の頑ななガードを解かす。ペニスが少し膨らんだようだ。前立腺への攻めは執拗にねばり強く。男の焦りが手に取るように分かった。心とは裏腹に身体が徐々に反応を始める。ほら。もっと開くんだ。解放しろ。マンコ野郎に落ちちまえ。

夜這い屋02


手枷をすぐに嵌められるように用意して、掛け布団を剥いだ。次の瞬間には、手際よく男の両手をまとめ、手枷で拘束した。男はまだ目覚めない。就寝してから今が丁度深い眠りについている状態だ。ノンレムだとすると少しくらいのことでは目覚めない。
足首も拘束し、口を開けさせて、ボールギャグを嵌める。暗闇の中で、暗視カメラのRECマークだけが、仄かに光っていた。ターゲットはやっと目を開けた。廊下から挿す僅かな光で、部屋に他人がいることを察知したようだ。しかし、反応は鈍い。自らの部屋でひとり眠りについたのだから、何が起こっているのかを理解するまで時間が掛かるのは仕方がないことだ。
俺は、ゆったりと男を見下ろしていた。これは夢ではなく、何か様子が可笑しいことに思い至ったようだ。そして、手足の自由が利かないこと、口を開けようにも拘束されて思うようにならないことを理解したようだ。
そこで、ことさらゆっくりとした動作で、ホルダーからナイフを抜くと、男に近づいてゆく。男は目を見開いて、後ずさりしようとするが、すぐ後ろは壁だ。両手をまとめられた手を振り回して、近づくなと必死に訴える。すばやく、男の直近に滑り込み、ナイフを頬に当てる。
「大人しくしろ。いいか?」
男は、ただただ頷くしかない。パジャマ代わりの白いカットソーの首のところからナイフを差し入れ、一気に切り裂く。驚愕しながら、細かく震え始める。コットンの七部丈のパンツも引き裂く。ローライズのボクサーパンツを引き摺り下ろすと、玉と竿が縮こまっていた。

逆に、ギンギンに勃起した俺のペニスをズボンから引きずり出し、男に良く見えるようにしてやる。男はバリタチだと聞いた。ケツは無理なのだそうだ。ならば、今日、処女をいただくことにしよう。足首を持って、ベッドサイドから引きずり出す。逃げようともがく男に馬乗りになって、ナイフをちらつかせる。
「どちらがいい?死にたいか?それとも強姦だけで済ませるか?俺はどちらでもいいぞ?」
男は抵抗を止めた。俺の落ち着いた様子に、抵抗しても無駄だと諦めたのだろう。糞まみれになるのは勘弁なので、イチジク浣腸を2本突っ込んでやった。
 


ゴロゴロと腸内が催しているのを感じる。男は冷や汗をかきながらケツの穴を占めていた。部屋中を糞だらけにしたくはないだろう。フゴフゴと不自由な口で何かを訴えかけてくる。もう限界だとでも言いたいのだろう。だが、そう簡単には開放してやらない。我慢に我慢を重ねてこそ、開放感が快感に化するのだ。痙攣を起こしそうになっている男を引き立て、便所に突っ込んだ。立て込まれでもされると面倒なので、ドアは開けっ放し。不平を言いたいところなのだが、それどころではない。便器に座ったとたん、盛大な音とともに堪らない匂いが充満する。だが、俺はプロだから、これくらいでは動じない。最悪の場合、糞まみれになろうが強姦することもあるのだ。仕事だから仕方がない。それなりの報酬を貰うのだから、贅沢は言ってられないのだ。
呆けきった男を引き立てて、風呂場へと向かう。シャワーヘッドを外し、ケツに突っ込む。何度か洗えば、綺麗な湯しかでてこなくなる。そして、再びベッドルームへ引きずってゆく。フゴフゴでは面白くないので、ボールギャグを外した。
「やっ止めてくれ。。。どうして。。。あんたは誰なんだ?どうして、俺を。こんなことを」
五月蝿いのでもう一度ボールギャグを咬ますかどうか悩んだ。俺は勃起したペニスに持参したゴムを被せ、オイルを塗る。男の首根っこを押さえ込んで、無理やりケツを引き付ける。暴れようとするので、耳元で囁いた。
「まだ分かってないようだな。お前はこれから犯されるんだよ。強姦されるんだ。覚悟しろ。それともケツにナイフを付きたてられる方が好みか?」
男の抵抗が止む。

静かになったところで、一気に突っ込んだ。叫びそうだったので、その辺のカットソーの切れ端を口に突っ込んだ。ぐぅぉーあぐぐぅぅうぅぐぅぅ。
そりゃそうだろ。広げもせず、処女ケツに突っ込まれたら堪ったもんじゃないはずだ。これは、罰なのだから、痛いのは仕方がない。刃物を突き立てられないだけ良しとすべきだ。俺は腰を振り、ペニスを男の内臓に突き立てた。泣きながら耐えている男を犯すのは最高だ。ますます興奮してきた。男をひっくり返し、両足を肩に乗せて犯す。男は眉間に皺を刻み、眦から涙を零した。こちらを見ようとしないので、無理やり正面を向かせ、目の中を覗き込みながら犯した。ケツがオイル以上にヌルヌルする。血が出ているのかもしれない。
残念だが、俺は早くない。しばらく、罰を受け続けることだ。