2023年10月18日水曜日

ユニフォーム08

 俺は後ろ手に両手を組んで、無抵抗を貫く。彼は俺の頭をホールドし、遠慮することなく突いた。

「さすが、今まで叩き上げてきたバリバリの野球部ですね。躾する必要がない」

 全てを受け入れる覚悟の目を覗き込んで、ニンマリと笑いかけてくる。

「じゃ。シャワー浴びましょ」

 ドロドロになった巨根を抜き、肩をポンポンと叩く。喉は胃酸で焼かれ、汚物の匂いが鼻腔に充満していたが、変な充実感があった。シャワーブースに一緒に入り、頭から熱い湯を浴びる。洗顔フォームを泡立て、俺の顔や首筋を丁寧に洗ってくれる。そして、ボディソープを身体中に塗りたくり、肌を重ね合わせた。飽きずに舌を吸いあって、ディープキスした。互いの股間はギンギンに勃起したままだったが、後の楽しみのために、あえて扱くことはしない。

 ディープな触れ合いをたっぷり楽しんだ後、彼が先にシャワーを上がる。促されるまでもなく後ろの準備が必要だからだ。シャワーヘッドを外し、後ろに湯を突っ込み、トイレに走る。便器の中が汚れなくなるまで、何度も繰り返した。準備を終えて、ベンチに座って待っている彼のもとに向かう。雄々しく屹立する巨根は、若々しいピンク色の亀頭が艶々と光り、先走りが糸を引いている。もう一度、しゃぶろうとしたが、止められた。

 彼に促されて壁の大鏡前に移動する。巨根を尻の割れ目に擦りながら、後ろから俺を抱きしめ、指先で乳首を摘む。あまりの甘美な快感にめまいがする。もう片方の指先が口元に差し出されたので舌で包み込んでねっとりと舐めた。

「先輩、すげぇエロい顔してる。チンポから涎が垂れまくりじゃん」

 俺の涎で濡れた指が後ろの粘膜に差し込まれる。思わず吐息が漏れてしまった。自分では何度も慰めてきたから、指を突っ込むことは慣れていたが、他人の指がこれほど気持ちいいとは想像外だった。柔らかな俺の粘膜が彼の指先で愛撫されるたび、太腿が震えて立っているのが辛かった。

「ほら、肩幅に両足広げて、鏡に両手付いて。そう、もっと尻を突き出して。綺麗だよ。先輩のマンコ。まだ、誰も突っ込んでないんだよね?ここ」

 恥ずかしかったが言われるままの格好をし、うなずいた。彼は尻の両タブを押し広げ、ゆっくりと指を奥まで突っ込んだ。そして、指先を小刻みに動かして、腸壁越しに前立腺を刺激する。

「気持ちいい?ここでしょ?先輩のマンコ、温かくて熟れて本物のマンコみたい」

 恥ずかしいことを平気で口に出す。

「早くここに突っ込みたいけど、ゆっくりと準備しないとね。ここが伊達にケツマンコと呼ばれてないことをじっくり教えてあげるよ」

 二本めの指が中に入ってきて、括約筋を緩めつつ、繊細な粘膜をねっとりと擦る。彼の指が根本まで俺の中に入っている現実が信じられない思いだ。どれほど自分で慰めても、これほどの快感を味わったことがない。好きな人に愛撫されることの喜びが染みてくる。

「いいよ。我慢しなくていいからね。全神経をマンコに集中して俺を感じて。声出していいからね」

 念入りに俺の粘膜が愛撫され、精神も肉体も弛緩して、快感のままに受け入れる準備が整ってゆくのが分かった。

「ほーら。いい感じ。締めなくていいよ。解放するんだ。先輩のありのままでいいよ」

 既に、指は三本になっていた。早く彼を受け入れたくて、俺のマンコはドロドロに溶けている状態だと思う。彼の指先の動きに応じて、母音系の音がだらしなく漏れた。指がゆっくり抜かれ、用意してあったらしいローションをたっぷり手のひらに取り、巨根に塗り拡げられている。尻の割れ目に冷たいローションが垂れ流され、巨根の先で掬い上げ、上下に動かして塗り拡げてよく。先端が開き始めた敏感な粘膜に充てがわれ、ゆっくりと侵入する。先端が埋没したことを感じ取った彼の両手が俺の腰を鷲掴みにする。メリメリと肉を裂き、硬い巨根が入ってくる。

「あぁあぁあぁぁぁぁぁぁ」

 多少の痛みはあったが、念入りに愛撫してくれていたから恐怖はなかった。初めての硬い肉の棒が俺を穿つ。筋肉を押し広げ、粘膜を擦り上げながら男が入ってくる。夢にまで見た瞬間を迎えて、俺は壊れそうなくらい興奮していた。


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