2019年7月30日火曜日

一人旅08

部屋に戻って、窓辺で涼みながらビールを飲む。沢を渡る風が心地よく、温泉で温められた身体を内外から冷やしてゆく。中瓶が半分ほどになったころ、控え目なノックがあった。
「やぁ。遠慮なく入って」
 湯上がりの彼を迎え入れ、新しいグラスにビールを注いでやると、美味そうに一気に流し込んだ。風呂上がりの冷えたビールは格別である。だが、彼にはゆっくりビールを飲んでいる余裕がないようで、発情したとりとした目で訴えかけてくる。
 窓辺のチェアにゆったりと両足を大きく広げて腰を下ろすと、彼はその場で全裸になって、はだけた浴衣の股間に跪き、頭を突っ込んできた。もちろん、浴衣の下に下着は身につけていないから、俺自身をすぐに咥えることができる。彼の口の中で容積を増し、硬さを増し、屹立してゆく。
 こんな田舎の鄙びた旅館で板前をしていれば、心ゆくまで逢瀬を楽しむ機会などないに違いない。彼の興奮が、そのしゃぶり方から如実に伝わってきて、愛おしくさえ感じた。
「存分に味わうといい。君さえ大丈夫なら何時間でもしゃぶっていて良いし、後ろが疼きだしたら素直にそう言え。満足するまで感じさせてやる」
 股間に頭を突っ込み、必死に俺自身を慰めながら彼は何度も頷く。慌てなくていい。所詮は、あてのない一人旅だ。もし、君が望むなら、もう一泊したって良いのだから。
 彼を促して、場所を布団に移した。浴衣を抜いで全裸になって、布団に仰臥する。脚の間にちんまりと蹲って、俺自身を呑み込んで、本当に美味そうにしゃぶる。
「しゃぶりながらでいいから、こちらに尻を向けろ」
 彼は申し訳無さそうに、身体を入れ替えて俺を跨ぎ越して尻をこちらに向けた。プリケツを割って奥を晒すと、黒ずんでいない小さな蕾が息づいている。舌先で優しく舐めてやると、感じるのか鼻声で鳴きが入る。尻タブを両手で開いて粘膜を露出させ、舌先で刺激する。下半身に細かい痙攣が走り、先走りが溢れ出た。下半身に唇が付くまで俺を飲み込み、吐き出しては舌を絡める。彼の動きが、この上ない興奮を物語っていた。
「ほら。おまえのマンコが捲れ上がってきたぜ。真っ赤な粘膜が充血してとろりと溶けてきたか?自分で広げて見せろ」
 逆に彼を布団に寝かせ、尻の下に枕を当て、M字開脚させる。
「もっとケツを上げろ。開いてマンコを晒せ。俺が我慢できなくて突っ込みたくなるように誘ってみろ」
 煌々と電気は灯ったままだからあまりの恥ずかしさで泣きそうな表情をするも、両手の指で尻タブを全開して、粘膜を晒す。先走りは止めどなく溢れ、細い糸を引いて落ちていく。指の腹で粘膜を撫でてやると電気が全身に走ったごとく、痙攣した。これ以上、お預けを食らわせるのも可哀想になってきた。
「お願いしろ」
「ください。兄貴のデカマラを俺のマンコに突っ込んでください」
 先端をあてがい、ゆっくりと腰を沈めてゆく。この肉を裂き、粘膜を割って、侵入する快感が堪らない。

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